呉 海上自衛隊 護衛艦見学会 (その1)
平成16年4月18日に呉にて行われた護衛艦の見学会です。イージス艦、支援艦含め24隻が係留、一部が一般乗艦公開されました。全て、本ホームページ掲示板に時々現れるお友達 mori さんによる撮影です。たくさんあった写真をとんぺいが選定、編集、レタッチしました。

会場風景

左から「さわぎり」、「たちかぜ」、「ひえい」、そして最新イージス護衛艦「ちょうかい」である。ステルス性の付与、そして大型化で左の3艦とちょうかいは艦橋構造他が著しく異なり、竣工年月の違いを感じさせる。
左から「はるさめ」、「たかなみ」、「おおなみ」の3隻
上の写真のアングルを変えたもの。右から2隻目の昭和49年竣工の「ひえい」は当時5050tの大型艦であったが右の巨大艦橋の「ちょうかい」(7250 t)に比べるととても小さく見える。
左から「はるさめ」、「たかなみ」、「おおなみ」、「いなずま」、「いかづち」、「はたかぜ」の6艦。レーダーパネルと白いレドームを備えた20mmCIWS(艦橋前)が共通して目立つ。
近くに係留されていた2隻の潜水艦。秘匿性確保のため艦番号が書かれていないので艦名不明。
護衛艦あさぎり

護衛艦あさぎり型のネームシップ。1番艦あさぎりは昭和63年に竣工。基準排水量3500 t 。フォークランド紛争の戦訓を入れて「はつゆき」型を改良した艦。全長137m、速度30ノット。76mm単装砲×1、20mmCIWS×2、ハープーンSSM4連装発射筒×2、シースパロー短SAM8連装発射機×1、アスロックSUM8連装発射機×2、3連装短魚雷発射管×2、そしてSH−60J哨戒ヘリコプタ1機を搭載する。昭和63年3月就役。同型艦は本艦含め8隻。
艦番号151の艦首部。前から76mm砲、アスロックSUM8連装発射機が見える。奥の艦は第2世代のベテラン艦「あさかぜ」
配布パンフレットの表紙
艦前部。前檣のレーダ配置がよく分かる。一番前の白いドームは20mmCIWSの追尾レドーム
艦中央部2つの煙突が見える。ガスタービン4基で54000馬力、30ノット
後部ヘリ格納庫。SH−60Jヘリコプタを1機格納できる。
OTOブレダ社製62口径76mm単装速射砲。最大射程16300m、最大発射速度80発/分
代表的護衛艦装備のアスロック8連装発射機。空中を飛翔し、遠隔操縦で目標海面上空でパラシュートを開き着水し、水中に入ってからはホーミング魚雷のように行動する。最大射程約9km、空中速度約マッハ1
艦尾部に設置されたシースパロー短SAM8連装発射機。射程13km、高度3000m、ミサイル速度マッハ3
4連装のはずだが何故か2連装×2基のハープーンミサイル発射機。1977年に米軍で実用開始アクティブレーダーホーミング。射程約110km
20mmCIWS(Close in Weapon System)。近接する敵ミサイル、航空機を高速追尾で撃墜する。銃身数6、発射速度3000発/分。殆どの護衛艦に2基が搭載されている。
3連装短魚雷発射管。長魚雷(全長約7600mm)は潜水艦などに装備され対艦用だが、短魚雷(全長約3400mm)は水上艦艇や航空機にも装備される対潜水艦魚雷。電池駆動の音響ホーミング式
6連装チャフ発射機
護衛艦こんごう

多目標に同時対処できるイージス防空システムを搭載した大型艦。7250 t。全長161mガスタービン4基で100000馬力、30ノット。本型は最新艦「ちょうかい」まで本艦含め4隻が就役。Mk41VLS(スタンダードSAM、アスロックSUM)×2、127mm単装砲×1、20mmCIWS×2、ハープーンSSM4連装発射筒×2、3連装短魚雷発射管×2を搭載する。平成5年3月就役。
艦首部から見た「こんごう」。海上自衛隊の護衛艦では最大艦である。
配布パンフレットの表紙
本艦型を特徴付ける前艦橋。司令部施設の拡充を図ったこともあり、大型となった。写真中央付近の白いものがフェーズドアレーレーダ。90度おきに4基装備され、艦全周をスキャンする。2次戦中の日本の10000 t 重巡高雄型を連想させる。
前艦橋を前方から見たところ。中央の白いものは20mmCIWS。ステルス構造のため角張っている。
54口径127mm速射砲。イタリアOTOブレダ社製。初速約800m/s、最大射程約24000m、発射速度約40発/分
近接防空用の20mmCIWS。発射速度3000発/分。大型だからか艦橋前面の中段に設置されている。
イージス防空システムにも対応したVLS(Verical Launching System)。「こんごう」型では前部は写真の32セル、後部は64セルのMK.41型を装備。「こんごう」型ではスタンダードSAMを74発、アスロックSUMを16発を備える。
2基の煙突を中心とした艦中央部。4基のガスタービンで100000馬力を出力し、最大速度は約30ノット。
前艦橋側部の通路。一般的にはここは露天であるが、それをエンクローズド式にしたことで艦橋が一層大きく見える。
上2枚写真でも中央部に見えるハープーンSSM4連装発射機2基。20mmCIWSと並び、日本の護衛艦に代表的に搭載されるミサイル。
下は3連装短魚雷発射管。左は護衛艦「ありあけ」
後部艦橋。左上の白いものは20mmCIWS。左写真中上とこの写真の右にはそれぞれ前艦橋に張り付けられた後方用フェーズドアレーレーダが見える。
ヘリ発着指揮所を兼ねた後部艦橋と赤く塗られた消火用放水銃
後部VLS。スタンダードSAMとアスロックSUMが混在され後部だけでは64発装備できる。
後部ヘリ甲板。格納庫はないが離発着できる。
「こんごう」の艦尾(手前)と「ありあけ」の艦尾。平板的なのは艦内体積をかせぐためであろうか。
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