久保田成長研究所
代表 : 久保田十司夫

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今日はNHK教育で地球白書を放映していました。急増する人口と旺盛な食欲、50年後に90億人に迫る人口を養うのに食べ物を作る新しい道を模索しなければいけない、ところが人類は新たな課題に直面している。水が干上がる。中国の黄河が断流を起こすようになった。村人は生活用水の確保に苦労する。黄河下流の穀倉地帯は地中から塩分が地上に噴出してくると言う塩害に見舞われる。断流の最大の理由は過去50年で水の使用量が2倍に増えた。食物大増産で大量の水が汲み上げられる。黄河が断流し水田の水も確保できなくなる。米国はこの水不足から食料生産能力を割り出す。1997年の報告書、中国は2025年に1億7500万トンの穀物輸入国になる。穀物1トンを生産するのに1000トンの水を使用する。効率的に穀物の生産を行う。穀物生産における水の節約は人類の課題に成る。米国では点滴潅漑が行われる。通常の半分の水で穀物が生産できる。収穫量も2割上昇する。点滴潅漑は根の付近だけ水を供給する。湿り気もコントロールできる。潅漑農業は水の確保が難しいアリゾナでは必要不可欠な方法になっている。貴重な水を如何に効率的に使って穀物の増産をするか彼らは日夜挑戦する。中国黄河地域でもスプリンクーラーの導入が始まる。都市部では牛肉が人気を集める。霜降り肉の国内生産を行う。草や穀物の茎が餌さだった。いまでは穀物が餌さになる。必要な大豆を作る。これをブラジルが供給する。大豆畑が開墾される。焼き畑により森林が農地に変わる。地球上にある開墾可能な最後の森林が現在畑に転換される。牛肉を1kg生産するのに7kgの穀物が必要に成る。20億トンの穀物生産が地球の限界である。アメリカ人並みの肉食生活を送るならこの穀物生産で養える人口は22億人である。遺伝子組み替えで食糧生産性の追及が始まる。劣悪な環境で生産できる植物にも挑戦する。この食物は2週間の乾燥にも耐えられる。農薬に耐える遺伝子組み替え作物も作られる。市場に広く出回る。消費者に分かるように表示が遅まきながら始まる。遺伝子が組替えられていない大豆が厳格に生産−流通段階で分別する動きがでる。生産農家も消費者がより望む遺伝子を組替えていない大豆の生産に再び戻す。インドでは1998年に有機作物専門店がオープンした。開店以来確実にお客の数が増加してゆく。有機農業の普及運動が農家サイドで始まる。伝統的農業への回帰を訴える。化学肥料や農薬は自然を破壊する。1万年もインドで続いた農業に回帰しようと呼びかける。有機農法に合うインド古来の種探しも始まる。病害虫や水不足に強い種、成長が早い種がそこから見つけ出される。品種改良とは又違った方向である。品種改良された高収量品種は化学肥料と水を沢山与える。その生産量は倍になった。ところが畑は痩せる。塩分化する。害虫が増える。害虫対策として農薬を多くまく。畑が死んでゆく。有機農業への回帰で農地が蘇える。自然と共生する農法は今後も1万年の収穫を約束する。欧米でも有機農法が広まる。有機作物の市場が3000箇所も自然に出来る。年20%の増産ペースでその収穫量が増える。有機作物が消費者に受け入れられている証拠である。21世紀には90億人の人々が地球上で生きてゆく。どうやって養ってゆくか、私たちは人類共通の課題として考え、子孫に伝えてゆかなければいけない。
2000.10.21

22日のNHKスペシャルはリナックスの話でした。このOSリナックスはプログラムの中身を公開しています。誰でもその改良が出来る。知恵のある人たちが競って更に良いリナックス造りが行われる。NASAもこのリナックスでシステムを構築した。中国も中国語用のリナックスを秘密裏に進めた。中国語のサイトは2万を越えた。インターネット人口は1600万人に。パソコンの売れ行きはTV凌ぐ。改革開放後の企業、ITにビジネスチャンスを見出す。市場と工場がインターネットで直結される。中国企業はリナックスでパソコンOSを構築する。WindowsはOSの中身は非公開だ。中国の企業、10社がリナックスを応用する。マイクロソフト社に対抗する。1991年、フィンランドのリーナスが未完成のリナックスを公開する。沢山の人が完成に向かって改良を加える。世界各国の技術者の知恵が加わる。299倍のボリュームにプログラムが成長する。データ−処理にはリナックスが最適だと言われるまでに育った。無料で手に入り自由に改造できるリナックスは知恵のある人たちによってどんどん育つ。中国でもTVをインターネットで動かす端末をリナックスで開発する。映像と音声の処理能力、公開情報を収集してリナックスで完成させてゆく。世界中の人々が公開している知恵でもってその完成度をどんどん上げてゆく。このベンチャー企業は僅か2ヶ月でそのソフトの開発を行えた。このベンチャー企業には世界中の知恵ある技術者がバックに付いている。公開技術の脅威、衝撃である。マイクロソフトもTV用のインターネット操作端末を社運を掛けて開発する。マイクロソフトとリナックスが競う。リナックス陣営にも企業の支援が始まる。中国のIT産業の将来性にその可能性を感じて支援する。リナックスのシェアー獲得に走る。都市部にはWindowsが普及した。地方部ではリナックスの浸透を狙う。中国西部の学校にリナックスを無料で配る。子供達に使い方を教育する。IBMが協力を決定する。リナックスをOS採用するパソコンも販売開始する。企業の間で技術を公開して世界中の企業の技術者が知恵を出し合う手法はどんどん広まる。HAの分野では2000社が共同開発を始めている。様々な家電、情報端末をこの公開技術でコントロールする。HAに必要な共有技術がどんどん育つ。公開が人類の英知を結集する。リナックスをOSに使用するインターネット端末がどんどん開発されてゆく。刺激し合い進化させてゆく。企業もリナックスで付加した改良は公開する。企業間の共同開発はそのスケールを桁違いに高める。ボランティアとして個人がリナックスの改良を始めた。この領域に今では企業が参加を惜しまない。巨大なパワーを産み出す。企業戦略にも影響を与える。発展途上国にも恩恵が降り注ぐ。
2000.10.22

11月4日付けの読売新聞の一面に”蘇えれ教育”と言う記事が載っています。自由と言う概念が子供達にどのようにイメージされているのか、実例を元に取り上げられています。”勉強を止めて全部遊びにする””サバイバルゲームをしようよ””エアガンを打ちたい””ボールでガラスを割りまくる” 抑圧されている状態から解放されると言う意味で自由を連想してる、そんな言葉が飛び出している。子供達が内に蓄積しているストレスを発散させる。自由と言う言葉からその手法を連想している。いじめ問題に加えて、最近では学級崩壊が紙面を騒がせる昨今、教育現場では子供達の心の荒廃が浮かび上がったと言う。心の荒廃に立ち向かう。家庭、地域、学校に叩き付けられた課題と捉える。いじめと、学級崩壊が心の荒廃を起点にする。子供達の心が何故荒廃したのか、この問題の根本は未だこの先にある。部屋に閉じこもってTVゲームにいそしむ。情操教育の欠如がここにはある。自然に親しむ、偉人の伝記を読む。子供達の心の形成に多大な影響を及ぼします。様々な生き物に触れる。理想的な生き方がある。心の形成期にここから感化される効果は人間形成の原点でしょう。答えが準備されている分けではない。自然に、偉人伝記に、子供たちは子供達の感性で何かを感じ取る。子供達の心に何かが芽生える。この何かが豊かな心を育成する物でしょう。心の荒廃と豊かな心、これは対極にある言葉です。荒廃と豊か、子供達が心の形成期に曝される環境を彼我比較する。児童虐待とまでは行かなくとも子供達の心を荒廃させる環境はそこに存在している。いじめから学級崩壊へとその心の荒廃が全体へと拡散してきた。豊かな心を育成する環境もしっかりと整理しなくては行けない。
2000.11.5

いじめ、学級崩壊、そして落ち着きの無い子供達、集中力の欠如、集中力の欠如は病気であると言われだしている。教育現場の問題ではなく、医者の領域の問題であると言う主張もでる。集中力が欠如している子供は病気と勇気を持って治療の道を選択する事も大切である。子供は持って生まれた遺伝子と育つ環境が大人に育てる。環境はその子供の人格形成に決定的な影響をもたらす物であろう。子供達も大人と同じように安らぎの世界が大好きである。ここで間違えては成らないのはストレスに曝されている子供が求める物は安らぎでは無い事である。ストレスに曝されている子供を安らぎ環境に導いてもストレスから解放されるわけではない。子供が求める事は母親の庇護であると言う。ストレスに曝される子供は母親の保護を最も必要としている。児童虐待は親から子供を引き離し、社会がこの保護の機能を果たす。いじめを受ける子供はストレスに曝されている。ここで必要なのは保護である。その子供に安らぎの環境を同時に与えたところでストレスに曝されている状態からの解放を意味しない。事態は深刻なのである。遺伝子と環境が子供の人格を形成する。コンクリートジャングルや核家族と言う環境がこの人格形成に大きく寄与する。この現実を直視しなくては行けない。集中力のない子供が作られる環境とは如何なるものか、しっかりと分析しなくては活けない。保護の領域もある。
2000.11.7

企業が動く。そして個人が動く。日本社会の一つのパターンのようです。パソコン市場が活況です。1995年頃に600万台市場に跳ね上がった。この時は企業が動いた需要でした。2000年は1200万台市場に成長した。個人もパソコン購入に走っています。最近はモバイルパソコンの需要が急成長とか、持ち運びが出来るって言うには便利ですからね。メーカーがその市場に商品を投入する。ユーザーが動いた。企業が電子商取引に力を入れ始めた。様子見からパワーを掛け始めたところもちらほらと。調達サイトもインターネット経由で、その整備が具体的に始まる段階に到達してゆく。サービスを提供する側が動く。その周辺にその動きが拡散してゆく。大企業が動く。中小企業や個人が動く。日本社会の一つのパターンに成っているようです。サラリーマンは企業社会から影響を受ける。影響を受けたサラリーマンが自己研鑽を自宅でも始める。パソコンは、インターネットは50歳代にも確実に使われだしている。元気ですよね、熟年も。海外旅行1600万人時代、最近の伸びは熟年層のようです。ドライブに出る熟年層が目立つと感じていたら、海外旅行の伸びも支える勢いのようです。パソコンの購入も熟年層がどんどん絡んできているの違いないですよね。日本市場は熟年の領域に市場がある。潜在需要がある。間違いないことです。商品企画がこのニーズを掴みきれないでいる。熟年層が飛びつく商品やサービスを提供しきれないで居る。今一度この潜在需要の開拓に知恵を絞らなくては活けません。1300兆円を越える個人の金融資産、熟年層が蓄えているんです。超氷河期が10年も続く。少子化で子供達がすく成る成ってゆく。この環境下で日本経済の消費者層を考えるとき、熟年層の市場は拡大市場にあること間違い無しなんです。ここに潜在需要がある。開拓市場があるんですよ。縮小してゆく市場で販売力を確保しつつ、潜在需要を開拓する。熟年層は間違いない潜在需要を提供している。購買力がる層です。車だったら300万円のキャッシュで購入してゆく層ですよね。この市場を様々な商品が狙う。ここにも日本経済の活況の道がある。
2000.11.12

11月19日のNHKスペシャルは米国の試み、市民が学校を作るです。子供に合う学校が欲しい。子供の能力に合う学校が欲しい。個性を伸ばせる学校が欲しい。公立校や画一的な学校教育では出来ない試みを米国では市民が始める。21世紀を担う子供達をどう創るのか、チャタースクールでの試みが始まっている。時間割をなくした学校が出来る。子供達に全てパソコンを与えた学校が出来る。アートを専門に学ばせる学校が出来る。能力と個性に合わせた子供達の教育への素行錯誤が市民レベルで始まる。公立学校で学ぶ意欲を失った子供達のために市民が学校を設立できる、チャタースクール、米国では2000を超えた。9年前にこの制度が出来て、ここに来てスクール設立の動きが急激に増えてきた。画一的な教育に市民が危機感を覚え子供達に選択肢を、多様な学校を創り、自由に選ばせる。現在ではチャタースクールで巣立った子供達のほうが公立学校を巣立った子供達より上だという評価を得たところもでた。子供達の学ぶ威力を引き出す。インターネットで学習意欲を高めるシステムに挑戦する。アートへの興味を通じて、学ぶ意欲を引き出す学校も出来る。決められた時間割を無くし子供に自由に何を学ぶか決めさせて、学習意欲を引き出そうと言う学校も出来る。学校に行けなくなった子供にも自由に何を学ぶか決めさせる。自分が得意な科目を集中的に学んでも良い。何を学ぶか分からない子供も自分自身で何かを学びたいと言う意欲が湧くまでじっくりと待つ。軍隊の訓練を参考にした学校も出来る。規律を重んじる軍人が設立した。約束した事を実現できないチャタースクールは結果責任と言う概念で設立契約を取り消させる。軍人が作った学校は結果責任をまっとうできず設立を取り消された。取り消されたチャタースクールも70以上に及ぶ。小・中学校中心のチャタースクール設立が高校にも及ぶ。社会をドロップアウトした高校生に職業教育を行う。麻薬中毒に陥った子供達もこの学校で自分を取り戻す。校長自身が一度はドロップアウトした経験をもつ。企業もチャタースクールを設立する。教科書を企業が創り、60のスクールを設立するにまで伸びる。子供の学力を更に伸ばすと言う方針は多くの共感者を呼ぶ。学ぶ意欲を失う子供達、そして優秀な子供達に更に能力を伸ばす機会もチャタースクールが参入する。公立高校が子供の減少に危機感を覚えだす。学ぶ意欲を失った子供達、更に能力を伸ばしたい子供達、カルチャースクールが選択の幅を広げる。既存の教育のあり方に一石を投じている。公立校の2%の規模にチャタースクールが成長した。
2000.11.19

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