ヤマヒル くん

 

かつては夏の東丹沢の厄介者であったヤマヒルが
西丹沢にまでその生息域を広げているという。

「厄介者」とはヒドイかもしれないが、
「夏の風物詩」というべきものでもない。

中川川流域の湯ノ沢、畦ヶ丸の途上善六ノタワでの
目撃情報も耳にする。

畦ヶ丸-屏風岩山-権現山を結ぶラインから西への
拡大は是非阻止したいものである。

でも、ヒルの運び屋であるシカは
縦横無尽に丹沢山中を移動している。
丹沢全域がヒルの勢力下に置かれるのは時間の問題かもしれない。

東西を分断する冷戦下のベルリンの壁のような長大な鹿柵を築くわけにもゆかず
ヒルの生息域拡大を手を拱いて見ているのはもどかしいものである。

山歩きにもヤマヒルの襲撃は悩ましい問題だ。
ヒルの特効的な忌避薬でもあればさして問題はないのだろうけど
現在市販されているものは効果がいまひとつであるとも聞く。

キンカンが良く効くともいうがまだ試したことはない。
今度、庭にいるナメクジで実験してみようと思う。
ただ、ナメクジとヤマヒルがどの程度近い間柄なのかは知らないけれど。

以前、お茶の少し残ったペットボトルにヒルを入れて
自宅に持ち帰って密封状態で二日ほど放置しておいたら
ヒルは溶けて(?)無くなり液体に変化していた。
こんなことがあるのだろうか?

茶畑にヒルは出ないと聞いたこともある。
茶の成分に何かヒルを懲らしめる効能があるのだろうか?
(ミカン畑だったかも?)

古典的な防御方法では
食塩水のスプレーを携帯するのがやっぱり便利だろうか?
効果もそこそこあるという。

丹沢のブナの枯死の原因の一つに
酸性雨があげられているが、
ヤマヒルくんは酸性雨には対抗する力を持っているのだろうか?

ヒルにオシッコをかけたことがあるが、
小石のように丸まり固くなってしまった。

これはたまたまボクのオシッコに
有効成分が含まれていただけのことなのだろうか?

広く一般に検証してみる必要があるかもしれない。
ただし、ヒルの出没のたびにオシッコが出るとも限らないし、
不気味なヤマヒルくんにしてもオシッコで死にたくはないはずだ。