Mac OS 8.5/8.5.1
本ページは、過去に取り上げたMac OS 8.5/8.5.1の記事をまとめたものです。
内容は当時のものですので、ご注意下さい。
[98/10/17](2)
- Mac OS 8.5発売!
Mac OS 8.5日本語版をインストールしました。

ご覧のとおり、仮想メモリONの状態で、システムのメモリ使用量は15.4MBとなっています。
とりあえず、G3 DT/233でお約束のベンチマークテストです。

| システム名 |
全体 |
CPU |
ビデオ |
ディスク |
FPU |
| Mac OS 8.5J |
619 |
643 |
576 |
450 |
548 |
| Mac OS 8.1J |
542 |
639 |
353 |
374 |
548 |
(Norton System Info 3.5で測定。Power Macintosh 6100/60を100とした相対値)
このテスト結果を見ると、特にビデオ性能が上がっていることがわかります。
これはビデオドライバの変更や、QuickDrawルーチンのネイティブ化等の効果だと思われます。
また、ディスクアクセスも早くなっているようです。
なお、ベンチマーク結果は環境によって大きく変わりますので、あくまでも参考程度にご覧ください。
その他、Mac OS 8.5の機能などについても、今後レポートしていきたいと思います(ネタがあれば)。
[98/10/18]
- Sherlockのこと
Mac OS 8.5の目玉機能はSherlockによる検索機能ということですが、インターネット検索についてはすでにあちこちで説明されているので、ここではそれ以外のことを書きます。
Sherlockでは「内容で検索」という機能がサポートされました。
以前の「ファイル検索」でも隠し機能として内容の検索が可能だったのですが、遅すぎてほとんど使えない感じでした。
そこでSherlockでは内容検索のためにあらかじめボリュームの索引を作っておくことになっています。
ただし、初回の索引作成にはかなり時間がかかります。ハードディスク容量やファイル数によって変わってくると思いますが、ためしにG3 DT/233のハードディスクのパーティションの一つ(1GB)の索引を作成したところ、1時間数分かかりました。
索引があるので、さすがに内容検索自体は速いのですが、内容検索時には他の条件を併用して指定することができないので、余計なファイルまで大量に検索に引っ掛かる場合があります。
たとえば「ファイル名が○○で始まって、内容に●●を含む項目」という指定ができれば良いのですが。
Windowsや従来のファイル検索ではそのような条件指定が可能なので、できればサポートしてほしいと思いました。
- Mac OS 8.5J first impression
読者の三ツ木さんからMac OS 8.5の印象を送っていただきました。
ぼくもさっそくMac OS 8.5Jを購入してインストールしました。
まだPowerBook2400c/180にしかインストールしていないんですが、仮想メモリーをONにするとATMが全くきかなくなってしまいませんか。仮想メモリーをOFFにしてやればきくんですけど。
また、メモリーの占有量ですが、フォントが多い状態だと、仮想メモリーありで20MBだったものが仮想メモリーなしだと34MBも使っていました!!
あとPageMakerの6.53へのアップデーターも途中で失敗したりします。どうもフォントがらみではかなり対策が必要らしいです。
|
情報ありがとうございます。
Mac OS 8.5では、フォントの扱いが変更になっていますので、そのあたりも関係しているのかもしれませんね。
今のところ私の環境では特に問題は出ていませんが、新しいOSではいろいろな不具合が出ることもありますから、バージョンアップは慎重に行う必要があります。でも新し物好きだから、我慢できずにすぐ入れちゃうんですよね(笑)。
[98/10/19]
- Mac OS 8.5の文章要約機能
Mac OS 8.5では、文章の要約機能がサポートされました。
この機能を使うには、Finder上でテキストファイルを選択し、コンテクストメニューから「要約をクリップボードに表示」を選択します。
試しに私のページの98年09月分の記事の内容を要約してみました。
(要約はHTML文書のままでは不可能なので、内容のみをコピーして行いました。)
PB2400c/G3では、約25秒で30,721バイトのテキストファイルが2,599バイトに要約されました。
ある程度予測されたことですが、このような短い文章が続くファイルの要約はあまり得意ではないようです。
「要約」の度合いが変更できると便利だと思うのですが。
また、なぜか「Annies Craft,Inc.さん」が「Annies Craft,Inc.ん」になってしまいました。
面白い技術だと思いますので、今後より実用的になることに期待したいと思います。
- Apple システム・プロフィールとPB2400c/G3
danboさんのところのMac OS 8.5 reportに寄せられた、Apple システム・プロフィールJ1-2.1.1で2400c用G3カード(1MB版)でバックサイドL2の容量が正しく表示されないという情報を見て思い出したのですが、私のPB2400c/G3 240MHz/120MHz/512KB版でも「外部L2:256KB」「バックサイドL2:0B」と表示されます。

Apple純正以外の環境ですから、正しく認識できなくても仕方ないですね。
NewerのCache-22では正しく表示されますし、実用上は問題がないのであまり気にしていません。
[98/10/20]
- Mac OS 8.5とVirtual PC
Mac OS 8.5のドキュメント「Mac OS 8.5について」には、Connectix社のVirtual PC 2.0および2.0.1はMac OS 8.5と互換性がなく、Mac OS 8.5上で使用する場合にはバージョン2.1以降を使用するようにとの指示が記載されています。
しかし、10月19日現在、日本語版の2.1.xへのアップデータはリリースされていません。
今のところ、私の環境では2.0.1Jが特に問題なくMac OS 8.5J上で動作しているようですが、アップデータが早くリリースされることを望みます。
【メディアヴィジョン】
【システムソフト】
- Mac OS 8.5アップデートのTechnote
アップルのデベロッパ向けサイトで、「Technote 10013 - Mac OS 8.5アップデート」が公開されていました。
(Mac OS 8.5自体のTechnoteではなく、発売当日にリリースされたアップデータに対するTechnoteです)
これに伴い「Technote 10009 - JISキーボードをサポートするための仕組について」も改訂されています。
Mac OS 8.5のTechnoteと言語解析ライブラリの技術文献は、近日中に公開予定とのことです。
[98/10/21]
[98/10/22]
- Mac OS 8.5とHFS+
Mac OS 8.5では、日本語や中国語などのいわゆる2バイト文字を表示する機能が標準でシステムに組み込まれたため、US版システムでも日本語が表示できます。
日本語システムをShiftキーを押したまま起動しても文字化けすることもなく、プライマリ・スクリプトも変更されないため、本ページで過去に記事にしてきたようなHFS+での問題(参照)が発生する可能性は低くなったと言えるでしょう。
しかしながら、システムの根本的な部分が変更されたわけではないので、Mac OS 8.5でもJapanese以外のスクリプト上で、HFSボリュームからHFS+ボリュームへ日本語名のファイルをコピーしたりすると、内部的なファイル名が不正となり同名(に見える)のファイルが同じ場所に共存する等の問題が発生する可能性がありますので、US版システムと日本語版システムを併用するような場合は注意が必要です。
(むしろ文字化けしないために以前より原因が掴みにくいかもしれません。)
システムの完全なUnicode化はまだ遠いようです。

[98/10/22](2)
- Mac OS 8.5とPB5xx/PPC
Mac OS 8.5は、公式にはPowerPCプロセッサカードでアップグレードした68k Macでは動作しませんが、MacNNに、Systemにパッチを当てて、AppleのPowerPC 603カードでアップグレードしたPowerBook 540cでMac OS 8.5を動かしたという記事が掲載されていました。
記事を書いたJohn氏も指摘していますが、Mac OS 8.5のマニュアルには「PowerPCプロセッサーカードでアップグレードされたコンピューターであっても、68040以前のプロセッサーが搭載されており、起動時に68040以前のプロセッサーがアクセスされる場合」は、Mac OS 8.5は利用できないと書かれています。
実際にはPB5xx/PPCでも(そのままでは)Mac OS 8.5は利用できないのですが、PB5xxのPPCアップグレードカードは、68kのCPUと置き換えるタイプなので、このような方法を使えばなんとか動作するということなのかもしれません。
(もしかすると当初はサポート予定だったのかも)
なお、言うまでもないことですが、上記のような方法でMac OS 8.5を動かした場合、当然Apple/アップルのサポートは受けられませんので、ご注意ください。
[98/10/24]
- PPCアップグレードカードとMac OS 8.5
22日の記事に書いたPowerBook 500シリーズだけではなく、QuadraやLC575等のデスクトップ機でもPowerPCプロセッサカードでアップグレードした68k MacでMac OS 8.5が動いたという話があちこちで報告されているようですね。
68kのCPUをPowerPC 603に置き換えるPB5xx用PPCカードと異なり、デスクトップ機用のPPCカードはカード上に元の68k CPUを装着し、コントロールパネルで68k環境とPowerPC環境の切り替えが可能なので、Systemのリソースを書き換えてもMac OS 8.5は動作しないかもしれないと考えていたのですが、そうでもないようです。
また、これらのカードは68k環境が不要な場合は68k CPUを取り外しても起動は可能なようです。
と、言うことは、Apple/アップルの言う
PowerPCプロセッサーカードでアップグレードされたコンピューターであっても、68040以前のプロセッサーが搭載されており、起動時に68040以前のプロセッサーがアクセスされる場合
って、どういう状況で発生するのでしょうね?
[98/10/28](2)
- Mac OS 8.5のTechnote
アップルのデベロッパ向けページでTechnote 1142:Mac OS 8.5が公開されました。
Mac OS 8.5はかなり大きな変更があったシステムなので、Technoteのサイズも大きくなっていますが、注目すべき点は、標準インストールで、Mac OS X ServerのBlue Boxにインストールすることもできます。という部分でしょうか(笑)。
[98/11/05]
- Virtual PC 2.1.1アップデータ日本語版
日本語版のアップデータがやっと出ました。
近いうちにメディアヴィジョンとシステムソフトのサイトからもダウンロードできるようになるでしょう。
Mac OS 8.5のドキュメント「Mac OS 8.5について」には、Connectix社のVirtual PC 2.0および2.0.1はMac OS 8.5と互換性がなく、Mac OS 8.5上で使用する場合にはバージョン2.1以降を使用するようにとの指示が記載されています。
私の環境ではMac OS 8.5J上でVirtual PC 2.0.1Jが特に問題なく動作していましたが、Mac OS 8.5をお使いの方はアップデートしておいたほうが良いでしょう。
[98/11/25]
[98/12/07](3)
[98/12/08]
- Mac OS 8.5.1 Update詳細
昨夜お伝えしたMac OS 8.5.1 Update(US版)のドキュメントによる変更点は以下の通りです。
・Drive Setup 1.6.2(12月6日の記事を参照)。
・AppleScript1.3.2のメモリリークの問題を解決(Mac OS 8.5.1のAppleScriptは1.3.4)。
・FileMaker Pro 3.0以降およびFileMaker Server 2.0以降で、HFS/HFS+ボリュームに対して多数の非同期書き込みが行われた場合にメモリエラーが発生し再起動が必要となる問題を解決。
・Mac OS 8.5で使用できなかったサードパーティ製ADBデバイス(ドングル、ジョイステック)をサポート。
・OpenTransport 2.0.2。
・Sherlockのプロキシ制限解除。
Appleのロードマップでは、1999年第1四半期(1月〜3月)にMac OS 8.6がリリースされる予定になっていますが、この時期にMac OS 8.5.1が出るということはMac OS 8.6のリリースは少し遅れるのかもしれません。
[98/12/08](2)
- Mac OS 8.5.1 UpdateのTech Info
AppleのTech Info Libraryで「About Mac OS 8.5.1 Update」(記事番号 26165)が公開されていました。
変更点についてはドキュメントに記載された内容と同じですが、それ以外では以下のようなことが書かれていました。
・Mac OS 8.5.1 UpdateはMac OS 8.5がインストールされたMacintoshと最低でも仮想メモリで24MBに設定した16MBの物理メモリを必要とする。
・AppleのPC Compatibility Cardはサポートされない。
(Mac OS 8.5でもサポートされていません。)
・ローカライズ版は今月遅くに利用できるだろう。
・Mac OS 8.5.1 Updateはインターネットからのダウンロードに加えて1月からはCD-ROMでの供給も開始される。CD-ROMはApple Software Order Centerに$9.95(送料、手数料込み)でオーダーすることができる。
(これは米国内だけだと思います。)
必要なメモリ量はMac OS 8.5の場合と同じですね。これはUSシステムでの話なので、日本語版ではもう少し多くのメモリを必要とするでしょう。
(Mac OS 8.5日本語版では最低24MB、32MB推奨となっていました。)
各国語にローカライズされたバージョンも今月終わりまでにはリリースされるようですので期待したいと思います。
[98/12/21](2)
- Mac OS 8.5.1アップデート日本語版がリリースされました。

アーカイブのサイズは約3.3MB(MacBinary)/約4.5MB(binhex)。変更内容は以下の通りで一部で噂されていたことえり関連の変更は今回は無いようです。
・ドライブ設定の不具合
・AppleScript のメモリリーク
・ファイルシステムのメモリの改善/Mac OS 拡張フォーマットの破損
・サードパーティ製 ADB 装置の認識の不具合
・Mac OS 8.5 CD からの起動に失敗する問題
・Sherlock のプロキシの制限
・Fontworks のフォントを表示できない問題
・一部のアプリケーションにおける文字幅の不具合
・ネットワーク設定スクリプトの不具合
なお、Mac OS 8.5アップデートの内容は含まれていないため、こちらを先にインストールする必要があるとのことです。
また、Mac OS 8.5.1にアップデートした後はMac OS 8.5のカスタムインストールができなくなるとのことですので、ご注意下さい。
Mac OS 8.5.1アップデートは99年1月中旬からは雑誌付録CD-ROMにも収録されるとのことです。
(Mac OS 8.5アップデートは現在発売中の雑誌付録CD-ROMに収録されています。)
【アップルのプレスリリース】
【Vectorミラー(http)】
【Vectorミラー(ftp)】
[98/12/21](3)
[98/12/22](2)
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1998.