〜海の見える峠エリアを訪ねて〜
伊豆半島にはイヤな思い出もあって、ここ15年近く足を踏み入れていなかった。
自転車やバイクで亀石峠・冷川峠・国士峠などの一部の峠を越えているのみである。
しかし、冬場に山梨や秩父の峠に至る道が凍結している時など温暖な伊豆の峠はアクセスし易いだろうし、
夏場は輝く海を見ながら明るい峠行が期待できそうなので、封印を解いて開拓を進めようと思う。
でも、海は基本的には嫌いなので、遅々として進まないかもしれない。
どうも海のベトベトと錆び錆びが好きになれないのだ。
どこからを伊豆半島というのか定かではないが、箱根峠付近を含めた概ねJR東海道本線以南を
伊豆半島として捉えて峠を拾ってみた。
(伊豆半島の峠分布概念図)
とりあえず、伊豆半島を下の5ブロックに分けて峠の位置を示してみた。
沼津アルプスと葛城山周辺の峠
半島の付け根の西側で伊豆長岡町付近。沼津アルプスは低山ながら登山者には有名。
葛城山は岩登りゲレンデのある城山のお隣り。
駿河湾や富士の展望が望まれるブロックだが見落しがちである。
三津の峠
益山峠 城山峠(一本松峠)
西伊豆スカイラインと伊豆山稜線歩道周辺の峠
半島の中部西側で、戸田峠から天城峠と続く全長40kmの山稜線歩道の縦走コースは是非歩いてみたい。
地元も、このコースには力を入れておりパンフを配布したり、コース整備も行き届いているようだ。
南アルプスと富士の眺望、駿河湾の輝きを堪能したら、海の幸と点在する温泉が楽しみだ。
数多くの峠を鏤めた なだらかな空中漫歩道。
舟山峠
小峠?
船原峠(土肥峠)
吉奈峠
南無妙峠
土肥峠
宇久須峠 狩鹿野峠
宇久須峠
大洞峠 風早峠(風速峠)
山伏峠 仁科峠
持越峠(後藤峠)
猫越峠
つげ峠
滑沢峠 二本杉峠(旧天城峠) 古峠 天城峠
伊豆スカイラインとその周辺の峠
半島の付け根の東側で、伊豆スカイライン上に半島内陸部と東部沿岸とを結ぶ峠が点在している。
舗装路やゴルフ場・リゾート施設が気になる地帯だが、峠の数は多い。
箱根峠
熱海峠 馬の背峠 かえで峠 あせび峠 桜峠 礼拝峠
リンボウ峠
韮山峠
上多賀峠
▲小峠山
名振峠 中野峠
板橋峠 笠松峠(宇佐美峠・網代峠)
宇佐美峠(椎木坂峠・地蔵坂峠)
<沢口峠>
地蔵峠
片倉越
冷川峠
大川峠(四辻)
鹿路庭峠
天城山脈周辺の峠
半島の中央部山岳地帯とその東側で 半島内では最も標高もあり険しいブロック。
林道も迷走しているので要注意。有名温泉地もあり峠行で疲れた体を癒してくれる。
ブナ・アセビ・ヒメシャラなどの林相が深山の雰囲気を醸し出してくれる。
矢熊峠(池谷峠)
国士峠(輿提峠)
遠笠乗越
片瀬峠
戸塚峠
白田峠
向峠
新山峠
諸坪峠
白川峠
ゴウヤキ峠 清代峠
八瀬峠
大鍋峠 小鍋峠 広尾峠
南伊豆周辺の峠
半島南部一帯の海近くの丘陵の峠が多い。本来伊豆半島に求めた峠の姿がこのブロックにあるのかも。
平和な漁村、静かな入り江を訪ねつつ、峠の馬頭観音に話しかけるひと時を楽しみたい。
婆沙羅峠 谷津峠
岩地峠 小杉原峠
<石部峠>
指川峠 稲梓峠 縄地峠
小峠 大峠
天神峠
富士見峠 島見峠 蛇石峠 鈴野峠
子浦峠 銭瓶峠
吉田峠(赤羽峠?)
* ( )は別名。< >は他HPで紹介されていたもので、一般化していないものや仮称を含む。
<沢口峠>はHP『Pass-Hunting峠の世界』様、<石部峠>はHP『自転車・峠おやじ』様で存在を知りました。
* 内野峠という名を、古い山のガイドブックで見かけましたが、どこのことだか判然とせず。
* 大又峠・箸峠という名を『明治日本旅行案内』(アーネスト・サトウ著)の中で見かけましたが、どこのことだか判然とせず。
* 俎板峠がR414湯ヶ野付近にあるという。
* 中間(険)業峠・藤原峠・上藤原峠・七曲り峠・白浜峠・甑場越えの名がリンクさせて頂いていますHP『下田街道』様にあります。
* 棚場峠・清越峠・栂の峰峠・向富士の峠・稲取越・ミズアラシの峠・タケの道の峠などが『庶民列伝』(野本寛一著・白水社)の
中に出てきますが、どこのことだか判然とせず。
* 『静岡県峠のハイキング』(神村清著・静岡新聞社)、『静岡県東部の峠30選』(静岡県東部行政センター)、『しずおかの峠』
『伊東市史』、『豆州志稿』、『伊豆土肥史考』(永岡治著・長倉書店) などが参考文献として役立ちます。
*『伊豆東浦路の下田街道』(加藤清志著・サガミヤ)には東浦路の小さな峠がいくつか紹介されている。
文中に登場する峠・・・礼拝峠・礼拝堂峠・柏峠・網代峠(宇佐美峠)・一杯水峠・大石上峠・天城越え・大網坂・熱海峠
白浜峠・縄地の峠・はっつけ坂(峠)・城山近くの峠・河津から稲取への峠・カナクソ坂・拝みの坂・白田峠・北川の峠
北川と大川の間の峠・此処峠・椎木坂峠(地蔵峠)・亀石峠・山伏峠など