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久保田成長研究所
代表 : 久保田十司夫

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個人的に話をすると、米国での自動車販売価格、1.8万ドルが日本では200万円、1.3万ドルが150万円、と思っているよ。日本での自動車の販売価格はその製造原価からは80万円から200万円で良い。販売店の営業経費を上乗せして100万円から200万円で価格設定できれば良いと思っているよ。米国で150万円から200万円、即ち1.3万ドルから1.8万ドルで自動車の販売価格帯を形成できる。その販売価格の上限域にあると思っている。為替レートに換算すると日本と米国との自動車販売価格帯、90円/ドルでもいいんだよ。日本には軽自動車やリッターカーがあるけど、米国には無い。80万円から130万円の価格帯の自動車市場は無い。製造原価は高価格帯だからと言ってもそれに比例して上昇してゆく分けでは無いから150万円から200万円、即ち1.3万ドルから1.8万ドルの価格帯は美味しい、の一言なんだよ。
2003.11.29

ユーロがドルに対して発足以来の最高値を更新してきたよ。ドイツのマルク時代と比べると1.3ドル/マルク台があるから、この水準を目指す動きだよ。ユーロ圏の投資家が国内の株式市場での運用に価値を見出した。NYダウよりも欧州国内の株式市場の方が、あるいは同じように上昇すると考えた。ユーロ高でその国内経済がどのような状態に成るか、肌で感じる事が出来るから安心感があるよね。米国経済が回復基調に入った。その資金循環が米国国内の循環で株式市場にも向かう。国債市場の金利との比較で資金は動くよ。どっちが有利か、投資家が国内事情を感じながら判断する。日本も同じだよ。円高と国内経済の関係を国内で感じる。ユーロが1.3ドルを目指す。円が95円を目指す。米国の資金需要・循環はしばらくこれを許容するんだろうね。米国に資金を潤沢に供給しなくては活けないような状況に成りそうな時がドル高反転のタイミングだよ。日銀介入はユーロから見れば、ユーロ高の加速要因だよね。
2003.12.6

まだまだドル安、米国勢の勢い、物凄いね。8月上旬の121円/ドルが10月中旬に108円/ドルと、円高が進行した。この間、政府日銀の介入額は7兆円だよ。7兆円も介入して12円の円高なり。市場のパワーだよ、これが。一日に外国為替市場で総額1.5兆ドルの規模で取引される。日銀が一日に円売りドル買いの介入をしても、直ぐに呑み込まれてしまう。8月上旬から10月中旬の間で政府日銀は2回、1兆円を越える介入を短時間で行っているよ。それでも結果は121円から108円への円高、だよ。今週の日本勢の相場観は110円から107円だと言う。日銀介入警戒感が107円前半まで円高が進むと急速に台頭してその進行に急ブレーキを掛けると期待してる。政府日銀へ依存と言う弱々しい相場観だよね。107円を抜けたら損切りがきっと始まるよ。ここで円高が加速する。3ステップを踏んで再び12円の円高、108円から96円へ。このようなシナリオも有り得る。米国勢の勢いはそのくらいある。100円を挟んだボックス圏か、95円を挟んだボックス圏に入る。このようなシナリオもあるんだよ。1月下旬には結果が出てる。円の反発は2月にちょっと出るかなー。民間の政府日銀介入依存体質ってこんなシナリオも可能にする。
2003.12.7

10月の米国の貿易赤字は418億ドルと発表されました。日本でこの水準の赤字、月に4兆円を超えると言う数字を目の辺りにしたら驚いちゃうよね。米国の人達はその驚きとここままでは活けないと言う気持ちをどんどん高めているよね、容易に想像できることだよ。政府日銀の為替介入はユーロ高加速要因、1.2292ドル/ユーロまで進んだよ。418億円の貿易赤字を縮小させる。米国国内の景気回復で輸入が増える、輸出はそれ以上に増えないと活けない。そうしないと貿易赤字が拡大してしまう。アジアも、日本も、欧州もしばらくは米国への輸出を意識しないと活けないよ。通貨高がそれを催促する。
2003.12.13

107円/ドルでは円高ピーク感が全く無いんだよね。日本人一人としてここがピークだとは思っていないんじゃないかなー。1年以内には戻ってくると考える人達は沢山いるとしても、107円/ドルがピークとは誰も思っていないよ。政府日銀の介入で円が供給される。ドル売り資金に円を供給する。それを止めると急激に円高に振れる。政府日銀しか円買いドル売りをしていない状況がこの現象を引き起こす。円高のピーク感を持ったら民間がこの売買を始めるものだよ。米国勢のドル売りと国内勢のドル買いが拮抗する。一部のマスコミは政府日銀の介入に米国の投機筋が反対売買で応じることに期待が持てるという。円売りドル買いで応じることに期待が持てるという。投機筋は流れを読むことに敏感なんだよ。逆風に立ち向かってゆく投機筋は破綻しちゃうよ。円高ピーク感をいち早く感じる。そして反対売買に転じる。この能力が投機筋の資質だよ。日本人が円高ピーク感を持たない。欧州勢もユーロ高ピーク感を未だ持っていない。そんな水準で円売り介入を政府日銀が行っても一気に円高、のエネルギーを蓄積しているだけだよ。2月か、6月には円高ピークには持ってゆかないとね。来年の年末にずれ込むなどは愚の骨頂だよ。
2003.12.13

政府日銀介入と円急騰(117円/ドルを抜ける時)・108円へ
第一日 第二日 第三日 第四日
4129億円 2733億円 7055億円 3954億円
第5日 第6日 第7日 第8日
2231億円 2633億円 5436億円 4872億円
第9日 第10日 第11日  
1兆0178億円 271億円 1081億円  

グローバル経済が持続的繁栄を目指す、持続的成長を目指す。為替って変動するものだよ。大波の管理が通貨当局の仕事、でしょう。政府日銀は小波に介入しすぎる。その重みが無いよね。大波に対する通貨当局の威厳が失墜していると言っても過言では無い。現状認識だよ。日銀が介入する。大波の過熱感の警告と受け止められる。日米欧協調介入のステップに向かう。この大波への介入が通貨当局の威厳をかもし出す。日銀は小波に介入しすぎるからこの尊厳を失ってる。通貨当局に不可欠な尊厳を自ら放棄してる。そんな印象、意識転換で払拭しないと活けないよ。本来の大波で市場に警告する機能を大切にしなとね。グローバル経済が持続的な繁栄を目指す。為替は変動する物だよ。
2003.12.14

日本人の多くの人達が持って居る過去の為替レートから醸成された、相場観。110円/ドルに今後1年以内で戻ってくる。ここにも危険が潜んでいるよ。これだけの貿易赤字を抱える米国の投資家がその実効相場でドル安にどの位保持させるか、考えないと活けないよ。過去に貿易赤字の修正を行った局面では1988年から1996年まで、8年間、持続させたんだよ。ドル実行レートで80から90のボックス圏に8年間入れた。この強い意志を侮っては活けないよ。現在のドル実効レートは90のライン、まだ80のドル安には届いていないよ。個人的には107円/ドルに戻ってくる確率、ボックス圏入りでほとんど無いと思っている。日本の投資家のドル買いで含み損を抱える事が無い為替レートまでいち早く円高を進め、その水準から今回の米国の貿易赤字縮小のパターンに備えるべきと考えているよ。一部のマスコミの報道でドル買いと言う相場観を持って、含み損を抱えたまま、戻ってくると信じつつも、いつ戻ってくるか分からない状態に多くの人達が戸惑う事態は避けるべきだよね。この状態、さらに円高方向でバランスする要因にも成る。
2003.12.14

ユーロから見て円が安い。132円/ユーロと言う水準は欧州勢の円買いも呼び込むレート水準だよね。1.145ドル/ユーロ、124円/ユーロはつい最近の記憶に残るレートだった。ユーロはドルに対して1.23ドル/ユーロまでユーロ高に動いた。円に対しては円が安い状態になってる。米国勢のドル売り円買いに、欧州勢の円買いが加わる。必然の結果だろうね。日本人や欧州の人達がその貿易黒字に安堵している。米国の人達も気持ちは同じだよ。貿易赤字を貿易黒字に転じたい。この気持ち、物凄く大きいよ。その過程でユーロと円のバランスが崩れてゆく。その崩れも修正するエネルギーが蓄積してゆくのは自然な事だよ。最後は元が目立つ。米国勢、欧州勢、日本勢が元買いにベクトルを合わせるステップに入ってゆくんだろうね。前回の局面だと円買いで240円/ドルから90円/ドルまで急騰した、これから入るボックス圏での局面では元がそう言う状態に成るはずだよ。現在は欧州勢が円買いを進めるエネルギーが蓄積してゆく段階だと個人的には考えてるよ。
2003.12.16

考えられないシナリオなんだよね、貿易赤字が年間、5000億ドル、6000億ドルと上昇してゆくステップは。ニューヨークの株式市場が力強く上昇していった、1999年のころでその貿易赤字が2000億ドル、3000億ドルと上昇していった。この額に当時、皆、驚いた物だよ。日本人も。このパターンに入る。5000億ドル、6000億ドルと上昇してゆく。考えられないパターンだよ。その前段に米国の貿易赤字を修正する、と言うステップが入る。極自然なシナリオだよ。NYダウが10,248ドルを付けた。ドル高のパターンは破綻の道だよ。ドル安下で、だよなー。日本や、欧州、アジアは内需を一生懸命拡大する。このシナリオが世界経済の持続的繁栄への道だよ。
2003.12.19

素晴らしい、トヨタの世界販売台数がフォードを抜いてGMに次ぐ世界2位に成るそうだよ。フォードはマツダの販売台数を加えて発表して居ないからこの数字ベースでトヨタの世界販売台数が上回る。今年、トヨタは10%増ペース、フォードが6%減ペース、グローバル化した企業がグローバル企業のトップグループに入ってゆく。日本企業が顔を出すって良いものだよね。企業収益力ではGMやフォードを席巻する。米国での販売、そのインセンティブの差くらいは為替で調整してもいいと思うくらいの収益力の差があるよね。米国の貿易赤字がインセンティブの差の調整で修正できるならこれが一番だよ。
2003.12.19

中国の自動車生産が35%も伸びたようだよ。430万台市場に成長した。ドイツ、フランス、の市場規模に達したよね。日本の600万台販売市場を抜く。そんなに遠くない時期に遣ってくるよね。中国の成長が企業を潤す。日本企業も素材や建機でその恩恵を受ける。アジアの成長が日本企業をも潤させる。輸出増加はこの地域に対してだよね。米国に対しては減少傾向、その穴をアジアが埋めてプラスアルファーを加える。内需はデジタル景気、電機が潤う。自動車はグローバル化がしっかりと進んだ。円高適応力はしっかりと増してるよ。米国の貿易赤字がGDPの5%を超える。その修正局面に対してその対処方向は準備されているよね。
2003.12.20

リビアが大量破壊兵器開発の放棄に応じたようです。素晴らしい事だよね。不可逆的反転を選択する。上り坂は国際社会の支援、だよね。国家レベルで大量破壊兵器の開発を放棄する、そういえばイランもその方向を選択した。素晴らしい話だよ。米国との2国間問題がリビアやイランで解消され、融和の方向に向かう。世界の平和の方向だよ。テロリストに大量破壊兵器が渡ることを未然に防止する。国家レベルで米国と和解してゆく、この道に間違いは無い。イスラム原理主義過激派がテロを引き起こす。9.11は酷いよね。人間じゃない。その行為で天国に行ける。残された家族も神の加護を受ける。沢山の女性に囲まれた生活が天国で約束される。自爆テロを誘発する。過激派を生む土壌だよ。預言者がその橋渡しをする。この預言者さえ居ない自爆テロさえ起こる。テロとの戦い。大変なんだよ。日本人の90%がこの国際テロとの戦いを意識し始めた。これもいい傾向だよ。テロとの戦いは日本人の課題でもある。戦い方はいろいろあるだろうけど。他人事じゃ活けないのは確かだよ。
2003.12.20

日本の11月の貿易統計が発表されました。5ヶ月連続で黒字が増加、9902億円に成りました。輸出が0.2%減で4兆5470億円、輸入が5.2%減で3兆5569億円でした。GDPの10%水準の輸出をしている。高水準だよね。米国の貿易赤字がそのGDPの5%水準と危険領域にある。日本も今回の修正局面ではそれなりの貿易黒字にまで縮小させるのは避けられないでしょう。とりあえず現在の水準の半分、だな。その為替水準を模索する事になる。ユーロは1.3ドル/ユーロを中心としてボックス圏に入ってゆく。前回の局面が既にこの模索を行った。米国の赤字は1.4ドル/ユーロ側に振れ、黒字は1.2ドル/ユーロ側に振れる。円とドルがどのボックス圏の水準に入るか、今度の局面に注目点だよ。80円/ドルを割った円高も一瞬だけど日本は経験した。自動車の販売価格帯の比較なら80円/ドルも現実的なレートなんだよ。2万ドルと160万円、バランスとれているんだよね。貿易立国の日本が世界貿易のバランスをも考慮しながら適正水準の輸出、貿易黒字、為替レートを模索する。今回の局面、では。
2003.12.22

個人的にはNYダウは1万ドルから1.1万ドルのボックス圏に入れられれば良いと思っているよ。ベビーブーマーが老後の生活資金換金売りのステップに入る。米国国内でその平均購入4000ドル程度の資金が1万ドルの大台で換金できる。この水準に持続できれば素晴らしいことだよ。欧州の投資家も平均7000ドル程度で株式を購入している。1.1万ドルで売り抜けられればこんな素晴らしい事は無い。ドル売り要因だけどね。NYダウがボックス圏に入る。米国景気の上昇力を信じて米国国内資金が買い向かう。米国の貿易赤字修正局面ではボックス圏入りは避けて通れないステップだよ。米国の投資家がドル安を楽しむ。株式に向かう資金はベビームーマーの生活資金換金売りを支える。個人的には1万ドルから1.1万ドルのボックス圏に入ると考えているよ。
2003.12.23

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