菩提峠 (トビウツリ)


菩提峠

岳ノ台と二ノ塔との中間鞍部が菩提峠。
菩提峠の名を刻む疲れ果てた道標が建っている。

表丹沢林道につながる舗装された道がのびているが、
固くゲートが閉ざされている。

峠付近は切り開かれていて、休日となれば駐車場と化す。
岳ノ台側は気持ちよい草原で、パラグライダーの発着台がある。
かつてスキー場開発の話もあったところだ。

古い山の本を見ると「トビウツリ峠」の名も見られる。
この鞍部は「飛移り」と呼ばれていたらしい。

 
菩提風神社

岳ノ台方面に進んだ所に菩提風神社がある。
冬から春にかけて、この鞍部を北風が吹き抜ける。

地形上、大山と二ノ塔、三ノ塔によって
行く手を阻まれた北風が束になって峠を吹き抜ける。

寒風が斜面を下り
麓の菩提集落の人々を苦しめた。
それを少しでも和らげるために風神を祀ったという。