vMac Information (for DOS/Win32)

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2002/03/17 Update

< Libretto50 + vMac for DOS v0.1.9で起動中のSystem7.5.5 >


[はじめに]

このページでは、DOS版およびWin32版のMacintoshエミュレータ「vMac」に関する情報を公開していきます。

vMac自体は、Win32/DOS以外に、Unix/X,OpenStep/Next,OS/2,Mac OSの各プラットホーム上で動作しますが、ここでは私が使用しているWin32版およびDOS版のことを主に書いていきます。

MkLinux版のvMacに関しましては「Unix Resorces」の石渡さんが、Mac版のvMacに関しましては「dyon & 68k Mac ?」のdyonさんが、それぞれ情報を公開されておられますので、ぜひご覧ください。

[注意]

vMacを使用するためには、Plusの実機から取り出したROMイメージが必要です。Plusの実機を所有している場合のみ、所有するPlusからROMイメージを取り出して合法的に使用することができます。ROMイメージの配布等を行うことはできません。


目次

  1. 概要
  2. vMacのインストール
  3. vMacを動かす(DOS版)
  4. vMacを動かす(Win32版)
  5. 新規ディスクイメージファイルの作成
  6. トラブルシューティング

  1. 概要

    1. vMacとは?

      vMacは、The Virtual Macintosh Emulator ProjectによるフリーウェアのMacintoshエミュレータです。

      CPUエミュレートの部分は、Unix用のAmigaエミュレータであるUAE(Un*x Amiga Emulator)のエンジン部をベースに開発され、Unix/X,OpenStep/Next,OS/2,Mac OS,DOS,Win32の各プラットホーム版がリリースされています。

      現在公開されているバージョンは、次の通りです。

      Platform Version
      Unix/X v0.1.9.3
      OpenStep/Next v0.1.9.2
      DOS v0.1.9.5
      Win32 v0.1.9.6
      OS/2 v0.1.9.2
      Mac OS/Mac OS X(Carbon) v0.1.9(v0.1.9c)

      注:Mac OS版v0.1.9cはvMac公式サイトには登録されていませんが、Mac OS版移植担当者のRichard Bannister氏のWebページ から入手可能です。なお、Carbon化されたv0.1.9cはPowerPC専用で、v0.1.9bまではFATバイナリです。
      また、AminetからはAmiga(ppc)版が入手可能です。

      なお、vMacをベースとして機能をシンプルにしたMini vMacというエミュレータがPaul C. Pratt氏によって開発されており、Mac版(Classic版およびCarbon版)、Windows版、Unix版が入手可能です。

    2. エミュレータ仕様詳細

      現在、Macintosh SE/Clasic/II等をエミュレートするv0.2の開発が進められており、スクリーンショットや開発者向けにソースコードの公開等も行われていますが、現在のvMac v0.1.9.xはMacintosh Plusをエミュレートします。すなわち、Motorola 68000 CPU,最大4MBのRAM,512x342のモノクロモニタです。
      (DOS版v0.1.9.5では640x480、Mac版v0.1.9cでは800x600の画面サイズがサポートされています。)

      ただし、Plusのハードウェアのエミュレートがまだ完全ではないようで、About画面等では「512Ke」と表示されます。



      バージョン0.1.9以降では、UAE 0.6.9 エンジンベースとなり、68010,68020,68020+68881FPUのエミュレートも可能となっています。
      (ただし、Win32版 v0.1.9.6では68000のエミュレートのみです。)

      また、Win32版/DOS版 v0.1.9.5以降では、シリアルポートがサポートされ、プリンタが使用できるとのことです。Win32版では低速(9,600bbs以下)ながらモデムも使用できるようです。

    3. 動作環境

      Read MeファイルやFAQによる動作環境は次の通りです。

      DOS版(v0.1.9.5):
      - MS-DOS 5.0以降
      - 80486 + 80487 FPU以上のプロセッサ(Pentium 133MHz以上を推奨)
      - 8 MBのRAM(16MB以上を推奨)
      - マウス
      - 3 〜 4MBのハードディスク空き容量(15 〜 20MB以上を推奨)

      Win32版(v0.1.9.6):
      - Windows 95/98 又はWindows NT(Windows 98を推奨。なおNTは4.0以外のバージョンではテストされていません。)
      - 486以上のCPU(Pentium 133MHz以上を推奨)
      - 640x480以上の解像度
      - 8MBのRAM(16MB以上を推奨)
      - マウス
      - Direct X 2.0以降(Direct Xモード使用時)

      なお、DOS版はドキュメント上ではFPU必須ということになっていますが、私が試してみたところFPUを持たない80486SX(25MHz)マシンでも動作しました。
      (DOS版v0.1.9/v0.1.9.1で確認)

      ちなみに私はLibretto50(Pentium 75MHz、32MB)で使用しています。

    4. vMac上で動作するシステム

      現在のバージョンではSystem7.5.5までのシステムが動作可能です。

      vMac for Win32 v0.1.8f BetaでSystem7.5.5の起動中


      Mac OS 7.6以降のシステムは、実機のPlusで動作しませんので、vMacでも動作しません。

    5. 日本語システムの利用

      漢字Talk7.5.5までの日本語システムも利用できます。

      vMac for DOS v0.1.9上の漢字Talk7.5で日本語入力


    6. vMac上で動作可能なアプリケーション

      Plusのエミュレートのため、その制約を受けます。たとえば、4MBを超えるRAMやカラー表示などを要求するアプリケーションは動作しないでしょう。

      Plusで動作するアプリケーションであれば、ハードウェアに直接アクセスするようなものを除いて、ほとんどのアプリケーションが動作するようです。

    7. その他

      Win32版v0.1.9.6/Unix版v0.1.9.3ではROMイメージ以外にEmulators,Inc社が販売しているMacintoshエミュレータ、GemulatorのROMボードがサポートされました。ただし、私はGemulatorは使用しておりませんので、ここでは従来通りROMイメージを使ったvMacの使用法について説明していきます。

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