久保田成長研究所
代表 : 久保田十司夫
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sinzuiSight
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一般社会で教育の話題が活況です。オンラインの世界であるインターネット社会での教育を考えると、オフの社会での延長線上の教育が展開されると言う意識は無くなりますよ。オフの社会では40人学級はうんぬん、20人学級が子供達のためにはより良いと主張が展開された。マンツーマンがいい、この方向に限りなく近づく性格の議論の雰囲気を感じて居ました。税金を使って子供達に教育を受けさせる。マンツーマンまでそのサービスが行く。オフの社会では極論です。何人学級と言う妥協点を設定して居る雰囲気を感じたものでした。インターネットの世界ではこの教育、システムからガラッと変わってしまいますよ。公立の学校がある。私立の学校がある。塾がある。ここでは地域性が非常に高い。先生と教える生徒の人数の関係にその教育の質が走る。地域性を持たないインターネットの世界で教育を受ける。インターネットで単位を取得出来る学校が出来る。此処には地域性はありません。子供達が何処に居ても同じ教育内容を受講できる。世界中からこの講座は受講が出来る。地域性を持つ公立の学校や私立の学校、塾の常識を転換する出来事でしょう。このインターネット学校は子供は北海道に居てもいい、九州に居てもいい、欧州に居てもいい、米国に居てもいい、世界中どこから履修しても良いんです。地域性を持たないインターネットの世界の成せ得る技です。大自然の懐でのびのび育つ子供達と、コンクリートジャングルで部屋の中に閉じこもりがちになる子供達と、インターネットの世界では同一内容の講座を提供できる。子供達を育てる環境は自然と戯れることが出来る場所に間違いなく軍配が上がる。人間性、情操教育、人格形成にとって自然の懐は寛容である。オフの世界で都市部はその教育環境に軍配が上がると主張されてきた。都市部と田園部での教育に対する充実度が格段に違うと認識されてきた。インターネットの世界ではこの履修項目に都市部の子供達と田園部の子供達の間に差異は無いんです。そうなると子供達が住む環境、育つ環境は自然と戯れることが出来る田園に軍配が上がってくる。自然と戯れながら最高の履修科目を受講できる。その進度は子供達の理解の程度で自然に決まってゆく。単位の取得がどんどん進む子供たちはどんどん進級できる。小学校、中学校、高校の教育課程をオフの社会に合わせて履修してゆく必要は無い。その子供達の単位取得ペースに合わせて自由に進級に差異が付けられる。此処には落ちこぼれと言う概念は無いでしょう。授業に付いてゆけずちんぷんかんぷんのまま進級してゆくと言う状況も生じないでしょう。最低限必要な義務教育を履修したら千差万別な子供達の能力を更に引き立たせることが出来る道に進めば良い。手に職を付ける方向もある。社会には選択可能な様々な職業が準備されている。義務教育が終わったら、専門領域の教育が受けられる道に進む子供達もいる。同じ歳に既に高校段階の単位を取得し終え大学に進む子供達も居る。その子供達の能力を最大限に引き出せる職業の選択性が多様性が高い社会、最もストレスの無い社会でしょう。40人学級、20人学級と言う議論はインターネット教育の世界には無い。その子供達一人一人の履修進度に合わせて単位を取得してゆける。しかも子供達がインターネット教育のHPにアクセス出来る地域に限定性が無い。腰を落ちつづけず世界中を移動して回る子供達にもインターネット教育は意に介さない。
2000.8.21
ニュートリノに質量があると様々な現象を発見して発表された日本発の論文の引用がこの世界でトップになっているとマスコミが報道しています。この功績はノーベル賞候補に上がっていると言う声も日本では聞こえてくる。電子は3つの電荷を持たない質量の無い素粒子を持つと言う前提でこの世界の理論が構築されていた。このニュートリノ、実際には質量を持っている。しかも僅かに異なる質量を持っていてこの形態間で転換が可能である。新たな知見が加わった。分子化学の分野は生物化学へと歩度を進め、遺伝子レベルまで人類は理解を深めた。計画段階の常識を伏すように、ヒトゲノム解読はアッと言う間の速度で進行してゆく。細胞の中で理路整然と行われる遺伝子と物質の関係も、細胞の外との物質収支の関係にも人間の知見が入り込む。病気や寿命が細胞レベルで理解されるようになる。物質のインプット、細胞内物質変換、物質のアウトプット、これらは人間の頭の中で考えてい段階からコンピューターシュミレーションの段階へと進む。人類は既にこの領域でシュミレーション出来るだけの知見を得るに到っている。病気の発生を未然に防止する。予防医学の理論的根拠が此処から導き出されるに違いない。健康な状態を持続させる。細胞の状態で理路整然とシュミレーションされる。何故、発病するか、何故、老化するか、何故、寿命があるか、遺伝子レベルで理解される。シュミレーション状態は3次元画像で進行する。私たちは視覚で細胞で行われる物質収支を見つめることが出来る。病気に成らない、健康を維持する予防医学の論理的側面が視覚から脳にインプットされる。IT革命はここまで実現してくれる。しかもそのシュミレーション、世界中何処からでもアクセスして見る事が出来る。病気になってその症状を緩和すると言う薬の世界から、細胞機能を正常に維持して健康状態を持続させる世界へと、必然的に人間の行動は転換してゆく。宇宙食と言う言葉にはこの様な意味を含蓄させることが出来る。未来の食生活のイメージが此処にはある。
2000.8.23
| 2000年7月28日 金融市場 | |||||
| 日経平均 | トピックス | NYダウ | ナスダック | 為替 | |
| 15,838円 | 1452ポイント | 10,511ドル | 3663ポイント | 108.75円/ドル | 101.31円/ユーロ |
| 8月25日 | |||||
| 16,911円 | 1531ポイント | 11,192ドル | 4042ポイント | 107.03円/ドル | 96.54円/ユーロ |
今日のNHKスペシャルは超微細マシンです。マイクロマシーンの次はナノテクノロジに火がつきました。米国が国家予算として今回、5億ドルを投入してIT、バイオに引き続き第三の技術革新の柱に育てる意向を固めました。テクノロジー革命が新たな経済革命を誘発する。ミクロの世界からナノの世界に基礎研究はいよいよ進む。NHKスペシャルは血管内視鏡から話が始まりました。血管内の圧力をミクロのレベルで測定する。血管にある患部を探し出す。その患部にプラチナを充填して破裂するのを未然に治療する。次にミクロモーターの話。半導体のエッジング技術を応用して直径0.1mmのモーターを作る。電磁力で一分間に1万回転を回した。次に昆虫ロボットの話。ゴキブリの動きから発想する。昆虫は単純な機能で動く。単純な脳からの単純な電気信号で足が反射的に動く。この昆虫工学をマイクロマシーンに応用する。通産省のプロジェクトから500件の特許が生み出された。次に原子、分子レベルの話。走査顕微鏡で分子表面の凹凸を測定する。この技術を応用して原子を動かす。原子を動かして文字を書く。この1月に米国はナノテクノロジーを国家戦略に。拒絶反応が無い人口皮膚の創造、や超微小ICを創る。これは現在の1億倍の演算速度を達成する。分子ワイヤーを碁盤状に重ねる。交叉する点は分子で上下を結合する。この分子の部分が電流制御を行う。超微小ICが出来上がる。ナノテクノロジーは分子サイズの医学にも研究が及ぶ。分子マシーンが傷ついた細胞を分子レベルで修復する。細胞修復技術で将来は人間を生き返すビジネスにその可能性を見出し、冷凍保存を始めた。将来は生き返る可能性があると。
2000.8.27
ドイツテレコム系のティーオンラインと@二フティーが提携するようです。ティーオンラインは会員数600万人、@二フティーは390万人です。アメリカのAOLに次ぐ会員数を有するグループが着実に育っているようですね。ヨーロッパを基盤にするティーオンラインとアジアを基盤にする@二フティー、アクセスポイントは相互利用が出来る様に成る。世界中を旅する人達にとっては朗報ですよね。@二フティーの会員がヨーロッパにモバイルパソコン持参で出かけても、ティーオンラインのアクセスポイントからインターネットに接続できる。アクセスポイントが近くにある。電話料金は大助かりです。米国でのアクセスポイント数、ナンバー1は現在、ビックプラネットです。既にAOLを抜いている。
ビックプラネットは@二フティーと提携しているからアクセスポイントに関しては米国と日本に持つことに成った。この様なグローバルなサービスの利便性は今後も間違いなく追及されてゆきますね。ティーオンラインと@二フティーの提携はそれぞれが有するコンテンツの自働翻略にて提供すると言う領域も含むようです。このサービスは会員に限定しないらしい。インターネットでアクセス出来るコンテンツなら自働翻略が有効に機能する様です。こう言うサービスがアクセス数を伸ばすんですよね。アクセス数が伸びた周辺領域にはビジネスチャンスも広がる。@二フティーはウーマン@二フティーを立ち上げるそうです。化粧品が最大40%引き、占いなど女性に人気があるコンテンツが揃えられる。会員相互のコミュニケーションを図るパソコン通信時代からネットワークはビジネスチャンスを拡大するインターネットの時代に確実に向かっている。競争相手もしっかりと育ちながら拡大してゆく。素晴らしい事ですよね。米国だけでみればAOLの天下の様に見えても、グローバルで見れば競争相手が間違いなく台頭してゆくんですよ。インターネットの世界は百科事典で有名なブルタニカの商売手法をも変えた。百科事典のコンテンツはインターネットで公開と言う方向に進んだ。本棚に百科事典を並べておく時代から、CD−ROMの時代に売れ筋が変わっていったそうです。そしてインターネットの時代へ。CD−ROMの内容は公開される。ここにアクセスする人達を対象にバナー広告を表示する事で収入を得る。こう言う商売の手法に転じてきた。イギリスのブルタニカが時代の変化に柔軟に適応してきた結果です。
2000.9.13
デジタル家電が動き出したようです。日本勢が力を入れて開発してきたのがホームオートメーションの世界でした。インターネットと言う言葉からデジタル家電を連想して経営的に力を入れた様です。インターネット経由で家電をコントロールする。エアコンを付けたり、切ったり、カーテンを開けたり、閉めたり、雨戸を開け閉めしたり、風呂もインターネット経由で沸かすスイッチを入れる。炊飯器もね。共働き夫婦は会社からでも帰宅する時間をみはらかって自宅の家電をインターネット経由で操作する。ここに快適さを感じる人たちにとってHAは便利な道具に違いない。IPアドレスが128ビットに移行するインターネットの世界でHAの全盛を予感して2−3年後を目処に実用化技術の開発を行うと決定したようです。パソコンは8ビット、16ビット、そして現在32ビットの世界に突入してインターネットを開花させました。デジタル家電は128ビットの世界で開花すると予測しています。ダイヤルアップIP接続はインターネットに接続する毎にプロバイダーからアドレスを付与されてインターネットの世界で交信しています。32ビットの世界は同時に43億個のIPアドレスがインターネットで発行できる。43億の人、機器がインターネットに接続できる。凄い世界なんです。今回は128ビットのインターネットの世界を夢見ているわけです。個々人がIPアドレスを固定で使える。同時にIPアドレスを無限に発行できる。128ビットのインターネットの世界です。どんなサービスがこの世界で可能に成るか、32ビットの世界に対して度のように進化できるのか、顧客側にイメージが湧く説明が出来る。先ずはこの目指す姿の領域は大切ですよ。シーズはある。実用化技術はある。ニーズがなければこの状態で悪戯に時間だけが経過してゆくと言う不本意な状態に陥る。同時に目指す姿を国民にイメージが湧くように上手に伝えましょう。ニーズとシーズのリンクは此処から始まる。パソコンレベルで考えると128ビットのインターネットの世界はパソコン側はリアルタイムに3次元画像を交信できる世界です。32ビットの世界は通信回線さえ高速であれば動画の世界までゆく。個人がビデオカメラでオリンピック会場の模様をインターネット中継さえ技術的には可能な世界です。32ビットのインターネットに対して128ビットのインターネット、どんな世界が切り開かれるのか楽しみですね。
2000.9.26
| 日本の国のバランスシート 1993年3月 (兆円) 大蔵省 | |||
| 資産の部 | 負債の部 | ||
| 現金・貯金 | 33 | 未払い金等 | 12 |
| 有価証券 | 106 | 保管金等 | 3 |
| 未収金等 | 22 | 郵便貯金 | 252 |
| 貸付金 | 267 | 資金運用部預託金 | 7 |
| その他の債権 | 19 | 民間保有短期証券 | 24 |
| 貸し倒れ引当金等 | −1 | 民間保有公債 | 187 |
| 有形固定資産 | 171 | 借入金 | 3 |
| 投資等 | 39 | 公的年金預り金 | 153 |
| その他の負債 | 5 | ||
| 保険準備金 | 112 | ||
| 引当金 | 28 | ||
| (負債合計) | 791 | ||
| (債務超過) | 132 | ||
| 資産合計 | 658 | 負債・債務超過合計 | 658 |
| 公的年金負債290兆円を使用の場合は債務超過269兆円 | |||
国が抱えている債務超過額って意外に少ないんですね。赤字国債の発行でどんどん膨らんでいる物と思っていたから意外です。公的年金の、この債務超過状態、この部分は大変な数字になっていますよね。あずかっている153兆円を遥かに越える年金の支給を約束している。計算の仕方では債務超過額が700兆円を越えるんだと言う。世代間助け合い年金制度がこの債務を発生させているんです。働く世代に圧し掛かる債務負担です。消費税にすると5%から15%へ、10%上昇で20兆円の財源が確保されると考えると債務超過額269兆円だって14年に相当する規模です。国民負担率の上昇と言う視点で考えるとこの債務超過の金額の規模が理解できる。ITが軌道に乗り出す米国で今後10年間の財政黒字予測が100兆円ですよね。景気をどんどん良くしていっても債務を返済となるとこの水準です。赤字国債発行から財政黒字に転じる。これは此れで凄いことですけどね。完全失業率3.9%なんてITがどんどん雇用を作り出して居る状態と言うことなんでしょうね。ITをビジネスの市場に育てる。電子商取引の市場にも育てる。パソコン、TV、携帯、自動車も端末を積む。これらの技術開発や設備投資も企業の死活問題と捉えて活発に行われているに違いない。電子商取引がどの領域で育つか、ユーザーフレンドリーな端末がその第一候補に踊り出る事に間違いは無い。誰でも使える端末からショッピングが違和感無く行われるようになる。裾野が拡大する事間違い無しなんです。日本も景気の牽引役をどんどん育てる。国民負担率の上昇と言う数字だけを見ていると気が遠くなってゆく。市場を創出して景気を創り出す。この部分をしっかりと遣りきらねば活けません。
2000.10.7