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久保田成長研究所
代表 : 久保田十司夫

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voluntarySight
ページ7

未だポジション調整の動きしか無いからなー。本気で円売りドル買いを張る筋が見つかっていない。日本の経常黒字15兆円強、日本の株式市場に流入する資金10兆円弱、この円買い資金を本気で支えないと今の円の為替水準は支えられない。2004年は証券投資18兆円、2003年に続いてこの数字だった。支える資金が足りない。2005年が更に増えるって期待するのも希望的観測にしかならないだろう。本気で円売りドル買いをする筋に繋げないと円高に反転して行くのは間違いないだろう。日本の証券投資筋は100円/ドル割れの円高を持っているんじゃ無いのかな。ポジション調整のドル買い、線香花火で終わるかもよ。
2005.3.24

外国為替レート
1.3012
ドル/ユーロ
106.38
円/ドル
0.7733
ドル/豪ドル
1.8728
ドル/英ポンド
1.2133
カナダドル/ドル

ドル高でどうやって米国の貿易赤字を削減するんだ。これが削減できないと巨額の証券投資を持続しないとその為替水準は維持できないぞ。金利差なんて為替のドル下落で帳消し、損失を抱えて肩を落とすのがおちだよな。ドル安が嫌だと米国に証券投資した筋もドル高ならその動機を失う。ドル高で証券投資、その分も負担する事になる。他力本願でドル高を持続するってこれは虫がいい。今、ドルを買っている筋は長期金利の上昇に証券投資筋が飛びつくって考えているようだ。飛びつく証券投資筋はババを引かされるって言うことだろうなー。1.22ドル/ユーロでドル買いポジションを作った筋はこの為替水準で米国の貿易赤字が削減してゆくと信じていたようだ。今はその考え方を修正したよ。だからユーロ高が進んだ。米国の貿易赤字を削減できない為替水準ではドルの買い方が損失を被るよ。此処までドルを買いあがった筋は証券投資筋が金利上昇に飛びついてドルを購入、そのタイミングで売り抜けられると考えている。良い鴨にされるぞ。
2005.3.24

米国の景気が良いっていうのは米国の貿易赤字を更に増やす要因だからなー。景気が良いってドルを買いあがる。貿易赤字も増えてる。景気が良いって貿易赤字を増やすよ。景気が良いのになんで貿易赤字が削減されるのよ。景気が良い。ドルを買いあがる。米国の貿易赤字も増える。結局、更に買い増さないと買いあがったその為替水準を維持できなくなる。景気が良い。どうやって貿易赤字を削減するのよ。ファイナンスする資金が枯渇してしまうんじゃないの。
2005.3.24

インフレ懸念、行き過ぎじゅあないの。2000年に企業はその利益の確保に製品の値上げに動いた。株式市場から生み出された資金が消費に回って製品値上げ環境も。今回も住宅価格の上昇と長期金利の低下で住宅関連から消費資金が提供、企業はその製品の値上げで利益を確保しようとする動きを容認する。2002年には企業はその価格支配力を失った。物価上昇率は下落していった。今回も、長期金利の上昇は借り換えによる部分で消費資金を提供していた部分は枯渇、住宅価格の上昇による担保価値上昇による消費資金が残るだけだよ。2002年の推移をトレースする可能性は高い。2004年の住宅価格上昇、あれはピークを打ったよ。住宅関連が消費の源泉を供給してきた以上、又、同じパターンを想定しておく方が現実的だよ。インフレ懸念、2000年と同じパターンで企業が価格支配力を失うかもよ。インフレ懸念って、そんな状況じゃ無いよ。株式市場による消費の源泉提供と同じように住宅関連からの消費の源泉提供、同じパターンを辿るはずだよ。インフレ懸念よりも景気後退懸念、景気を支えるには、のほうが現実的な視点だよ。2000年4月に株式市場はピークを付けた。
2005.3.25

企業のお金の回転力が強いとその力で収益を増やして行ける。1996年に高度情報化社会の本格的スタート、これは企業活力を生んだ。その製品の値上げで収益を確保、が後退した。コアのインフレがその様子を写す。現在、企業が市場創出期に有れば、この動きになっただろう。現実は2000年の動きの再来だ。今度は消費を牽引してきた住宅部門がその資金供給をピークアウトさせる。コアインフレ2.5%で長期金利4.5%、3.0%に上昇して5.0%に上昇、自立的に住宅関連からの消費資金の供給に抑制力が働く。FF金利誘導よりも確実に動くよ。その後は住宅価格動向次第だ。消費に供給する原資動向は。ここはコントロールできない部分だろう。もうピークアウトしたよ。2001年の様に景気後退させないことが肝要だ。FF金利が景気の引き締めに動いてもその金利水準は1年しか維持できない。行過ぎてるんだよなー。1994年も、1999年もその上昇させた水準。
2005.3.25

社債市場に3000億ドルが海外投資家から流れ込む。政府機関債市場にも1500億ドルが流れ込む。2004年、この資金を食いつぶすだけの所がその資金を使ったとしても経済は強く見えるよなー。米国のGDPベースの設備投資額、たしか1.9兆円くらいでしょう。住宅が7000億ドル弱、非住宅が1.2兆ドル弱くらいだ。この市場に1500億ドルと3000億ドルが流れ込んだと考えるとその規模は巨額過ぎる。米国の企業収益、1.1兆円に。これが設備投資の原資になり、社債発行がこれに加わり、1.2兆ドル規模の投資が行われる。2004年はその設備投資、米国経済を牽引した。企業収益が減少に転じると、この原資も伸び悩む。これだけの資金を使って2004年7−9月期からその収益が減少に転じた。社債も金利が上がればお金の回転力の無い所から手を引っ込める。設備投資の伸びもそのピークが過ぎたんじゃ無いかなー。筋肉質な体質に。コストアップを吸収できる体質に。製品値上げで収益を確保したくなるようなところに資金が流れたのは、弱さを連想させる。成熟企業は筋肉質に。市場創造で経済を拡大。どちらも弱いなー。米国経済は水ぶくれの部分がある。そこにも海外からの証券投資資金が流れたんじゃ無いかなー。見かけ上は強い数字でもその中身は弱い。今回のコアインフレ、2.5%への上昇から感じる。ただ2.5%は中立的な数字だけど。2.0−3.0%のレンジが米国経済なんだろう。社債市場に3000億ドル、政府機関債に1500億ドルの海外投資家からの資金流入は巨額過ぎる。水ぶくれは何れ破裂する。そうそう持続できるものでは無い。米国の巨額な貿易赤字の削減が急務、その未然防止の本筋だよなー。インフレ警戒って言われるとこれをイメージした。
2005.3.25

日本から1600億ドルの証券投資が行われる。米国に海外居住者から8000億ドルの証券投資が行われるとすると、日本はその20%を占める。年間1600億ドルはかなりの額だよ。日本から海外に証券投資、18兆円。米国に1600億ドルはつじつまが合わないけど、米国でドルを借りて長期債に投資する分も含むからそれを差し引いて考えれば良い。この1−3月は日本勢、海外に証券投資、ネットでしていない。400億ドルが先ずはマイナスになる。国内にそれらの資金は封じ込められた。ドル高では出て行かないよ。110円/ドルで鼻息が荒かったけど、その相場観は円高方向にシフトしているのだろう。18兆円が海外に証券投資として出て行ったときと現在ではその為替観は全然違うだろう。
2005.3.25

外国為替レート
1.2965
ドル/ユーロ
106.36
円/ドル
0.7718
ドル/豪ドル
1.8702
ドル/英ポンド
1.2179
カナダドル/ドル

IMM投機筋が為替相場の流れに従ってドル買いが 直近では仕掛けられた。円売りドル買いを取った筋がユーロや英ポンドも同時に売った展開だった。FFに敏感な筋がドル買いを仕掛けて、そろそろ今回のドル高も終盤になるかも知れない。終盤局面に入ったのかも知れない。証券投資筋がこのドル高を支える気持ちが無く様子見に徹すれば、IMM筋のドル買いの勢いも削がれる。思惑が外れる。証券投資筋がドルを購入するドル安水準までじりじりとドル安が進む。IMM筋は次の週にはその相場の勢いでポジションを変える。円、ユーロ、英ポンドにドル買いを同時に入れた筋が何処まで踏ん張れるか、だけのドル高である。IMM商業筋のドル買いポジションのドル売戻がこれにバランスした。IMM投機筋、FF金利に敏感な、即ち円の売り方がこのドル買いを吸収してドル買いポジションを膨らませる。そうそう、続くものでは無い。証券投資筋がこのドル高をバトンタッチしてくれるのを羨望の眼差しで見つめている。IMM投機筋のFF金利敏感筋とIMM商業筋のドル買いポジションの整理筋が。更なるドル高を証券投資筋に期待している。証券投資筋が巨額の貿易赤字のファイナンスをこのドル高水準で応じ無かったらドル安に反転である。日本の証券投資筋の動きも注目だ。

ドル買いを仕掛けた筋はFF金利の上昇加速、0.5%ペースへの加速を囃し立てる。彼らも勝負してる。でも為替相場の流れで直ぐにそのポジションは変える。2日でその相場の流れの判断を変える。2日待てない筋の動きに変わってきた。
2005.3.26

2日待てない筋による円安ドル高、この3月2週の証券投資動向を見ると良く分かる。証券投資筋が中立で様子見に。ドル高方向は軽くなった。2日待てない筋がちょっとドル買いの勢いがあっただけでドル高に進んだ。相場の流れが説明出来る動向だ。2日待てない筋が本気で何処までドルを買いあがるか、興味深くもある。はしごが外されるステップに入ってるんじゃないかなー。IMM商業筋のポジション調整、ドル買いも終盤だ。証券投資筋は米国の巨額の貿易赤字に目が行っている。
2005.3.26

夕べは原油先物、WTI急落だった。5ドルの急激な下げ。51ドル台に落ちてた。貿易赤字を削減してドル安のピークを確認すれば商品市況に逃避していった資金が戻る。これを予感させる出来ごとだよ。緩やかなドル安がドルから逃げる資金を持続させる。米国の巨額な貿易赤字を本気で削減しないと再びドル安圧力のステップに反転だよ。仮に証券投資筋がこの為替水準でドル買いに動いてもその時間の経過と共に貿易赤字によるドル売り圧力に屈してしまう。IMM筋がババを引くか、証券投資筋がババを引くかの話だけだよ。時間を置けばドル安圧力に再び戻る。そのタイミングが何時かの問題だけだ。商品市況も落ちたところが絶好の仕込み場だろう。
2005.3.26

日本で年収の5倍がサラリーマンが購入できる住宅価格、その下落もここで食い止める。地価バブル、株式バブルが弾けてこの13年間、日本経済は四苦八苦してきた。米国で25万ドルを超えた住宅価格、日本の5倍基準で考えるとバブルとは思わないけど、日本は土地価格が占めるこの割合を差し引くと住宅本体の価格は割高って思う。土地と建てやで5倍と行っても建てやだけなら年収の2−3倍で購入できる。ローンを組める基準で5倍、東京のマンションがこの数字で下げとまった、という印象だけだ。
地価と建てやに分けて考えるとその土地にあまり価値が無い米国で住宅の販売価格が年収の5倍を超えてゆくのはバブルの域に入ったとも思う。建てやは原価償却してゆくものだ。30年であろうが、50年であろうが、建て替えサイクルはある。そのサイクルで建てやは減価償却してゆくものだ。建てやの価値が上昇し続けるってバブルだ。この上昇は何れ止まる。値上がりを見込んで住宅を購入する人達の需要は何れ無くなる。この市場に1500億ドルの資金が海外投資家から流れ込む。この資金がバブルの原資に相違ない。建屋だけなら年収の2−3倍で日本の普通の地域なら購入できる。しかもこの建屋の価値は減価してゆく。建て替えまでにローンを支払うと同時に、建て替えの頭金も蓄える性質のものである。米国の住宅価格の上昇はバブルだ。建てやは減価償却してゆく性質のものだ。
2005.3.26

8000億ドルの証券投資が米国に海外勢からもたらされる。この上昇もピークアウトする運命にある。設備投資も住宅投資も水ぶくれの部分を否定できない。持続的成長路線に米国経済が乗ったとするのは時期尚早である。この米国への巨額の資金流入は巨額なその貿易赤字のファイナンスがその主因である。どちらも持続的に上昇してゆくなんて不可能である。米国が持続的な成長路線に乗ったと判断するのはこの巨額な貿易赤字と巨額な資金流入を適正水準に戻してから先の判断である。ソフトランディングか、ハードランディングか、その道は二つ有る。持続的な成長にはソフトランディングが欠かせない。ハードランディングには景気後退をも視野に入る。
2005.3.26

米国経済に流れ込む巨額の証券投資、5000億ドル台をピークに減少に転じさせなければいけなかった。政府日銀による巨額な為替介入は痛かった。未だ、減少させるチャンスはあったがFOMCによるFF金利の引き上げは痛かった。その水準を1,75%でとめて置けばソフトランディングの可能性も未だあった。米国経済、GDP成長率で2%台の維持、持続的成長路線に乗せる可能性は大きかった。今はハードランディングの可能性が発生した。景気後退の段階も経る可能性がある。米国への巨額な海外勢による証券投資の持続は米国経済をバブルに導いてゆく。水ぶくれ部分に資金が流れ込む。持続的に流れ込む。
2005.3.27

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