ヤブ山と名も無き峠・要害山ぐるり
| 以前に御林峠(十文字峠)、和見峠を訪れた時から気になっていた要害山ぐるりの尾根を歩き、 小さな山里と山里とを結ぶ、これまた小さな名も無き峠を巡って来ました。 |
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| 上野原の市街地からテクテク歩いて鏡渡橋で鶴川を渡り小倉の集落へ。 小倉、大倉という集落名からして、木地師の末裔の集落なのでしょうか? 山腹の日当りの良い土地で、丹沢・道志の山々の眺望も良く、 どこかのリゾート別荘地よりも頗る快適そうな集落です。 小倉集落の奥に鎮座する山ノ神社から山道に入ります。 要害山への道は、踏み跡は明瞭なものの、少々ヤブ気味です。 山頂の大木の下には秋葉社の祠が祀られています。 |
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| ヤブ気味の山道の足下にも、よく見ると野菊やリンドウが咲いています。 秋の野花を愛でながら、下りついた鞍部が、可愛い名も無き峠です。 登下と大倉を結ぶ峠で、はっきりした道が尾根を越えています。 峠の大木の横には「秋葉山」と刻まれた石灯篭があり、 |
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| 道標が指し示す権現山の方向に従って570m峰に向かいますが、ヤブと倒木に難渋します。 トゲトゲ植物が少ないのがせめてもの救いでしょうか。 いかにも『新ハイキング』誌の読者が好みそうな道です。 マツクイムシにやられたのか、台風で倒れたのか倒木が目につきます。 570m峰から西北にちょっと行ったピークにトタン屋根の小さな祠があります。 |
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| 登下側は植林帯ですが、大倉大沢側は自然林で野性動物が好みそうな場所です。 ここの神様に手を合わせて狩に出ていた時代もあったのかもしれません。 鞍部から植林帯の急登を登りつめますが、 忠実に尾根を辿り自然林帯に入るとイノシシの掘り返しが目立ち始め動物臭が漂います。 このジャンクションピークを右に折れて609m峰に向かう途中に小さな可愛い峠があります。 |
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| 地形図では、今野側からの道が途中までは破線で描かれていますが、 しっかりと峠まで道は達しています。また登下に向けて越えている道もあります。 ただ、登下側はいきなりの崩壊で、いささか頼りなさそうでありますが。 この峠は先の大倉と登下を結ぶ峠と違って、村人の利用も、もはや無さそうです。 609m峰から538m峰に向かう途中のピークで踏み跡が消えてしまい若干戸惑いますが、 |
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| 538m峰は尾続山と言うらしいですが、山頂部は松の倒木とヤブで荒れています。 山頂は巻いてしまってもいいかもしれません。 マツタケでも生えていないかと足下を探してみると、多種多様なキノコがあること、あること。 いかにも怪しいキノコや、菌糸を撒き散らすキノコ、ぬめっとした不気味なキノコ・・・・ どれが安全で食用なのか、まったく知識を持ち合わせていないのが実に惜しい。 たとえマツタケがあったとしても、普段口にしたことが無いものなど判るはずがない・・・。 538m峰から三角櫓を過ぎれば、あとはジグザグに山道を下るだけで、 キノコの知識豊富な人との同行が望ましい秋山なのでありました。 |
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<参考になる実踏資料> 『新ハイキング554号』「芦垣尾根から尾続山を行く」(小倉修) 要害山ぐるり(周遊)コース・・・お手頃な所用時間3〜4時間 |
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