久保田成長研究所
代表 : 久保田十司夫

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昨日からこの晩にかけての為替と石油の領域は、急でした。当局の危機感の急上昇がその共同歩調を決めた。アジアの株式市場の急落、アジア通貨の急落、なんかも目立たない動きとしてありました。ユーロ安と原油高に欧州が揺れ動く。アメリカではこの冬の灯油供給不足の懸念が広がる。不安をあおられてゆく状況は拡大していました。欧州に協力して日米がユーロ買い市場介入を実施した。米政権は6億バレルの戦略原油備蓄から最大6000万バレルの原油を放出する決定をした。今朝のユーロは94円98銭/円、ドルは107円94銭/ドル、原油のニューヨーク先物市場も軟化しました。長期物はもともと落ちつきがありました。投機性の高い市場での動きでした。これが現物取引価格を決定してゆく動きに成っていた。今度は欧州での石油先高感の払拭でしょう。トラック業界等が道路を封鎖する。消費市場にガソリンを供給させない。精製業界も此れに便乗したようで先高を期待して出荷を抑制する。欧州の混乱を助長させていました。市民はスーパーに買いだめに走る。社会不安は此処まで増幅されていった。需要と供給のバランスが崩れた反動で此処まで増幅されていった。本質的な需要と供給のバランスは正常なのに不安が不安を呼ぶと様々な動きを誘発する。社会の歯車は糸も簡単に噛み合わなくなる。そんな世界的には雰囲気でした。不安感が静まってゆく。歯車が正常に噛み合う。社会に落ち着きが戻る。日米欧の金融当局の市場介入、米国の異例の戦略石油備蓄の放出決定、世界の指導者の危機感を素直に反映させた結果です。
昨日の東京株式市場も日経平均は15,818円と低迷、ホンダの株価も3860円と低調で終わっています。しかしNYダウは10,847ドル、ナスダックは3,803ポイントとITやバイオが市場創造して持続可能な世界経済を牽すると言う期待の大きさには変調はありません。進化の予感・感触はしっかりと選択眼を伴って期待に織り込まれる。期待先行相場は既に終わらせています。
2000.9.23

人を評価する。教育の現場では先生が逃げているようです。高校の担任が大学受験で提出するその内申書、所見の開示に踏み切れないで居る。本人が納得できる所見が記入されている。これは教育現場での常識でしょう。普段の先生と信頼関係の醸成の中から書かれている内容はおおよそ想像がつく。これは教育現場の基本です。この所見が開示できない。開示すると教育現場が混乱する。説得力の無い言葉が行政からは聞こえてきます。昔から通信簿には5段階評価と所見が記入されていた。子供ながらこの所見にも目を通していた。親も子供に読んで聞かせる。こう言う部分は治しなさいとアドバイスもする。子供達に通信簿を渡す。各教科の5段階評価と所見は家庭でしっかりと活用されていた。ところが行政レベルになると大学に提出している内申書の所見が開示できない項目と言う。不思議なことである。生徒と先生の信頼関係はお互いが納得できるオープンな関係から醸成できる。陰険さが非公開には隠されていて学校現場を混乱に陥れると言う理由付けは言語道断である。生徒の人格を尊重する。多様な生徒の能力をそれぞれに伸ばしてやる。先生にとっては教師としての醍醐味のはずである。ここには生徒に開示できない評価項目が大学に提出されるような状況はあっては成らない。開示されても予測の範囲の所見である。これが普通の教育現場での姿であろう。マイナス評価も本人と教師、つまり評価者との普段の接触の中から同意形成が成された結果であるならそこからその信頼関係を損なってゆく物には成らない。人間として立ち直る切っ掛けがこの関係から生まれてゆく。その過程は教育にとって必要不可欠な視点であろう。一人一人の人格を尊重する教育は生徒と教師の間に信頼関係を醸成してゆく物である。オープンな関係から生まれる。正しい評価、納得させられる評価が生徒から信頼される教師の条件であろう。人間関係がここから生まれる。
日本の教育は英才を育てる、この領域には更に無頓着である。英才には更にその人自身の能力を伸ばす環境を提供する。人間尊重の本質であろう。出る杭は打つ。ここには英才に更に能力を伸ばさせよう、伸ばす環境を準備しようと言う方向を全く感じさせない。出る杭は打つ。平等主義から発せられる人間尊重を曲解した言葉である。
成果主義に抵抗する結果平等主義も人間の尊厳を踏みにじって居る。結果平等主義は人間尊重から出発してそれを隠れ蓑にしたうわべを取り繕った制度に他ならない。マイナス評価もプラス評価も一律の一定値に入れてしまい、評価者としての役割も放棄してしまた結末である。企業トップがずば抜けて活躍している人が居ると評価する。気を良くして製作所の所長も従業員にこの言葉を伝える。所長会で、お宅には凄い人が居るとどんどん声を掛けられて気を良くしていると従業員に伝える。しかしここまでである。本人にその評価結果が確定情報として戻ってゆく事が無い。人事部門に何時の間にか根付いていた結果平等主義がこれを具体的な評価にブレイクダウンすることを阻止する。企業トップや幹部に反旗をひるがえす。そう言う組織が知らず知らずの内に出来上がっていったのである。一人一人がそれぞれの能力を最大限に発揮する。人間を尊重する。ここにはこの活躍の場が醸成される。人はそれぞれ適材適所の能力がある。一人一人の能力に応じて貢献をする。人間を尊重する姿が此処にはある。その貢献に応じて評価が加わる。成果主義である。人間の尊厳がここにはある。しっかりとその能力に対してフィードバックされる。ここでは尊重されて居ると言う意志がはっきりとつたわって来る。所長が飛びぬけて活躍する人がこの中に居る事に鼻が高いと従業員を前にして講和をする。ここで終わり。結果平等主義は人事部門からまるでおちょくった評価として確定評価として伝える。俺達の評価に間違いはないと豪語さえする。信頼関係を失う問題の本質がここにある。
6月10日が今回の不安が不安を呼ぶ展開の起点になった。この10年間、何故、何故を繰り返し、一つ一つその原因を取り除いてゆく日々でもあった。それは身の回りの話題から始まっていった。ホンダ関連では人事関係以外からは自分達が変わらなければ活けないんだとの弁をどんどん聞き始めている。いよいよ最終局面の詰に入っている。この詰の局面のドキュメントもお楽しみに。オピニオンリーダーの存在価値がホンダの存在価値をどれほど増幅さえてきたか実感として組織が認識し始めている。井戸を誰が掘るか掘る人にも意識が向かいだした。湧き出す水を堰きとめる事も出来る。この手法で我に返りだしてきた。いよいよホンダの組織も人間の原点に戻る。
2000.9.24

最近、マスコミが報道した言葉にアメリカでの医療事故による死者は交通事故による死亡者数を上回っていると推測されて居ると言うコメントがあった。日本での医療ミスが最近よくマスコミに取り上げられる。全体から観て微々たる事例なのだろうと静観して来た。ところが医療ミスによる死亡者がアメリカでは交通事故による死亡者を上回ると報道された。静観も終わりですね。社会問題レベルの項目のようです。此処の現場で見れば医療ミスを犯す確率は非常に低いに違いない。この点には間違いは無いであろう。ここの医療現場で医療ミスの集計をして統計的に処理するには事例が少なすぎるに違いない。交通事故も同じだった。日本での死者が1万人を超えた。この数を母集団として活動するまでこの大台は再び減少に向かう傾向は見られなかった。日本が母集団になる。9000人に一気に減少する。1万人を対象に統計処理してその事例の多い物から徹底的に潰す。これを周知徹底して意識付けを行う。水平展開が威力を発揮した。医療ミスも同じ手法が必要だろう。ある機関がしっかりと医療ミスの全体像を掴まなくては活けない。その要因分析をしっかりと行い、大きな要因はどんどん潰してゆく。この活動が肝要である。医療の現場を身の回りから推測する。昼間勤務、夜勤勤務、深夜勤務、のシフトが引かれる。病人が医療の助けを必要とする。この時間は特定されない。医者や看護婦の勤務形態にしっかりと合わせて患者が病状を悪化させては暮れない。24時間体制は必要不可欠な勤務形態である。このシフトにケアレスミスを発生させる要素もあるだろう。しかし昼間だけの勤務者であってもこのケアレスミスは起こる。勤務形態に関わらず人間という者はポカを起こす物である。ポカを起こす人間の作業をしっかりと認識する。撲滅は此処がスタートになる。医療と言ってもその現場での作業は標準化されている行為の組み合わせであろう。この作業の中からポカを発生させる要素をしっかりと洗い出し、ポカよけを工夫しなければ活けない。ポカよけによって人間が本質的に起こすポカを未然に防ぐ事が出来る。自動車の生産ラインではこのカラクリ、常識的に工夫されている。検査で見つける。源流に遡って対策を打つ。こちらの方が撲滅の王道である。医療ミスの事例が関係機関によりパレート図で示される。その撲滅は源流にしっかりと遡って行われてゆかなければ成らない。
2000.9.25

日本肺がん学界が禁煙宣言をすることを決定したそうです。15年後には毎年12万人が肺がんで死亡すると予測するなか、学会としてその主因の喫煙に対し先ずは自らが禁煙宣言で先導する意志を固めた様です。50歳の喫煙者は65歳で苦しみながら肺がんでバタバタ死亡してゆく。入院すれば肺を摘出される。痛みを訴えてればモルヒネ等の鎮痛剤を投与される。時間の経過とともに病院で死を待つ。そんな状況が脳裏に浮かぶ。肺がんが喫煙により誘発されるならその誘発物質を最早除去する手段は無い。転移と言うより身体の機能としてそこら中から肺がんの芽が発芽する。末期治療しか医者の選択する手法は無い。肺がんで無くなる12万人の最後の状況です。本人や家族が何とか完治させて欲しいと懇願する。肺を摘出するしか医者が遣れる事は無い。最後はこれ以上の肺の摘出は不可能だと本人や家族を説き伏せる。悔しいけど受け入れざる終えない。喫煙人生のの終焉です。国際肺がん学会がその因果関係を既に認め、いよいよ日本肺がん学界も腰をあげる。日本は生産者を保護したいと言う意見がタバコ会社から発信される。政治家が此れに乗る。喫煙者は肺がんに誘導される。健康保険はおとなしくこの治療費を保険からも拠出する。財政逼迫状態と保険料納付者に訴える。最悪の状態です。生産者主義は雪印に衰退の直接的原因の一つに成っている。日本にはここにもその構図がある。顧客主義に則れば禁煙と言う方向に歩度を進める。タバコを吸う人を肺がんから救う。優先されるのはこっちである。生産者主義が此処に立ちはだかる。歪んだ状態である事に間違いは無い。計画生産を主張して禁煙車にタバコをしっかりと消費せよと言っているような物だ。生産した葉タバコのだぶつきは生産農家に直積的な打撃になるとタバコ会社も便乗する。ゆいゆいしき事態である。15年後には肺がんの末期治療を受けながら12万人が死亡する。計画生産はここが見えない。顧客主義はここが見える。この差は大きいですよ。社会体制的にも計画経済社会は崩壊した。企業的にも顧客主義を本望にする企業が大きく伸びてきた。世界経済の牽引役は顧客主義の企業群である。顧客の満足を求めて日夜競争する。ここから力強い牽引力が発生してゆく。生産者代表から聞こえてくる主張は肺がんと喫煙に因果関係など無いと言う見解である。喫煙者もそうあって欲しいと言う願望で同じような主張をする。自らの主張が正当だと振舞う。肺がんで末期医療のお世話になりながら65歳で死亡する姿をイメージ出来ていないから現在を守ろうと躍起になる。日本もいよいよ肺がん学界がその因果関係を認め動き出した。生産者レベル、喫煙者レベル、そしてこの主張に便乗するタバコ会社と政治家の反論が楽しみである。国保や健康保険組合もおとなしい過ぎる。末期医療で拠出させられる医療費の損害賠償をタバコ会社に行わない。とにかく不可解な事である。
2000.9.26

インターネットのビジネスへの活用にはオーダーメイドの世界もその範疇に加えています。コマースtoビジネスの世界です。車の生産サイドからの言葉で言うなら少量多品種生産から更に一歩踏み出すサービスを可能にする世界が此処にはあるでしょう。オーダーメイドでオンライン注文を受ける。生産ラインのLANにそのデーターが転送される。完成車の生産指示が出される。部品がオンライン発注される。オーダーメイドの車が完成する。こんな世界がインターネットでは可能に成ります。メーカー側がユーザーに対してその仕様をカタログで提示する。販売店でこのカタログを貰う。この仕様がいいと言う購買行動に対して、この仕様とこの仕様を組み合わせて車が欲しいと言うオーダーだってインターネットでダイレクトにデーターを転送するなら可能に成る。個々の仕様の組み合わせは無数にある。これを販売店経由でペーパーで注文を受けていたらそのデーター処理に明け暮れる人たちが必要に成る。オンラインは電子が動き回るだけです。注文者が最終決定した仕様の組み合わせデーターがダイレクトに生産指示データーに出来る。そんな世界も可能に成る。パソコン画面で仕様選択、バーチャルに組み立てて検討する。オーダーメードの個性的な車が生産ラインからラインオフしていったら楽しいですよね。生産日時の連絡がある。組み立てラインに立ち会えて、あのボディーが私の車と、生産ラインで組み立てる所に立ち会えたら楽しいですよね。愛車に対する親しみを更に増すに違いない。車の開発段階で選択出来る部品の数、組み合わせをしっかりと設定する。オーダーメイドの楽しさを埋め込む。インターネットのビジネスへの応用はこの領域もターゲットになる。ダイレクトな動きが発生する。先陣を切る企業は目立ちます。ネット専売車から更に踏み込んでゆくネット活用の世界です。ネットは量産車にとっては最低価格で売るバーチャルショップを価格比較プログラムが簡単に教えてくれる世界に成る。更に付加価値を求める。個性派にはこんな世界もありますよね。色の違いくらいならワンプライスですね。ハンドルやシートにブランド品を選択したら、特別注文価格です。オーダーメイドが量産車の世界にも広がる。そんなときが近い将来遣ってくるに違いない。個性派にとっては嬉しい、待ち遠しいサービスです。
オーダーメイドビジネスの姿をこのようにイメージする。生産サイドにその視点を戻す。同じ部品を同じ組み付け手順で何時も取り付ける。ラインサイドはすっきりしてるよね。ミニマムの部品点数で量産車が完成する。金型だって一種類しか無い。これで連続生産できるのが一番いい。大量生産時代の発想だとオーダーメイドなんてめんどくさい要求の塊なんです。常識的に考えて従来の量産ラインを守ろうとする人たちからは反発の声が大勢になる。おまえの言っている事は分かる。だけど俺たちは遣らない。結論ってこうなるんですよ。反発から始まって、言っている事は分かるまで到達するのにもカンカンガクガクの議論の末だ。言っている事が分かってもらえても平行線に変わりは無い。挑戦しようとするときに必ず受ける抵抗なんです。そんなアイデアを持ってきたやつなんて胡散臭い奴としか評価していない。
進化の方向と目指す姿をイメージしている。ここに間違いが無ければ反発なんて仕切れないんです。必ず流れに乗せられる。流れが出来る。反発しながらも遣らされるなんてストレス以上の何物でもないんでしょうね。人間の素直な心理のようです。柔軟に時代の変化に適応してゆける。この能力も従って見事な物なんですよ。現在を守ろうとする状態から、変化に向かって歩度を進められる。立派な事なんです。喫煙をする。俺は煙草を吸わないと仕事が出来ないと脅す。日本が喫煙天国になる一つのパターンかもしれません。企業はこの言葉に弱い。禁煙に踏み出す。勇気が要ります。煙草を吸わないというのが進化の方向です。その方向に向かえない。沢山居るんですよね。禁煙に対して反発から始まる人って周りを見回したって沢山居るでしょう。でも喫煙者は徐々に肩身の狭い思いをして行くことに成るんです。進化の方向に歩度が進むほどにその流れに乗らざる終えなく成って行くんです。煙草を吸えない逆恨みも時には交えながら。集団化すると気持ちも大きくなる。喫煙者集団、其処では多数派ですからね。オーダーメイドビジネスと言う方向も先陣を切れる企業は凄いと思いますよ。顧客主義の思想が無いと進まない。強いリーダーシップが導く世界なんです。ただインターネットと言う世界はこの反発している時間を最早許さなくなっている。スピードを考えると、反発している時間でも時計は回っている。柔軟な思考をする所は直ぐに始まる。走っているんです。情報ってそう言う物ですよ。インターネットは比類なき素晴らしい動機付けの世界でもあります。企業の中には反発する集団もあるけど、走り出す集団もある。走り出した集団がアウトプットをその企業の成果として提出してくる。面白い関係がインターネットでの動機付けには存在する。経営トップが戦略に速やかに織り込む。執行組織は動き出しますよ。動き出した集団にとってはこれが追い風になる。加速が始まる。経営トップが何時動き出すか、ここにも競争が持ち込まれている。企業間競争です。企業集団として捉えるとしいては国家間競争です。政治行政も絡む。進化の方向には具現化のパワーが蓄積してゆくんです。インターネットは色々な意味で無限の可能性を秘めている世界です。頭脳が60億個もある。
バイオの世界なんてインターネット無しでは進まないですよ、きっと。法律に加えて、倫理面も絡んでくる。国家間競争は追い風になる。悠長な議論に終始していると走り出す国の研究者もでる。即断即決、一気に議論が沸騰して頭の中で考えられる事は出尽くす。後は走りながら考える。そう言う状況って60億人の頭脳が参加出来るインターネットの得意とする領域でしょう。ROMって居る人達も参加しているんです。世論調査にその結果がリアルタイムに表現される。最近だと遺伝子組み替え食品に関する意識調査がその議論を反映してた。中立から、自分自身の意志を明確に示す人たちが増えたと言う。調査を実施したところからは知識として偏らない情報を発信して欲しいとのコメントも付加されてた。将来に期待する技術として原子力に次ぐ不人気だったと言う。メディアとして加わったインターネット、この参加は強力ですよ。
2000.9.27

新聞によればホンダが鈴鹿製作所第一製造ラインで柔軟性がある高効率生産ラインを完成させシビックの生産を始めてると言う事です。2003年までに新機種投入における初期投資を1000億円削減できると公開されていました。汎用性の高い設備の導入、そしてサブラインの活用は完成車の生産に必要な日数を平均1.3日から0.8日に短縮した。汎用性の高い設備はモデルチェンジ毎に専用設備を起こす投資を削減できる。共通化もどんどん進めた。全製作所に水平展開すれば製作所間での生産の移管による平準化も可能に成る。蓋を開けてみたら売れる機種の生産ライン、売れない生産ライン間でフレキシブルに移管が出来る。サブラインはシビック・ハイブリッド車も量産ラインへ導入する事を可能にしている。工数差もしっかりと吸収する。多品種少量生産、共通化、コストミニマムと言うキーワードを掲げて生産ラインを見直すと見事な柔軟性のある高効率ラインが出来あがる。素晴らしいアウトプットです。多品種少量を作るラインをイメージする。今までの遣り方でそのまま機種を開発するとその専用投資で初期投資は鰻登りになる。コストミニマムと言う言葉を導入したところで積み上がった投資からの削減と言う作業しか始まらない。共通化と言う言葉が専用部品の削減の動きを誘発した。始めは抵抗から始まる。ホンダらしい機種が作れなくなるとね。この意識変革から始まる。開発部門が共通化とホンダらしさを両立し始める。世の中にはプラットホームと言う言葉で広がっていったけど、ホンダの開発部門はホンダらしさもしっかりと吹き込む。発売される機種を見ていればベース車がある、派生車があると言ってもそれが判らないほどに個性的な車としてそれぞれが登場する。個性化の時代に対する開発部門の回答です。多品種少量生産と言うキーワードも個性化に時代に対する先取りの動きとして使われた。その真髄をしっかりと具現化していた。共通化と言うキーワードの追求でホンダらしさが失われると言う主張も社内から消えた。生産ラインも動き出した。資源効率半減と執行役員が檄を飛ばす。コストミニマムに知恵を絞れと生産部門に檄を飛ばす。半減なんて無理と言う反発の声もでる。が、流れは挑戦に向かう。これらのイメージは平成2年に完成させていた。開発部門が動き。生産部門も動く。2003年に完了となると、ここも具現化に足掛け10年が必要だったと言う事になる。機種開発部門、購買部門、生産技術開発部門、そして生産部門が動き出す。進化の方向だから流れは徐々に勢いを増してゆく。ホンダらしさを加えてね。
シビック・ハイブリッド車の市場投入は来年の秋と新聞に載っていました。欧州生産の走りを追求したシビックも同じ時期に日本市場に投入と言う話です。代表権を持つ取締役が流す。戦略として。管理部門が最近 声を上げた機密漏洩と戦略、インターネット時代の意識変革も始まったようです。NTTが電話加入者の住所を内部流出、売買されると言う不祥事を起こす。前のページで機密漏洩を取り上げた時、外に出る人たちがまた急減していました。クッキーショックから立ち直りだしバナー表示回数が日当たり1100回ペースに上がり出してた物が500回に急減です。プライベート情報は機密ですよ。NTTはこのような不祥事を起こす社員は解雇している。ホンダでも例えば盗み撮りの現場を抑えられると辞めてゆきます。それが機密保持に対する企業の姿勢です。インターネットの時代は機密と戦略、しっかりと分類できていないと組織が混乱する。労組は直ぐに経営陣に聞きに行ってた。昔から、柔軟に適応してきた。いよいよ管理部門も体質変革の始まりの様です。
2000.9.28

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