山梨県の峠を調査する〜山梨県にはいくつの峠があるのかな。

* 最終更新日:2009.07.14 *

『御岳昇仙峡』図幅に
「大黒峠」、「くらかけ峠」、「大平峠」、「小次郎峠」
を追加しました。

◎ 『あしなか』(山村民俗の会)を見ていたら続々と未知の峠が現われました。

第13号「天子山塊」・・・入山峠・佐野越シ場・佐野峠・大垈峠・杵地蔵峠・長塩坂・ヒトクチ峠 など
第9号「奈良子誌」(岩科小一郎著)・・・クシゲ峠・アカバネ峠・大曲り峠・吹坂峠(野脇の三角点) など
第2号「鹿留山附近の山名について」(加藤秀夫著)
       ・・・七曲峠・中尾峠・内野坂・長池坂・七曲峠(唐松峠)・ナラ尾峠(=二十曲峠)
         細尾峠・楢尾峠・内野峠(立ン塚峠)・一間山峠・芝切峠・ドウヤ峠 など

正確な位置が不明であるものについては下記リストには一部、加えておりません。

 『御岳昇仙峡』或いは『金峰山』図幅に、「栗葉峠」「ソリガミ峠」「蛇越峠」という峠がある模様。
 小森川の支流を詰めて東小尾へ出る峠らしいが詳細は不明。


 柳田國男は「日本国の峠の数は大小一万ばかりもあるであろう。」と、その著『秋風帖』の中で述べている。
また、長野県には
「信州500峠説」というものがあるらしいが実態は定かではない。
小国である地元神奈川県ですら130ほどの峠が存在するのだから、
広大な面積を持つ山国長野県の峠は500ではきかないかもしれない。
峠の国と呼ばれる秩父や、中国山地、四国山地、東北や会津の峠など恐ろしくてカウントする気にもならない。

そこで今回は、お隣りの県であり地理的にも馴染みがある山梨県の峠の数を調査してみることにした。
遠い将来、山梨県の峠を制覇することを夢見て・・・。

調査に際して、『甲斐の山山』(小林経雄著・新ハイキング社)という本をベースにした。
この本の巻末にある峠名目次には、約200の峠名が記されている。この程度の数ならカウントするにも、
そう恐れることもないだろうと考えたのだ。
さらに、350を超える山梨の峠について記した
『山梨の峠』(小林栄二著・自費出版)の存在を知り、
著者のご厚意により同本を入手するにいたり追加修正をしました。

〇〇峠・〇〇越を主体にカウントすることにして、コルやタル、タワ、乗越など登山者しか気にかけない
ような名称は顕著なものだけをカウントするにとどめた。
山梨県といっても広いので、1/50000地形図の図版で区切って峠を拾うことにした。
1/25000地形図でもいいのだが、枚数が膨大になりコストがかかるのでやめた。
といっても、地形図はいつものように図書館でコピーするので、一版図あたり20円の出費であるが・・・。

山梨県は1/50000地形図では以下の22枚から構成されている。


高 遠
八ヶ岳 金峰山

三 峰

 

市野瀬
韮 崎 御 岳
昇仙峡
丹 波 五日市

大河原
鰍 沢 甲 府 都 留 上野原

赤石岳
身 延 富士山 山中湖 秦 野
 
南 部
富士宮    
 
清 水
     

                 *図版名をクリックすると、その図版内に存在する峠名を見れます。
                    *市町村名は平成の市町村大合併には対応していません。

1/50000地形図    図版名            
峠 名  (別 称)   区間等   山域等   コメント 訪れたことのある峠には★マーク ★★ふつう★★★雰囲気良い

              *訪れた峠が少ないのでコメント欄はあてにしないで下さい。

高遠地形図の峠
特に峠は無いようです

 

八ヶ岳地形図の峠
樫山峠(小尾峠) 御門〜樫山 塩川西側の稜線 高須林道が越えている 清里峠とも呼ばれるらしい
もしかしたら付近に観音峠という峠もあるかも。
 
海岸寺峠(浅川峠) 浅川〜桑原 塩川西側の稜線 佐久往還に対して裏街道的な道が通っていた
現在は県道清里須玉線が抜けている
 
大尾根峠 比志〜海岸寺 塩川西側の稜線 オオオネコウジと読む 林道比志海岸寺線が越える
コンクリに固められた切り通し状
 
越道 八巻〜和田 塩川西側の稜線 林道が越えているが草に埋もれつつあるという  
鳥井峠 比志〜大渡 増富ラジウムライン 塩川が大きく屈曲する地点  
野辺山峠 清里〜野辺山 国道141号線 鉄道最高点近く
キレット 赤岳〜権現岳 八ヶ岳稜線 キレット小屋近く  

 

金峰山地形図の峠
牛首ノタル 黒金山東 笛吹川流域の山 赤ノ浦の大岳山那賀都神社からその奥宮である
国師ガ岳への参詣路が乗越していた
 
大ダオ(富士見峠) 黒金山西 笛吹川流域の山 広々とした笹原  
国師ノタル 国師ガ岳北 甲信国境    
大弛峠 牧丘〜川上 甲信国境 林道川上牧丘線(峰越林道)が越える ★★★
朝日峠(西保峠・川端下峠) 大弛峠西 甲信国境 シラベの林に囲まれ眺望は無い ★★★
水晶峠(半鐘峠) 金峰山南 金峰山山麓 付近で水晶が採掘されていたとか。
御岳金桜神社から黒平を通り金峰山本宮への
登拝に修験者たちも越えた。
 
半鐘峠 金峰山南 金峰山山麓 上記水晶峠(半鐘峠)とは別物で、姥ノ萱戸と
呼ばれた所。『奥秩父』(原全教著)にある。
 
萱ダワ シンナシ沢〜南沢 甲信国境 甲州側は自然林でツツジも多い、
信州側は落葉松の植林地
『山梨の峠』で釜沢峠(仮称)としている所か
 
信州峠(小尾峠・川上峠) 黒森〜川上 甲信国境 舗装路が走り抜ける 石仏が佇む ★★★
赤坂峠 御門〜和田 瑞牆山山麓 小尾街道の峠  
燧峠 比志〜塩川 瑞牆山山麓 小尾街道の峠 塩川集落はダムに沈んだ  
神戸峠 塩川〜御門 瑞牆山山麓 トンネルの上 石仏が祀られている  
和田峠 和田〜東小尾 瑞牆山山麓 舗装された道が越えています(情報提供MFPさん)  
金山峠 瑞牆山南 瑞牆山山麓 増富鉱泉と黒森集落の連絡路であった  
木賊ノ大ダル 横尾山西 甲信国境    
三沢ノ大ダル(二ッ山峠) 横尾山西 甲信国境 二ッ山峠の名は新ハイキングの紀行文(372号)より  
唐松峠 上黒平〜水晶峠 金峰山南 天然唐松の大木が数本  

 

三峰地形図の峠
雁坂峠 広瀬〜大滝 甲武国境 雁坂口・秩父往還と呼ばれ、三峰権現の参詣路としても利用された。
「雁木坂峠」「雁木峠」と古絵図にある。地元民は単に「乗越し」と呼ぶという。
日本三大峠のひとつとされる。
 
雁峠
(ツバクロノタル)
広瀬〜大滝 甲武国境 秩父側はコメツガ・シラベの自然林、甲州側は明るい草原。
甲州側では「燕ダルミ」「笠取峠」とも呼ばれる。
 
ヤブ沢峠 笠取山南 笠取山南 カラマツの植林地  
将監峠 三之瀬〜三峰 甲武国境 将監とは現在の仙波一帯の地名であり、将監峠という地名は存在しなかった。
地図に記載されている将監峠は陸地測量部が創作したもの。
現在登山界で通用している峠はその東方400mのタルミである。
これもまた創作で明治末に東京市が命名したもの。
 
大ダル 飛竜山西 甲武国境    
北天ノタル 飛竜山東 甲武国境    
三条ダルミ 雲取山西 甲武国境    

 

市野瀬地形図の峠
横岳峠 横岳付近 南アルプス北部 山梨県内か不明確  
角兵衛沢ノコル 鋸岳付近 南アルプス北部 岩場で危険  
中ノ川乗越 鋸岳付近 南アルプス北部 岩場で危険  
仙水峠 駒ケ岳南 南アルプス北部 峠名は地滑りで堰き止められた池の泉水からきているという  
北沢峠 広河原〜戸台口 南アルプス北部 仙丈岳・甲斐駒ケ岳の登山口。スーパー林道が抜ける ★★★
八本歯ノコル 北岳南 南アルプス北部 梯子のある岩場です

 

韮崎地形図の峠
中山峠 白須〜横手 尾白川右岸 台ヶ原宿から横手集落へ越える近道  
平川峠(平側峠) 下円井〜小武川 小武川右岸 かつては鳳凰山登山のメインルートだったという  
見返り峠 燕頭山北 武川村 何を見返ったのだろか  
モジリ峠 燕頭山北 武川村 県営林道が走る  
御座石峠 鳳凰三山東 武川村 御座石鉱泉と青木鉱泉を結ぶ  
鳥居峠 清哲〜武川 甘利山北 鳳凰山の遥拝所。林道鈴嵐線が走る。  
広河原峠 赤薙沢〜広河原 南アルプス北部 南側のスーパー林道への下りは高度差750m
白鳳峠 鳳凰三山北 南アルプス北部 シラベの林に囲まれる
大ナジカ峠(大馴鹿峠) 千頭星山西 南アルプス北部 シラベやカラマツの木立と笹原が独特の雰囲気を保つ。
大汝、小汝の転化したもので磐神を祀り、狩猟を祈願
した痕跡の地名(柳田國男説)。西郡筋と武川筋を
結ぶ最短距離として明治期まで使用。
 
大明神峠 漆戸〜大渡 江草付近 小尾街道の峠 もしかしたら「八ヶ岳」図幅内かもしれない  
行人峠 根小屋〜五十田 須玉町根古屋 付近を送電線が越える 城山の東  
豺倉峠 小池平〜湯戸 須玉町根古屋 畑の中の峠 下記と同一か?  
儀生峠 小池平〜儀生 須玉町根古屋 上記と同一か? 小尾街道の峠  
バンダイ峠 須玉にあるらしいが、詳細不明  

 

御岳昇仙峡地形図の峠
木賊峠 黒平〜比志 茅ヶ岳北東 南に広場あり富士の眺望良しとのこと ★★
佐武沢越
(コレイ坂)
上黒平〜
大野山林道
茅ヶ岳北東 林道が走る  
長窪峠(十文字峠) 下黒平〜塩川 茅ヶ岳北東 下黒平〜塩川の道は不明瞭とのこと  
八丁峠 平見城〜岩下 茅ヶ岳東 平見城へ下る道はヤブ深いという  
観音峠 平見城〜岩下 茅ヶ岳東 付近は落葉松の植林帯 界峠ともいうらしい ★★
大峠 平見城〜岩下 茅ヶ岳東 峠道は消えて昔を偲ぶ石仏があるのみ  
黒富士峠 黒富士北方 黒富士北方 升形山とp1624の間に標識があるらしい。地元の炭焼き人の呼称か  
女石ノコル 茅ヶ岳北 茅ヶ岳北 茅ヶ岳北側の鞍部  
高芝越 黒富士〜八丁峠 茅ヶ岳東 付近は不明瞭  
鳥居峠 下黒平〜上黒平 茅ヶ岳東 旧小学校近く ★★
猫坂峠 御岳〜黒平 茅ヶ岳東 昔の峠道上に石祠がある  
穴口峠 御岳〜草鹿沢 茅ヶ岳東 高い石積みの上に石仏が安置  
越道峠 御岳〜平見城 茅ヶ岳東 峠は掘切状で太刀岡山の登山口  
大明神峠 平見城〜大明神 茅ヶ岳南 林道大明神線より分け入る  
ホッチ峠 福沢〜大明神 明神山南 饅頭石の説明版あり 石仏あり  
雷塚峠 穂坂町〜上菅口 明神山南 甲斐市環境経済部商工観光課の観光パンフに名前がある  
饅頭峠 明野〜大明神 茅ヶ岳南 付近でマンジュウ石とか団子石と呼ばれる珍石を産出する
同様の石を麦坂峠でも産出するというが麦坂峠の詳細不明
 
八王子峠 羅漢寺山北 昇仙峡 ケーブルカーの終点付近らしい 麦坂峠ともいうらしい  
弓張峠 帯那山北 水ヶ森林道 地形図での位置はズレているらしい ★★
荷坂峠 高城〜能泉湖 水ヶ森西 林道が走る  
白張峠 川窪〜赤芝 水ヶ森北 不明瞭  
天神峠 竹日向〜塔岩 帯那山西 団子峠ともいうらしい  
ダアス峠 寺平〜竹日向 帯那山西 寺平から天神峠へダラダラ登る峠、古い地形図に記載がある  
樺峠 切差〜赤芝 帯那山東 帯那山から東にわずか下った鞍部でアヤメの咲く草原  
鍵懸峠(新峠) 切差〜赤芝 帯那山東 新峠は「ニイトウゲ」と読む。林道が越えている峠の方が古いらしい。
嘉永6年の石祠があるようだ。
 
鍵懸峠
(切差峠・古峠)
切差〜赤芝 帯那山東 東山中部林道が越えている 切差は「きっさす」と読む
石祠や馬頭観音あり 
古峠は「フルトウゲ」と読む。林道の西にさらに新峠がある。
★★★
清八峠 切差〜赤芝 帯那山東 切差峠の次の東鞍部を「掘切峠」とも「もう一つの切差峠」ともいうらしい
『山梨秘話』(矢嶋茂著)や山梨市の観光パンフでは清八峠とある
 
桜峠 水口〜鳥谷原 天狗山西 富士の眺めの良い明るい峠 昔は追剥が出没したという
安田遠江守が討たれた場所との言い伝えも残る
 
罔象峠 堀ノ内〜鳥谷原 天狗山西 罔象(モゾウ)とは大和言葉でミズハ、つまり水を司る神。
銭神山通宝寺の創立時に一羽の白雀がこの峠から銭を1文ずつ
くわえてきて援助したという。
 
八幡峠
(野背坂・小峠)
市川〜西保下 天狗山東 天狗山東方、市町界尾根を南北に乗越す 能勢坂とも書く  
苧麻峠 市川〜岩手 天狗山東 農道が走る  
太良ヶ峠 積翠寺〜切差 帯那山南 帯那山を太郎(第一の山)と呼んだことによるという 多羅加峠とも
旧道があるらしい
 
由久保峠 積翠寺〜切差 帯那山南 『山梨秘話』(矢嶋茂著)に名がある
『甲府自然休養林ハイキングマップ』によると現・太良峠
 
岩堂峠 積翠寺〜春日居 兜山西 付近の深草観音の一名岩堂観音の名に因む ★★★
鞍掛峠 積翠寺〜春日居 兜山西 古い地形図では岩堂峠と鞍掛峠を混同しているので注意 ★★
(鞍掛峠) 積翠寺〜春日居 岩堂峠北 『甲府自然休養林ハイキングマップ』に記載されている  
(鞍掛峠) 善光寺〜春日居 鹿穴南 p951北、鳥獣保護区標識にマジックで峠名が書き込まれている
『中央本線各駅登山』(山村正光著)によると鹿穴と板垣山の鞍部
 
大平峠 東山 p885 ドッケ系らしい 『甲府自然休養林ハイキングマップ』より  
大黒峠 上積翠寺〜善光寺 鹿穴西鞍部 北側の道はやや荒れ気味 『甲府自然休養林ハイキングマップ』より ★★
小次郎峠 馬込〜中尾 古湯坊北東 小次郎お宮 『甲府自然休養林ハイキングマップ』より  
茶道峠(茶道越) 積翠寺〜善光寺 兜山西 信玄が峠の北に茶堂を置いたという 古府中時代の官道 ★★
穴口峠(ツク坂) 積翠寺〜穴口 千代田湖東 平坦な尾根上の十字路で赤松林に囲まれ眺望はない ★★
金子峠 塚原〜上帯那 千代田湖東 天領の甲府勤番の金子持ち(金持)がよく通ったという 御岳信仰の道 ★★★
中峠(塚原峠) 塚原〜下帯那 千代田湖東 三体の石仏が祀られている  ★★★
和田峠 和田〜上帯那 千代田湖東 県道天神平甲府線が越える 大正以後改修が繰り返され旧道はない ★★
平瀬峠 平瀬〜塔岩 千代田湖南西 亀の形をした珍しい石仏あり  
梨木峠 山宮〜平瀬 千代田湖南西 車道が越えている 白山峠、梨ノ木峠の別名も ★★
黒平峠 上黒平〜塩平 水ヶ森林道 金峰山の登拝路として、水晶鉱山への経路とし利用された
が現在荒廃が進む
★★
母々峠(保々峠) 塩平〜乙女高原 乙女高原南 峠からの富士は定評があるというが、すでに廃道か ボボと読む  
焼山峠 柳平〜塩平 乙女高原東 落葉松の生えた高原状のタルミ ★★
小楢峠 小楢山付近 小楢山付近 古那羅との記述もあり  
一次ノ峠 生捕〜豊原 小楢山南 妙見山の北の鞍部に標識があるらしい  
鳥居峠 柳平〜牧丘 金峰牧場付近 乾徳山を遥拝する鳥居に因むとか ★★
楢峠(七峠) 上黒平〜唐松峠 倉沢山北 楢の大木あり 甲斐国史には七嶺とある  
石祠峠(千貫峠) 柳平〜剣ガ峰 金峰東参路 『甲斐国史』にある神願坂という。 『奥秩父』(原全教)にあった  
湯ノ花峠 柳平〜剣ガ峰 金峰東参路 『奥秩父』(原全教)にあった  
六本楢峠 柳平〜剣ガ峰 金峰牧場付近 林道川上牧丘線が抜ける。落葉松に囲まれた広い平 ★★
松霞乗越 大烏山付近 大烏山付近    
オ経窪ノタワ 大烏山付近 大烏山付近    
メイクボノタワ 大烏山付近 大烏山付近    
水ノタル 乾徳山北 乾徳山付近    
徳和峠 徳和〜上萩原 乾徳山南 雑木林のヤセ尾根で眺望も無い 上峠・下峠とあるらしい  
大久保峠 徳和〜乙ヶ妻 大久保山東 付近は植林地で情緒に欠けるが、南面の眺望は良いらしい  
越道峠 塩原〜福生里 扇山北 防火線地帯で眺望はないという  
立切峠 牛奥〜中原 塩山駅東南 大きな石碑が一基あり  

 

丹波地形図の峠
坂脇峠(坂ノ脇峠) 滑沢〜平沢 塩山北西部 峠は切通し状。林道鈴庫山線が越える  
上条峠(平沢峠) 上条〜平沢 塩山北西 平沢へ下る道は、コナラ林のプロムナード  
ミツ沢乗越 恩若峯付近 塩山北西部 大クボ峠と同一だろうか  
斉木峠 高橋〜広瀬 笠取山南 正月の飾りに使う幸木を植林していたとか
古い本に密木峠の名があるがここの別名か?
 
指入峠 高橋〜三之瀬 石保戸山東 明るい峠らしい  
新犬切峠 高橋〜一之瀬 石保戸山東 車道が走る ★★
犬切峠 高橋〜一之瀬 石保戸山東 イヌ(犬)とは痩せ地を表わすらしい  
三ッ木峠 高橋〜広瀬 倉掛山北 古い本に名があった。ミズキ沢沿いの道だろうか?
あるいは斉木峠の別名かもしれない。
 
ケガクボ峠 高橋〜広瀬 倉掛山北 古い本に名があった。ケガクボ沢沿いの道だろうか?  
川浦峠 高橋〜芹沢 倉掛山北 古い本に名があったが、白沢峠のことかもしれない  
白沢峠 高橋〜芹沢 倉掛山北 草原と自然林に囲まれているらしい
廃車になったトラックあり 川浦峠と同一かも
 
大ダル峠 高橋〜御屋敷 倉掛山東 最近の地図には上ノ大ダル・下ノ大ダルと表記  
板橋峠 小屋敷〜御屋敷 倉掛山南 西側は別荘地 大ダルミとも  
牛首ノタル 藤尾山東 藤尾山東    
シナノキノタル 前飛竜付近 前飛竜付近    
ハシカキノタル 前飛竜付近 前飛竜付近    
柳沢峠 塩山〜丹波山 国道411号線 国道411号線が越える。この道の発展で
大菩薩峠は廃れていった
横手峠(横手山峠) 黒川鶏冠山西 黒川鶏冠山西 十字路。北へ行く道は榛ノ木坂と呼ばれることから
ハンノ木峠とも
 
新横手峠 黒川鶏冠山西 黒川鶏冠山西 現地には「新」の登山標識がある。林道が越える  
ノゾキノタワ 黒川鶏冠山東 黒川鶏冠山東    
六本木峠 柳沢峠東 柳沢峠東 自然林に囲まれた平地  
ブドウ沢峠(葡萄沢峠) 柳沢峠東 柳沢峠東 六本木峠の南250mにある鞍部。一本木峠ともいう  
天庭峠 大菩薩嶺北 大菩薩嶺北 明治期に泉水谷と塩山を結ぶ駄馬道があった
というが、今は名前だけの峠
 
寺尾峠 大菩薩嶺北 大菩薩嶺北 明治期に泉水谷と塩山を結ぶ駄馬道があった
というが、今は名前だけの峠
 
丸川峠 裂石〜泉水谷 大菩薩嶺北 明るい草原の峠。山小屋丸川荘が建つ ★★
十文字峠(泉水十文字) 大黒茂谷〜牛首谷 大菩薩嶺北 古いガイドブックに名があった  
一ノタル 大菩薩嶺付近 大菩薩嶺付近    
ニノタル 大菩薩嶺付近 大菩薩嶺付近    
旧大菩薩峠
(上峠・丹波山大菩薩峠)
大菩薩嶺南 大菩薩嶺南 避難小屋アリ。賽の河原と呼ばれる地点。 ★★★
大菩薩峠 大菩薩嶺南 大菩薩嶺南 現在の峠。首なし地蔵、介山荘がある。 ★★★
石丸峠(石マラ峠)
(下峠・小菅大菩薩峠)
大菩薩嶺南 大菩薩嶺南 石マラ様があったというが今は無い。
草原の中の気持ちよい峠。
★★★
大ダワ 大マテイ山付近 大マテイ山付近    
大タルミ 牛奥ノ雁ガ腹摺山 小金沢連嶺    
湯ノ沢峠
(大ダルミ・焼山ノタル)
黒岳南 小金沢連嶺 林道が峠までのびる。避難小屋あり。
近くのお花畑がイイ。
★★★
大峠
(鏡ガタワ・鏡タル)
黒岳東 真木小金沢林道 北側は林道が大規模崩壊、復旧のメドなし ★★★
泣坂ノタル 大峰付近 大峰付近    
上日川峠 砥山付近 砥山付近 林道裂石嵯峨塩線が抜ける ★★
砥山峠 砥山付近 砥山付近 明るい草地  
中日川峠 砥山付近 砥山付近 何の変哲も無い尾根上  
下日川峠 砥山付近 砥山付近 峠らしい面影は無い  
牛奥峠 源次郎岳付近 源次郎岳付近 杣坂新道と呼ばれた鬢櫛川からの道が上がる  
杣坂峠 源次郎岳付近 源次郎岳付近 鞍部ではない   
深沢峠 源次郎岳付近 源次郎岳付近 地図に破線はあるが解読不能とのこと  
ブナダワ(ブナ坂) 七ッ石山付近 七ッ石山付近    
サオラ峠(竿裏峠) 丹波〜三条の湯 丹波天平西 名前の由来については諸説ある ★★★
砥沢乗越 芦沢山付近 芦沢山付近 木製の祠あり  
藤ダワ サカリ山北東 サカリ山北東    
越ダワ 丹波〜今川 鹿倉山西北 現地案内板は「越ザワ」になっている。 山神祠あり ★★
ノーメダワ サカリ山西 サカリ山西    
十文字峠(追分) サカリ山東 サカリ山東 北は落葉松林、南は自然林で眺望が無いという
が峠らしい雰囲気はあるそうだ
 
今川峠 丹波〜今川 鹿倉山西 県道上野原丹波山線が越える
大丹波峠 丹波〜今川 鹿倉山西 県道が開通してから寂れ、鹿倉山への登山者
が通過するのみ。大田和峠が正しいらしい。
謎の塚(古墳?)と首無し地蔵がある。
★★★
大成峠 大成〜鴨沢 鹿倉山東 大寺山西方。鴨沢への道のみ確認できる。 ★★
小袖乗越 所畑〜鴨沢 七ッ石山南方 雲取山への登山口のひとつ  
十文字峠 奈良倉山東 奈良倉山東 佐野峠から鶴峠へ向かう古道にある
大きな倒木あり、石仏は姿を消した。
★★★
鶴峠 長作〜小永田 奈良倉山東 鶴を捕らえるための番小屋を設けていたとか。
車道が通り抜けている
地元で「ツマザカ峠」と呼ぶものと同一か?
★★
松姫峠 深城〜小永田 奈良倉山西 松姫逃避行にまつわるとか。
古い本で現峠付近に「旧佐野峠」の名を見たが・・
★★
佐野峠(小菅峠) 中風呂〜長作 奈良倉山南 小菅村から甲州街道の大月宿へ出る為の
重要な峠であった。富士講の人々が往来した。
★★
小佐野峠 中風呂〜飯尾 奈良倉山南 古いガイドに佐野峠から派生する尾根の撓み
にこの名をみる。飯尾への旧峠道。
★★★
西原峠(佐野峠・小佐野峠) 中風呂〜長作 奈良倉山南 西原方面から甲州街道の大月宿へ出る為の
重要な峠であった。現在、林道により破壊される
★★
大ダルミ 瀬戸〜腰掛 大寺山南鞍部 古いガイドブックによる  ★★
尾名手峠 駒宮〜腰掛 麻生山付近 麻生山からひと下りした鞍部。腰掛側は不明瞭 ★★★

 

五日市地形図の峠
越ダワ(コイダー) 原〜飯尾 三頭山西南 昔ながらの山村風景を望めるという ★★
大羽根峠 飯尾〜牛飼 三頭山西南 植林地の峠で「木道一行禅者」の石文と
上半身の欠損した石仏がある
★★
御堂峠 西原〜小河内 三頭山付近 御堂があったとかなかったとか ★★
大沢峠(?) 大沢山 大沢山 大沢山に「大沢峠」の標識がある
単なる標識の表示ミスだろうか?
ムシカリ峠 三頭山南 三頭山付近 輪かんじきの材料ムシカリが生えていたという ★★
西原峠(数馬峠・郡内峠) 数馬〜郷原 笹尾根 三頭山・笹尾根への登路としてよく踏まれている
郷原弦根には「つね泣き峠」の案内看板がある
★★★
笹ヶ峠 数馬〜上平 笹尾根 山仕事の人が稀に通る道 ★★
笛吹峠(大日峠・丸山峠) 笛吹〜藤尾 笹尾根 大日と刻んだ丸い石碑がある
藤尾からの峠道は植林帯を行く
★★★
小棡峠(大立峠) 笛吹〜大垣外 笹尾根 山仕事の人が稀に通る道
沢渡からの峠道は植林帯を行く
★★
日原峠 人里〜日原 笹尾根 明るい平尾根に石仏が佇む ★★★
浅間峠 棡原〜川乗 笹尾根 石祠あり。栗坂峠との説もあり ★★★
栗坂峠 小伏〜川乗 笹尾根 浅間峠より南、栗坂峠の標識あり ★★
三国峠 生藤山 笹尾根 ドッケの転化らしい ★★
笠松峠 藤尾〜小棡 寺窪山東 丸山から西南に延びる尾根を越す
『新ハイ542号』、『奥多摩(宮内本)』、
『西原の山・川・地名・旧跡』に名前がある
★★
十文字峠 沢渡〜小棡 日武連山東 小棡峠から西南に延びる尾根を越す
『新ハイ542号』(2000.12)に記載あり
★★

 

大河原地形図の峠
野呂川越 間ノ岳北西 南アルプス 馬鹿尾根の最低鞍部。両俣小屋へ下れるが、信州側へ下る道はない。  

 

鰍沢地形図の峠
奈良田越 森屋沢〜清岡 南アルプス 索道・作業道とも壊滅状態 深沢峠・オリットの峠・オリッキ峠の別名も  
新沢峠 新倉〜東俣 南アルプス 「旧新沢峠」とも 別当代山の西  
琴路峠
(別当代峠)
新倉〜下湯島 南アルプス 位置不明瞭 奈良田に伝わる琴路と吾平の悲しい恋物語の舞台。
「琴路のがれ」という地名が残る。
 
杖立峠 大崖頭山北 南アルプス 大崖頭山から南東に派生した尾根を登り峠に出て、さらに西側の
山腹を巻いて野呂川へ下る杣道があったというが今は無い。
★★
桧尾峠 桃の木〜高谷山 南アルプス 越える道は廃道らしい  
夜叉神峠 芦倉〜広河原 南アルプス 白峰三山の眺望すこぶる良好。 昭和31年夜叉神トンネル完成 ★★★
ドノコヤ峠 櫛形山西 南アルプス 鳥小屋がたくさん設けられていたという。西側はザレて踏跡もなし
『極東の遊歩道』(ウエストン著)では、奈良田峠としている。
銅之古屋、土の小屋、などの表記あり。
 
唐松峠 西山温泉〜芦安 南アルプス ドノコヤ峠より以前に峠道は廃れたらしい。  
桜峠 丸山林道 南アルプス 櫛形山の西の鞍部か 町役場のパンフにこの名があり。  
池ノ茶屋峠
(垈池峠)
平林〜奈良田 南アルプス 丸山林道が通る。昔は奈良田と駿州往還の青柳を結ぶ重要な
交易路で、峠で荷物を交換した。
★★
小室峠 小室集落付近か 南アルプス 『明治日本旅行案内』アーネスト・サトウ著の中に名がある。
場所がはっきりしない。
 
湯ノ峠 源氏山付近か 南アルプス 『明治日本旅行案内』アーネスト・サトウ著の中に名がある。
場所がはっきりしない。大峠のことか?
 
▲大峠山 源氏山北の山 南アルプス 一等三角点のある1907m峰のくせして、地図に山名表示がない。
烏森山との別名もあるとか 峠の字がつくので登ってみたいものだ
 
足馴峠(大峠) 源氏山付近 南アルプス 駿州往還鰍沢と早川流域湯島・西山温泉を結ぶ交易路兼湯客道  
奥峠(越) 小室付近? 南アルプス 土録・小室・穂積地区を結ぶ 詳細不明。南川入の道  
割石峠
(破石嶺)
黒沢〜岩間 富士川流域 割石トンネルの上 竹ヤブの中、石龕がある。
昔の河内路で石岩を割って道を拓いた。
★★

 

甲府地形図の峠
日向坂峠(ドンベイ峠) 釈迦ヶ岳東 御坂山塊 林道が越える ★★
トビス峠
(鳶巣峠・イッポチ峠・奈良原峠)
檜峯神社〜奈良原 御坂山塊 奈良原側は部分的に荒れているという
「飛州地」とも表記する
 
イリブキ峠(イリズキ?峠) 上芦川〜奈良原 御坂山塊 上芦川から上がってきている破線か  
西峠 上芦川〜奈良原 御坂山塊 イリブキ峠の西方にあるらしい  
鳥坂峠 上芦川〜奈良原 御坂山塊 若彦路が越えていたが鳥坂トンネル開通でさびれた。
山頂近くに空峠(ソラトウゲ)というニセ峠もあるらしい
★★★
古峠(小峠・芦川峠) 中芦川〜大黒坂 御坂山塊 凹とした道型が残るがヤブに埋まる ★★
黒坂峠 中芦川〜大黒坂 御坂山塊 舗装された林道が越える 句碑、観音様、石祠あり
節刀ヶ岳のトンガリや甲府盆地が望める
★★★
新倉峠 中芦川〜大窪 御坂山塊 潅木の生えた掘割状の峠道が越える
役割を終えた峠
★★
お諏訪峠(オオソウゲ) 鶯宿〜中芦川 御坂山塊 『芦川町誌』より。集落の境。オオソウゲ小僧がいて
通行人に泥団子を投げつけたという伝説あり。
鶯宿峠(藤垈峠・天神峠) 鶯宿〜大窪 御坂山塊 ナンジャモンジャの大木が立っている
二基あるはずの石祠が見当たらない
★★★
ツルキリ峠 滝戸山南 御坂山塊 滝戸山南の破線らしい  
大峠 滝戸山南 御坂山塊 古関から上がる道  
ハト口峠(鳩口峠) 古関〜右左口 御坂山塊 千畳敷から西北西へ境界尾根を下ったタルミ  
右左口峠 古関〜右左口 御坂山塊 北面の峠道には20体ほどの石仏が置かれている
清泉「コワシミズ」の伝説が残る。
★★
柏尾坂峠(迦葉坂・柏坂) 古関〜右左口 御坂山塊 中道往還が越える。かつて生魚や塩が越えた。
石祠が二基祀られている
★★★
七覚峠 地蔵堂〜関原 御坂山塊 七覚山の北側から七覚ヘ下る
『中央線の山を歩く』に名前がある
★★
関原峠(野坂) 地蔵堂〜関原 御坂山塊 雑木に覆われた溝状の峠道が横断する
北側の道には、馬頭観音や石祠が祀られている
★★★
大峠 大西〜水上 御坂山塊 南北に横たわる平尾根で、どこが峠か不明瞭という
高萩側に石仏あり。
★?
小峠 中山〜大鳥居 御坂山塊 大峠西の838m峰付近と思われる。大鳥居峠のことか ★?
大鳥居峠 高萩〜大鳥居 御坂山塊 大峠と838m峰の間。760m付近。
南への道は判るが、北への道は消滅という
★★
ユンダテ峠(弓立峠・弓建嶺) 中山付近 御坂山塊 659mの突起 オイワケとも呼ばれる
浅利与市が弓を放ち、白鷺と間違え婆さんを射殺
★★
東峠 中山〜大鳥居 御坂山塊 838m峰と桜峠の間と思われる
桜峠 中山〜大塚村 御坂山塊 上下一里で、昔は嶺の頂きに桜が多く、花時は
美観を呈していたという。浅間神社もあったらしい。
峠の西の桜の丘に浅間碑、ベンチあり。
★★★
龍ノ口坂峠 上野付近 御坂山塊 どこだか定かではない
すずらん峠 破風山付近 御坂山塊 付近にすずらん畑あり、6月にすずらん祭りも
開かれる 二階峠ともいうとか
★★
新道峠(見附峠・三ヶ尻峠) 大石〜上芦川 御坂山塊 見附とは見張りのこと。隣国の様子を探る番小屋を
置いたという
★★
中津峠 大石〜上芦川 御坂山塊 位置不明瞭 「甲斐国史」にその名がある
セッサフライ峠 大石〜上芦川 御坂山塊 位置不明瞭 「甲斐国史」にその名がある
節三郎岳(中藤山)のことだとする説もある
大石峠 大石〜上芦川 御坂山塊 明るい峠で官道若彦路が越えていた 大石坂峠とも ★★★
芹沢峠 大淵谷〜上芦川 御坂山塊 位置不明瞭 「甲斐国史」にその名がある
ツクリ道峠 大淵谷〜上芦川 御坂山塊 位置不明瞭 「甲斐国史」にその名がある
金掘峠 大淵谷〜新井原 御坂山塊 位置不明瞭 「甲斐国史」にその名がある
淵坂峠 大石〜長浜 河口湖付近 素敵な切通しが残る。官道若彦路が越えていた峠。
馬頭観音あり。千坂峠・口坂峠ともいうらしい
★★★
天神峠 大石〜長浜 河口湖付近 眺望無く、草の生えた道が越える
中丸峠・大沢峠ともいうらしい
★★
鳥坂峠(鳥居坂峠) 西湖〜長浜 河口湖付近 数体の馬頭観音と忠魂碑のある平。
南のタルミの下を文化洞トンネルが抜ける。
★★★
鍵掛峠(根場峠) 根場〜鶯宿 御坂山塊 甲斐国志に「牛馬を通せす故に名つく」とある
また鍵掛はカンカケで崩崖の意味でもある。
★★
ミネノタル 王岳北 王岳北 たんなるタルミか  
女坂峠(阿難坂・精進峠) 古関〜精進 御坂山塊 中道往還の峠。首欠けた三体の石仏がある。
産気づき道途上で息絶えた母子を祀る女石がある
★★★
ヌケド峠 八坂〜古関 御坂山塊 雑木林、桧林の中のタルミ 釈迦ヶ岳の南の鞍部
身延町HPでは「ヌケット峠」とある
★★
三ッ沢峠 八坂〜三ッ沢 御坂山塊 石祠が祀られている。
四尾連湖と精進湖を結ぶハイキングコース途上
★★★
新八坂峠 八坂〜本郷 御坂山塊 折八古関林道上に誕生した新しい峠
八坂峠 八坂〜向島 御坂山塊 北側は雑木林、南は赤松・ヒノキ林で眺望無し
折八古関林道上に新しい新八坂峠ができた
★★
アンバ峠(アミカケ峠) 八坂〜大西 御坂山塊 アンバとは鞍馬のことだろうか?
網場の転化かもしれない。植林で展望なし
★★
地蔵峠 折門〜高萩 御坂山塊 地図の地蔵峠と栂ノ峠とは別物という説もあり。
地形図の地蔵峠に凹道が残る。
★★
栂ノ峠 御弟子〜高萩 御坂山塊 栂の大木の根元に六地蔵が祀られている
南側の道は不明瞭 つがん峠とも呼ばれる
現地標識には「栂ノ峠=地蔵峠」とある。
★★★
湯峠 高萩〜八坂 御坂山塊 『三珠町誌』に名あり 栂ノ峠、岩谷峠のことかも?
湯峠の東に「獅子ん口」という大岩がある。
岩谷峠 高萩〜折門 御坂山塊 高萩集落から折門峠と蛾ヶ岳へ二分する道 ★★
折門峠 折門〜高萩 御坂山塊 『山梨県の地名』(平凡社)よると、
タワの宮が祀られ「タワ峠」ともいうとある。
★★
山神峠 大平山南 御坂山塊 皇太神社が祀られている
御弟子と折門を結ぶ峠
★★
西肩峠 蛾ヶ岳西 御坂山塊 まさに蛾ヶ岳の西の肩に位置する 六地蔵あり ★★
四尾連峠 四尾連湖北 御坂山塊 水が冷たくしびれるからシビレ湖というのは本当か
峠から湖は見えない 野沢一の文学碑あり
★★
藤田峠 四尾連湖南 御坂山塊 石龕、清身石などがある ★★
帯那峠 四尾連湖西 御坂山塊 カライシ山から降下する村界尾根上 高田坂とも
山梨県下最大の石龕がある
★★★
堀切峠 四尾連湖南 御坂山塊 石龕があり石仏が祀られている ★★

 

都留地形図の峠
空沢峠 釈迦堂〜初鹿野 二本木山近く 京戸山林道がのびる 『富士を眺める山歩き』や
『東京周辺の山350コース』に名前がある。
 
笹子峠 笹子〜初鹿野 御坂山塊北東部 付近に矢立ノ杉がある ★★★
摺針峠 追分〜三ッ星 御坂山塊北東部 針は鉢の誤りという説も 摺張の表記も
雁が腹を擦ったとか、馬の腹が擦れたとの説も
 
女坂峠 追分〜藤野木 御坂山塊北東部 1935年頃、電話ケーブルが峠道に敷設された。
『大菩薩連嶺』には「アザミ川原の峠」と記される
 
清八峠 清八山付近 御坂山塊北東部 清八って誰だろう。清八林道の終点。
清八は測量に従事した人夫の名前との説あり。
★★
賣場峠 大幡山付近 大幡山付近 送電線が走っている所か。売場が開かれたという
『山と高原の旅』(中村謙)より
大幡八丁峠(宝八丁峠) 大幡〜藤ノ木 御坂山塊北東部 大幡へ下る道は不明瞭とのこと。八町とも記す ★★
藤野木八丁峠(八丁峠) 大幡〜藤ノ木 御坂山塊北東部 送電線が走る。八町とも記す ★★
宝越え 笹子〜鶴ヶ鳥屋山 鶴ヶ鳥屋山西 誰が付けたか木製のプレートがある
宝鉱山から中央線側へ産出した鉱物を運んだという
 
新御坂峠 河口〜藤野木 御坂山塊北東部 天下茶屋あり 太宰治の文学碑あり ★★
御坂峠 河口〜藤野木 御坂山塊北東部 勾配ほど良い鎌倉往還。閉ざされた茶店あり ★★★
古部峠 初鹿野北部 初鹿野北部 埋没していると思われる コブトウゲと読む  
米背負峠 大谷ヶ丸付近 小金沢連嶺 国中から真木の谷へ米を送った道。
オオゴ沢側の道は消えたという。雰囲気良し。
★★★
曲り沢峠(平ッ沢峠) 笹子〜田野 小金沢連嶺 広葉樹林のタルミ。曲沢峠はある登山者
の仮称で、正式には平ッ沢峠であるという
★★
大鹿峠(天神峠) 笹子〜田野 小金沢連嶺 大きな鹿がいたという ★★
掘抜ドウミ 大谷ヶ丸東 小金沢連嶺 両側ガレ状態  
小沢ドウミ 大谷ヶ丸東 小金沢連嶺 南側恵能川へ下る踏跡は北側真木川へ
下る道に比べうすいという
 
アモウ沢乗越 滝子山東 小金沢連嶺    
御上(正)人ノタル 滝子山東 小金沢連嶺    
天神峠 白野〜立川原 天神山付近か 国道20号線上か 峠でなく坂らしい  
切目峠(キリメ峠) 恵能野〜間明野 真木川流域 岩と岩との切れ目を峠道が抜ける
恵能野側は植林帯。峠に馬頭観世音あり。
★★★
殿平峠 藤沢〜沢中 殿平南鞍部 前々から峠状地形であることは知っていたが
『新ハイキング05年9月号』に「殿平峠」という
名前をはじめて見る。(正式名かは不明)
 
馬立峠 中村〜間明野 真木川流域 吹切尾根上の峠。間明野側は植林の急登、
中村側は自然林のトラバース道。
★★★
ショウジ峠 姥子山東南 姥子山東南 葛篭折れの峠道 峠はカラ松林らしい  
金山峠(菅沢峠) 金山〜百軒干場 姥子山東南 地図の金山峠と破線の位置は現状とは
異なるらしい。
 
セイメンバン峠 金山〜用沢 岩殿山北 朋文堂の古いガイドブックにセイメンバン峠の
名を見る。1006峰の北の鞍部らしい
 
サクラ沢峠(桜沢峠) 金山〜東奥山 岩殿山北 峠の北に山の神を祀る
『大菩薩連嶺』には「カンゾノ峠」とも記される
一部文献ではここを葛篭峠としている
★★★
トズラ峠(葛籠峠・ツヅラ峠) 西奥山〜日影 岩殿山北 石仏が祀られている 天神峠とも呼ばれる
林道が抜けるが古道の残滓あり
★★★
天神峠 西奥山〜日影 岩殿山北 トズラ峠とは別にあるかも 「通り天神」のことか
築坂峠 畑倉〜大月 岩殿山西 峠の眺望は悪い 筑坂・突坂とも表記される ★★★
橋倉峠(端倉峠) 上真木〜西奥山 真木川流域 橋倉鉱泉近く 林道が抜ける ★★
花咲峠 花咲山付近 花咲山付近 鉄道省の古いガイドブックやブルーガイドに名あり
石仏あるが 峠道は廃道化 南は花咲ゴルフ場
★★★
天神峠 瀬戸〜駒宮 権現山西 峠の西、天神山に天神社を祀る ★★
逢坂峠 百蔵山東 百蔵山東 「上野原」図幅とのちょうど合わせ目。
松の古木の根元に馬頭観音が祀られている。
★★
天神峠(オソゴ坂) 花咲〜小形山 高川山東 切通し状。西側の高みに天神を祀る祠があり
東側にはお内裏様を祀る  尾曽後峠とも書く
★★★
熊峠(川茂天神峠) 古宿〜古川渡 高川山東南 昭文社の山と高原地図に名がある
横吹峠 横吹〜羽根子 高川山東南 「甲斐国史」にその名がある
禾生峠 高川山西 高川山付近 古いガイドブックに名がある 初狩峠とも ★★
鍵掛峠 金井〜下初狩 高川山西尾根 下の向峠と同一とする説もある。
『山梨の峠』では近ガ坂を鍵掛峠としているようだ
★★
向峠 初狩〜中津森 高川山西 大岩の東の鞍部 鍵掛峠と同一かも。
八田川乗越との別名もあるようだ
★★
近ヶ坂峠(茅ヶ坂峠) 金井〜丸田 高川山西尾根 甲府と郡内領の中心とを最短で結ぶ近坂往還
密ヤブに埋まる。二体の石仏が鎮座する。
初狩峠とも呼ばれることがあったようだ。
★★
大幡峠(ヤドノ峠) 大幡〜初狩 高川山西 舗装路が切通しを抜ける
側子峠 丸田〜神戸 初狩西南 蕎麦粉峠とも書くらしい  
▲三ッ峠山 ドッケからの転化 御坂山塊東部 トウゲとはトッケ・トウと同根の言葉で峰頭を
あらわすという説がある。
湯之沢峠(ヤナ沢峠) 大幡〜桂 三ッ峠東 湯之沢川のツメにある  
天神峠 大幡〜加畑 三ッ峠東 加畑越 石仏のような自然石と天神祠がある ★★
ネンヂュウ峠(ネンジ峠) 大幡〜加畑 三ッ峠東 赤松の大木が佇む 何もない ★★ 
天神峠 夏狩〜加畑 三ッ峠東 夏狩越 ゴルフ場に侵食される トンネル化
夏狩側は昔の道も残っているという。
武田伝説の「十二拝」の名も残る。
天神坂(天神峠) 川棚〜厚原 三ッ峠東 車道が越えている 平栗では天神峠と呼ぶ
田中峠 猿橋〜田中 神楽山付近 宅地造成で「びゅう桂台」に埋没か
二本松と祠があったというが
七曲峠 猿橋〜田中 神楽山付近 田中峠と同一のようだ
菖蒲神社があったというが
沢井峠 猿橋〜沢井 神楽山付近 越える道もはっきりせず峠の雰囲気は無いという
札金峠 大原〜朝日小沢 九鬼山北 杉林の中の切り通し状 ★★★
弥生峠 九鬼山南 九鬼山南 九鬼山にはこちらから登るほうが楽という ★★
鈴ヶ音峠(小沢峠・鈴懸峠) 朝日曽雌〜朝日小沢 九鬼山東 林道が乗越す切通し状の峠
さらに西に行った鞍部を「馬場峠」とする文献あり
★★
突坂峠(御観音峠) 朝日曽雌〜朝日小沢 九鬼山東 古い馬頭観音がある ズカ峠ともいうらしい
単に御観音(オカンノ)と呼ぶのが通らしい
★★
馬場峠 朝日小沢〜馬場 九鬼山東 『武相国境と道志の山に』(小野幸・昭和22)に名あり
現地に行ったが明確に存在を認められず
小沢峠(大平峠) 大平〜曽雌 高取山付近 送電線巡視路が横切る
山沢峠との表記も目にするが小沢の誤記か
★★
天神峠 上戸沢〜朝日馬場 猿焼山西 天神を祀る木の祠あり、車道が抜ける ★★
天神峠 与縄〜玉川 猿焼山西 細いが舗装された道が抜けている ★★
トヤノ峠
鳥屋ノ峠
猿焼山南 猿焼山南 昭文社の山と高原地図に名がある  
道坂峠(天神峠) 都留〜道志 今倉山南 バスも走る車道が越える 天神社あり
旧道も残るが、大半がスズタケに埋まる
★★
古渡乗越(桜山峠) 古渡〜十日市場 尾崎山付近 送電鉄塔付近  
鍛冶屋峠 小野〜谷村 都留文科大付近 金山と関連があるらしい 鍛冶坂峠とも。
頼朝富士の巻狩りの際、鍛冶屋七郎左右門が
矢の根数百本を上納したことに因む名ともいう。
 
蟹沢峠(天神峠) 大津〜引ノ田 都留文科大付近 赤松の大木の根元に天神祠 里山裏山風 ★★
矢花山峠<仮称> 細野〜小野 都留文科大付近 名前の無い峠 文台山への道が続く
『山梨の峠』より
山村正光氏の著の中では「矢花峠」とある
ヘンドクボのことか?
 

 

上野原地形図の峠
浅川峠 浅川〜野田尻 権現山南 浅川衆が上野原で開催された市(イチ)に
通った峠道のため市坂峠ともいう 
★★★
浅川乗越(大久保ノコル) 浅川〜鳥沢 扇山西 扇山の西側の鞍部 ★★
犬目峠 犬目宿付近 犬目宿付近 どこだか判然とせず ★?
サンヤ峠 山谷〜犬目 犬目宿西方 ヤブの茂る十字路
玄房乗越 権現山東 雨降山西 雨降山を西に下った鞍部  
和見峠 和見〜奥山 権現山東 和見峠は近所にもう一つある 林道開通
和見峠 和見〜桑久保 権現山東南 和見峠は近所にもう一つある 小さい切通し ★★
十文字峠(御林峠) 和見〜墓村 権現山東 植林地で展望は無い 古い石標がある ★★
モミソ峠 ゴルフ場内 丸畑付近 ゴルフ場内に埋没した。
古いガイドブックに井戸と上岩を結ぶ峠として、
「井戸峠」の名があったが同一だろうか?
また、県の調査に「樅峠」とあったのはここの
ことだろうか?
向風峠(能岳峠) 向風〜御霊 能岳南 正式名称かは不明 山村正光氏の著作より。
可愛い馬頭観音様が居る
能岳峠の名は『上野原町誌』にある。
★★★
大越路 奈須部〜西原 上野原北 舗装路が越える切り通しの峠 ★★
峠 (最新版地図では大田峠) 大田〜斧窪 梁川北 昭文社の山と高原地図に「峠」とだけあったが、
最新版では「大田峠」と表記されている。
大ダワ峠とも呼ばれているらしい
★★
南米沢峠<仮称> 南米沢〜新倉 大野貯水池付近 名前の無い峠 赤い祠がある
仮称は『山梨の峠』より
★★
川合峠 川合〜千足 四方津南 ガイドブックの位置と実際は違うと思う。
千足峠とする古い文献もある
★★
田野入峠(天神峠) 田野入〜鶴島 秋山村 秋山村と上野原を結ぶ県道がトンネルで
抜ける。天明期の馬頭観音がある。駒鞍峠とも
★★★
駒倉峠 ゴルフ場内 秋山村 ゴルフ場の中に埋没したらしい
田野入峠のことを呼んだ別名かもしれないが
栩穴御殿から田野入天神峠に至る尾根上に
あるらしい。(あったらしい。)
新矢ノ根峠 高柄山東 高柄山東 矢ノ根峠がゴルフ場に侵されて新設された峠
休憩舎があるがゴルフ場批判の落書き多数
矢ノ目峠 高柄山東 高柄山東 高柄山に続く尾根上の鞍部 ★★
矢ノ根峠 高柄山東 高柄山東 ゴルフ場の中に埋没したが峠は残る。 ★★
一古沢峠 田野入〜一古沢 秋山村 コマクロ峠の別名も 植林地の中 ★★
桜井峠 桜井〜落合 秋山村 切り通し状で林道が抜ける 石祠あり ★★
金山峠 金山〜古福志 秋山村 金山に下る植林帯の道はヤブ気味 ★★
千足峠(秋山峠) 金山〜千足 秋山村 金山は信玄の軍用金の一部を産出したとか
金山では千足峠、千足では金山峠と呼ぶらしい
條山峠(スジヤマトウゲ)という表記もあり
★★
新大地峠 川合〜大地 高柄山西 桧の植林帯の中。林道が伸びつつある。 ★★
旧大地峠 川合〜大地 高柄山西 赤松林で眺望は良くないとか ★★
寺下峠(塩瀬峠) 寺下〜塩瀬 高柄山西 桧の植林帯の中で展望はない ★★
立野峠
(サス峠・指峠・叉峠)
梁川〜無生野 倉岳山東 無生野への道はほぼ廃道
現在は浜沢への道が明瞭化している
★★
穴路峠
(小篠峠・アナシ峠・天神峠)
小篠〜無生野 倉岳山西 峠らしい峠。アナシとは北西風を表わすという
甲斐国誌にはシナス峠の名がある
葛城峠との別名も見ることがある
★★★
楢峠(楢山峠) 朝日曽雌〜無生野 高畑山南 ゴルフ場の建設で役割を終えたようだ ★★
イヤゲ峠 朝日曽雌〜無生野 高畑山南 ゴルフ場の建設で役割を終えたようだ ★★
作道峠(綱子峠) 綱子〜安寺沢 道志山塊東 杉の植林帯 造道とも表記
綱子では天神峠、安寺沢では綱子天神峠と
★★★
平野峠
(月夜野峠・臼久保峠・五差路峠)
月夜野〜安寺沢 道志山塊東 五差路というが四差路にしか思えない・・
ウシクボ峠とも(牛久保沢がある)牛→臼?
★★
ネツ沢峠 月夜野〜野原 道志山塊東 『丹澤記』(吉田喜久治)という本に名があり
巌道峠(天神峠・強盗峠) 久保〜安寺沢 道志山塊東 車道が抜けている。ガンドとは岩のあるところ ★★
大タギレ 久保〜神野 道志山塊東 御牧戸山と池之上の鞍部
神野側はゴルフ場により破壊
★★
金波美峠 神野〜安寺沢 道志山塊東 阿夫利山へと続く山道あり トンネル貫通 ★★
三日月峠 二十六夜山西南 道志山塊東 二十六夜山へ続く尾根上 ★★
雛鶴峠(大ダミ・天神峠) 朝日曽雌〜無生野 高畑山南 車道の方はトンネルが抜ける
都留側の道は崩壊らしい
★★★
秋山峠(岩戸峠) 竹之本〜無生野 朝日山南 明るい峠 ★★
道志口峠(本坂峠) 戸渡〜朝日曽雌 道志山塊 杉と落葉松の峠。曾雌側は崩壊している
道坂トンネル開通後は訪れる人も少ない。
★★★
アミバ峠(網場峠) 菜畑山北 道志山塊 潅木に埋没 入山谷側への下降は可能
盛里の人が鳥を取るカスミ網を仕掛けていた
大ダルミ 鐘撞山付近 西丹沢甲相国境 稜線上のタワミ  
破風口 大室山付近 西丹沢甲相国 稜線上のタワミ 孫六峠と同一らしい
馬場峠(ザレ峠) 箒沢〜道志 西丹沢甲相国境 廃道化しつつあるという ★★
孫六峠 箒沢〜道志 西丹沢甲相国境 位置不明瞭 『山梨の峠』より
破風口と同一らしい
白石峠(オ茶煮ノコシッパ) 箒沢〜道志 西丹沢甲相国境 大理石の多い白石沢に因む ★★

 

赤石岳地形図の峠
特に峠は無いようです

 

身延地形図の峠
伝付峠(転付峠) 新倉〜ニ軒小屋 南アルプス甲駿国境 デンツクとは方言で雷の音をいうらしい
転をデンと読むのは無理であり伝が使われている
大山祗神の木祠がある 林道が尾根を走る
 
八丁峠 新倉〜ニ軒小屋 南アルプス 伝付峠に至る途中にあり 観光協会のマップより
『日本南アルプスと甲斐の山旅』(平賀文男著)によると
「八町峠」、大山祗神の木祠があるらしい
 
上倉沢コル 笊ヶ岳北 南アルプス甲駿国境 稜線上のタワミ  
倉沢コル 笊ヶ岳南 南アルプス甲駿国 稜線上のタワミ  
所ノ沢越(西沢峠・稲股越) 雨畑〜中ノ宿 南アルプス甲駿国境 ショは所(トコロ)の言い換えで、自然薯(トコロ)が
生える沢筋を望むことによるという
 
荒倉峠 新倉〜湯島 早川右岸 『日本南アルプスと甲斐の山旅』(平賀文男著)に名あり
「琴路峠」と同一か?
 
白石峠 保〜黒柱 南アルプス街道 早川右岸の峠  
十谷峠 新倉〜鬼島 林道茂倉十谷線 生活物資交易の道であり、西山温泉湯治の道だった。
切通しに林道が抜ける。山ノ神の祠あり。
 
山王峠 早川〜山王 御殿山南 荒廃の一途をたどる  
五箇村峠(早川峠) 早川〜塩之上 富士見山南 五箇峠とも
三角点1066の北東、送電線が越えている
 
新金峠(新倉峠) 梨子〜笹走 富士見山南 畑中に石仏が佇む、早川街道の峠
峠の頂上は笹走村で、塩之上から京ヶ島にいたる辺り
は四十八曲りといわれた羊腸の坂道であった。
 
遠ん場峠 中山〜江尻窪 富士見山南東 道祖神あり 峠の名称は推測  
越道峠 西島〜手打沢 富士見山東 付近に観音堂あり  
間遠峠 夜子沢〜中山 富士見山東 遠はトウで峠のことという、
「まとう」とは山間の低まった場所を意味するともいう
旧幕時代の早川入りの表交通路
 
越道峠 大子山〜夜子沢 富士見山東 道標、石仏、石碑が賑やか  
赤沢峠 赤沢〜身延山 身延山西 『富士山とその付近』(昭和35年・山と渓谷社)より  
門野峠(門野越) 赤沢〜小田船原 七面山東 ヤマヒル棲息地らしい  
宇の尾峠(烏能峠) 樋田〜宮原 身延線岩間駅南東 宇野尾峠。 南側は道普請されている
旧トンネルの西に新トンネルが出来る
★★
蕨平の峠 開持〜横手 下部トンネル上付近 開持から嬲沢を登り、南斜面を横筋に登っていく道
丸畑から横手、北川あるいは古関へと分岐していた。
勝ン坂峠(神ン坂峠) 三沢〜市之瀬 下部トンネル付近 勝坂峠。勝坂集落の中に石仏あり
昔は茶店があったという。輪鳴り地蔵の伝説残る。 
武田VS今川戦で武田側が勝利した地だという。
地蔵原峠(大石峠) 三沢〜勝坂 下部トンネル付近 地蔵様が安置されている
芝山峠 和平〜深町 下部トンネル付近 地形図の中坂峠
地蔵沢峠(栗山峠) 和平〜市之瀬 下部トンネル付近 アスファルト道が走る
大平峠 和平〜常葉 下部トンネル付近 和平から日向を経て常葉駅北側に越える生活道
加羅田峠 一色〜常葉 身延線常葉駅付近 1928年版参謀本部図に名前がある ★★★
鳩打峠 杉之木〜一色 身延線常葉駅付近 テレビ塔がある
杵地蔵峠 大炊平〜
市之瀬
身延常葉 杵地蔵(きげん蔵)と呼ばれる地蔵がいるらしい。
東の地蔵峠と同一の可能性もある。
 
中坂峠 下田原〜和平 下部温泉北 地形図の中坂峠よりさらに南
古い石垣が残る
★★★
三石峠 大崩〜西乗 三石山北 三石峠展望台という看板があるらしい。
峠らしくないという
 
引核峠 下八木沢〜帯金 身延線塩之沢付近 サネトウゲと読む。石造物あり。旧身延街道  
大垈峠 湯之奥〜大垈 三角点829の東 湯之奥側の登りは急らしい  
和田峠 角打〜和田 身延線身延駅付近 県道上の高み 竹炭の里

 

富士山地形図の峠
蛭坂峠 久保〜芝草 御坂山塊西端 祠が祀られている 地元ではひっさかと呼ぶらしい
河田槇『かひしなの』によると地元では「地蔵峠」と呼ぶとある
★★★
照坂峠 古関〜芝草 御坂山塊西端 照坂トンネルが抜けている
古関側に石仏が祀られている 芝草側は凹道に倒木がかかる
★★★
美咲佐和の神峠 根子〜瀬戸 御坂山塊西端 美咲様。反木川沿いの険悪な道を開鑿した道。
鉱石運搬路として根子の村人に便益を与えた
★★★
浅間峠(地蔵峠) 岩欠〜長塩 身延常葉 浅間社が祀られているらしい 長塩坂のことか?  
精進峠(三ッ沢峠) 精進〜三ッ沢 精進湖西 三ッ沢への道はヤブっぽい ★★
根子峠 精進〜根子 精進湖西 根子への道はヤブっぽい ★★
笈の峠(狼峠) 本栖〜精進 精進湖南 大犬峠の転化か 精進湖畔に「笈の峠養魚場」の看板あり
反木峠 本栖〜中ノ倉 本栖湖西 1146峰の東の鞍部(二つ目) 反木川側に下るうすい道あり ★★
中之倉峠 本栖〜中ノ倉 本栖湖西 大正時代に設置されたしるべ石の石柱がある  ★★
青湖峠 本栖〜中ノ倉 本栖湖西 中之倉トンネル上の露岩の細尾根 通称かもしれない
長坂峠 仏峠〜古関 本栖湖西 駿州・長坂往還の峠。
釜額〜中ノ倉あたりかも?
 
仏峠 本栖〜釜額 本栖湖西 地図の峠と実際の峠とは位置が若干違うので注意
釜額へ下る谷筋の峠道は生きている。
★★★
御飯峠 本栖〜栃代 本栖湖西 スズタケの茂る広いタルミ。
テレビ電波アンテナがある。
★★★
割石峠 本栖〜根原 本栖湖南 山梨・静岡の県境で、国道139号が走る。 
バス停名も「県境」。端足峠と同じ稜線上という説もある。
端足峠 川尻〜根原 本栖湖南 昔の塩の道。駿州街道が端足峠から仏峠を経て古関へと
続いていた。本栖湖側は深い自然林の中のジグザグ
★★★
中山峠 毛無山西 天子山塊 毛無山西の肩
毛無山の北東、毛無山より少し高い突部を大丸山といい、
別名を「オオミ峠」というらしい。
 
地蔵峠(金山峠) 麓〜下部 天子山塊 地蔵ではなく双体道祖神が祀られている。
下部側の道は通行不可の様子。
毛無山側に数分行った所の湯ノ奥への分岐路を
「第二地蔵峠」「新地蔵峠」と近年呼ぶようになった。
★★★
猪之頭峠
(下部峠・湯ノ奥峠)
猪之頭〜下部 天子山塊 付近の岩場の形が猪の首のように見えることからの地名という
直下を湯之奥猪之頭林道のトンネルが抜けている。
アーネストサトウの旅行記では端下峠とあるが・・・
雪見山と熊森山の鞍部。縦走路の踏み跡は明瞭。
★★★
湧水峠 猪之頭〜下部 天子山塊 田代幹線112号送電鉄塔北側の鞍部。
猪之頭側の峠道は送電線巡視路となっているが、
上部二箇所で崩壊がありトラロープが張られている。
富士見峠と同一という説もある
★★★
富士見峠 佐野〜猪之頭 天子山塊 田代幹線112号鉄塔南側の佐野川への下降点らしい。
湧水峠と同一という説もある。
峠名の標識は113号鉄塔巡視路分岐にある。
★★?
出口峠 長浜〜大田和
or
鳴沢〜西湖
足和田山東
or
足和田山西
足和田山と段和山の鞍部。
出典:『河口湖周辺の伝説と民俗』(伊藤堅吉・緑星社)
また、朋文堂の古いガイドブックにも名前が見られる。
『山と高原地図』では足和田山の西に位置されている。
天神峠 長浜〜大嵐 足和田山東 天神社がある ★★★
天神峠 富士天神山 富士天神山 天神スキー場の近く

 

山中湖地形図の峠
ドウヤ峠(芝切峠) 向原〜寿町 正確位置不詳 堂尾山公園のある所か? ★★
向原峠 向原〜鹿留 山中湖北方 鹿留側は廃道という
倉見山から南へ二つ目のピークに富士見峠
標識があるらしいが未確認
相定ヶ峰と向原峠の間が富士見峠らしい。
 
金剛坊峠 大明見〜古原 杓子山西尾根 コンゴーボーという。正式な峠名かは不明。
あすみ温泉のHPにも名がある。
林道工事中。
★★
平山峠(車坂峠) 忍野〜上吉田 山中湖北方 庚申塔、廻国供養碑、馬頭観音がある
未舗装の林道が越える切り通し
★★★
海沢峠 忍野〜鐘山 山中湖北方 車道の他に旧道が残っている。 ★★
鳥居地峠(鳥打峠) 内野〜大明見 山中湖北方 富士遥拝の鳥居があったともいうが、
甲斐国志によると鳥打峠という
★★
おつそば峠 内野〜大明見 山中湖北方 鳥居地峠の東方。ドッケ系か?
『富士吉田市史』に名前あり
付近には二階峠というのもあるらしい。
オオザス峠 内野〜大明見 山中湖北方 ザスは焼畑地名。権という字は誤り ★★
立ノ塚峠
(内野峠・鞍掛峠)
内野〜鹿留 山中湖北方 寛政期の馬頭観音が見守る ★★★
内野峠
(楢尾峠・カネ澤峠・曲沢峠)
内野〜鹿留 山中湖北方 高原状。荒れた林道が楢尾山にのびる。
楢尾山の三角点には内野峠の標柱あり。
★★
細尾峠 内野〜鹿留 山中湖北方 砂須山近くの可愛らしい鞍部 ★★★
二十曲峠 内野〜鹿留 山中湖北方 水神と山の神の大きな碑がある ★★★
平尾峠(中尾峠) 平野〜内野 山中湖北方 p1318と平尾山の鞍部か ★★
平野峠 平野〜内野 山中湖北方 別荘地の上部、平尾山と大窪山の鞍部か ★★
大久保峠 内野〜長池 山中湖北方 大平山と大窪山の鞍部か  ★★
長池峠 内野〜長池 山中湖北方 大出山と長池山の間の鞍部 ↓と同じか?
大窪峠(長峠) 内野〜長池 山中湖北方 大出山と長池山の間の鞍部 ↑と同じか?
長尾峠 内野〜長池 山中湖北方 マウント富士ホテル付近 不明瞭
籠坂峠(加古坂) 山中湖〜須走 甲駿国境 籠(加古・鹿児)は険しいことを表わすとか
古加古坂道は藤原光親墓の上部という
ヅナ坂峠 平野〜駿河小山 甲駿国境 籠坂峠の間道として利用された ★★★
三国峠 平野〜駿河小山 甲相駿国境 県道山中湖駿河小山線が抜ける ★★
切通峠(吉政峠) 平野〜世附 甲相国境 国境線確定まで争いがあったという
ヒモシ峠は別物かもしれない
★★★
パラシマ峠 平野〜世附 甲相国境 パラシマってどういう意味なのか ★★
山伏峠 平野〜道志 山中湖北方 峠下は国道413号線のトンネルが抜ける ★★
富士見峠 菰釣山北 菰釣山北 目立たないらしい ★?
ブナ沢乗越
(盗材コシッパ・盗賊コシッパ)
菰釣山東 西丹沢甲相国境 菰釣山の登山口として踏まれている。 ★★
ブドウ沢峠
(ヤラヲ峠・上道志峠)
御正体山北東 御正体山北東 板橋からの道が上がる
栗ノ木タツマともいう。
 

 

秦野地形図の峠
城ヶ尾峠(サガセ峠) 三ヶ瀬〜中川 西丹沢甲相国境 急であることを甲州の言葉でサガシイという ★★★
恋路峠(越路峠) 越路沢 検見ヶ丸南 鳥ノ胸山への登山路。恋路とは後世の脚色か?
未舗装の越路林道が抜けている
★★
忘路峠(犬峠) 畦ヶ丸西 西丹沢甲相国境 古いガイドブックに犬峠(いぬっ峠)の名がある
道志側の道は良好。
★★
浦安峠 大界木山北 大界木山北 室久保川側から三ヶ瀬川側へ越す切り通し状の峠
付近に山神峠の名も見たが同一か?
★★

 

南部地形図の峠
大笹峠(山伏峠) 林道井川雨畑線 甲駿国境 林道井川雨畑線が越える ★★★
新窪乗越(長畑越) 長畑〜三河内 甲駿国境 長畑へ下る道は不明瞭とのこと ★★
安倍峠 林道豊岡梅ヶ島線 甲駿国境 林道開通後、旧道は歩かれていないという 笹ノ平とも呼ばれる ★★★
刈安峠(成島峠) 成島〜梅ヶ島 甲駿国境 刈は収穫物を刈る、安は湿地を表わすという
刈安とは肥沃な地を表わす地名ということか
「カリヤス」は植物名とする説もあり。甲州側は廃道と化す。
 
十枚峠 剣抜〜関ノ沢 甲駿国境 スズタケに覆われるが明るい十字路  
地蔵峠(安倍峠) 有東木〜月夜ノ段 甲駿国境 甲斐国誌にこの名は登場しない。
安倍へ越す峠は、すべて安倍峠と呼ばれていた
炭焼き小屋風の祠に地蔵が祀られている
 
細島峠(安倍峠) 細島〜竹ノ段 甲駿国境 西側はヒノキ、東側はブナを主体とした雑木林
仕事道が越えている。
 
水口峠 有東木〜上村 甲駿国境 地形図の破線か 細島峠と同一かも  
田代峠 大平〜竹ノ段 甲駿国境 東海自然歩道が越える 案内板、ベンチあり 青笹へは急登  
深田尾峠 大平〜南又 甲駿国境 送電鉄塔付近と思われる 現地標識あり 大平に下る道あり  
徳間峠 徳間〜大平 甲駿国境 和紙の原料ミツマタを背負って峠を越えて大平・河内まで
運んだという。 文久年間の石仏が見守る小さな鞍部。
★★★
湯沢峠 出羽〜湯沢 高ドッキョー南 国境稜線上との説もあるが、高ドッキョウの南尾根・614地点
石仏がある
 
樽峠 石合〜樽 甲駿国境 タル(樽・垂)は滝の古語で、峠近くに見事な
滝がかかっているという。 タルミのタルかも
天保期の石仏が佇む。 信玄が駿河に侵攻した際に越えた峠
★★★
榧の木峠
(栢木峠)
亀久保〜坂本 国道52号線 榧の木峠トンネル横か 石仏峠とも  
大和峠 大和〜町屋 国道52号線 峠のラーメン屋がある。地滑り地帯の難所であった。
タワミをあらわすオオタワからの変化でオオワになったという説と
水陸河川の屈曲をあらわす大輪から大和に変化したという説がある
茶堂(題目堂)という庵があって峠を往来する身延詣の信者に
湯茶を接待したという。
城山峠 町屋付近 富沢町 最恩寺の大門を経て背後のこの峠を越えて信玄は南下したという  
庚申峠 上記大和峠付近にあるらしい
大和と塩沢境の坂
 
上徳間峠 上徳間〜鯨野 篠井山南 東海自然歩道が越える ヤマヒルの棲息地  
石神峠 甲斐大島駅付近にあるらしい 佐野の石神峠とは別物です  
大島峠(佐野峠) 大島〜上佐野 天子山塊南端 小さな石祠が祀られている 天神峠とも  
佐野峠
(杉ノ木峠・天杉峠)
内船〜上佐野 天子山塊南端 旧峠が切通しの南側の高みに残る 内船峠とも
かつて杉の大木がありその影が富士川対岸の
柳島まで伸びたという。
切り倒すと切株は畳八帖敷もあったという。
 
藤切場 内船〜八木沢 思親山南 富士川左岸寄畑の622m峰の東鞍部   
八木沢峠 八木沢〜井出 天子山塊南端 東海自然歩道が越える 井出峠とも  
小峠 根熊〜大城 福士川右岸 日向宿線が越える 東熊根からの小道が出合う標高190m地点  
大峠 根熊〜大城 福士川右岸 日向宿線が越える 標高308mの鞍部 植林林道で情緒なし
犬巻峠 杉山〜大城 福士川右岸 日向宿線が越える ゴルフ場近く 平治の段が望める

 

富士宮地形図の峠
西沢峠(官岱峠) 西沢〜上佐野 天子山塊南部 カンタとは金田が訛ったもので金抗のことをいう  
石神峠 下佐野〜上稲子 天子山塊南部 石神(道祖神)を祀って旅人の安全を願ったという
日蓮がこの峠を越えて久遠寺を興したという
林道が開通してしまったのが残念
★★★
葛屋峠(十島峠) 十島〜下稲子 天子山塊南部 武田氏の烽火台の跡がある
町誌には葛
峠とあるのだが、同じだろうか?
峠一帯は戦国期の山城。一石経が発見されたとか
西行峠 富沢町 富士川右岸 西行法師の句碑がある。富士見三景のひとつ
「盆中の富士」が望まれる
 
万沢峠(神原峠) 富沢町 富士川右岸 現在はバイパスが完成しているが、かつての交通難所。
付近に駿州街道の旅人を取り締まる万沢関所があった。
 
雷峠 富沢町 富士川右岸 万沢より境川に通ずる山道
『富沢町誌・下巻』より
 

 

清水地形図の峠
中沢峠
(中河内峠)
中沢〜神沢原 甲駿国境 杉林の中の峠。風化した地蔵尊が祀られている。
林道が近くまで忍び寄る。
★★★

 

ということで、山梨県には〇〇峠と名の付くものが、約350存在していることが判った。
越・乗越・タル・タワなども含めれば、約400にものぼる。
さらに、埋もれた峠・忘れられた峠、その地域の人だけに利用されている峠・名無しの峠などを
加えれば、500に近い数になるのではないだろうか。

                                 * もれている峠などあれば、御教示頂ければ幸いです。

*南部地帯の月夜の段、平治の段、バラノ段、大光段、中の段、炭焼段、亀ノ段などの段は、
 峠とは異なると思われる為、対象外としました。

*『日本百名峠』の中で選ばれた山梨県の峠
   御坂峠・大菩薩峠

*1977年朝日新聞が選定した「日本の峠百」に集録された山梨県の峠
   広河原峠・雁坂峠・北沢峠・仙水峠・転付峠・石丸峠・大菩薩峠・将監峠・足馴峠
   夜叉神峠・木賊峠・黒平峠・御坂峠・柳沢峠・信州峠・安倍峠・籠坂峠・笹子峠

山梨県では「山梨百名山」を選定したり、大月市においては「秀麗富嶽十二景」を選定したり、
都留市では「都留市二十一秀峰」を選定したりで、
登山者の登高意欲を掻き立て、登山者・観光客が金を落とすのを待ち構えている。
まあ、そのおかげで登山コースもよく整備され、道標もしっかりしている所が多い。
山梨日日新聞社も多くの山に関する地方出版物を発行しており、山行・峠行の参考となる。

山梨県の峠歩き・山歩きに役立つ参考文献
『甲斐国誌』・『日本山岳案内 3』(鉄道省)・『一日の山・中央線私の山旅』(横山厚夫)・『甲斐の山山』(小林経雄)
『甲斐の山旅・甲州百山』(蜂谷緑、小俣光雄、山村正光)・『中央線の山を歩く』(藤井寿夫)・『新ハイキング』各号
『富士を見る山歩き』続編もあり・『富士を見ながら登る山36』(工藤隆雄)・『富士を見る山』(小林経雄)
『甲斐の山々』(島田武)・『山梨の峠』(小林栄二)・『富士を繞る山々』(加藤秀夫)・『山梨百名山』(山梨日日新聞)
『中央沿線山旅』(羽賀正太郎)・『中央本線各駅登山』(山村正光)・『中央線駅から登る山』(船尾修)
『富士を眺める山歩き』(山村正光)・『子どもといっしょに遊べる山』(二木久夫)・『甲州の峠』
『山梨のハイクコース』続もあり(山日カラーブックス)・『秋山村史』・『芦川村誌』・『下部町誌』

いつかはすべての峠を歩いてみたいが、自宅からも遠いし、3000m級の山々の険しさもあるから厄介である。
観光地での渋滞や、峠行の季節である冬場は路面凍結もあるので、接近しにくいエリアでもある。
よく登山者の間では「山は逃げないからあせらずおいで」とか言うが、峠は早く訪れないと、その変貌に驚かされることがある。
自然に草に埋もれていくならまだしも、ゴルフ場や宅地造成や車道の開削で消えていく峠は多い。「峠は逃げる」のである。
老後の楽しみに峠歩きをなどと言っているひまはないのかもしれない。