XFree86のルートレスモードでAqua風の操作性を実現するウィンドウマネージャー「OroborOSX」
2004/01/06 Update
注:Mac OS X v10.3ではAqua調ウィンドウマネージャー(quartz-wm)を含むX11 for Mac OS Xが標準でバンドルされているので、特別な理由の無いかぎり純正のX11を使用したほうが良いだろう。
私自身、すでにOroborOSXを使用していないため、本ページの更新は原則として中止する。
● OroborOSX使用法(v0.8.5)
(最新版はv0.9)
前提条件:XFree86が正常に動作していること。
XFree86の導入については別項を参照のこと。
(1) OroborOSXのサイトからバイナリのアーカイブをダウンロードし、適当な場所に解凍する。

注1:古いバージョンのStuffIt Expanderでは解凍が正常に行えない場合がある。
この場合はコマンドラインからgunzip/tarコマンドを使用するか、最新版のStuffIt Expanderを使用する。
注2:バージョン 0.8 Preview以降では、カスタマイズされたXDarwinアプリケーションがあらかじめアプリケーションに含まれているため、従来のバージョンのようにXDarwinに変更を加えるスクリプトを実行する必要が無くなった。
(2) OroborOSXアプリケーションのアイコンをダブルクリックして実行すると、X11環境がAqua風のルートレスモードで起動する。

(3) デフォルトではxterm、xeyes、xcutselが自動的に起動する設定となっている。
最初に起動するXクライアントを変更する場合は「起動」メニューから「スタートアップ項目を編集」を選択し、内容をエディタで編集する。
また、Xクライアントを「起動」メニューから起動するためのスクリプトと、そのテンプレートは各ユーザーのホームディレクトリ下の「Library/Preferences/OroborOSX/Launch Menu Items.localized/Launch Menu Items」フォルダに収録されている。
(作成したスクリプトが「起動」メニューに表示されない場合は「起動メニューを再構築」を実行する。)

(4) ドックのOroborOSXアイコンをクリックし、Xクライアントのウィンドウへアクセスすることもできる。
バージョン 0.8 beta2以降では、同じ種類のウィンドウはグループ化して表示される。

(5) バージョン 0.8 Preview以降では、最小化したXクライアントはドックに格納されるようになった。

「オプション」メニューの「最小化時にDockに入れる」のチェックを外すと、従来どおり画面左上にタブ状に表示される。
(位置は「オプション」メニューの「アイコンバーを〜に表示」で変更可能)

なお、Optionキーを押しながら最小化ボタンをクリックすると、メニューでの指定と動作が入れ替わる。
(6) Xクライアントのタイトルバーをダブルクリックすると、タイトルバーのみの表示となる(ウィンドウシェード)。

(7) バージョン0.75a4以降ではXクライアントの外見を変更する「テーマ機能」がサポートされた。「オプション」−「テーマ」メニューから「テーマ」の切り換えを行うことができる。
デフォルトの「Eau」(Aqua風)以外に、「Greyphyte」(グラファイト)、「Nextish」(Next風)など、数種類の「テーマ」が標準で用意されている。
(OroborOSXのサイトから、追加のテーマファイルがダウンロード可能)
「テーマ」を追加する場合は、各ユーザーのホームディレクトリ下の「Library/Preferences/OroborOSX/Themes.localized」フォルダにテーマファイルを格納したフォルダを置く。

Greyphyte

Nextish
OroborOSXは、まだバージョン1.0未満の段階であり使用には注意が必要だが、Aqua風のX11環境を使ってみたいユーザーは試してみる価値があるだろう。
注:OroborOSXは起動時に.xinitrcファイルを実行しない。OroborOSXの起動後に「起動」メニューから.xinitrcファイルを実行することができるが、実行前にウィンドウマネージャーの起動を指定している行をコメントアウトしておく必要がある。
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