FUSION-PC Information
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2001/04/04 Update

< Libretto 50 + FUSION-PC v1.1
デモ版で起動中のSystem7.5.5 >
【はじめに】
このページでは、Emulators社のIBM PC/AT互換機用68k Macintosh
エミュレータ「FUSION-PC」に関する情報を公開していきます。
ここではFUSION-PCの概要や使い方について簡単に説明したいと思います。
【注意】
FUSION-PCを使用するためには、Macintoshの実機から取り出したROMイメージファイルが必要です。Macintoshの実機を所有している場合のみ、所有するMacintoshからROMイメージファイルを取り出して合法的に使用することができます。ROMイメージファイルの配布等を行うことはできません。
目次
- 概要
- FUSION-PCのインストール
- FUSION-PCを動かす(1)
- FUSION-PCを動かす(2)
- FUSION-PCのパフォーマンス
- ユーティリティ
- FAQ
- 概要
- FUSIONとは?
FUSIONは、Emulators社がWebサイト上で無償公開している68k Macintoshエミュレータです。
FUSIONは、もともとMicrocode Solutions社によってAmiga上で動作する商用の68k Macinoshエミュレータとして開発され、その後1998年6月にMS-DOS上で動作するPC版(FUSION-PC)がリリースされました。
1999年5月にはWindows 95/98のMS-DOSプロンプト(DOS窓)のフルスクリーンモードでの動作やSetup画面の日本語化等がサポートされたv2.0がリリースされ、数回のマイナーバージョンアップが行われた後、Microcode Solutions社は2000年5月にFUSION-PCの開発、販売の権利をEmulators社に売却しました。
Emulators社は、2000年6月に同社の技術によって改良を加えたv3.0をリリースしましたが、FUSION-PC v3.0は同年7月31日から同社Webサイトで無償公開されています。
- 動作環境
ドキュメント等による動作環境は次の通りです。
- i486@66MHz以上のCPU(FPU必須)
- 8MB以上のRAM
- 20MB以上のハードディスク容量
- MS-DOS v3.2以降(Windows 95/98/Me含む)またはWindows NT/2000 *1
- VESA v1.2(以降)互換のVGAビデオカード(Directビデオドライバを使用する場合はVESA v2.0以降)
- 1.44MB フロッピードライブ
- DOS用マウスドライバ(DOS窓で使用する場合は不要)
上記以外に、68k Macintoshから取り出したサイズが512KB/1MBのROMイメージファイルと、Macintoshのシステムソフトウェアが必要です。
Microcode Solutions社のWebサイトでは、IIci、IIsi、IIlc、IIfx、PowerBookの512KBのROMと、全てのQuadra、Performa、Centris、PowerBookの1MBのROMが使用できるとされています(「IIlc」は「LC」の誤りと思われます)。
しかし、実際には現バージョンのFUSION-PCでは、この条件に合致したROMであっても使用できない場合があるようです(後述します)。
注*1:FUSION-PCは、Microcode-Solutions社時代のv2.2でWindows NT/2000のコマンドプロンプト(DOS窓)での動作をサポートしており、ドキュメントでもv3.0でWindows 2000環境でのSetupプログラムのバグフィックスが行われていることが記載されていますが、Emulators社はWindows NT/2000での動作を正式にはサポートしないとのことなので、注意が必要です。
- その他の仕様
その他、サポートされている主な機能は以下の通りです。
| 機能 |
|
| ハードファイルのサポート |
10個(サイズの制限なし(*1)) |
| メモリ |
最大768MB |
| フロッピードライブ(*2) |
720KB/800KB(*3)/1.44MB/1.68MB |
| CD-ROM |
HFS/ISO9660/PhotoCD |
| ビデオ |
Refreshed video driverとDirect video driverをサポート、
1600x1200、フルカラーまで可 |
| サウンド |
SoundBlaster Pro/同16/Windows Sound Systemをサポート(*5) |
| SCSI |
サポート |
| 外部ドライブ |
PCデバイスをMacのデスクトップにマウント可能(*4) |
| シリアルポート |
モデム、プリンタ、タブレット等をサポート(*5) |
*1:上限はDOS/WindowsおよびMacintoshシステムの制限による。
*2:DOSフォーマット(FAT)の場合はPC Exchangeが必要。
*3:Macフォーマットの800KBディスクは未サポート。
*4:PC Exchangeが必要。
*5:サウンド、シリアルポートはWindwos NT/2000では未サポート。
- FUSION-PCで動作するシステム
付属のドキュメントにはSystem 7.0.1以降のシステムが動作すると記載されています。
ただし、Mac OS 8.5(以降)のシステムはPowerPC専用のシステムであるため、68k MacintoshをエミュレートするFUSION-PCでは使用できません。
サポートされているバージョンのシステムであれば、日本語システムも問題無く動作します。
なお、Mac OS 8.0/8.1のシステムを動作させる場合は、1MBのROMが必要です。
- FUSION-PCで動作しないプログラム
FUSION-PCでは、MMU(メモリ管理機構)が完全にサポートされていないため、RAMDoublerやAppleの仮想メモリ機能を使用することができません。
また、68k Macintoshのエミュレートのため、当然Power Macintosh専用のアプリケーションは動作しません。
上記以外のアプリケーションであれば、ハードウェアに直接アクセスするものや、ドングルなど特殊なハードウェアを必要とするものを除いて、ほとんどのアプリケーションが動作します。
- ネットワーク対応
FUSION-PCはApple Talkをサポートしていません。
また、PCのEthernetカードもサポートされていませんが、Macのデスクトップ上にローカルまたはネットワーク経由のPCデバイスのマウントが可能です。
なお、Ethernetが必要な場合は、SCSI-Ethernetアダプタが使用可能とのことです。
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