尺里峠 (虫沢峠・第六天峠)


尺里峠

尺里と書いて「ひさり」と読むのは難しい。
久里、比佐利とも書くようである。「尺」は「久」の写し間違いではとも思えてくる。
昔からの交易路が虫沢と尺里を結ぶが、舗装された道を通過する車は少ない。
西には高松山、その南にあるビリ堂には古い石仏が訪問者を待っている。

尺里と寄との間で境界争いがあったとき、両集落より何時何分に同時に出発して
出会ったところを境にしようとしたところ、ちょうど第六天峠で出会ったので
ここを境としたという典型的な行逢裁面(ゆきあいさいめん)の云い伝えが残っている。

峠には虫沢の人々が祀った第六天社がある。
蝮が守り本尊であるという。
虫沢の「虫」は、「マムシ」の「ムシ」だろうか?