銀の時代
次に銀の時代となり、ゼウスは長い春を縮めて四季に分けた。人間は暑い夏と寒い冬をしのぐため家屋を必要とした。最初は洞穴であったが、小枝を編んだ小屋ができたりした。穀物は植えつけをしなければ生じず、百姓は種を蒔いたり牛に鋤を引かせたりした。
真鍮の時代
次の真鍮の時代は、はなはだしく野蛮な気象で強い者勝ちの時代であった。
鉄の時代
罪悪は洪水のごとく溢れ、温順も真理も名誉も去り、詐欺と奸智と暴力がそれに代わった。漁夫は風に帆を張り、樹木は伐り出され、大海の面を怒らせた。土地の所有が始まり、内部から鉱脈を掘って鉄と黄金を武器として戦争が始まった。家族の愛は踏みにじられ地上は殺戮の血で濡らされた。ついに神々は地上を見棄てた。最後に無邪気と純潔の女神アストライアが残ったが、地上を去って星の間に行き、乙女座という星座になった。