オピニオンリーダーのフリートーク 身近な話題から 2005の部屋へようこそ。
久保田成長研究所
代表 : 久保田十司夫
voluntarySight
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一筋の光明は日本から米国に証券投資が出て行かないこと。米国から日本に証券投資が入ってくるこのデーターだ。この傾向が今後も続いてドル安圧力に転じる姿が米国経済を冷やせる。ハードランディングの可能性を小さく出来る。証券投資がこのドル高水準で再び始まるとハードランディングの可能性は高まる。長期金利が上昇しても証券投資が米国に向かわず、ドル安圧力に転じる。この姿が一番いい。
巨額な証券投資の米国への流入が米国経済をバブルに導いてゆく。
2005.3.27
IMM筋のポジション調整、円/ドルにおけるその動向をチェックするとIMM筋は円買いだなー、今年になって、わずかに。証券投資筋がそのネットで円買い。IMM筋の円買いと証券投資筋の円買いをスワップ筋が吸収してドル買いポジションを積み上げている流れが分かる。FF金利敏感筋がスワップ筋、これは納得できる。スワップ筋のドル買いが日本の経常黒字による買いを何時まで支えることが出来るか、このステップに入っているようだ。半年もてば9兆円のドル買いが積みあがる。此処まで支えるってありえない事だろうけど。今回はスワップ筋がドル買いポジションを積み上げている。そうそう続くものでは無い。
2005.3.27
日本のこの巨額な経常収支による円買い圧力はじわじわ、じわじわ持続的に加わるぞ。持続的にこれをファイナンス、その資金でドルを買い増してゆかないとその為替水準は維持できないぞ。スワップ筋が日米の政策金利差に魅力を感じて一時的にドルを買う。この巨額な経常収支による円高圧力はじわじわ、じわじわその威力は時間の経過とともに身にしみる事になる。米国も巨額な貿易赤字を抱えてじわじわ、じわじわドル安圧力が加わっている段階だ。まだまだ円高圧力は持続する為替水準に相違ない。円の売り方は日本の経常収支をファイナンスするドル買いの覚悟が無いと、円高でその損失を被ることになるよ。日本の経常収支、5兆円レベルに削減するレベルまで円高が今回は進むと考えていたほうが良い。米国経済は巨額な海外勢からの証券投資で水ぶくれ経済になってゆく。何れ景気後退に陥る。
2005.3.28
IMM商業筋にしろスワップ筋にしろ、ドル買いが入ってくると言う期待が強い。此処までドル買いポジションを構築してじっと待つ、ここからドル買いが入って来る他力本願意識がとにかく強い。自らが日本の経常黒字をファイナンスする、米国の経常赤字をファイナンスする、その意識は無い。ドル買いが入って来ない時の落胆は大きいだろうなー。ドル買いが入るならそれはいい鴨にされたことを意味する。とにかく此処からドル買いが入るという期待が強い。
去年、110円/ドルをドルの買い場と鼻息が荒かったのは証券投資筋、今年、105円/ドルがドルの買い場と鼻息が荒いのがスワップ筋だ。スワップ筋もその為替相場観を変えることになるなー。日本の経常黒字の持続力はこの為替水準では強力だ。今度はスワップ筋の相場観が修正されるステップに入る。スワップ筋もドルを買えば買うほどその損失は大きくなる。頑張った筋ほど落胆が大きくなる。これは100円/ドルを突破する円高への助走だろう。
2005.3.28
スワップ筋がたっぷりドル買いポジションを積み上げる。その反動は一方通行だよ。円の買い戻しが始まると一方通行だよ。証券投資筋はそのような動きを見せないけど、スワップ筋は一方通行で円の買い戻しが始まる。90−95円/ドルがその場合の次の調整になる、そのくらい此処で頑張るとこの水準が次の為替水準になることもある。どのくらい頑張るか、注目だ。
2005.3.28
日本の国際収支における資本収支、この内訳である証券投資をチェックしてみる。資本収支と証券投資の差異が短期筋の動き。今回、IMM筋はネットでは円買いだった。従ってこの差異はスワップ筋に蓄積している円売りの規模と捉える。12月が2兆円、1月が3兆円、2月、3月とこの規模で積み上げていれば3月末で10兆円規模に円売りが積み上がっている事になる。円の買い戻しが始まったら円独歩高に進められる十分な資金が円売りに確実に積み上がっている。IMM筋がネットで円買いだった。スワップ筋が円売りをぐんぐん蓄積、円の買い戻しが始まったら100円/ドル突破のエネルギーは確実に蓄積されてゆく。延々とこの蓄積は続かない。何れは円買戻しが来る。日本の経常黒字は巨額だ。
2005.3.28
| 外国為替レート | ||||
| 1.2883 ドル/ユーロ |
107.21 円/ドル |
0.7768 ドル/豪ドル |
1.8855 ドル/英ポンド |
1.2185 カナダドル/ドル |
| NYダウ | ナスダック | 米 長期金利 | WTI 原油先物 |
| 10,485ドル | 1992ポイント | 4.624% | 51.29ドル/バレル |
運命の分かれ道。長期金利の上昇に証券投資筋が飛びついて米国への巨額な証券投資がドル高下でも続き、米国経済をバブルに導くか、FF金利敏感筋が落胆して再びドル安、今度こそ、米国の巨額な貿易赤字削減圧力をくわえるか、分岐点だ。巨額な米国の経常赤字の持続は不可能、巨額な米国への証券投資の持続は不可能。百害あって一利なしだ。
2005.3.29
短期資金が10兆円の円売りを積み上げている。この数字は大きいよ。2003年9月に円高が急激に進んだ。あの時の短期資金の流入額が8兆円だった。12月、1月、2月、3月で短期資金の円売りが10兆円に積みあがる。このバランス、持つものじゃ無い。月が変わると短期資金は円を売ったり、買ったりを繰り返してきたのが分かる。目まぐるしく売買を回転させる。その短期資金が円売りポジションを10兆円にも積み上げてしまった。利食えず、損切りに成ったら、その時の円買い戻し圧力は凄いよ。証券投資筋が円買いポジションを持続する。日本の経常黒字のファイナンスをこの短期資金が今後も続ける。そうそう、その資金、続くものではない。既に10兆円に円売りが積みあがった。此処から更に積み上がるって円買戻し圧力を更に蓄積させるだけ。為替が円高に動くとき、損切りが損切りを呼ぶ。
2005.3.29
| 外国為替レート | ||||
| 1.2907 ドル/ユーロ |
107.55 円/ドル |
0.7709 ドル/豪ドル |
1.8745 ドル/英ポンド |
1.2108 カナダドル/ドル |
| NYダウ | ナスダック | 米 長期金利 | WTI 原油先物 |
| 10,405ドル | 1973ポイント | 4.591% | 54.05ドル/バレル |
長期金利が上昇して金融引き締めをしたいのに証券投資がその金利に魅力を感じて米国に流れると、米国の金利による引き締め機能は機能しないよ。機能不全状態になるよ。FFレートが上昇して円売りドル買いを短期筋が積み上げた。金融引き締め機能はその機能を果たしていない。長期金利が上昇する。証券投資が流入すればやはり金融引き締め機能不全となる。米国経済は金利上昇が限りなく続く。米国経済は景気後退に陥る。証券投資筋の動向は運命の分かれ道、である。巨額な米国への証券投資の流入は金利上昇による金融引き締め機能を不全にする。
2005.3.30
IMM投機筋が円買いドル売りを仕掛けたら、この円安はもろいだろうなー。10月のようにIMM商業筋はドル買いで応じることは無い。今回、商業筋はそのドル買いを損切りした。スワップ筋の円売りはこれから更に買いますにはその積み上がりが巨額すぎる。ここからは損切りが損切りを生む可能性の方が高い。10兆円の損切りによる円高圧力に、IMM投機筋による円買い圧力が加わったらこの円安水準はもろいよ。
2005.3.30
今はIMM投機筋の円売り方の相場になっている。ユーロと英ポンドには損切りを同時に入れていた。IMM商業筋がドル買いポジションを減らして利食う、パターンになっている。円では損切り、ユーロと英ポンドでは利食う。このIMM投機筋のドル買い、その後に続く筋が居なければ、ドル高ピークになる。これだけの米国に巨額な貿易赤字を抱えている時に、そのドル売りをファイナンスしなければ活けないときに、この後を引き受ける筋が居るかどうか疑問だなー。居なければ再びドル安圧力のパターンに戻る。短期筋の相場は反対売買が直ぐに始まるから巨額な貿易赤字のファイナンスには成らない。
2005.3.30
日本の輸出企業にとってはその実質実効為替レート、円独歩安の水準で推移してきた。2002年からほぼ120以下で推移している。こんな嬉しい為替レートの持続は無いだろうなー。だけど証券投資筋は苦労した。その維持に巨額の投資をしてきた。為替差損も被った。実質実効為替レートが円独歩安水準で推移とは思っていなかったに違いない。為替差損を縮小したくて更に買い増す。損失を被るその投資額を増やしただけ。証券会社や銀行、投信の収益のあまりの低さに海外勢は驚いたものだ。グローバルに資金が動く時代、条件は同じだろうと言う思いが強い。短期筋もこの円独歩安水準で円売りポジションを構築してもその金利差を為替差損で逆に損失発生で失うよ。明日は、来週はと、為替が円高方向に動くのに何時も注視、売り抜けなければ活けない状況に常時置かれている。円がこんな独歩安水準にあるのに。巨額な米国の貿易赤字と日本の経常黒字はじわじわ、じわじわボディーブローのようにダメージを与えてくるよ。
2005.3.30
短期筋の出入りが均衡したら、米国の巨額な貿易赤字によるドル安圧力の強力さを再び実感するステップだよ。証券投資筋や各国の中銀によるドル買いが出ない水準まで短期筋がドルを買い上げていればこの圧力に耐えるのがその短期筋にかせられた試練になる。円も巨額なその経常黒字による円買い圧力をもろに受ける。持っているだけではじわじわ、じわじわ円高圧力が襲う。この資金をドル買いに買い増して行く必要がある。米国の巨額な貿易赤字、日本の巨額な経常黒字は強力だよ。短期筋、FFレート敏感筋がその洗礼を受けるステップに入る。ドルを買いあがれば、買いあがるほどその圧力を実感する。
2005.3.31
| 外国為替レート | ||||
| 1.2953 ドル/ユーロ |
106.83 円/ドル |
0.7735 ドル/豪ドル |
1.8815 ドル/英ポンド |
1.2120 カナダドル/ドル |
| 外国為替レート | ||||
| 1.2957 ドル/ユーロ |
107.48 円/ドル |
0.7735 ドル/豪ドル |
1.8865 ドル/英ポンド |
1.2122 カナダドル/ドル |
米国の短期筋、金利敏感筋の日本勢の証券投資で円売りを利食えるっていう思い、強いなー。円独歩安の原動力、張本人に期待してる。良い鴨になるとたかをくくってる。直近の為替はそういう動きになった。欧州勢のようにユーロ高に持っていってしまうという発想は無いのが惜しい。円高に持ってゆく、投資再開っていう発想が無かったこの2年間の動向が鴨に出来るって根拠だよ。
2005.4.1
日米金利差相場で思い出すのは2000年だ。FFレート6.5%、一方に日本はゼロ金利。この金利差に着目した米国の銀行が日本の銀行から円を調達して米国で融資に活用した。この金利差、為替差損リスクもしっかりと考慮したものだった。100円/ドルを突破するリスクと自らの資金需要をしっかりと計算して果敢にリスクに挑戦した。金利差為替相場を思い出す。FFレート6.5%、日本はゼロ金利はこれは大きい。今は、FFレート2.75%、日本はゼロ金利。たいした金利差では無い。しかも米国には巨額な貿易赤字があり巨額な証券投資が流入。当時と環境が違う。100円/ドルを突破。これは2000年と2005年は相似しているが、その実質実効為替レートで比較すると現在は円独歩安。この環境差も大きい。為替が金利相場に入るような環境では無い。
2005.4.1
| NYダウ | ナスダック | 米 長期金利 | WTI 原油先物 |
| 10,404ドル | 1984ポイント | 4.451% | 57.27ドル/バレル |
| 外国為替レート | ||||
| 1.2910 ドル/ユーロ |
107.56 円/ドル |
0.7716 ドル/豪ドル |
1.8814 ドル/英ポンド |
1.2142 カナダドル/ドル |
株式市場は景気拡大の減速を嗅ぎ取っている。長期金利も同じように減速を嗅ぎ取っている。原油はドル安を。長期金利が下げて、株式市場も下げる。今回は米国の経済成長の減速を織り込んでいるんじゃないのかな。為替に参加しているFF金利敏感筋とは逆のベクトルを嗅ぎ取っている。ドル高ピーク、この水準になる可能性、おおきんじゃ無いのかなー。証券投資筋が鴨に成らなければドル買いの短期筋は損切りのパターンに成るんじゃないかなー。短期筋の相場は更にドル高が進まないと間違いなく反転に転じる。巨額な米国の貿易赤字、ドル高では削減しようが無い。ましてやドル高でも証券投資が米国に流れ込むようなら米国経済はバブルに陥る。何れ破裂する。ドル安に反転、これが持続的な経済成長の方向だけどなー。巨額な貿易赤字の削減、同時に巨額な米国への証券投資も減らせる。貿易赤字の削減は米国のGDP上昇要因、証券投資の削減は下降要因、打ち消せる。米国の貿易赤字を削減できる為替に持ってゆけばこのステップに入る。短期筋によるドル高は証券投資を細させる。これが機能すれば米国の景気は冷える。でも巨額な貿易赤字はそのままだ。ドル暴落圧力が高まる。短期筋が損切りを始めるから。ドル/円にその資金がどんどん蓄積している。円、独歩高という表現に成るかも知れない。2003年9月は損切りの短期資金が8兆円も円に流れ込んだ。今回はこの数字を超える蓄積が進んでいる。
2005.4.2