SheepShaverのインストール

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2006/10/30 Update


目次
概要
● SheepShaverのインストール
SheepShaverを動かす
その他の情報

● SheepShaverのインストール

1. ROMファイルの作成

SheepShaverでSystem 7.5.2からMac OS 8.1までのOSを使用する場合は、PCI Macintosh実機から取り出したROMイメージファイルが必要である。
(ベージュG3までのいわゆるOld WorldマシンのROMのみ使用できる。iMac以降のNew WorldマシンのROMは使用できない)
Mac OS 8.5以降のOSを使用する場合は、ROMイメージファイルかMac OSのシステムフォルダに含まれているMac OS ROMファイルのどちらかが必要である。以下、ROMイメージファイルとMac OS ROMファイルを総称してROMファイルと呼ぶ。

ROMイメージファイルを実機から取り出す場合、SheepShaverには専用のツールは用意されていないので、他のエミュレータ用に用意されているROMイメージファイル作成ツールを使用する。

・例:Mac-on-Linux用のROM Grabber
(リンク切れのためミラー(直)

なお、全ての機種のROMイメージファイルでの動作が確認されているわけではない。私の環境では、Power Macintosh G3 DT/233とPower Mac 7200のROMイメージファイルでの動作を確認している。

また、Mac OS ROMファイルにはいくつかのバージョンがあるが、SheepShaverで使用できるのは次のバージョンのMac OS ROMファイルだけである。Mac OS 9に含まれるMac OS ROMファイルは使用できないため、Mac OS 9を使う場合はこれらのMac OS ROMファイルを別途用意する必要がある。

・Mac OS ROM 1.1.2(Mac OS 8.5)
・Mac OS ROM 1.2.1(iMac Update 1.1)
・Mac OS ROM 1.4 (Mac OS 8.6)
・Mac OS ROM 1.6 (MacOS ROM Update 1.0)

アップデータからMac OS ROMファイルを抽出するにはInstaller SDK 1.2.3に収録されている「TomeViewer」というツールを使用すればよい。

【注意】
実機から取り出したROMイメージファイルを使用する場合の注意事項:Macintoshの実機を所有している場合のみ、所有するMacintoshからROMイメージファイルを取り出して合法的に使用することができます。
ROMイメージファイルの配布等を行うことはできません。
また、SheepShaverとROMイメージファイルを取り出した実機を同時に使用することはできません。
2. インストール

SheepShaverは、現在v2.3のリリースに向けて開発中であり、開発途上版のバイナリおよびソースコードが入手できる。
ここではSheepShaver 2.3-Pre(2006/5/14版)のインストール手順について説明する。

◆ Windows版
(1) Gwenolé Beauchesne氏のWebサイトからWindows用のバイナリ(SheepShaver-2.3-0.20060514.1.win32.zip)をダウンロードし、適当な場所に解凍する。
あらかじめ用意したROMファイルも同じフォルダに格納しておくと良い。

(2) 「CD-ROM drivers」フォルダにある「cdenable.sys」をC:\windows\system32\drivers に格納する。

(3) SDLのサイトからWindows版DLL(SDL-1.2.x-win32.zip)をダウンロード。解凍して「SDL.dll」をSheepShaver本体と同じフォルダに格納する。

(4) GTK+ for Windowsのサイトからruntimeのインストーラ(gtk-win32-2.8.x-rc2.exe)をダウンロードし、ダブルクリックしてインストールを行う。

◆ Mac OS X版
Gwenolé Beauchesne氏のWebサイトからMac OS X用のバイナリ(SheepShaver-2.3-0.20060514.1.MacOSX.tar.bz2)をダウンロードし、適当な場所に解凍する。
このバイナリはユニバーサルバイナリ化されているためIntel MacでもPowerPC Macでも使用できる。

◆ Linux版
Gwenolé Beauchesne氏のWebサイトからLinux/i586およびLinux/x86_64用のrpmファイルが入手できる。または同サイトからソースコードを入手してmakeを行う。
(make手順は「CVS版ソースコードの取得とmake手順」の(5)以降を参照)
3. CVS版ソースコードの取得とmake手順

通常は必要ないが、最新版のソースコードをCVSから取得することもできる。

(1) CVSサーバーにログイン。パスワードを聞かれるので「anoncvs」と入力。

$ cvs -d :pserver:anoncvs@cvs.cebix.net:/home/cvs/cebix login

(2) SheepShaverはBasilisk IIとソースコードを共用しているため、まずBasilisk IIのソースコードを取得。

$ cvs -d :pserver:anoncvs@cvs.cebix.net:/home/cvs/cebix checkout BasiliskII

(3) 続いてSheepShaverのソースコードを取得。

$ cvs -d ::pserver:anoncvs@cvs.cebix.net:/home/cvs/cebix checkout SheepShaver

(4) SheepShaverディレクトリへ移動し、リンクを作成。

$ cd SheepShaver
$ make links

(5) src/Unixディレクトリに移動し、autogen.shを実行してmakeおよびmake install。

$ cd src/Unix
$ ./autogen.sh
$ make
$ make install

:CVSの内容は日々更新されているため、最新情報はWebサイトbasilisk-devel Mailing Listを参照のこと。

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