ヒマ つぶし
これも一部なんです
標識を拵えながら、頭の中でその地の様子を想像する。 そこはどんな山頂で、どんな峠で、どんな道を経て到達するのか、 どんな木が生えていて、どんな眺めが望めるのか、 どんな風が吹き、どんな匂いが漂っているのか、 ひもすがら空想、夢想をめぐらすのです。
いますぐ行きもしないくせに、地図を広げてはルートを検討したり、 麓の山里の様子を調べてみたり、先人達の山行記録をひもといてみたり、 そうして秋の夜は過ぎてゆきます。