Running Basilisk II (for Win32)

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2002/12/11 Upadte


目次

  1. 概要
  2. Basilisk IIのインストール
  3. Basilisk IIを動かす(Win32版)
  4. Basilisk IIを動かす(BeOS版)
  5. Basilisk IIを動かす(Unix版)
  6. Ethernet(Win32版)
  7. NAT/Router(Win32版)
  8. ユーティリティ

  1. Basilisk IIを動かす(Win32版)

    1. 設定とBasilisk IIの起動

      前項までの準備ができたら、設定ツール(BasiliskIIGUI.exe)を起動し、各種設定を行います。

      GUI
      設定ツールの画面


      ここでは最低限必要な項目について簡単に説明することにします。詳細はドキュメントを御参照ください。

      1. General
        Boot driver:CD-ROMから起動する場合は「-62」を指定します。通常は「0」でかまいません。

        Model ID:Mac OS 8/8.1を使用する場合は「14」(Quadra 900)を指定します。System 7.xの場合は「5」(IIci)で良いでしょう。

        FPU enabled:FPUエミュレートを行う場合はこのチェックボックスをチェックします。FPUエミュレートは動作が不安定になる場合があるので、必要ない場合はチェックしないほうが良いようです。

        CPU:CPU種別を68020/68030/68040から選択します。OpenTransportを使用する場合などは68030以上のCPUを選択する必要があります。

      2. Memory
        RAM size:Macintoshに割り当てるメモリ量をMB単位で指定します。

        ROM file path:あらかじめ作成したROMイメージファイルを指定します。

      3. Screen
        Screen Type:画面モードを「Windows GDI」(ウィンドウモード)、「Direct X フルスクリーンモード」、「Direct X ウィンドウモード」、「Linear frame buffer」から選択します。

        フルスクリーンモードの方が描画は速くなります。「Linear frame buffer」はWindows NTでのみ使用可能です。

        Screen width/Screen height:画面の縦横のサイズを指定します。

        Colors:色数を指定します。「Use Control Panel value」ではWindowsのコントロールパネルの値を使用し、それ以外ではビット値で指定された値を使用します。

      4. Keybord
        Custom keybord file:「Edit keybord codes...」をクリックして、キー割り当てを任意に変更することが可能です。

      5. Mouse
        Right mouse button is used to:マウスの右クリックを「control+クリック」(Send control & Click to Mac OS)または「Basilisk IIウィンドウの移動」(Move Basilisk II window)のどちらにするかを指定します。

        Sticky menu bar:このチェックボックスをチェックすると、Mac OS 8以降でサポートされた「メニューバーのクリック保持」が有効になります。

        Mouse wheel:ホイール付きマウスの設定を行います。

      6. Disk
        「Available Disks」にあらかじめ作成したハードファイルが表示されますので、「<<」ボタンをクリックして「Install disks」に表示させます。ハードファイルが同じディレクトリに無い場合は「Browse...」ボタンをクリックしてハードファイルを指定します。

        「Install disks」に複数のハードファイルが表示されている場合、上に表示されたファイルが起動ドライブとしての優先順位が高くなりますので、「Up」と「Down」ボタンをクリックして起動ドライブにしたいファイルが一番上に表示されるようにします。

        CD-ROMもしくはフロッピーディスクのシステムからBasilisk IIを起動し、ハードファイルにシステムを新規インストールする場合は、「Create...」ボタンをクリックし、新規ハードファイルを作成します。パスとサイズを指定し、「OK」ボタンをクリックすると、自動的に「Install disks」に表示されます。

        Windowsのパーティションをマウントすることも可能ですが、PC Exchangeの機能を使用するためNTFSパーティションや1GBを超えるFAT16パーティションはマウントできません。FAT32パーティションをマウントする場合はMac OS 8.1のPC Exchange 2.2が必要です。

        また、データ保護のため、デフォルトでは読み込み専用ボリュームとしてマウントされます。
        (読み書きを可能にしたい場合は「This volume will be mounted as Read Only.」のボタンをクリックします。)

      7. Floppy
        システムフロッピーディスクから起動する場合は「Boot Floppy allowed」をチェックします。

      8. CD-ROM
        CD-ROMドライブを使用する場合は「CD-ROM enabled」をチェックします。


      9. My Computer
        「Enabled external file system」をチェックすると、Macのデスクトップ上に「マイコンピュータ」というアイコンが表示され、その中に「Mount drives」でチェックしたWindowsドライブがマウントされます。 また、Basilisk II本体と同じディレクトリ内に「Virtual Desktop」というフォルダが作成され、「マイコンピュータ」のルートディレクトリに対応します。

        これらの間でドラッグ&ドロップでファイルのやりとりを行うことができます。

        「File type mappings」ではDOSの拡張子とMacのType/Creatorのマッピングを指定することができます。

        なお、本機能を使用する場合は68030以上のCPUモードを指定する必要があります。

        GUI



      設定が終了したら、「Run」ボタンをクリックするとMac OSが起動します。または「OK」ボタンを押して設定ツールを終了させ、BasiliskII本体(BasiliskII.exe)を起動してもかまいません。

      システムCD-ROMまたはフロッピーからシステムを起動し、Mac OSの新規インストールを行う場合は、その後ハードファイルを初期化し、CD-ROMまたはフロッピーディスク内のインストーラーを起動し、システムのインストールを行って下さい。


    2. キー割り当て

      Mac OSが起動した後の操作は、基本的に実Macの操作に準じますが、Basilisk II固有のキー割り当てについて、簡単に説明します。

      Alt+F4:Basilisk IIの強制終了

      Alt+Enter:ウィンドウモードとフルスクリーンモードの切り替え

      Shift+Ctrl+F8:フロッピーディスク(Zipディスク含む)の再マウント

      Shift+Ctrl+F9:CD-ROMの再マウント

      Shift+Ctrl+F10:ハードディスクパーティションの再マウント

      Shift+Ctrl+F11:フロッピーディスク(Zipディスク含む)およびCD-ROMの再マウント

      Shift+Ctrl+F12:Mac - Windows間のデスクトップの切り替え

      Pause/break:Macのパワーキー(システム終了のダイアログを表示)。

      右Ctrl:MacintoshのOptionキー。

      左Ctrl:MacintoshのControlキー。

      Windowsキー:MacintoshのOptionキー。

      Alt:MacintoshのCommandキー。

      なお、option/commandキーなどの割り当ては、設定ツール(BasiliskIIGUI.exe)の「Keybord」画面で変更することができます。

    3. テキストのコピー&ペースト

      Basilisk IIとWindowsの間で、クリップボードを使用したテキストのコピー&ペーストができます。

      ただし、デフォルトの設定では日本語を含むテキストは文字化けしますので、Basilisk II実行ファイルと同じディレクトリにある設定ファイル「BasiliskII_prefs」をテキストエディタで開き、「noclipconvert false」という行を探して「noclipconvert true」と書き換えて下さい。

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