| 太陰暦(たいいん れき) |
→紀元
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さて、この太陰暦、一年は354日((29+30)×6=354)である。しかし太陽はだいたい365日かけて同じ位置に戻る。これを一回帰年といい、365日5時間48分46秒(365.24219879日か)である。季節は太陽の動きに影響を受けるので、この11日のずれは3年たてば約一月のずれとなり、やがて月日と季節の不一致を招く。
というわけで、太陽太陰暦が登場する。
太陽太陰暦
太陽太陰暦は、太陰暦と太陽暦とを折衷(せっちゅう(折中):あれこれと取捨して適当なところをとること)した暦で、19年に7度の閏月(うるう づき)を設けて平均させる。この19年の周期をメトン周期という。中国では太陰章と言ったとか。
太陽太陰暦はギリシア暦、中国暦、ユダヤ暦などで使われている。
中国では、二十四節気(にじゅうし せっき:太陽年を太陽の黄経に従って24等分して季節を表す)というものがある。正節(節気)、中気の順に並んでおり、正節から次の正節までの間を節月という。節月は約30日で、1朔望月(29.5日)よりも長い。よって、暦と季節とのずれが蓄積されてゆくと、中気を含まない月が生じることになる。この中気を含まない月を閏月としている。
メトン周期
メトン周期(Metonic cycle)はギリシアの天文学者メトンさんが紀元前433年に発見したもので、ある月日の月相(月の欠け方)が次に一致するまでの周期のことである。これが235朔望月である。
19年は閏月を入れないと228ヶ月(19×12)なので、235との差分の7ヶ月をどこかに入れてやればよいということである。
19太陽年と235朔望月は1.9時間ほどずれていて、13回分(247年)で1日程度ずれ、・・・。
なのでやっぱり時々改暦する必要があるとか。