渋沢の峠集落再訪
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以前、訪れた時にその場所がはっきりしなかった渋沢峠について、
折りたたみ自転車で峠巡りをされているMFP様より「渋沢峠里山林」という標識を
発見したとのメールを頂き、再訪してみることにしました。
(その標識の「峠」が集落名を表す‘峠’なのか、峠を表す‘峠’なのかはよく判りませんが・・・)
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「渋沢峠」という表記は一部のガイドブックや 秦野市作成のハイキングマップなどに散見されます。 いずれも「峠隧道」の上あたりに、その表記があります。 しかし、現地を訪れても「渋沢峠」という標識はありません。 震生湖と頭高山を結ぶハイキングコースが通じているので ご紹介頂いた「渋沢峠里山林」という標識は見つけられませんでしたが、 |
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推定・渋沢峠からは丹沢山隗の山並みが一望できます。 さらに頭高山方向に進むと、峠配水場があります。 頭高山に向けて、舗装された農道が伸びていますが、 |
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実は今回の再訪には、もう一つの目的がありました。 それは、一獲千金を狙った廃坑訪問です。 峠集落には、太平洋戦争前後の昭和10年頃から |
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素人目には金(Au)ではないかと心躍るのですが、 黄鉄鉱(FeS2)というどこにでもあるような鉱物らしいです。 峠集落の南、市見川沿いを探検気分で進むと、廃坑跡に辿り着きます。 滑り易いので長靴持参がいいでしょう。 峠鉱山採掘当初は、金(Au)を目当てに採鉱が始まったといいます。 峠歩きや山歩きの際に、ふと手にしたガレ場の石が 山梨県の水晶山の水晶や、鶏冠山の金、奥多摩のマンガン鉱なんかで |
<参考文献> 『新版 神奈川県地学ガイド』(奥村清篇・コロナ社)
● 黄鉄鉱(パイライト)
各種の岩石、あらゆる種類の鉱床に含まれる最も分布の広い金属鉱物。
硬度は6〜6.5で金や黄銅鉱よりもはるかに硬い。 比重5.0。
成分はFeS2で純粋なものは46.6%の鉄と53.4%の硫黄よりなるが、
しばしば、Co、Ni、Cu、およびAsを含み、また金銀を含んで金銀鉱として採掘されることがある。
結晶は美しい正六面体や正八面体、五角十二面体。
● 渋沢峠付近には、妙見社やカリガネ(雁金)大権現なるものがあります。
鉱山師の信仰と関係があったのかもしれません。