Joe Walsh
1947年11月20日、カンザス州Wichita生まれ。ハードロックバンド、James Gangのリーダーとして活躍後、1975年12月にBernie Leadonに代わりEaglesに加入。翌1976年に発表されたアルバム"Hotel California"で"Life In The Fast Lane"、"Hotel California"などの曲でハードなギターソロを聴かせ一気に人気者となった。
時を同じくしてソロ活動も行い、Eaglesのライブでも好評な"Life's Been Good"や"All Night Long" (これはジョン・トラボルタ主演の1980年映画"Urban Cowboy"のサウンドトラックに収録)といったヒット曲を放つ。1994年のEagles復活コンサートにももちろん参加、来日も果たした。
ギタリストだけではなく、キーボーディストとしても才能を発揮。また、トーキングモジュレータを駆使した独特のギターサウンドも聴かせてくれる。ライブで必ずやるJames Gang時代の名曲"Rocky Mountain Way"でのトーキングモジュレータソロは必聴。
オフィシャルHP: http://www.joewalsh.net/
関連アーティスト: Eagles, Glenn Frey, Don Henley
Ordinary Average Guy
Label & Number: Epic/Pyramid 47384
Produced by Joe Walsh & Joe Vitale
Tracks:
01: Two Sides To Every Story
02: Ordinary Average Guy
03: The Gamma Goochee
04: All Of A Sudden
05: Alphabetical Order
06: Look At Us Now
07: I'm Actin' Different
08: Up All Night
09: You Might Need Somebody
10: Where I Grew Up (Prelude To School Days)
11: School Days
痛快ロッカー、Joe Walshのソロアルバム。とにかく彼はイーグルスのメンバーの中でも異端的な存在ではあるが、時折とても美しいメロディーを書いたりするもんだから米国ではかなり高い人気を誇っている。
そんな彼の1991年発表のソロアルバムは、旧友Joe Vitaleを共同プロデューサーに迎え、非常にいきいきしたギターを披露してくれる。
ソロアルバムでの彼らしいハードな一面は冒頭の"Two Sides To Every Story"の歪みまくったハーモニカのイントロと、それに続くタイトなドラムスを聴くだけで堪能できる。もちろん彼のハードなギターとロックンローラーらしい強いヴォーカルも十分楽しめる。同様に、ひたすら略語が登場してくる"Alphabetical Order"、シンプルな曲に彼の(意外と)伸びのあるヴォーカルが聴ける"Look At Us Now"あたりはまさにロッカーJoe Walshらしさが十分出ていると思う。
そして、あんなアーティストがどうしてこんな曲を書けるのかと驚いてしまうのが"All Of A Sudden"と"I'm Actin' Different"あたりのミドルテンポの曲であろう。彼のソングライティングで特徴的なのは、曲の中でのメジャーセブンス(M7)コードの多用であるが、この2曲ともこの路線ははずしていない。素晴らしくきれいなメロディーとコード進行である。
彼の持つ特有の二面性が楽しめるアルバムと言える。