戸沢峠

 武蔵五日市や青梅市に行く時によく利用する峠です。
以前、『鎌倉街道』という写真集で、昔の素敵だった頃の峠道の様子を見たことがあります。
しかし、残念ながら今ではダンプが爆走しており隔世の感があります。
車の通行が多く、峠では駐車することもままならず写真も撮影できません。


鎌倉古道の石標

峠道は上川町と美山町を結びます。
1984年に都道61号上川口宮の前線が完成し現在の悲惨な姿になりました。

北方の上川町戸沢には馬頭観音堂があり、
その前に「鎌倉古道」の石標が建っています。

さらに、近くには「重忠橋」もあります。
畠山重忠もこの峠を越えて鎌倉に馳せ参じたのでしょうか。

『武蔵名勝図会』には以下のように記されています。

「戸沢嶺、右の観音堂の辺より南の方、
この地より山入村へ越える山路を戸沢とふげと号す。
高からぬ山なり。往昔の秩父、高麗郡辺よりの相州古道なり。
・・・・・嶺の下に木戸門ありしゆえ、その名残りて戸沢とは号する由なり」