Installing FUSION-PC

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2000/08/05 Update


目次

  1. 概要
  2. FUSION-PCのインストール
  3. FUSION-PCを動かす(1)
  4. FUSION-PCを動かす(2)
  5. FUSION-PCのパフォーマンス
  6. ユーティリティ
  7. FAQ

  1. FUSION-PCのインストール

    以下はインストール手順の一例としてご覧下さい。

    1. FUSION-PC v3.0のインストール

      (1) まず、Emulators社のFTPサイトから以下の4つのファイルをダウンロードし、フロッピーディスクもしくは適当なディレクトリにコピーします。

      ・FUSION.EXE
      ・FUSV30.EXE
      ・INSTALL.EXE
      ・SETUP.EXE

      (2) FUSION-PCのインストールはMS-DOS環境またはMS-DOSプロンプト/コマンドプロンプト上で行います。

      PCをMS-DOS環境で立ち上げるか、またはMS-DOSプロンプト/コマンドプロンプトを起動します。MS-DOSプロンプト/コマンドプロンプトがウィンドウ表示になっている場合は「Alt」+「Enter」キーを押してフルスクリーンモードに切り替えます。

      FUSION-PCのインストーラは日本語モードでは正しく動作しませんので、コマンドプロンプトから「us」又は「chev us」とタイプし、英語モードに切り替えます。ディレクトリの区切りを示す「\」が英語モードでは「\」と表示されます。日本語モードに戻る場合は「jp」または「chev jp」とタイプします。

      (3) プロンプトからCDコマンドでフロッピーディスクまたは上記ファイルをコピーしたディレクトリに移動します。

      (4) 「install」とタイプするとインストール画面が表示されますので、「Enter」キーを押すとインストール作業が開始されます。なお、インストールを途中で中止したい場合は「Esc」キーを押します。

      (5) 最初にインストール元を聞いてきます。通常はそのまま「Enter」キーを押せば良いです。

      (6) 次にインストール先をたずねるダイアログが表示されます。初期値の「c:\fusion」のままでよければそのまま「Enter」キーを押し、他のディレクトリにインストールしたい場合はインストール先ディレクトリ名を入力して「Enter」キーを押します。「Enter」キーを押すとファイルのコピーが開始されます。

      (7) ファイルのコピーが終了すると、使用する言語を選択します。日本語(Kanji)も選択できます。
      「↑」「↓」キーで言語を選択し、「Enter」キーを押します。

      (8) インストールが終了すると、「READ1ST.TXT(説明書)を読みますか?」というダイアログが表示されるので「Y」キーを押すと「READ1ST.TXT」の内容が画面に表示されます。

      (9)「PageDown」キーを押して次のページへ進み、「ESC」キーを押して表示を終了します。これでインストールは終了です。

      なお、インストール元とインストール先のディレクトリが同一の場合、インストールがうまくいかない場合がありますので、別のディレクトリにしておいたほうが無難です。

      また、FUSION-PCの再インストールを行う場合は、インストール先ディレクトリを削除した後で再インストールを行ってください。上書きインストールを行うと、インストールがうまくいかない場合があります。

    2. FUSION-PCで使用できるROMイメージファイル

      FUSION-PCを使用するためには、実機の68k Macintoshから取り出したROMイメージファイルが必要です。

      Macintoshの実機を所有している場合のみ、所有するMacintoshからROMイメージファイルを取り出して合法的に使用することができます。

      ROMイメージファイルの配布等を行うことはできません。

      また、FUSION-PCとROMを取り出した実機を同時に使用することはできません。

      FUSION-PCは、いわゆる32ビットクリーンのROMを必要とします。

      開発元によれば、IIci、IIsi、IIlc、IIfx、PowerBookの512KBのROMと、Quadra、Performa、Centris、PowerBookの1MBのROMが使用できるとされています(「IIlc」は「LC」の誤りと思われます)。

      しかし、実際には、この条件に合致したROMであっても使用できない場合があるようです。

      以下に、現時点で私が確認したROMと、読者の方々から頂いた情報をまとめたものを掲載します(情報提供、ありがとうございます)。

      ただし、同じ機種であっても、製造時期によってROMのバージョン/リビジョンが異なる場合があり、ここで動作するとされている機種でも動作しない場合があるかもしれませんので、ご了承ください。

      また、動作するROMであっても、ROMによっては相性が悪く、一部のアプリケーションが動作しない場合があるようです。

      なお、開発元では、064DC91D、06684214、FF7439EEの3種類のROMはパフォーマンスが悪いため、使用は推称しないとのことです。

      512KB ROM
      Mac Chechsum Compatibility
      IIci 368CADFE OK
      IIsi 36B7FB6C OK
      IIfx 4147DD77 OK
      LC 350EACF0 OK
      LC II 35C28F5F OK (v2.0 or later)
      Classic II 3193670E OK


      1MB ROM
      Mac Checksum Compatibility
      IIvx 49579803 NG
      IIvi 4957EB49 NG
      Color Classic ECD99DC0 OK
      Color Classic II/Performa 275 EDE66CBD NG
      LC III ECBBC41C/EC904829 OK/NG
      LC 475 FF7439EE OK
      LC/Performa 520 EDE66CBD NG
      LC/Performa 575 FF7439EE OK
      LC/Performa 630 06684214 OK
      Performa 550 EDE66CBD NG
      Performa 588 064DC91D OK
      PowerBook 140 420DBFF3 OK
      PowerBook 145B 420DBFF3 OK
      PowerBook 150 FDA22562 NG
      PowerBook 160 E33B2724 OK
      PowerBook 165c E33B2724 OK
      PowerBook 170 420DBFF3 OK
      PowerBook 180/180c E33B2724 OK
      PowerBook Duo230 ECFA989B NG
      PowerBook Duo280c 015621D7 NG
      Centris 610 F1A6F343 OK
      Centris 650 F1A6F343 OK
      Quadra 610 F1A6F343 OK
      Quadra 630 06684214 OK
      Quadra 650 F1ACAD13/F1A6F343 OK/OK
      Quadra 700 420DBFF3 OK
      Quadra 800 F1A6F343 OK
      Quadra 900 420DBFF3 OK
      Quadra 950 3DC27823 OK
      PIONEER MPC-LX100 064DC91D OK


      ここに記載されていない512KB/1MBのROMを持つ機種で、動作の可/不可を確認された方、ぜひお知らせ下さい

      FUSION-PCで使用できないROMイメージの場合は、FUSION起動時に「This ROM is not supported.」というメッセージが表示されます。

      このメッセージが表示されず、FUSION-PCは起動するけれどもMac OSが起動しないという場合は、設定かインストールしたシステムの問題であり、ROM自体は互換性があると思われます。

      なお、Apple Specで確認したところ、Quadra/CentrisのAVモデルやPowerBook 500/190シリーズのROMのサイズは2MBとなっていますので、FUSIONでは使用できません。

      また、「PowerBookの512KBのROM」も使用できることになっているようですが、同じくApple Specによると、PowerBookのROMのサイズは、Portable/PB100が256KB、PB500/190シリーズが2MB、その他の機種では1MBとなっており、512KBのROMを持つ機種は存在しないようです。

    3. ROMイメージの作成

      ROMイメージファイルの作成にはROMUtilというプログラムを使用します。

      FUSION-PCがインストールされたディレクトリ内の「utils」サブディレクトリにインストールされている「romutil.hqx」というファイルをフロッピーディスク等を使用してROMイメージを取り出したい68k Macintoshにコピーします。

      この「Romutil.hqx」は、BinHex形式にエンコードされていますので、StuffIt Expander等のユーティリティを使用してデコードし、実行します。

      実行すると、次のようなダイアログが表示されます。

      なお、ここで「互換性がある」と表示されたROMであっても、実際にFUSION-PCを起動すると「未サポート」と言われてしまう場合がありますので、ご注意下さい。
      FUSION-PCで使用できるROMかどうかはチェックサムの値(ROM Checksum)で判断して下さい。



      ここで「Save」をクリックしてROMイメージを保存します。

      保存したROMイメージは「Mac_ROM」という名称になっていますので、「.ROM」という拡張子を付けた名称に変更し、PCのFUSION-PCと同じディレクトリにコピーしておきます。

    4. ハードファイルの作成(オプション)

      この項目はオプションです。

      開発元では、Setupプログラム(後述)のDEVICESメニューからハードファイル(ハードディスクのイメージファイル)を作成し、CD-ROMもしくはフロッピーディスクからFUSION-PCを起動して、ハードファイルにシステムをインストールするように指示しています。

      もちろん、その手順で良いのですが、あらかじめ実Mac上で、ShrinkWrap又はAppleのDiskCopy(6.1以降)を使用して起動ディスクイメージを作成しておいた ほうが後の作業が楽だと思います。
      (ただし、ネットワークやリムーバブルメディア等を利用して、MacとPCの間で大きなサイズのファイルのやり取りが可能であることが前提です)

      また、CD-ROMドライブが使用できない場合も、この方法は有効だと思います。

      ShirinkWrapの場合:
      (1) ShirinkWrapを起動し、「Image」メニューから「New Image...」を選択します。
      (2) ファイル名を入力し、「Other」のラジオボタンをチェックしてディスク容量を入力します。
      (3) 「Create」ボタンを押すと、デスクトップ上に作成されたイメージファイルとマウントされたボリュームの2個のアイコンが表示されます。

      DiskCopyの場合:
      (1) DiskCopyを起動し、「Image」メニューから「Create New Image...」を選択します。
      (2) 名前とディスク容量を指定し、「Mount Image」のチェックボックスをチェックします。
      (3) 「保存」ボタンを押すとイメージファイルが作成され、初期化するかどうか聞いてきますので「Mac OS 標準」で初期化すると、デスクトップ上に作成されたイメージファイルとマウントされたボリュームの2個のアイコンが表示されます。

      システムのインストール:
      (4) MacのシステムCD-ROM(又はFD)をドライブに挿入し、CD-ROM(又はFD)内のインストーラーを起動します。
      (5) インストール先にマウントされたイメージファイルのボリュームを指定します。
      (6) カスタムインストールで「すべてのコンピュータ用のシステム」を選択してインストールを行います。トラブルをさけるため、不要なファイルはなるべくインストールしないようにしたほうが良いでしょう。
      (7) インストールが終了したら、マウントされたボリュームのアイコンをゴミ箱にドラッグしてマウント解除します。
      (8) イメージファイルの名前を「fusion.hf0」のように「hfx」(xは0から9の数字)の拡張子を付けた名前に変更し、ネットワークやリムーバブルメディア等を利用してPCのFUSION-PCと同じディレクトリにコピーしておきます。

      なお、拡張子の最後の文字は、数字でなくても良いようです。HFV Explorerを使用する場合は、拡張子を「.hfv」にしておくと便利です。
      (HFV Explorer 1.2.8以降では「.hf0」〜「.hf9」もサポートされました。)

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