Installing Basilisk II

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2006/10/30 Update


目次

  1. 概要
  2. Basilisk IIのインストール
  3. Basilisk IIを動かす(Win32版)
  4. Basilisk IIを動かす(BeOS版)
  5. Basilisk IIを動かす(Unix版)
  6. Ethernet(Win32版)
  7. NAT/Router(Win32版)
  8. ユーティリティ

  1. Basilisk IIのインストール

    以下のインストール手順は一例としてご覧下さい。

    1. ROMイメージファイルの作成

      Basilisk IIを使用するためには、68k Macintoshの実機から取り出したROMイメージファイルが必要です。Macintoshの実機を所有している場合のみ、所有するMacintoshからROMイメージファイルを取り出して合法的に使用することができます。ROMイメージファイルの配布等を行うことはできません。また、Basilisk IIとROMイメージファイルを取り出した実機を同時に使用することはできません。

      Win32版のBasilisk IIにはGetRomというプログラムが付属しています。
      GetRom.sea.hqxとGetRom.sit.hqxという2つのファイルがありますが、内容は同じですのでどちらかのファイルをROMイメージファイルを取り出したい68k Macintosh上でStuffIt Expander等のユーティリティを使用してデコードおよび解凍します。
      (GetRom.sit.hqxのミラー(直)

      68k Macintosh上でGetRomを実行すると、同じ階層に「ROM」という名称でROMイメージファイルが作成されます。
      または、FUSION-PCSoftMac用のユーティリティを使用して作成したROMイメージファイルも使用できます。

      作成したROMイメージファイルの名称は何でも良いですが、「ROM」(拡張子なし)又は「.ROM」という拡張子を付けた名称に変更しておくのが良いでしょう

      :ROMイメージファイルの作成に失敗する場合はShiftキーを押して機能拡張書類を読み込まずに起動し、ROMイメージファイルを作成してみてください。

    2. Basilisk IIで使用できるROM

      Basilisk IIでは、Macintosh Classicの512KB ROMまたは32ビットクリーンの512KB/1MBが使用可能です。

      ただし、現バージョンではClassicのROMは、AmigaOS版とBeOS for Power PC版では未サポートです。なお、ClassicのROMでは、画面モードは白黒512x342のみとなり、Ethernetやサウンド出力などの機能も設定画面での指定にかかわらず使用できません。

      また、一部のROMではAppleTalk(EtherTalk)が使用できないようです(TCP/IPは可)。

      現時点で私の環境および読者の方々から頂いた情報で動作が確認されたROMの機種名とチェックサム値を以下に記載します(情報提供、ありがとうございます)。

      Mac Size Checksum Compatibility AppleTalk
      Classic 512KB A49F9914 OK -
      Classic II 512KB 3193670E OK NG
      IIci 512KB 368CADFE OK NG
      LC II 512KB 35C28F5F OK NG
      Color Classic 1MB ECD99DC0 OK NG
      IIvx 1MB 4957EB49 OK ?
      LC III 1MB ECBBC41C OK OK
      Performa 275 1MB EDE66CBD OK OK
      LC 475 1MB FF7439EE OK OK
      LC 520 1MB EDE66CBD OK OK
      Performa 550 1MB EDE66CBD OK OK
      LC 575 1MB FF7439EE OK OK
      Performa 588 1MB 064DC91D OK OK
      Centris 610 1MB F1A6F343 OK OK
      Quadra 610 1MB F1A6F343 OK OK
      LC 630 1MB 06684214 OK OK
      Centris 650 1MB F1A6F343 OK OK
      Quadra 650 1MB F1ACAD13 OK OK
      Quadra 700 1MB 420DBFF3 OK NG
      Quadra 800 1MB F1A6F343 OK OK
      Quadra 950 1MB 3DC27823 OK ?
      PowerBook 140 1MB 420DBFF3 OK NG
      PowerBook 145B 1MB 420DBFF3 OK NG
      PowerBook 150 1MB FDA22562 OK ?
      PowerBook 160 1MB E33B2724 OK ?
      PowerBook 165c 1MB E33B2724 OK ?
      PowerBook 180 1MB E33B2724 OK ?
      PowerBook 180c 1MB E33B2724 OK ?
      PowerBook Duo 230 1MB ECFA89A8 OK ?
      PowerBook Duo 250 1MB ECFA989B OK ?
      PowerBook Duo 280 1MB 015621D7 OK OK

      ここに記載されていない機種で、動作の可/不可を確認された方、ぜひお知らせ下さい。その際にチェックサムの値やAppleTalkの使用可/不可がお分かりになれば、合わせてお知らせ下さい。なお、32ビットクリーンの機種であっても、QuadraやCentrisのAVモデル、PowerBook500/190シリーズはROMのサイズが2MBであり、Basilisk IIでは使用できません。

    3. ハードファイルの作成(オプション)

      ネットワークやリムーバブルメディア等を利用して、MacとPCの間で大きなサイズのファイルのやり取りが可能であれば、あらかじめ実Mac上でシステムをインストールしたハードファイル(ハードディスクのイメージファイル)を作成しておいたほうが後の作業が楽になります。

      Basilisk IIでは、FUSION-PCと同じ形式のハードファイルが使用できますので、ハードファイル作成の手順はFUSION-PC情報のページをご参照下さい。ハードファイルの拡張子は「.hfx」(xは任意の文字)もしくは「.dsk」としておきます。

      CD-ROMもしくはフロッピーディスクのシステムからBasilisk IIを起動して、新規作成したハードファイルにシステムをインストールする場合、この作業は不要です。

    4. インストール(Win32版)

      1. Lauri Pesonen氏のサイトからダウンロードしたファイルはZip形式のアーカイブファイルなので、適当なツールを使用して解凍し、任意のディレクトリにコピーします。

      2. ROMイメージファイルとハードファイル(作成済みの場合)を実行ファイル(BasiliskII.exe)と同じディレクトリもしくは任意のディレクトリにコピーします。

      3. Basilisk IIのアーカイブに同梱されたCD-ROMドライバをシステムディレクトリに移動します。Windows NT/2000では「cdenable.sys」を「\WinNT\System32\drivers」ディレクトリに、Windows 95/98/Meでは「cdenable.vxd」を「\Windows\System」ディレクトリに移します。
        (「WinNT」および「Windows」はそれぞれお使いの環境でOSをインストールしたディレクトリに置き換えて下さい。)


    5. インストール(BeOS版)

      1. Webサイトからダウンロードしたファイルはzip形式のアーカイブファイルなので、Expanderを使用して解凍し、適当なディレクトリにコピーします。

      2. ソースコードのコンパイルを行う場合は、ターミナルからcdコマンドで「BasiliskII/src/BeOS」ディレクトリに移動し、「make」とタイプして実行ファイル(BasiliskII)を作成します。

      3. ROMイメージファイルとハードファイル(作成済みの場合)を実行ファイル(BasiliskII)と同じディレクトリもしくは任意のディレクトリにコピーします。

      4. BeOS for PowerPCの場合、SheepShaver(フリーウェア)の「sheep driver」と「sheep_net add-on」が必要です。

        なお、SheepShaverとBasilisk IIを同時に使用することはできません。

    6. インストール(Unix版)

      1. 以下の手順でコンパイルを行います。

      2. Webサイトからダウンロードした「.tar.gz」形式のアーカイブファイルをターミナルからgunzip/tarコマンドで解凍します。

      3. ターミナルからcdコマンドで「BasiliskII/src/Unix」ディレクトリに移動し、「./configure」とタイプ、その後「make」とタイプして実行ファイル(BasiliskII)を作成します。必要であればその後「make install」とタイプしてインストールを行います。

      4. ROMイメージファイルとハードファイル(作成済みの場合)を実行ファイル(BasiliskII)と同じディレクトリもしくは任意のディレクトリにコピーします。

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