ユニクロで峠行

アウトドアショップに行けば、高機能で豊富な種類のウェアが販売されている。
しかし、その価格はデフレ下においても強気に設定されている。
当然、私自身の経済状況からして、それらの商品をたやすく入手することは出来ず、
代用品でお茶を濁すことが多い。

小学生がブランド服を買いあさるご時世に、
私はもっぱらユニクロにお世話になっているのであります。

先日、静岡県の安倍奥の峠を一泊二日で歩く機会があったので、
どうせなら、全て低価格商品でトータルコーディネート(?)をしてみて、
2000m級前後の峠歩き・山歩きにユニクロ商品が耐えうるものなのかチェックしてみました。

ユニクロとはいえ、定価では絶対買い物をしないことを信条としているので、
夏物処分価格で購入したものです。
以下が当日の峠歩きのウェア装備です。

帽子

ホームセンターで買った麦藁帽子 300円ぐらい
タオル 生命保険会社からの貰い物×3 0円×3
Tシャツ ユニクロのドライ加工のもの×2 500円×2
インナーパンツ ユニクロのドライ加工(化学繊維) 500円
インナーパンツ ユニクロのドライ加工(綿混) 330円
パンツ ユニクロのトレッキング風ショートパンツ 1000円
防寒具 ユニクロのフリース 790円
靴下 ホームセンターで買った3足680円もの 226円×2
バンダナ ユニクロ製 140円

*帽子はユニクロ製ではサイズが合いません。(頭がデカイので・・・)
*靴下は、ユニクロ製では厚みに不安を感じたので、ホームセンターでパイル地のものを入手。
*靴と雨具は生命に関わりそうなので、れっきとしたアウトドアメーカーのものを使用しました。

頭から爪先までの合計額でも、有名アウトドアメーカーの
アウターパンツ一枚も買えないかもしれません。

さて、ユニクロ製品による峠歩きの使用結果ですが、
耐久性には何ら問題はありません。むしろ強いぐらいです。
機能性ですが、ドライをうたったTシャツは、その効果があったかは疑問です。
ひどい汗かきのせいか、つねにTシャツはウエットでした。
まあ、しかし一流アウトドアメーカーのものを着用した時も大差はなかったと思います。

化学繊維100%のインナーパンツは優れものでした。
いつも、サラサラ感があり、吸湿・放湿がうまく機能していたようです。
下手なアウトドアメーカーものより優れていました。
メーカーものなら2000〜3000円するでしょうから、500円は買得でした。
沢登りや冬山にも使用できそうです。
綿混のドライ加工のインナーパンツは、3枚990円のせいか、
期待した機能を体感することはありませんでした。

アウターパンツは、ドライではありませんでしたが、裏地にメッシュなど
使われていて、特段不快感はありませんでした。
可もなく不可もなくといったところです。
しかし、そんなこと以前に安倍奥という山域にショートパンツ姿で、
足を踏み入れたのは失敗でした。
ダニとヒルの襲撃は受けたし、笹やアザミで足がチクチクしました。

防寒具はユニクロの代名詞(?)フリースのみで十分でした。
避難小屋泊まりであったし、真夏でしたから。
ただ3000m級ユニクロ山行を計画される方は熟考を。

おおむね、ユニクロウェアでも峠行・山行は楽しめるようです。
ブランドイメージやアウトドアメーカーの美しいカタログに惑わされることなく、
安価で安全なアウトドアライフが楽しめれば私はそれで満足なのであります。

最近は、ユニクロばかりでなく、ワークマンという作業服などを扱うお店にも、
なかなかの優れ物があることに気付きました。

ユニクロのザックって登山でも使えるかなぁ〜。