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久保田成長研究所
代表 : 久保田十司夫

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C・エレガンスの体内に発生する活性酸素を除去してあげると寿命が平均で44%も伸びたそうです。老化のメカニズム、寿命を延ばす研究にこの線虫が用いられるんですよ。もともとの寿命が22日程度だからその研究のサイクルにはもってこいなんです。アイデアと結果が22日程度でスピード提供される。C・エレガンスの遺伝子は単純なんです。ヒトゲノム遺伝子の解明が話題に成っているけどこの単純な遺伝子は既に解明されている。老化や寿命と遺伝子との関係を探求する研究用として最適なんです。線虫の細胞内に発生する活性酸素を研究者が中和してあげる。これで寿命が44%も延びる。人間だったら80歳が115歳に伸びるんですよ。生活習慣病におかされて、65歳程度が寿命の人から比べたら、現実的に115歳と言う寿命はその老化の進行を抑える生活習慣を持つ人が到達できる領域であり、それが身体の活性酸素の除去で達成できる可能性があると考えると、楽しいですね。活性酸素は万病のもと。体内に発生するこの活性酸素を身体の中で作られる抗酸化物質で中和する。抗酸化物質として知られる ポリフェノール、ビタミンA、C、E、を体内に吸収させてこの機能を補う。C・エレガンスの実験は後者の抗酸化物質の投与です。44%も寿命が延びた。遺伝子や細胞が活性酸素に攻撃されてずたずたにされるのを未然に防ぐ実験だったわけです。正常な遺伝子、元気な細胞が抗酸化物質の投与で更に守られた。素晴らしい結果です。寿命65歳から115歳まで体内の活性酸素がその決定因子になる、寄与が大きいと考えると普段の食習慣の大切さが良く理解出来ますよね。
2000.9.1

昨日は暑かったですね、関東地方。埼玉県熊谷市が39.7度、群馬県前橋市が38℃、東京都心も37.8℃にも気温が上昇した。9月の最高気温を軒並み書き換えていったんですよ。茨城県の水戸市が36.8℃、栃木県宇都宮市が36.5℃だそうです。ひたちなか市のここはどのくらいに気温上昇したのかな。新聞によると茨城県内は古河市38.2度、大子町47.3度、鹿島市36.4度、日立市34.3℃、太平洋上の高気圧から乾燥した熱風が吹き込んだと載っていました。この数字で行くとここも34℃は越えれ居たようですね。不思議ですよね乾燥した熱風なら扇風機を回す程度で過ごせる。今日は気温が気になって温度計を見たら午後2時で30℃でした。過ごしやすい涼しい風はあるんですよ。今日の扇風機代わりです。昨日は午後5時ころ雷雲が飛来しました。夕立です。外に出たら涼しい。家の中より涼しいんですよ。降った雨が気化熱を奪って気温を急低下させた。雨の量としてはお湿り程度、乾燥している芋畑に十分にしみこむような降りとまではいかない量でした。でも一気に涼しくなりました。此れぞ夕立です。中途半端な降りは湿度を上昇させる。不快指数が上昇するだけ、栃木県の高根沢で出会う雷雲がこのパターンです。今年はこの雷雲、太平洋側に流れてこない。普段の年はこの付近で発生する雷雲は海に抜けてゆくんですよ。ひたちなか市には遣ってこない。大体、夏の雷雲は夕立はロウソクの明かり、と言う子供の頃のイメージが焼きついています。4時過ぎに雷雲が発生して沿岸に移動する。食事時なんです。雷、ロウソク、夕食がイメージ連想してた。今年の雷雲は日本列島各地で発生してた。北関東上空に空気の境目があった時期とは明らかに違うんですよ。北関東は雷発生のメッカでした。今年も発生しているけど沿岸には流れてこない。4月頃から、雹がよく降っていました。栃木県、茨城県、千葉県の県境が雹害に見舞われてた。異常気象という感覚に襲われていた人も多いに違いない。これだけの熱さ、異常気象ですよね。異常気象が普通になる。頻繁になったらこの状態が基準になる子供達も育ってゆくのかも知れない。子供の頃のイメージと大人になってから遭遇する気候とをどういう風に比較評価するのか、30年後が興味深いですね。
2000.9.3

善玉コレステロールと悪玉コレステロールの話は各方面で良く取り上げられてきました。悪玉コレステロールと言っても細胞膜を造る原料で身体にとって不要なものではない。しかし悪玉コレステロールは動脈硬化物質と言う表現で悪玉論が展開されていました。その後は悪玉コレステロールそのものは動脈硬化を起こす物質では無い。これが活性酸素の攻撃を受けて劣化したコレステロールが血管壁に付着して動脈硬化を起こすと言う新たな知見が加わっています。最近はこの劣化コレステロールを血液中の白血球が異物とみなし攻撃する。この攻撃で血管が炎症を起こし破裂に至ると言う知見が加わっています。コーヒーに含まれているある成分が白血球がこの劣化コレステロールを異物と認識して攻撃する機能を停止すると言う研究成果が発表されたようです。コーヒーに含まれている成分が万能と言えばこれも違う。身体の他の部分に対しては副作用もあるわけです。薬は副作用も伴う。これは常識ですよね。それにしても動脈硬化は生活習慣病の一方の雄です。このメカニズムが一つ一つ解明されている。予防医学にとって素晴らしい出来事ですよね。最終的に日常の食生活にとってもっともバランスが取れた栄養補給の知見が得られる。得られるに違いない。活性酸素で劣化コレステロールが血管壁に付着してしまった人に対しては白血球が異物として攻撃するのを抑える薬が副作用が最も小さい範囲で提供される。こう言う予防医学の方向に行くんでしょうね。生活習慣病はその生活習慣を改める事でその発症を未然に防止できる。様々な発症に至るメカニズムの知見が解明されると、そこには説得力が発生する。健康な状態を維持するのに必要な知見がどんどん加わる。素晴らしいことです。
2000.9.4

授乳の役目は万人が認める事ですよね。赤ちゃんが母体から外界に飛び出す。外界には様々な細菌、病原菌が居る。赤ちゃんはこれらに対する抵抗力を母親の母乳から受理するんです。抵抗力を司る因子を受け取るんです。あの弱々しい小さな赤ちゃんは母親から生まれると直ぐに母乳を通じて免疫因子を受け取る。母親が生きている間に身体の中に記憶していった免疫因子を受け取るんです。これによって赤ちゃんは母親と同じ抵抗力をいち早く得る。この免疫因子の存在を疑う余地は無い。母親から赤ちゃんがこれらの抵抗力を受け継ぐ事は無いと言う命題を解く。あるいは他の方法で受け継ぐと言う論理を展開する。成立しないと思いますよ。矛盾をはらむ。遺伝子、胎盤へその緒経由、授乳はその3大手法でしょう。マウスの遺伝子は人間と95%が共通である。チンパンジーは98.5%が共通である。遺伝子は組換えが出来る。チンパンジーと人間は500万年で遺伝子に1.5%の差を発生させたんです。より人間の方が進化の歩度を速めた。細菌の侵入に対して此れを検知、免疫因子は遺伝子にこの病原菌を撃退するように連絡をするんです。抗体を速やかに作り出す。抗体を速やかに組替えて迎撃態勢を整えるんです。免疫細胞がこの遺伝子機能を持っているんです。一度戦った細菌、病原菌を免疫システムが記憶する。生命維持機能としてこれは常識的知識です。これは医療にも徹底的に応用された。ワクチンですよね。弱い細菌を注射し、その細菌に対する抵抗力を身体に記憶させる。感染症を撃退してきた手法でした。免疫システムが記憶してくれるんです。この記憶を免疫因子が司る。免疫因子は初乳でもって一気に母親から赤ちゃんに伝えられる。遺伝子で伝えること、胎盤のへその緒経由で伝えるもの、授乳で伝えること、伝えてゆくと言うのは生命の基本機能です。細菌と花粉、此れを見分けるのも免疫因子です。花粉を異物と見なす。これは免疫系の乱れですよね。正常に免疫系が機能していない。そう考えるのは自然でしょう。花粉なんかに免疫系が反応して貰いたくない。花粉症で苦しむ人達の共通の願いでしょう。正常な免疫システムには異物と細菌をしっかりと見分ける能力がある。強力で正常な免疫システムが身体の中で機能している。皆の願いですよね。
2000.9.7

いよいよシドニーオリンピックですね。今年のドーピングの話題はEPOをマスコミが取り上げています。血液中の赤血球を増やす薬だそうで、尿検査と血液検査の併用でそのドーピング薬剤の使用の有無を検査するそうです。標高2000mを越える高地トレーニングで心肺機能を強化する。これは昔からその効用は勝負の結果で認識されていました。実際にこの高地トレーニングは血液中のヘモグロビンの量を増加させている。筋肉に酸素を送る能力を高めています。このヘモグロビンの増量を平地でも薬剤の力で行おうとするのがドーピングです。高地トレーニングは足の裏を傷めつける事で更に効果が上がる。足の裏に掛かる圧迫力で血液中のヘモグロビンが破壊される。舗装路を走るよりも砂利道を走るほうがこの破壊力が増すんです。破壊されたヘモグロビンを修復する。ヘモグロビンの量が増える。血液検査で14gだった数値が15g台に乗せる。薬剤でヘモグロビンの増量を企てると17gにも迫ろうとする。筋肉増強剤の次はヘモグロビン増強剤の登場です。人間の限界に挑戦する。100m競争は確か9.80秒切る争いに突入してきているんですよね。スタートダッシュ、トップスピードへの移行、トップスピードでの疾走、と人間の筋肉を余すことなく使い切る走法が注目されています。アメリカ代表の三人はこの走法で勝ち取った。一つの筋肉に頼っていては100mの後半では減速してしまう。余すことなく身体の筋肉を使い切って走りきる事で更に人間はタイムの限界に挑戦する。世界記録を出したときのスポンサーからのボーナスも50万ドル程度になっていると言う。スポンサーのロゴが露出される効果に対して値が付いているんです。世界大会での優勝で5万ドルのボーナスだそうです。ロゴマークをつけている選手に対する注目度がスポンサーに対する宣伝効果として認めるわけです。スポンサーが資金を出す。選手が強くなる。優秀な選手が集まる。そう言うクラブはオリンピック選手をアメリカの100m競争の様に独占する。強い選手を育てる手法が集まってくる選手の強化にも有効であると言う証明みたいな物です。万人に共通と言うものでは無いでしょうが。筋肉にエネルギーを供給する。疲労物質である乳酸が発生しにくい身体になる。高地トレーニングではこの領域でも威力を発揮するようです。発生する乳酸を酵素が速やかに再びエネルギーに変換する。この酵素の働きが強化しているようです。高地トレーニングと言えどもスピード練習を欠かさない。この機能が強化される様です。飽くなきスピードの追求には人間の身体の限界への挑戦とそれを裏付けする新たな知見がある。この知見とトレーニングが合体して、スポンサーが付き、限界への飽くなき挑戦が行なわれている。スポーツドリンクや栄養補助食品、これはもう常識のようです。激しいトレーニングで筋肉が破壊される。その直後にたんぱく質を栄養補助食品から摂取する。筋肉修復力に寄与する形で更に強化された筋肉か付く。もともと人間の食事はカロリー摂取と栄養成分の補給とは比例関係にあるそうです。その時に必要な栄養素のみを栄養補助食品から集中的に摂取するんです。健康なスポーツ体力を維持したまま減量をする選手にとって、食事制限によるカロリーカットは必要な栄養素さえもカットしてしまう。体重は規定の範囲に入って試合に出る権利は確保できても既に体力は消耗している。成績は散々、なんていう状態は今は昔の事でしょう。科学的トレーニングで支援されている選手はこのカロリーカット中にも必要な栄養成分は栄養補助食品から摂取しているに違いない。
2000.9.11

今日はシドニーオリンピックの開会式です。10月1日の閉会式まで世界最高峰の競演が観られる。300競技で世界一が決まってゆくんですよ。たった2週間と言う短期期間で。凝集されていますよね、この時期に最高の競技水準にまで高めて個人と団体が金メダルを300を射止める。銀や銅もたいした者ですよ。世界でベスト3に入る。人間の限界を持続する必要は無い。この短期決戦の時期に爆発的競技力を発揮できればいい。その最高峰が決まる。国連加盟が180ヶ国・地域に対して、シドニーオリンピックは200ヶ国・地域の参加だ。300競技の最高峰の魅力が凝集される事に間違いは無い。4年に一度の祭典だ。人間の競技能力の限界、美、力、スピード、への挑戦もここに結果を出す。注目シーン、感動的なシーンも沢山放映される。脳裏に焼きつく。観る人がここで形成するイメージも最高レベルだろう。人間の限界に対するイメージが焼きつく。そう言う競技ほど人気が出る。これは致し方ないことだ。300競技の中でもそう言う意味で競争がある。最高峰の競技も歴然と存在してゆく。そして注目される選手も自ずと決まってゆく。最高峰の競技で頂点を極める。より多くの人々の脳裏に強烈に焼き付けられる。国や地域を勝ち上がって来るのも大変な事だろうけど、2週間の中で注目を集められる競技者・団体が決定する。世界の目が集まる。応援したいのは勿論、国内・地域から勝ち上がった代表だろうけど世界が注目するようなレベルには国籍は無い。これがオリンピックの魅力でもある。世界記録が更新されてゆく。人間の限界は何処にあるのだろう。此処にもその魅力が存在する。世界記録、此れだけの注目を集める時にしっかりと標準をあわせてこれるなら競技者冥利、至福の喜びに違いない。人間の競技力の限界の追及、ドーピング問題を戒めながら真の限界に挑戦する姿は美しい。賞賛に値する。
2000.9.15

早速、金、第一号です。女子トライアスロンの決勝レースが行われました。スイスのマクマホンが2時間40秒で51.5kmを制しました。水泳1.5km、自転車40km、そして10kmの走行です。オーストラリアのジョーンズ選手をゴール前100mで振り切っての優勝です。最後の余力勝負でした。スイスの選手2人、オーストラリアの選手2人、アメリカの選手1人が最終局面でトップ争いをする面白い展開に成りました。最後はスピード勝負です。水泳で飛び出した選手が自転車でトップ集団に飲み込まれる。トップ集団が第二集団を除々に引き離す。水泳で強い選手が自転車でも強いと言う展開でした。そして第三ラウンドの10kmの走破です。トップ集団から抜け出す選手が順位を確保してゆく。余力のある選手がスピードを上げて先に飛び出してゆくと言うサバイバルレースの展開です。水泳で飛び出したアメリカの選手もこの飛び出す選手を追う。水泳、自転車、走力でトップレベルにあり、最後の勝負は余っている体力で決まる、持久力も勝負を左右する。2時間40秒がこれからオリンピックを重ねるほどに何処までちじまってゆくのか楽しみですね。水泳、自転車、走行とオリンピック標準距離をしっかりと決めて世界記録争いをしてもらわないと興味は半減する。
人口100万人当たりの金メダル数の累積はオーストラリアが断然強いようですよ。スポーツ医学、スポーツ科学が選手をしっかりと育てている。勿論、練習施設を併設して。最先端の知識にフォローされて限界の競技能力を引き出す。そして世界トップを射止める。人口100万人当たりの金メダル数と言う金字塔を輝かせる。この数はアメリカの数倍だそうです。
競泳初日の決勝は世界新のオンパレードです。4つの競技、全てで世界新での優勝です。女子400m個人メドレー、男子400m自由形、女子4*100mリレー、男子4*100mリレーと、決勝が行われた全てで世界新での優勝です。記録は伸びつづける。凄いですよね。男子4*100mリレーの優勝したオーストラリアの第一泳者は100m自由形の世界新も公認された。女子400m個人メドレーはウクライナのグロチコワが金メダル、男子400m自由形はオーストラリアのイワン・ソープが金メダル、女子4*100mリレーはアメリカチームが金、男子4*100mリレーはオーストラリアチームが金メダルです。水泳の泳力の限界はまだまだ伸びつづけている。世界トップは凄いですよね。
日本人にも嬉しい最初のメダリストが出ました。女子400m個人メドレーは田島選手が銀メダルを獲得です。日本の競泳女子では史上人目のメダリストの誕生です。女子100mバタフライの大西が6位で決勝進出、男子100m平泳ぎの北島が4位で決勝進出と、競泳陣は気をはいています。暫く競泳は蚊帳の外状態の印象でしたから間違いない復活の兆しです。日本人の金メダル獲得は体操27個、柔道19個、そして競泳15個と続いていました。決勝に残るのが普通の状態と言う感じになったら最高ですよね。今は男子体操も衰退気味です。水泳の復活は日本人の限界を世界が抜いていったんじゃなくて、新たな知見を日本人選手にも取り入れさえすれば世界トップ水準に互角に渡り合える事を知らしめた。医学的、科学的フォローがまだまだ選手を強化できる。
日本人の金メダル第一号は柔道女子48kg級の田村でした。決勝は試合開始1分35秒、内股一本でした。対戦相手はロシアのブロレトワ選手でした。田村はバルセロナ、銀メダル、アトランタも銀メダルと念願の金メダルの獲得です。4年に一回のチャンス、8年越しの念願の成就です。この精神力は凄いですよね。数分後には同じ柔道で男子60kg級の野村が金メダルです。アトランタでも金メダルでしたから二大会連続で柔道 金メダルの獲得です。史上4人目の快挙です。開始10秒で韓国のチェン・ブフョン選手に鮮やかな一本勝ちでした。準決勝のキューバ プロ選手との対戦以外は全て一本勝ちです。強いですね。効果、有効、技あり、一本とポイント形式に柔道の勝ち負けが決まった当時は僅差の勝負で試合時間5分を終わらせる形が出て柔道の試合そのものの魅力が半減したけれど、逃げる、組み手を避ける、どんどん指導、反則が加わり柔道の面白さが戻ってきました。試合が動く。面白いですよね。ポイントを取ると残り時間を逃げ回る。最低の試合で勝負を決める。つまらなかったですよね。力と力がぶつかり合って勝負がつく。ここには感動がある。
2000.9.16

昨日の柔道会場は南北統一応援団が喜ばしい雰囲気を醸し出していました。開会式の韓国と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の統一旗を先頭にした入場行進に観客の暖かい応援の拍手が送られていた。皆の望みは平和、骨肉の争いなど誰も望んでは居ないと言う雰囲気が開会式や柔道会場のこれらの動きから伝わってきます。柔道会場の試合は女子52kg級で北朝鮮のケー・スンヒー選手が銅メダルを獲得して花を添えました。前回のアトランタでは48kg級の決勝で田村を破って金メダルを獲得していたから朝鮮半島の人々の期待は高まっていました。この前日の柔道会場は日本人が大挙して駆けつけ、昨日は朝鮮半島の人々が会場の多くのスペースを埋めました。この階級では日本人もダイコロの楢崎が銀メダルを獲得です。トヨタ自動車の田村の金メダル、ミキハウスの野村の金メダルに引き続くダイコロの楢崎のメダル獲得です。柔道は幸先の良いスタートを切った。日体大の田島が銀メダル獲得でスタートした競泳は今日は女子100m背泳ぎで中村、稲田で二つのメダルを狙います。
国内スポーツでは大相撲の武蔵丸の全勝優勝を曙が阻止しました。上位陣が期待通りの勝ち星を積み上げる。満員御礼の垂れ幕が大相撲の進む方向をしっかりと確認させてくれました。強い横綱と強い大関がぶつかる。大相撲の醍醐味です。今年の武蔵丸は怪我で2場所も休場すると言う本人にとっても不甲斐ない状態に陥っていました。この転機が水泳とパワートレーニングでした。一日中、身体を動かして体つくりをしていた。TV放送では減量と言う言葉が使われていました。実態はトレーニングです。怪我をした身体を作り直すには水泳やパワートレーニングは最適だったわけです。土俵での稽古を終えた後、水泳とウエイトで身体を鍛える。大相撲と言えどもその身体の鍛え方にはこの様なトレーニング方法も有効なんだと証明してくれたような物です。サラブレッドのリフレッシュには温泉が使われる。サラブレッドも温泉で泳いで体調を整えるんですよ。馬場を走り回るのだけがトレーニングでは無い。緩急自在のバランスされたトレーニングメニューが強い身体を作り上げ、維持するんです。休養も強靭な強い身体を作る内です。

秋ですね。昨日は栗を食べました。今年は20個以上のエガが実を付けた。ここまで丹沢栗を購入してきて植えてから4年かかりました。木の下に栗の実が落ちているのを発見して栗広いです。採り立ての栗は美味しかったですよ。今年は新穀も食べました。古米とは全然違う。この時期の楽しみな味覚です。彼岸花も咲き始めていますよ。やっぱり秋ですね。東京で今日、日中の最高気温が30℃を越えると真夏日の日数が66日で過去最高に並ぶ。残暑と秋が同居しながら秋が確実に遣ってきています。虫の鳴き声を真夏から聞いているけど、セミから虫にその主役が移るのも秋を感じさせる出来事です。セミもツクツクボウシにその鳴き声が聞こえる主役を交代してきました。水戸市の偕楽園に日曜日いってみたら鈴虫の鳴き声に出会えました。耳を澄まして鳴き声を捕らえ近づくと小さな声で鈴虫が鳴いている声に気づく事が出来ます。この萩祭りの時期に200匹、離したそうです。ここで繁殖すればこれからは鈴虫の名所にもなれる。湧き水も偕楽園は流れ出しているのだから蛍だって離せば棲息できるかもしれないですよ。身近から消えてゆく鈴虫や蛍が繁殖できる公園なんて凄いじゃないですか。ミンミンゼミの鳴き声が消えた地域もある。都市部ほどアブラゼミは居るがミンミンゼミの鳴き声は消えてゆくらしい。当たり前に聞こえていた声が公園にくれば聞こえる。こんな場所が近くある。素晴らしいことですよ。ウグイスの鳴き声、ヒバリの鳴き声で春を感じる。これらの鳴き声は季節を感じる心地よいシグナルです。花も最高ですけどね。冬は渡り鳥、猛禽類の上空旋回は風情がある。白鳥そして海鳥もこの季節の風景です。いいものですよ。新緑と紅葉、これも見逃せない。来月は紅葉の季節に入る。中旬が標高1500m以上、下旬が標高1000mでも見頃になる。新緑と、そして紅葉はいいですね。11月になると平地にも紅葉前線が降りてくるけど気温の高低差がある高地での紅葉の素晴らしさは圧まきなんです。七回釜にくべても炭にならないナナカマドの透き通る鮮やかな赤や カエデが鮮やかな赤を奏でる景色は凄いですよ。これが紅葉です。平地の紅葉は茶色が入る。全然違うんです、紅葉のイメージが。落ち葉に変わる移行のステップを鮮やかな紅葉からは連想できない。これに黄色が混ざる。目を奪われる絶頂の美しさがそこにはある。
自然っていいですね。人間の心のふるさとですよ。頭の中を真っ白にしてリフレッシュさせてくれる。新たな活力を充填してくれるんですよね。コンクリートジャングルとは雲泥の差がここにはある。
2000.9.18

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