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久保田成長研究所
代表 : 久保田十司夫

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エルピーダメモリーが大幅増産を検討、いい話だよね。日本で一社残ったDRAMメーカーが上り坂に入る。気持ちいいものだよね。成熟分野は筋肉質に、市場創出分野を加えて成長してゆく。基本的な世界経済成長の進め方だから、半導体分野で成熟分野が息を吹き返すのは嬉しいことだよ。株式市場、国債市場、実体経済、そして為替が世界経済の注目指標、韓国の製造メーカーが強いので有れば為替で調整する。そろそろ日本もそのような発想をしないと活けないよ。為替レートは水物なんて無関心では活けない。為替レートの立派な世界経済の指標だよ。金融や投資家がこの分野を担う。ここも強い日本に成らないと活けないよね。米国が5000億ドルを超える貿易赤字に陥った。米国の投資家は高すぎたドルの修正に走る。115円から120円と言う対ドルレートという円安で年間10兆円規模の貿易黒字に安心していた日本にもその修正力が加わる。為替レートと貿易統計、大きなファクターになる。米国のNYダウが3000ドルから12000ドルに上昇した。この上昇にドル高が貢献した。内需が勢いを持つ、ドル高下でも経済が勢い良く拡大する。現在は高値域での調整局面、各国の経済が再び成長軌道に乗せる段階で、高すぎたドルの修正をする。様々な貿易赤字の修正方法はあるにしても為替の威力は凄いよ。安い賃金国の強い製品を持つ輸出国の通貨はその修正を余儀なくされる。自然な流れだよね。ガソリンなどは安くなるよ。日本でもレギュラーがリッター90円前後で安値安定している。ドバイ原油がバレル28ドルと言う高値圏でも国内ガソリン価格は安値圏、いいことだよ。世界経済の成長は原油需給ひっ迫要因、高止まりに納得だよね。過去にその対応技術の話題を展開していた時期、原油はバレル12ドルの安値を付けた。原油依存からの脱皮の技術開発・普及の難しさが確認されてからは原油価格は上昇、高値安定だ。通貨が安い国は大変だよね。化石燃料価格が世界経済成長と共に上昇する。バイオマス経済への転換はしっかりとやら無いとね。
イランのバムで5000人を超える死者が出たという地震に見舞われた。支援物資の提供、しっかりとやらないとね。日本政府の出番だよ。現地は70%の家が崩れたという。夜は氷点下5度になると報道される。テントや毛布、寝袋なんかは必需品だよ。イラン国内で被災者をその周辺地域でどれくらい受け入れられるか、それでも被災地に残っている人々は救援物資を必要とする。
2003.12.27

米国の貿易赤字を修正する。現在の世界経済の持続的成長に対してメインテーマ、だよね。高すぎたドルの修正をする。日本政府も協力しないと活けないよ。実効レートではこれからのドル安が貿易バランスを改善させる、その領域に入ってゆける。過去の局面で明白である。日本は240円/ドルから80円/ドルも円高を経験した。しかしその貿易バランスを修正できる為替レートに持続させる事は無かった。80円/ドルに入った時期は既にドル高局面に移行していたからだ。米国が5000億ドルの貿易赤字を抱える。日本が10兆円の貿易黒字を満喫する。バランス取れていないよ。日本政府もこの修正に協力しないとね。その為替レートの中心値がどこか、政府日銀が明確に分かっていれば煩わしい時間を経る必要も無いんだろうと思う。この値を中心にボックス圏に入れることに違和感は無いに違いない。240円から80円の円高に進んだ、前回の局面よりも、今回は余裕でそのボックス圏に誘導できる、筈だ。115円から120円の円安を満喫した期間は終わった。日本も米国の貿易赤字修正局面に協力しないと活けないよ。世界経済の持続的繁栄にこのステップは欠かせない。
2003.12.27

米国の貿易赤字修正局面入りへの/直近でのドル安進行状況
  11月 12月 ドル安進度
  11月/12月
ドル/ユーロ(ドル/ユーロ) 1.160 1.200 1.195 1.125 0.095ドル/ユーロ
円/ドル(円/ドル) 111.50 109.50 111.00 106.90 4.60円/ドル
政府日銀介入 1兆5996億円 2兆2519億円  

異常値だよね、政府日銀の2003年の為替介入額が20兆円を超えた。過去最高は1999年の7.6兆円だから、その2.6倍だよ。異常な介入額だよね。これだけの貿易黒字を抱えてこれを守ろうと奔走するならごう慢としか形容できない。米国が年間5000億ドルの貿易赤字を抱えた。それを修正する、この局面に入れる。この認識が政府日銀に欠けていたんだろうね。1988年から1996年までの前回の修正局面では8年間、ドル実効レートは主要国通貨で80から90の範囲にほとんど入った。米国も貿易黒字に持ってゆける。為替レートの威力だよね。日本がこの局面にも協力する。5000億ドルの貿易赤字と10兆円の貿易黒字、協力しないなんて言う選択肢は無いよ。90円を中心とするボックス圏なら日本の貿易黒字も吹っ飛んでしまうだろうけど、その中心値を貿易黒字との絡みで政府日銀はしっかりと持たないと活けないよ。介入に先見の銘ありと結果が付いてこないとね。ドル安の速度の減速にどんな効果があると主張するの、かな。官僚、管理屋が為替介入が仕事と勘違いしているんじゃないの。これでは日本の投資家が育たない。
2003.12.31

ドル/ユーロが1.26ドル/ユーロに、円/ユーロが135円/ユーロに入ったよ。欧州の投資家が円を買う舞台がどんどん整えられる。130円以上はユーロ売り円買いのレートだよ。日本の投資家はこの水準ではユーロは買えない。円売りユーロ買いが活発になるレートは110円以下だよ。欧州の投資家が130円/ユーロ以上で沢山の円を購入出来る。購入単価が円安ほど円高方向に買い向かうエネルギーが蓄積される。円とユーロの米国の貿易赤字修正局面での中心レートは120円/ユーロに限りなく近づいてゆくよ。ドルと円の中心レートが100円/ドル、95円/ドル、そして90円/ドルと円高方向に移って行く。政府日銀がそのエネルギーを蓄積させてゆく。
2004.1.1

円の対ドル為替レートの実力
  ドル高局面 ドル安局面
対ドル 105円/ドル以上 95円/ドル以下

ドル高局面の円相場は105円/ドル以上、ドル安局面は95円/ドル以下、がどうやら現在の為替レートのようだよ。135円/ドルの反落した時、円は4ヶ月足らずで115円/ドルまで20円も戻された。民間の為替相場に対する認識の差とそこから発生する行動の差がこの動きを生んだ。その後は政府日銀が民間のこのアンバランスを補填、20兆円も必要とした。米国の貿易赤字が目立つ、日本の貿易黒字が目立つ。この差異がこのエネルギーの差を発生させる。米国が貿易黒字に転じる。米国だってこれを満喫したい。日本人とその意識は同じだよ。今回の米国の貿易赤字修正局面で最後まで貿易黒字が目立つのは中国になる。欧州も日本も、目立つ水準からは後退してゆく。場合によっては赤字も有り得る。最後に中国の貿易黒字修正局面で、元高が始まる。前回の局面では日本がその貿易黒字を持続したように今回の中国も持続するかも知れないがその分、元高が進行する。株式市場は米国の貿易赤字修正局面で、米国、欧州、日本と同じように上昇する。米国の企業収益はドル安に支えられて居る。貿易赤字修正と米国の自立的な企業収益向上が局面の転換期に成る。ドル高局面だよね。その前段のドル安局面で欧州や日本がどのように適応してゆくか、これも競争なんだよ。欧州の方が賢い。日本も貿易黒字がどんどん修正されてゆく局面で如何に適応してゆくべきか、知恵を絞らないと活けないよ。最後まで貿易黒字を満喫できるのは今回は日本では無く、中国だよ。
2004.1.1

1.35ドル/ユーロでは積極的に欧州の投資家はドル買いが出来るよ。貿易黒字額に見合う投資金額をドル購入出来る。1.35ドル/ユーロというこの為替水準なら投資家は積極的にドルが買えると感じる。そういう水準だよ。日本の円がドルに対してそのドル安速度が鈍い。相対的に円に対してもユーロ勢は積極的に投資できる水準に入っている。ユーロ勢が円に対しても、ドルに対しても投資できる環境を整えるよね。欧州の投資は幸せだよ。年間5000億ドルの米国の貿易赤字下で米国にも、日本にも欧州の投資家が投資できる環境が整ってゆく。賢いよね、この選択。
2004.1.7

8000ユーロ、1万ドル、100万円。車の製造原価から見た新車販売価格だよ。欧州、米国、日本、だね。米国にはスモールカーのジャンルが無いから1万ドルの新車価格帯は無い。だけど昔、クライスラーがこの価格帯の新車を販売した。もう無いけど。欧州は現状、8000ユーロカーに対して目標は6000ユーロと公言していた。低賃金地域の工場で造るとこれも可能に成るとの目論見があった。8000ユーロ、1万ドル、100万円は自動車の製造原価から見た為替レートの中心値でもある。1.25ドル/ユーロ、100円/ドル、125円/ユーロがその中心値になる。強いドル、ドル安、を考える時、この数字が参考になるよ。ユーロがやっとドル安側に入った。円は未だ強いドル側に居る。米国の貿易赤字が5000億ドル、この数字を見るとこれら自動車の製造原価から考える為替レートの中心値って説得力を持つよね。ドル実効レートで90がその中心値付近である。80だと米国も貿易黒字に転じる。5000億ドルを修正出来るんだね。日本は100円/ドルに対して110円/ドルと10%、ドル高側が中心値と意識してきた人が多い。ユーロも発足時に設定したレートは10%ほどドル高側だった。貿易黒字指向だった分けだよね。5000億ドルの貿易赤字に膨れ上がったこの現状、修正は避けられない。米国にこれ以上の株式投資、米国債投資が流れ込まないとバランスできないんだからね。年間、5000億ドル以上の米国への証券投資って有り得ないよ。米国の貿易赤字の修正局面が入る。当然のステップだよ。必要不可欠なステップだよ。やっとユーロがドル安側に入った。円も頑張らないと。貿易黒字をキープしながらドル投資も出来る。目指す姿でしょう。ユーロとの競争、ここにもある。
2004.1.9

年間5000億ドルのドル売り圧力は半端じゃないよ。米国の貿易赤字5000億ドルってそういう意味だよ。貿易黒字の通貨には自国の通貨を買う圧力が恒常的にある。通貨高に抵抗する。素直に自国の通貨を高くする。高くした通貨が抵抗して安くなった通貨を購入出来る。ユーロ勢が円を購入出来るポジションに居ることはもう誰でも理解できるよね。ドルからも、ユーロからも円買い圧力が恒常的にある。通貨高を渋った通貨の宿命だよ。5000億ドルのドル売り圧力がある。自国の貿易黒字以上に通貨高を渋った通貨には買いが集まる。心しないと活けないよ。最近の日本のマスコミの報道では、100円/ドルで止めて欲しいと言う声、90円台に入ると言う声、80円突破だって有り得ると言う声が紹介される様になった。80円/ドルまで円高に成ったら日本の投資家が主導権を持てるから瞬間風速だろうけど、どこでバランスするか、様々な声があるね。5000億ドルのドル売り圧力は米国の貿易赤字修正でどんどん縮小するんだよ。自国の貿易黒字を減らす努力をしないと、冗談抜きで80円/ドルも有り得るよ。貿易黒字は輸入の増加で削減できるでしょう。輸出の増加よりも輸入の増加を多くすればいい。日本政府は発想の転換が必要だよ。年間5000億ドルのドル売り圧力は半端じゃない。
2004.1.9

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