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久保田成長研究所
代表 : 久保田十司夫

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voluntarySight
ページ7

外国為替レート
1.3455
ドル/ユーロ
103.95
円/ドル
0.7923
ドル/豪ドル
1.9248
ドル/英ポンド
1.2054
カナダドル/ドル

NYダウ ナスダック 米 長期金利
10,774ドル 2041ポイント 4.535%

年間7000億ドルにも及ぼうとする米国の貿易赤字、年間8000億ドルもの海外居住者による米国証券投資、どちらも尋常な数字じゃ無い。ドル安が嫌で海外から資金が米国に流入したといった方が正解だろうけど。ドルを買いたかったから米国の長期金利は4%ちょっとで推移した。この資金を当てにした投資が米国内に起こり、今度はその資金が欲しいと金利を上昇させる。ドル安、長期金利上昇のステップにどうやら入った。金利上昇でその需要も下がる。米国への証券投資、その流入も頭打ちになる。7000億ドルペースに膨れ上がった米国の貿易赤字、このドル安圧力は半端じゅ無い。ドル安方向を見込む筋はドルを買い急がない。ドル安が進むのは自然だ。米国の貿易赤字が削減される。このパターンは必然で入れなければ活けない。好むと好まざるに関わらず削減はしなければ活けない。巨額の証券投資も、巨額の貿易赤字も持続不能である。
2005.3.13

1.35−1.40ドル/ユーロの為替水準には興味ある。ユーロ圏の対米貿易黒字を削減できる水準、この領域になるんじゃないかと言う意味で興味ある。行き過ぎは駄目、ただこの水準でその削減が無いと確認出来れば更なるユーロ高はあり得る。行き過ぎはユーロ経済に打撃を与える。為替の行き過ぎ、これは活けないけどドル/ユーロの為替水準は興味深いところまで来ている。政治家の心地いい水準は1.25−1.30ドル/ユーロ、貿易黒字を1.35−1.40ドル/ユーロで削減できるならこんな良いことは無い。企業や人々が米国かの輸入を増やす行動をすれば削減は始まる水準だろう。1.35−1.40ドル/ユーロの為替水準には興味ある。先ずはユーロが米国の貿易赤字削減の可能性を持つ為替水準に到達しつつある。円は100−80円/ドルの中にその水準がある。80円/ドルを超えて行過ぎればこれは経済に悪影響を及ぼす。円はそんな心配も無用の水準に未だとどまっているけど。
2005.3.15

巨悪の根源は米国の巨額の貿易赤字だよ。これを削減のステップに入れる。もう待った無しだよ。11月,12月,1月が米国への証券投資、海外の投資家による投資(米国で短期でドルを借りて、米国で中長期の証券投資をする資金も含む)直近のピークを付けた。これだけの投資が向かってもこの為替水準に。いかに巨額の貿易赤字が凄まじいか良く分かる。さらに増やすって、これは駄目だ。米国の貿易赤字の削減は米国のGDP成長率にはプラスに寄与する。一方で米国への証券投資のピークアウトはマイナスに働くだろう。これが上手くバランスしながら推移してゆくのが一番いい姿だ。2005年、2006年と米国の経済成長率は減速する。2004年10−12月期がその勢いを感じる最後の四半期になる可能性が高い。GDP成長率2%台を目指すことになる。米国の長期金利の上昇はこの緩やかな景気減速に懸念材料になる。住宅価格の伸びもその勢いを失う。2004年がその価格上昇率のピークになるだろう。長期金利の上昇はここに影響を及ぼす。上昇しすぎで米国経済が崩れる可能性も否定できない。巨額の証券投資、米国に流入し続ける事は無い。しっかりと財政赤字も同じように削減してゆかないと活けない。資金の取り合いは長期金利の急騰も招く。米国債に3000億ドルが流入、政府機関債に1500億ドルが流入、社債に3000億ドルが流入、株式に500億ドルが流入、この中で国債、政府機関債の動向には注目するところだろう。一番、お金の回転力が無い領域である。巨額の米国の貿易赤字の削減は待ったなしだ。先送りはもう許されない。そうそう巨額の証券投資を持続できるものでは無い。米国のGDP成長率は減速してゆく。2006年は2%台の可能性が高い。
2005.3.16

NYダウ ナスダック 米 長期金利 WTI 原油先物
10,632ドル 2014ポイント 4.568% 56.92ドル/バレル

ドルが一番、価値があれば、投資資金はドルに留まるものだよ。ドルが持続的に安くなる。ドルから資金が逃避するのは当たり前、ドルからの逃避先としてゴールドは良く知られていた事だよ。原油がそのターゲットにも成った。商品市場がそのターゲットにも成った。緩やかなドル安がこの動きを誘発した。ドルから資金が逃げる。緩やかなドル安の弊害だよ。持続的に逃げる。緩やかなドル安のもたらした弊害だよ。
2005.3.17

12月10日に原油は41ドル/バレルまで反落していた。今回、米国に戻った資金は此処に流れていった。1月には長期金利も4%を割る勢いだった。ここにも流れた。株式市場も上値を追った。商品市場、債権市場、株式市場活況の原資になって居た。債券市場は金利上昇に転じる。株式市場も此処に来て反落。原油は高騰。原油には更に資金が流れる結果を確認した。年末年始にしっかりとドル安を進めていればこの原油の高騰は無かった。中途半端なドル安は商品市場への資金逃避の元凶である。
2005.3.18

外国為替レート
1.3369
ドル/ユーロ
104.76
円/ドル
0.7934
ドル/豪ドル
1.9216
ドル/英ポンド
1.2028
カナダドル/ドル

米国の景況感、景気の強弱を比較的早く確認できるのはこの小売売上高の推移だろうなー。2004年第四四半期の勢い、この1月、2月は無い、そんな傾向は読み取れる。2003年3月から8月の勢いの無さ、ここまでその勢いが無くなっているとは1−2月では言えないけど、3月、4月とその傾向もはっきりしてゆく。米国の景気に勢い、続いているか、いないか、そのGDPの多くを占める個人消費の動向をこの小売売上高でチェックできる。7000億ドルにも及ぼうとする米国の貿易赤字、米国の景況感の持続は為替に大きく影響を及ぼす。7000億ドルの景況感の差異、注視する価値はあるよ。米国の景況感が寝るって又、ドル安圧力になる。その要因になる。今回は金利上昇の影響を先ずは見極めるステップである。
2005.3.18

米国の長期金利は健全な動きをしてきた。ここに来て10年もので4.5%に上昇、30年もので6%に迫る水準に上昇してきたけど、まだまだ、米国の個人消費に勢いがなくなるようなら下げに転じられる水準で待機している。FF金利がそれを邪魔する事態は目を当てられない状態だけど、未だそれを心配するステップには無い。此処から米国の個人消費の源泉が提供されてきた。この事実は曲げられない。株式市場の上昇でお金を増幅、その調整下でもこの長期金利の動きが米国の消費を支えた。企業部門にバトンタッチなんて時期早承だ。住宅価格の上昇も何時勢いがなくなるかも誰も予想できない。長期金利が個人消費の勢いをかんじて、その減速を感じて10年もので4%割れを目指すその芽は何時でも育てるポジションに居ることは重要だ。4−6月は長期金利がちょっと上昇した、このレベルで個人消費の勢いをチェックする良い機会だ。2004年の住宅価格の上昇率、2005年は維持できない。これは個人消費の減速要因に働く。
長期金利の動きは頼もしい
2005.3.23

賃金の安い国々から米国に製品が輸出される。安い製品に米国の国内製造業がその製品の値上げを抑えられる。基本的にこのパターンで進む。FF金利の上昇が米国のインフレを抑えているという感覚は無いなー。製造業はその競争で値上げどころでは無い。これが現実の姿と感じている。世界経済の持続的成長が原材料を価格上昇させる。この動きは米国のFF金利の上昇で抑えられるものでは無い。むしろ米国の景気を崩すだけと感じている。株式市場の暴落も誘発する。NYダウで9000ドルを割れるんじゃないかなー。低賃金国からの安い製品の輸入で米国の物価上昇は抑えられてゆく。インドのソフト産業を含めて。
2005.3.23

FF金利で金融引き締め、難しいんじゃないかな。巨額の貿易赤字を背景に米国に海外から資金が流入している。社債市場にも3000億ドル水準の資金が流れ込む。この資金の流れ込みをFF金利で引き締めるって、かなり無理なことだろうなー。金融当局からの貸し出しでその活動を行っている所はFF金利の上昇で抑制させる。金融引き締めが出来る。巨額の貿易赤字によるドル安が嫌だといって、ドルを購入する、この資金を引き締める。FF金利では無理だよ。長期金利を上昇あせるって至難の業だよなー。米国の貿易赤字が削減されないと無理だよなー。英国の金融引き締めの最中、長期金利は下落していった。去年の話だよ。
2005.3.23

米国の代表的企業のその資金の回転力をチェックすると、総資産利益率で見ると、社債の金利負担に喘いでいる企業って沢山あるんだろうなーって想像する。年間3000億ドルが海外から流れ込む社債市場、この金利に四苦八苦してその製品価格を上げたいと思っている企業、結構、多いんだろうなー。コアのインフレが上昇する要因の一つに成っているかも知れない。株主資産利益率14%と聞いて、米国の企業って凄いと思う、でも総資産利益率をチェックするとたいしたこと無いと現実を知る。5%以下だと新たな社債発行でそのギャップを埋めている事になる。金利支払いの為に新規社債発行、そんな企業も在るのかも知れない。製品値上げ、悲願だろう。
2003.3.23

未だ金融緩和状態だ、と判断してFF金利を上昇させてゆく。目先筋がこのFFレートに引き付けられドルを購入する。ドル高が進む。証券投資筋はそのドル高に魅力を感じなくなり米国への投資を抑制させる。長期金利が急騰する。このパターンってあるよ。目先筋がドルを買いあがる。巻き戻したときはドル急落だ。長期金利急騰、株式市場暴落、ドル急落のエネルギーを蓄積する結果になる。巨額の貿易赤字を抱えて、未だ金融緩和状態だと判断してFF金利を上昇させてゆく。目先筋がドル高を演出。このパターンはコントロール化には無いよなー。1994年のFF金利急上昇、長期金利急上昇って過去に事例がある。今回は巨額の貿易赤字を抱えている。更にたちが悪い。
2005.3.24

外国為替レート
1.2978
ドル/ユーロ
106.02
円/ドル
0.7717
ドル/豪ドル
1.8676
ドル/英ポンド
1.2154
カナダドル/ドル

NYダウ ナスダック 米 長期金利 WTI 原油先物
10,470ドル 1993ポイント 4.607% 54.28ドル/バレル

FF金利、1.75%で停止しておけば、目先筋のドル買いは誘発せず、更にドル安が進み、貿易赤字の削減ステップに入れた。去年は日本が30兆円にも及ぶ巨額な為替介入を行い、今年はFF金利の上昇しすぎがドルの緩やかな下落を誘発している。巨額の貿易赤字、巨額の証券投資の米国への流入はそうそう続けられない。百害あって一利なしである。FF金利水準は年末、上昇しすぎた。米国の社債市場、年間3000億ドルもの流入、これも巨額すぎる。米国の巨額な貿易赤字を削減せずにこの数字は削減できない。ハードランディングになる可能性が否定できなくなった。先ずはドルが何処まで買われるかに興味が移る。目先筋によって。

政策金利よりもグローバルな資金の流れによるその影響の方が大きい。米国の巨額な貿易赤字がFF金利の機能を停止している。不感帯を設定している。その先は急激な動きを誘発する。コントロール不能な領域に行き成り入る。こんなはずじゃ無かったという領域である。今はハードランディングに入る可能性を否定できない。目先筋の動きに注目だ。このドル買いの蓄積、その量がそのハードランディングの激しさを決める。
2005.3.24

FFレートを上げて、金融緩和状態を脱しようとするのに、目先資金がドルに戻り、商品市況の資金がドルに戻り、結局は金融緩和を更に進めた結果を誘発した。今、そのキャッシュポジションが高まっている。米国の貿易赤字、巨額の貿易赤字をファイナンスするのに年間7000億ドル以上の資金がドルに流れ込む。この金融緩和圧力は凄まじい。巨額な米国の貿易赤字を削減、ハードランディングが避けられないかも知れない。そういう方向に進んだ。この方向は米国経済が崩れる可能性は高いよ。ドルに資金を呼び込んだ。巨額の貿易赤字を抱えている状態で。
2005.3.24

ハードランディングという言葉、久しぶりに使った。米国の株式市場が加熱していったとき以来だ。NYダウで8000ドルを超えてゆく。ソフトランディングを目指したがその加熱は収まらず、ハードランディングを覚悟した。2000年4月に株式市場がピークアウト、12000ドルでピークアウト。2001年に経済がハードランディングに陥ったのは記憶に新しい。株式市場も8000ドル割れまで下落していった。ソフトランディングを目指したが、その加熱を抑えられなかった。ハードランディングも有り得るって閃くのはその時、以来だ。今回もソフトランディングを目指していた。今回もその道には入っていない。
2005.3.24

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