伏馬田峠


伏馬田峠 ?
一歩前に出るとゴルフ場が広がっている

伏馬田峠の名は『新ハイキング・449号』の中で「道志山へ」と題する杉崎満寿雄氏の紀行文にあったものです。
同氏は「伏馬田峠村南にあり、村内川上組より伏馬田組へ至る往来なり、陟降いづれも二十町に餘れり」
という『相模国風土紀稿』に記される峠道であろうとして、城山の北、ゴルフ場に隣接するこの地を
伏馬田峠としていました。

地形図を見ると峠と考えられる北側に川上集落からの破線があるのですが、
実際現地に赴くと峠の北側はすっかりとゴルフ場に奪われてしまっていました。
見るに忍びない状況です。

付近は東海自然歩道として整備され、菅井と石砂山を結ぶ快適な山道が通っています。
伏馬田の集落は日当りのよい南斜面の山腹に形成された集落で、眼前には道志川を挟んで焼山の山体が
大きく聳えています。 ほのぼのした山里で炭焼きの窯もあり煙をあげていました。

ちなみに城山は、小田原北条の家臣で津久井衆の一人、日連村の尾崎掃部助が守っていたので、
尾崎城山とも呼ばれるそうです。