小白山スキー登山【01'4.4、5】

(おじろやま)


春のツアー

雪上キャンプ

朝のテントサイド

大地と繋がった

下山開始

インディージョーンズワールド

春のツアーへ

4月4日11時過ぎゆっくりめに我が家を出発。

1時半ごろ、いとしろ神社近くに車を止め登りはじめる。

私たちの他に4台の車があり2台は「やまやさん」

後の2台は、釣りの人だった。

登りはじめた直後から山の様子はもう既にすっかり春だった。

お空は雲一つないドッピーカンのいいお天気〜。

川はゴーッと「春の叫び」をあげていて、ところどころ雪は解けて

地面がむき出しになっている。うっかり無神経に歩くと溝にはまったり、

雪尾(せっぴ)を踏み外しそう〜。(怖)

Kさまは普段から地道に信号や渋滞の中を行かない人で、山の中でも車の運転同様、

つまらない林道は敢えて選ぶはずもなく…。

「僕はこっちから〜」と林道を外れ急な斜面を登りはじめる。

極端に方向音痴の私は、「同じ所へ出るから」といわれても…。

一人方向の不安を抱えて安全な道を行くより、危険なところでも着いて行ったほうが

よっぽどましなのだ。そんな訳で私も斜面に取り付く。

急斜面を登ることで結構なショートカットになった。

そして一日目の目標地点「和田山牧場」に無事到達。





雪上キャンプ

早速、テントを立て、Kさまは雪を溶かしてお水作りを始める。

夕食と明日の朝食、そして行動飲料分である。

テント周りの雪はさほど綺麗ではないので、黒いゴミを避けながら

器用に袋水筒にお水を入れていくKさま。

ん〜それにしても彼の山での動きは感動を覚えるくらいだわん〜。(*^。^*)

ココでは食事のことすら彼に頼りっぱなし。(嬉〜)

お日さまがずいぶん傾きはじめるとドンドン寒くなってくる。

まだ明るいうちからテントに入り込む。

テントの中は「寒い〜寒い〜(-.-)ブルブル」

Kさまはお酒。私は赤ワイン〜チリテイストのボイルドウイナーと共に

500ccのワインはあっという間に次の日の分を

残すだけの量になってしまった。

テントの外は月明かりと雪のおかげでずいぶん明るい。

明るくて意外にも星が見えないことにビックリ。

フリーズドライのフカヒレスープ卵スープ。分真空パックのお赤飯。

ほのかなランタンの明かり、あたたかい夕食。

体が温かいうちにシュラフに潜り込む。

あっという間に夢の世界へ。





朝のテントサイド

さぁ!二日目も前日に負けない程の雲一つないいいお天気〜\(^O^)/\(^O^)/

「ピーッピッピー」とってもピュアな鳴き声の小さなつがいの小鳥が

テントサイドに遊びに来てくれて〜嬉しい。(^^)

ロイヤルミルクティーサケ雑炊あっさり梅粥の朝食。

大きなザックはテントの中にお留守番。私は小さなデイバッグで身軽に出発〜。

登りも快調〜快調〜(^○^)

真っ青な空にジェット機が飛んで真っ白なストライプを引いて行く。

今日は雲ができない空模様なのか、あっという間に白は青に溶けて行く。

こんなにいいお天気で素敵な山に私たち以外はだ〜れもいないことがなんだか不思議。

2時間ほど登り詰めて、とうとう小白木山の頂上を目の前にする。

このときの私はこれから起こるいろいろ出来事を想像すらしていなかった。





大地と繋がった

頂上への斜面は木の植生が少し違い、ブナの木が妙に美しく感じた。

登りはじめはまだ直登でOK〜シールの効きは良く順調に足が運ぶ。

私のいつもの頑張り方〜「オイッチニ〜♪オイッチニ〜♪」掛け声と共に足を出すの。

順調〜順調〜(ノ^^)ノ半分くらい登った所でだんだん斜度がきつくなって来て

とうとう直登を断念。斜登高に切り替えた瞬間「ズズッ」(怖)(>_<)

と板がずれた。ビビリの私はとっさに下を見て「ぎゃっ!」今度は足がすくんだ。

今まで足元ばかり見て登って来てたので自分のいる高さをあまり自覚していなかったのだ。

「怖い〜」落ちたら100mは滑落かしら〜(T_T)

左後方の一番奥、霞んではいるものの山並みの向こうにまるで天界のように見える山が

支えてくれる気がした。「山の神様助けて!」「力を貸して!」そのとき、オイリュトミーでの感覚、

「宇宙と繋がる。大地と繋がる」ってメッセージが飛び込んで来た。「繋がる・・・」そうかっ!

斜面と繋がれば落ちないんだっ!!たまたまKさまと交換していたストックも力を貸してくれた。

私はまるでお経を唱えるように斜登行していった。「繋がれば、落ちない!繋がれば、落ちない!」

もう無心だった。一歩ずつ「繋がれば、落ちない!繋がれば、落ちない!」をただただ繰り返した。

ふと我に返るとKさまとの距離は、少し縮まっていた。私はもう下を見ることはなく、また無心に

お経を唱えて足を踏み出した。







下山開始

やったぁ〜いつのまにか頂上に到着!!\(^O^)/\(^O^)/

真っ青な空。真白な頂上。太陽はキラキラ。

そこにいる自分が、嘘のようだった。

頂上は突風の心配もあるので記念写真もそこそこに

とりあえずもう少し安定した場所まで行くということで、

シールを外して下りはじめる。

おぉ〜(・・;)クレバスを避け50mくらいは尾根伝いに滑り、

それから誰も滑っていない斜面にシュプールを描いて下りていく。

「もう〜サイコー(^○^)」

ぎょ!小さな雪崩。

私たちが滑ると雪だまが無数に落ちて斜面にストライプが何本も走る。

少し、斜度がゆるくなったところで「さぁお昼を作ろう」

と足場を固め腰を下ろしこれからって時

「うぎゃ!!うそ??」Kさまがザックを抱えて焦ってる。

なんと!コンロのガスボンベを忘れて来てしまったのだ。

「ありゃ〜σ(^◇^;)」笑うしかない。

お昼ご飯はテントサイドまでお預けということで、さっそく出発。





インディージョーンズワールド

テントサイドに戻りレモンパセリ味のボイルドウインナーと共に

ワインを飲み干し、なにやらイロイロお腹を膨らせた。

テントをたたみ重いザックを背負いその場を後にする時、

私は一晩寝かせてくれたその場所に

丁寧にお礼を言った。心から感謝していた。

やっぱり下りは楽しいわぁ〜。快調に狭い林道を下りて来た。

Kさまは途中でピタリと止まり谷を見つていた。

「このまま下りていっても面白くないからこっち(ノ^^)ノ 」

といってもう谷を下りはじめてしまう。

私は躊躇する暇も無く後に続く。下りる瞬間やな予感がした。

「こんな所下りていくと最後に川渡りしなきゃならなかったりしてぇ」・・・と。(-_\)(/_-)ウゥ

谷もさすがに雪は少なく、雪を目指しながら考えながら下りていく。

しかし、とうとう板を脱がないと危険なところまで来てしまった。

Kさまは板を私はストックを持っての坪足での下山。(こんなハズじゃ…(-_-;))

(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-予想通り〜川が目の前に!!

ココまで来たらもう〜私の頭の中ではインディージョーンズの音楽が

「タ〜タタンタァ〜タ〜タタァ〜」と鳴り続けていた。

川の流れは雪解けで結構な勢いがある。

板とストックを向こう岸に投げ、老木が川に倒れそこにツルが絡みついて

チョットしたダムのようになっている場所から向こう岸に行くことにした。

スキーウエアで崖を降りたりして泥で汚れたりするのは初体験だったわん。

ビビリながらも何とか私は(強調)川にはまらずに渡れた。(ё。ё)ウフ

程なく2本目の川が現れた。今度は川幅も狭いので石の上を何とか渡った。

しかし上の林道への取り付き部分が無く、低いが崖をよじ登ることになる。

何だかドキドキしながら大喜びしている自分に気が付いた。

やっとの思いで復帰し間もなく車のところに無事到着〜。

前日Kさまが雪に埋めていったビールの美味しかったことといったらない!!

あ〜〜〜ありがとう〜ありがとぉ〜。

いろんなものに感謝ができたツアーでした。



不思議なパワー

TOPページへ ひとりごとへ