最近読んだ本・買った本(峠・山関連)・3  2006年1月〜2007年12月

2006年01・02月

本屋さんで買った本、または直接出版元から買い求めた本
『誰も知らない丹沢』
岡澤重男
風人社
HP『誰も知らない丹沢』でお馴染みのs-okさんの著作。
西丹沢への思いを綴る。
未知の地域であった西丹沢への憧れ、そして歩きたいという夢を実現させる過程を紹介。
地図には破線道さえないルートを含む10コースを紹介。

 

古本屋で買った本
『五日市町の古道と地名』
並木米一
五日市町教育委員会
小峰峠、グミノ木峠・横峰峠(横根峠)・荷田子峠・駒繋石峠などの峠、
今倉山、臼杵山、盆堀、養沢、十里木、金毘羅尾根付近の古道と地名を探る。
笹尾根の「栗坂峠」は「九里坂峠」のことであるという。

 

図書館でコピーした本・パラパラ見た本
『あしなか』
山村民俗の会
2号 「御正体山論稿」 加藤秀夫
2号 
「鹿留山附近の山名について」 加藤秀夫
3号 「市道山考」 宮内敏雄
6号 「御前山談義」 加藤秀夫
8号 「大血川演路」 宮内敏雄
9号 
「奈良子誌」 岩科小一郎
13号 
「天子山塊の旅」
をコピーする。特に青字の作品には未知の峠が多数記されていた。

41号 「丹沢特集」 77号 「大山特集」 26号 「木曽古道」

『群馬評論』
1998.4.74号
「奥多野のことばと生活-峠をめぐって-」
「世直しの越えた峠は米の道」

『群馬歴史民俗13号.1992』にも県境・村境の話がある。

『甲斐伝説集』
土橋里木
昭和28年
峠や坂にまつわる伝説が紹介されている。
鳥坂峠、御坂峠・雁坂峠・大菩薩峠、十二拝(夏狩-加畑の天神峠)、割石峠、びんぜえし、西行峠、
笈の峠、うてな峠、雛鶴峠(オウダミ峠・大旅峠)、女坂峠、弓建峠、葛篭峠、饅頭峠 など
『歴史古道の歩き方』
井口一幸
彩流社
小夜の中山、サッタ峠、和田峠、日本坂峠、保福寺峠、神坂峠、暗峠 など

★ 明治・大正・昭和初期の地形図を国会図書館でコピーする。

  参謀本部・大日本帝国陸地測量部・地理調査所・国土地理院、等発行の古地図を閲覧・複写できる。
  A3は50円、B4は25円。全体は複写できず半分以下の部分しかできない。
  旧峠道を探る資料として大変役立ちます。
  国土地理院で購入できるものもありますが一枚500円程度するのでコピーがお得です。

  神奈川県立図書館にも県内及び隣接県の地理調査所等の地図あり。
  横浜市立中央図書館には全国の明治期の陸測図あり。
  ともにコピー代は10円なり。 ただし、束になっているのでコピーはやりにくい。

2006年03・04月

古本屋で買った本
『新ハイキング
301〜400号総目次』
1989年10月別冊2号
新ハイキング社
過去の紀行文を検索するのに便利なので購入。525円なり。
『多摩郡村史』が付録だったので買ってしまった。
『いろりばた』第70号
南会津山の会
古い『いろりばた』が43冊で計15750円で売っていたが
手が出ないので最近のものを1冊買ってきた。 300円なり。
各号に会津の峠に関する記述あり。
ちなみに70号は「会津の峠を歩く」で「九才坂峠」・「楢木峠」を紹介。

 

図書館でコピーした本・本屋でパラパラ見た本
『静かなる尾根』
松浦隆康
新ハイキング社
コース選定が見事。普通のガイド本には載って無いコースばかりなので参考になる。
興味あるコースだけコピーしました。 買えなくてスミマセン。
『山の本』 55号
2006・春号
白山書房
「大峠・観音峠」(長沢洋著)がおもしろい。
観音峠は大峠で、大峠は観音峠でもある。
原全教『奥秩父』を参考に大峠の道を探る。
『改訂・山形県地誌』
長井政太郎
中央書院
やっと古本屋で見つけたが1000円、買うのは止めた。
山形県の峠交通に関する記述が10ページほどある。

「峠と峠集落」の項目あり。
二井宿峠、笹谷峠、六十里越、板谷峠、檜原峠、大峠、十三峠、綱木峠、栗子峠
軽井沢越 などの記述あり。 ここだけ図書館でコピーする。

『上野の民俗』
昭和48
群馬県民俗調査報告書
欲しかったが2100円で買えなかった。 西上州上野村の民俗調査書。
檜峠は八文峠とも呼ばれたらしい。
『権兵衛街道』
2006.2
新葉社
トンネル開通が南北から東西へ意識を変える/権兵衛峠ハイキング・峠道の植物
峠の西と東・食生活考/峠周辺の植物/峠を境に生息するイワナ
二つの谷の生活の融合/権兵衛峠を通った木曽助郷/飛騨ブリ
ウエストンの駒ヶ岳横断と権兵衛峠越え/山頭火権兵衛峠を越える
権兵衛峠から宮越への道筋にみるくらし/峠を越えた木曽用水/峠ゆかりの石造物
 など、目次より抜粋。トンネル開通で脚光を浴びる峠です。
『東北100峠』
-今、峠の頂は-
小野寺寅雄
自費出版
著者曰く、五万図を見ると東北6県には450の峠があるという。
(青森22、秋田57、岩手162、山形88、宮城61、福島118)
さらに「坂、越、曲、休、場」を加えるとその数は508になるという。
その中から100の峠を厳選して紹介している。
道の状態、展望、神社・祠の有無に重点を置いている。
地形図・簡略図・カラー写真を掲載。
掲載峠一覧
『佐久の交通史』
菊池清人
櫟出版
T古代の道 碓氷峠、入山峠
U中世の道 入山峠
V江戸の道 中山道-笠取峠
        佐久甲州往還-平沢峠
        北国街道と峠の道
W明治以後の交通

1.碓氷峠 2.入山峠 3.和美峠 4.矢川峠・香坂峠 5.内山峠 6.星尾峠
7.余地峠 8.田口峠 9.十石峠 10.武道峠・栂峠 11.十文字峠・三国峠・大たるみ峠
12.信州峠 13.大石峠・麦草峠 14.大河原峠 15.役の行者越(雨境峠)・大門峠
16.平沢峠 17.夏沢峠 の佐久をめぐる峠に関して記述されている。

平成17年度歴史資料展
『峠を越える人々』
福島県歴史資料館 編集
(財)福島県文化振興事業団 発行
T福島の峠 絵図で見る峠
 国見峠、板谷峠、勢至堂峠、檜原峠、駒戸峠、山王峠、八十里越 など
U八十里越概説
 詳細絵図、江戸・明治14・明治27のルート変遷
V峠を越える人々
W峠を運ばれた物たち
X八十里越改修史

八十里越を研究している人には価値ある資料となる。

『佐久教育9号』 佐久平における峠越えの交通 (井出正義著)  ←未読にて未確認
『新ハイキング 3号』
特集・峠と高原
峠と高原/河田槙、麦草峠/山北哲雄、秋の大菩薩峠/田中新平、渋峠/池田久弥
峠を越える魚/佛師矢一郎、半月峠/矢島市郎、神津牧場と内山峠/植松公直
信州峠・十文字峠・雁坂峠/清水武甲、木賊峠・信州峠/島田武、高石峠/吉田元
榎峠・伏木峠・大丹波・二ッ塚峠・檜山路峠・満地峠・浅川峠越/天野金吾
宇佐美峠とその付近/高柴武雄、奥武蔵の峠/新井良輔、
杖突峠の思い出/中山謙治、峠とサイクリング/前田安雄  ほか
『新ハイキング 203号』
特集・峠をめぐる
峠路/坂倉登喜子、峠と街道/小林玻瑠三、峠の宿/藤江幾太郎、権兵衛峠/田口隆二
わが愛する西上州の峠路/オギノ芳信、内野峠の富士/久保鉄男、
キズだらけの峠たち北八ッの峠近況/藤井寿夫、赤久縄山から杖植峠/鷲頭隆
赤岩峠から赤岩岳/佐藤節、西上州二子山と屋久峠越え/山崎穀、
赤鞍ヶ岳から厳道峠/小林章、妻坂峠から武川岳・二子山へ/植村三郎
鳥首峠から高ワラビ尾根/尾形満也、奥武蔵の峠をめぐる/飯尾隆
西上州小梨峠/浅野孝一  ほか
『新ハイキング 202号〜』からの特集
富士の見える峠をめぐる 1〜36
1雁坂峠・雁峠 2内野峠 3大菩薩峠・石丸峠 4小仏峠 5三ッ峠・旧御坂峠
6乙女峠 7大峠・小峠 8国士越 9十国峠 10醍醐峠 11籠坂峠から三国峠・・・
・・・24折門峠・精進峠 25鍵掛峠 26大ダワ 27平野峠・長池峠 28犬目峠
29十枚峠・・・・・・・36
『新ハイキング』42号〜47号
峠を行く 坂倉登喜子
42号豆口峠 43号伊豆の峠 44号夜叉神峠 46号   47号奥多摩の峠
観光パンフレット
「信越トレイル」
信越トレイルクラブ事務局
千曲川沿い新潟・長野県境の関田山脈のロングトレイルを紹介した観光パンフを入手した。
斑尾山から三方岳まで信濃と越後を16もの峠が結ぶ面白そうな尾根道である。

万坂峠・栢ヶ峠・富倉峠・北峠・平丸峠・小沢峠・久々野峠・筒方峠・関田峠
梨平峠・牧峠・宇津ノ俣峠・伏野峠・須川峠・野々海峠・深坂峠

「越後から信濃へは塩や海産物などが、信濃から越後へは内山紙や菜種油などが
牛や馬によって運ばれ、また、善光寺参り、野沢温泉への湯治の道として利用・・・
・・・戦国時代には、上杉謙信の山城や、重要な軍事道路として川中島の合戦に
使われた峠もあります。 また、越後ゴゼ(高田ゴゼ)や浪花節語りが通う集落もあり
文化の交流も盛んでした。信州側の集落では越後から嫁をもらうことを誇りとし、
働き者の越後女性が大勢嫁入りしたそうです。」 (観光パンフレットより引用)

● 毎年恒例のK市リサイクルセンターで開催される無料古本配布会に行って来ました。
  タダで古本が頂けるというありがたい企画です。
  今回入手した山関係の本は、
   『一日の山・中央線私の山旅』(横山厚夫・実業之日本社)、『MTB使いこなしガイド』(小学館)、
   『山と高原地図・丹沢1995年版』、『山と高原地図・甲斐駒北岳1992年版』、『山と高原地図・富士五湖1992年版』 で〜す。

● 埼玉県立浦和図書館で雑誌『奥武蔵』(奥武蔵研究会篇)のバックナンバーの一部をコピーしてきました。
  『奥武蔵』は峠や地誌に詳しく大変参考になる。 特に藤本一美氏、高橋秀行氏の詳細な地誌調査報告は素晴らしい。

  198号 「地図にない道」(山倉進)・・・小床峠、峠の前 付近
  202号 「地形図で探った柿ノ木峠」(山倉進)・・・柿ノ木峠と呼ばれる場所が四つもあるとか。「峠の前」についても参考になる。
  220号 「聖尾根」・・・白久村古地図に名のある大峠、小峠。
  222、227,228号 「比企丘陵山名雑考(1)〜(3)」(高橋秀行)・・・小瀬田越、山ノ神越、官ノ倉峠、ドウ山坂。
  227号 「群界と旧陸測図の道を歩く」(藤本一美)・・・長岩峠、旧正丸峠。
  227号 「小沢峠以東・県界尾根」(藤本一美)・・・正木峠、(仮)高土戸峠、久方峠。 正木峠に石しるべがあるとの記述は注目。
  228号 「烏岳・タカサギ・五六峠」(山倉進)・・・五六峠と十二曲の関係、旧鶯峠
  229号 「ノボリオイゾネ・松ノ木峠・久方峰+オキジョウゴ」(藤本一美)・・・稲詰峠、松ノ木峠、久方峠
  234号 「七曲り峠への道」(山倉進)・・・七曲り、カイ立場の関連と場所を探る。聞き取り調査は貴重。
  234号 「不遇な寂峰」(藤本一美)・・・出牛峠、住居野への無名の峠、杉ノ峠、糠掃峠
  235号 「小川町腰越・上古寺地区古道調査」(高橋秀行)・・・東秩父村への峠道、都幾川村七重への峠道、旧松郷峠道、行風峠道。
  245号 「高麗丘陵」(高橋秀行)・・・滝坂、エビガ坂、立岩坂
  255号 「奥武蔵の山名・峠名正誤表」(編集部)・・・市販地図、ガイドブック等に見られる呼称の誤りを指摘する。
        赤根峠、笠山峠、七重峠、カチ坂、刈場坂峠、傘杉峠、賽ノ神峠、定峰峠、逆川乗越、サッキョ峠、白石峠
        高篠峠、花立松ノ峠、碑原峠、本陣峠、三社峠、ヤセオネ峠、若御子峠、秋葉峠、 など これらは不適切であるという。
  265号 「仙元峠推考」(成川茂雄)・・・仙元峠の峠地形と「仙元」について考察。
  290号 「白石山(毘沙門山)探索」(藤本一美)・・・胡桃差峠、牛首峠。
  294号 「戸板坂・さがり藤峠」(藤本一美)・・・赤坂峠、大坂、戸板坂、さがり藤峠、指峠
  286号 「ドウネ・五合落峠・大明神山」(藤本一美)・・・戸蓋峠、出原舟、小倉舟、奈良尾沢峠、五合落峠 これは貴重!
  286号 「梨本坂・大久保峠回遊」(藤本一美)・・・梨本坂(大久保坂)、大久保峠(大窪峠)、三社峠(高山峠)
  293号 「茅ノ坂峠周辺探索行」(藤本一美)・・・茅ノ坂峠
  293号 「八人峠・吉田富士山」(藤本一美)・・・さがり藤峠、八人峠、指峠  八人峠について詳しい
  309号 「山王峠 -高橋源一郎著「秩父名栗越え浦山遊び」によせて-」(本橋保久)・・・古文献から山王峠を語る。
  309号 「峠に祀られるものの諸相 -奥武蔵・秩父地方を中心に-」(松尾翔)
         峠と「塞神」について、峠に祀られるものを調査。
         塞神の例として--塞神峠の塞神石、榎峠の道陸神
         地蔵菩薩の例として--妻坂峠の地蔵尊、毛呂山越えの峠の地蔵尊、三峰の地蔵峠
         馬頭観音の例として--顔振峠の馬頭尊、矢久峠の馬頭尊
         その他の石神仏として--浦山の地蔵峠の疱瘡神、山伏峠の姥神、大槻峠の経文石
         などを紹介している。 また、奥武蔵・秩父地方の峠に祀られるもの一覧図もある。
  339号 「梨本坂・大久保峠」(藤本一美)・・・梨本坂(大久保坂)、大久保峠(大窪峠)、三社峠(高山峠)

上記はほんの一部です。 『奥武蔵』は奥武蔵・秩父地方の峠や古道を探る上で大変に役立つ文献です。
総目次1号から100号の地誌部から峠に関するものを拾うと、
11号 「奥武蔵の昔の峠」(神山弘) 17号 「顔振峠」(河田槙) 22号 「名もなき峠・地名研究」(新井良輔)
34号 「奥武蔵の峠」(神山弘) 50号 「奥武蔵の峠高度表」(春日部太郎) 50号 「数字のつく峠・奥武蔵から」(野口冬人)
99号 「昔からの呼び名<かあぶり峠>」(新井良輔) 99号「名栗の峠」(栗原胡秋) などがあります。

239号から「峠を歩く」という企画もありました。
239号 1・妻坂峠 240号 2・森坂峠、天目指峠、豆口峠 3・前坂、仁田山峠 241号 4・顔振峠、傘杉峠 5・四十八曲峠、小沢峠
242号 6・三田久保峠、ブナ峠 7・竹寺 243号 8・権次入峠 9・赤根ヶ峠、久須美坂 244号 10・鳥首峠 11・十文字峠
245号 12・粥新田峠 246号 13・釜伏峠 247号 14・桂木峠 15・若御子峠 248号 16・旧定峰峠、定峰峠 17・笛吹峠
249号 18・大野峠、高篠峠 19・八人峠、札立峠 251号 20・牛首峠 253号 22・天神峠 23・諏訪坂 254号 24・碑原峠
256号 26・穴沢峠 262号 30・旧正丸峠から大野峠 31・奈良尾峠 266号 34・前坂から東峠 271号 36・文殊峠

などなど、一部号数等誤りがあるかもしれないが・・・。
バックナンバーは、埼玉県立図書館浦和館、国会図書館にある。東京都立図書館多摩館にもあるが一部だけ。

2006年05・06月

図書館でコピーした本・本屋でパラパラ見た本
『房総のやまあるき』
内田栄一著
新ハイキング社
「房総の峠路」という章があり、房総半島の峠道を歩くコースを幾つか紹介している。
木之根峠、南無谷峠、保田見峠、花立峠、香木原峠、地蔵峠、ふるさと峠、市ヶ坂峠、発坂峠 など
『阿波の峠と里山歩き』
-続・ふるさとの峠50選-
阿波の峠を歩く会
『阿波の峠あるき』の続編が出版された。
今回も50箇所の峠を紹介している。   
掲載峠一覧
『阿波の歴史地理 第三』
福井好行 昭和49 非売品

教育出版センター発行
「峠道利用の阿讃交渉関係 序説」という論文が収められている。
阿讃をつなぐ峠は、大坂峠、一本松峠、大山越、阿波峠、境目峠、菅谷峠、清水峠、大滝寺越、
相栗峠、寒風峠、三頭越、立石峠、真鈴峠、東山越、猪ノ鼻峠、六地蔵越、曼陀峠などがあるが、
通婚や借耕牛のやりとり、食塩と綿の移入、言語アクセントの違い 等から峠間の交渉を考察している。
『本の旅人』2005.11月号
角川書店
日本風景論11回・峠、「物見の道」池内紀著 あり
美濃山中の物見峠について。「物見」は「諸之木」が語源か
峠とは、両方の平野の文明が半ば争い、半ば調和している。
『新ハイキング』 195号
昭和47.01
「香坂峠地名考」(オギノ芳信)という文章が載っている。
香坂峠と矢川峠の混同を指摘している。  関連→下仁田民報27号
『銅山の町足尾を歩く』
村上安正 わたらせ川協会
随想舎 1998
銅山(あかがね)街道の「大名峠(大難峠)」「小名峠」の記述がある。
『町民がつづる足尾の百年』
「明るい町」編集部
光陽出版社
半月峠の五つの茶屋の話、木材の越えた粕尾峠の話 など
『足尾万華鏡』
三浦佐久子
随想舎 2004
「足尾をめぐる峠・峠」という章があり、
細尾峠越え、粕尾峠越え、半月峠・阿世潟峠・舟石峠、大名峠越え、について記述あり。
峠への思いについても記されている。
同文は雑誌『足尾を語る会』1993年、第4号にも掲載されている。
『羽州山形歴史風土記』
-近世の道と町と人-
横山昭男
東北出版企画
第一部第一章で「街道と峠」について記す。
羽州街道(金山峠、花立峠、猿羽根峠、雄勝峠、有屋峠)、六十里越街道(大岫峠)、浜街道 など
『黒部奥山と扇状地の歴史』
奥田淳爾
桂書房  2000
第一節で「信濃までの山越えのみち」について考究する。
さらさら越え、針ノ木峠、ザラ峠に関心のある方は必見の研究論文。
『徳島地域文化研究第4号』
「地蔵尊のある阿波の峠一覧」
橘禎男

徳島地域文化研究会
2006.03
徳島県内には名前のあるものだけでも371箇所の峠があるという。
その内、峠に石造物があるものは220箇所。
その中で地蔵尊は約6割の129に祀られ、総数は171体にのぼる。
本稿では129箇所の峠一覧を示し、地蔵尊の形態などを分類している。
『伊那』
伊那史学会
1978.11「伊那地方の峠(タオ)」 杉本寿
タオ、タゴ、タア、タワ、地名考。柄山村付近
1990.01「信州、大和の峠の詩」 岸田定雄
大門峠、天辻峠、鈴鹿峠にまつわる詩

他、13、26、27、28、38、43号に、小川路峠、大平峠、権兵衛峠等について記述があるが未読。

◆ 2004年7月、「とちぎ県民カレッジ」の自然セミナーで「とちぎの山と自然」という講義(桑野正光氏)があったようです。
  その中で2回に渡り栃木県の峠について語られた模様です。
  2003年10月にも交通セミナーで「とちぎの峠」の講義があったそうです。
  主催:栃木県教育委員会、(財)とちぎ生涯学習文化財団

1回

2回

今なぜ峠か 大峠
峠と日本人 尾頭峠
峠の特質 山王峠
栃木の峠と地形 金精峠
栃木の道と峠 細尾峠
峠の現状 戸中峠
改めて今なぜ峠か 金山峠
栃木の峠を考えるに当たって 境明神峠
「栃木の峠」記載リスト  
峠あれこれ  
終わりに  

という公演内容だったようです。
とても気になる内容です。
何か配布物はあったのでしょうか?
主催者に問い合わせたところ、講義資料の配布や頒布はナシとのことでしたが。

2006年07・08月

図書館でコピーした本・本屋でパラパラ見た本
『東海道と脇街道』
小杉達著
静岡新聞社
目次より、「峠と地蔵信仰」「峠と観音信仰」「天城峠」「籠坂峠」「足柄峠」「青崩峠」
「本坂越の利用」「小引佐峠」「引佐峠の象鳴き坂」「本坂峠」 など
『初登山』
斎藤清明編
ナカニシヤ出版
今西錦司初期山岳著作集。
京都北山や比良付近の峠についての記述あり。
「芹生峠付近」は貴重な文献である。
『東村の銅街道』
勢多郡東村誌編纂室
平成10
大難峠(大名峠)、笠松峠に興味を持つ。
「あかがね街道」を辿るのも興味あるところ。
『山渓記 第二巻』
冠松次郎
春秋社 昭和43
「峠の風景」という文章あり。
『上高地開発史』
横山篤美
山渓新書 昭和46
「道の変遷-飛騨と信濃を結ぶ街道」、「島々谷の道-ウェストンも登った工事中の林道」
「まぼろしの鎌倉街道-歴史と伝承の中に埋もれる鎌倉街道の謎」
「短命だった飛騨新道-信州の物資を飛騨へ、そのもくろみはうまくいったか」
「飛騨鰤と野麦街道-重要だった野麦街道の移り変り」
等で、徳本峠、中尾峠、安房峠、神祠峠、野麦峠について記す。
『天竜川の源流地帯』
赤羽篤 平成4
建設省中部地方局
天竜川上流工事事務所
「分水嶺の峠道」
1.縄文人の道 2.大門峠 3.善知鳥峠 4.牛首峠 5.和田峠と塩尻峠
『山登りって何だろう』
河野寿夫
白山書房 2002
定価1600円を古本にて300円で購入。
『越前若狭山々のルーツ』
上杉喜寿
小原峠、谷峠、ごまんどう峠、大内峠、油坂峠、温見峠、蝿帽子峠、檜尾峠
高倉峠、栃ノ木峠、木ノ芽峠、山中峠、熊川越、掘越峠、愛発越
『越前若狭
峠のルーツ』という本も出しているがなかなかお目にかかれない。
『くにざかいの記録』
沢田猛
伝統と現代社 1981
青崩峠、明光寺峠、ヒョー越、 特に青崩峠に詳しい。
野麦峠だけではなく、青崩峠にもあった女工哀史の記録。
『くにざかいの碑
 -藩境石物語-』
古賀敏朗
峠の会 昭和58
筑前肥前国境石-三瀬峠、烏尾峠の地蔵と国境石、舳の峰峠の平戸藩境石
老ノ坂の山城国境石、防地峠の藩境石、藩境石の墓場-岳滅鬼峠
など、西日本の峠の国境、藩境の境界石について
『かながわ風土記347号』
丸井図書出版
平成18.06月号
「ウエストンと異人たちの立山・針ノ木峠」(田畑真一)
ウエストンが峠越えに至った経緯、同時代の外国人たちの峠越えの様子など

● 『峠で訪ねる信州』(川崎史郎文・小林敬一写真・信濃毎日新聞社・1500円)という本が出版されました。
  信州の55箇所の峠の歴史、みどころ、コースを美しい写真とともに紹介しています。(掲載峠一覧は「峠の本箱」をご覧下さい)
  選ばれた峠は車で行ける峠が多く、観光ガイド的な本ですが峠マニアも十分楽しめます。
  

2006年09・10月

図書館でコピーした本・本屋でパラパラ見た本
『岳人 10月号 712号』
東京新聞出版局
「知られざるいい道を探す」という企画がよかった。
特に、「忘れられた鉱山への峠道・南アルプス・ドノコヤ峠」(清水准一NPO芦安ファンクラブ)が興味をそそる。
ドノコヤ峠については以前にも、「ウェストンの南ア廃道を行く」(田畑真一)という企画があり気になっていた。
地元の方による整備が大分進み、芦安からの接近は容易になったようである。
『新ハイキング 10月号』
612号 新ハイキング社
「峠道を辿る」(山口ゆき子)という寄稿がある。
水口峠(水の元)の石祠について記述がある。
以前にNORIさんからも情報を頂いた通りやはり消えてしまったようである。残念。

2006年11・12月

新刊で買ってしまった本・古本屋で買った本

新版 『会津の峠』 上・下巻
笹川壽夫
歴史春秋社

旧版『会津の峠』から30年の月日が流れ、新版が出版されました。
思わずネット購入してしまいました。
1500円×2+税は痛い出費だけれど
こういう本は数十年後プレミアがつくかもしれないぞ?

峠の宝庫・会津を巡る峠ファンにはバイブルとなることでしょう。
内容詳細及びネット購入は出版社のHPへアクセス。

出版社さんは、勢いで、会津地方のみならず、
中通り地方、浜通り地方の峠本を出版してはくれないだろうか・・・

『信州の峠』
市川健夫
第一法規出版

すでに同本を2冊所持しているのに、
古書即売会で見かけてついつい購入してしまった。
300円なり!!

300円だなんて、この本の価値をわかっていないなぁ〜
古本屋のタヌキ店主め!

『奥秩父の山と谷』
川崎吉蔵 昭和35年
山と渓谷社
古書即売会で300円で購入。
奥多摩や秩父の古資料として有効。
酉谷峠を「通谷峠」と表記しているのがグーだ!
通谷峠・大血川峠や細久保谷、仙元峠付近の往時の様子を窺い知れる。


『静岡県のとうげ』
金子昌彦・西畑武
自費出版  1993年

古本価格2000円で購入。
紹介されている峠数は40箇所だが、静岡の峠一覧や豊富な文献紹介は参考になる。
ルート紹介のみならず、峠についての思い出、歴史、文学散歩を味付けしている。

掲載峠一覧

● タダで入手した本

『極北に消ゆ-植村直己捜索報告・追悼集』 明治大学山岳部炉辺会編 山と渓谷社 1985
『社長室はアウトドア』 辰野勇 山と渓谷社 1992
『女だらけの山旅』 草の実会山岳部編 スキージャーナル社 1976
『雪煙をめざして』 加藤保男 中央公論社 1982
『エベレストに消えた息子よ-加藤保男・栄光と悲劇の生涯-』 加藤ハナ 山と渓谷社 1984
『朝日連峰山だより』 西澤信雄 山と渓谷社 1985
『剣岳・点の記』 新田次郎 文芸春秋 1978
『昭和新山』 新田次郎 文春文庫 1977
『山と雪の日記』 板倉勝宣 中公文庫 1985
『私の山 谷川岳』 杉本光作 中公文庫 1983
『海山のあいだ』 池内紀 マガジンハウス 1994
『山と別れる峠』 串田孫一 実業之日本社 1984

を、F市の図書館の不要リサイクル本コーナーから

『山の声』 辻まこと ちくま文庫
『2006年版・山と高原地図 岩手山・八幡平』 昭文社
『丹沢夜話』 ハンス・シュトルテ 有隣堂
『女性のための百名山』 坂倉登喜子編 山と渓谷社
『ブナの山旅』 坪田和人 山と渓谷社

を、K市の図書リサイクルから 貰ってきたが多くて読みきれないぞ、こりゃ。

● 峠じゃなくて坂だけど、 『東京坂道散歩』(富田均・東京新聞出版局・2006) という本が出版された。
  東京新聞に連載されていた「坂道を歩こう」という記事をまとめたものらしい。
  映画や小説の舞台になった坂道など東京の坂道120箇所あまりを紹介しているそうだ。
  東京の坂道には、根強いファンがいる。タレントのタモリさんも東京の坂道マニアだ。

  誰か、坂じゃなくて、『東京の峠』という本を出してくれる奇特な方はいないだろうか?

●  以前、栃木の峠について、“とちぎ県民カレッジ”で講義があったと書きましたが、主催者に問い合わせをしたところ
   講義資料等は無いとのことでした。残念!
   しかし、『栃木の歴史街道』(栃木県立博物館発行)という本を見ていたら、わずか見開き1ページですが、
   「コラム・とちぎの峠」という記事の掲載がありました。
   細尾峠、戸中峠、須花峠、仏の山峠の4枚の写真と栃木県内の主な峠を記した地図が載っているだけですが・・・・
   ・・・が、参考資料として『平成15年度とちぎ県民カレッジ主催講座講義資料・「栃木の峠」桑野正光氏』というものが
   挙げられていました。 これって、何・・・?

● 『忘れられた街道』 上・下巻 中根洋治 風媒社

  愛知県のマイナーな峠を多く取り上げている、良本です!
  上巻では最古の東海道、塩の道、戦国時代以前からの道、三河から南信州を目指す道、足助街道、挙母街道、風越峠など。
  また、愛知県外ですが三伏峠、北沢峠、しらびそ峠、木曽殿越の記述もある。
  下巻では鳳来寺山、秋葉山への信仰の道を取り上げている。
  地元の方しか知らない峠道も出てきて興味深い。
  出版社のホームページから購入可能。

図書館でコピーした本・パラパラ見た本
『あしなか』
山村民俗の会
号数忘れ 「大羽根峠・石ぶみの怪」 岡倉捷郎
号数忘れ 
「大谷ヶ丸以南」 加藤秀夫
号数忘れ 「旧宮ヶ瀬村の伝説」 佐藤芝明
『続・いろりばた』
南会津山の会
2004
石神峠越え(藤間道徳)、鳥屋山と低い峠越え(成瀬岩雄)、職人の道-銀山峠-(藤間道徳)
西会津の四つの峠(中西章)⇒九才坂峠、楢木峠、黒沢越、芝倉峠
吉尾峠(平野彰)  など
『山ときどきの心』
小林俊樹
龍鳳書房 2003
徳本峠・中尾峠・安房峠・野麦峠・地蔵峠・針の木峠・神御坂・イニシ峠 等、峠への思いを語る。 
「峠」の語源や高野聖の越えた峠などの考察もあり
『栃木の街道』
栃木県文化協会
昭和53
「銅山町足尾の峠道」という章があり、
阿世潟峠、半月峠、細尾峠、古峰ヶ原峠、粕尾峠、大名峠、小名峠 について記述あり。
その他栃木県内の鞍掛峠、尾頭峠、高原峠、大峠、男鹿峠、仏ノ山峠についても記されている。
染田戦争幕軍敗走の道として羽鶴峠-寺坂峠-大越路峠
『政治地理第4集』
日本政治地理学会
古今書院 1971
「信越国境-府県境の実態」(林正巳) など
『大知波道と長彦峠』
藤原祐一 2005
月ヶ谷歴史民俗博物館
豊橋市嵩山町における「大知波道」及び「長彦峠(大知波峠)」の名称等に関する
歴史地理学的考察。


『峠の地蔵』
-京都北山に捧ぐ-
井垣章二
ミネルヴァ書房
2006.10

「北山一の名峠、魚谷峠の消滅に象徴されるように魅力あふれる北山の昔は奪われてゆく・・・
芹生峠の二つ並んだ可愛いお地蔵さん、井戸峠の北山一のハンサム地蔵も姿を消した・・・
そこはかとなき小道が立派な林道になり幽邃の谷間がただの車道になってしまうのは惜しい、
峠も道も絶品の魚谷峠は事実上無くなってしまった・・・。
本書は決して北山のレクイエムでなく、北山讃歌であり、それよりも心から有難うと
“北山に捧ぐ”書なのである。」 (本書より抜粋)

北山の峠ファンなら必見の本である。

掲載峠一覧


『静岡の文化』

1989年春号 第17号
「特集・
静岡県の峠と街道」

日坂峠/須藤典夫 東海道筋の峠/工藤一郎 県内のおもな街道と峠
姫街道と引佐峠・本坂峠/上野智司 下田街道と天城峠/金子真弓
安倍街道と安倍・大日峠/大村和男 秋葉道をゆく/沢田猛
峠と日本人/野本寛一 峠の地学/土隆一 峠の植生/伊藤祐啓
峠と文学/岡田英雄 峠の文学つれづれ/上杉省和
峠と民謡/小塩紘典 峠の歌と信仰/尾崎富義 峠の伝説/大嶋善孝

『静岡の文化』.84号には、天城峠の光と闇/杉山学 峠と釈迢空/野本寛一
『静岡の文化』86号には、峠越え -檜峠- /佐野宗三郎
『静岡の文化』87号には、峠越え -桜峠- /佐野宗三郎
それぞれ沼津市立図書館に所蔵あり。

『福島県ものしり事典』
小林清治・轡田宏
日本図書センター
1985年
「県境の峠はいくつあるか」「阿武隈山地・奥羽山脈の峠は?」「昔の沼山峠」
「会津地方の峠は?」等の記事があり峠が羅列されている。
『奥多摩歴史物語』
安藤精一
百水社
「第五章・道と信仰を中心として」の中で、「根岩越え」「名坂峠」の記述がある。
『鳳来町誌』交通史編
鳳来町教育委員会
平成15
町内の数多くの峠や古道を紹介している。
仏坂峠、カシャゲ峠、与良木峠、黒松峠、陣座峠、瓶割峠、福津峠、吉川峠などは詳細に紹介。
ローカルな峠も多数登場。大代峠、海老峠、芝石峠、八昇峠、分野峠、古多山峠、桜峠、恩原峠
栃久保峠、星越峠、ねぶき峠、練担峠、松山峠、カンバンタ峠 などなど
『近世の山間集落』
愛知大学綜合郷土研究所
千葉徳爾
名著出版
「三河高原の小構造谷地形と道路交通」で愛知県の峠構造を論ずる。
(『愛知大学綜合郷土研究所紀要』第20号)
「村の地図」では井川越〜笠松峠の塩の移入路について論稿あり。(『伊那路』第12巻10号)
12/24 放送
神奈川テレビ
『-峠-
 解明、佐々成政の
     さらさら越え』

製作・著作:BBT
佐々成政のザラ越え、針ノ木峠越えを探る。
天正12年暖冬説を科学的に証明し、その史実性を検討。

2007年01・02月

図書館でコピーした本・パラパラ見た本
雑誌 『伊那』
伊那史学会
2006.01通巻932号「小川路峠粗誌」(野本寛一著)
遠山谷と伊那谷とを結ぶ小川路峠の物資流通・人の交通について詳細に記述されている。
馬追い、荷駄、馬宿、など。
「峠の諸伝承を峠道に刻印するのは、今をおいては不可能となる。
<世界遺産>の思想に倣えば、飯田と遠山谷の村々との合併を機に小川路峠を、
自然・歴史・民俗の遺産として顕彰・保存・活用すべきであろう。」と結んでいる。

2006.08通巻939号「秋葉みち小川路異聞」(湯澤通子)
『東路日記』の経路の考察。 小川路峠、かんばた峠

2006.03通巻934号「大鹿村大西山中の墨蹟」(久保田賀津男)
清水峠

『伊東市史』昭和33
伊東市教育委員会
中伊豆との交通路、山伏越え、亀石峠、地蔵峠、片倉越え、柏峠について記述あり。
『静岡県史』資料編 資料編23民俗1「ムラとセケンを結ぶ道」 熱海峠・冷川峠・土肥峠・国士峠・天城越え

資料編24民俗2「境のかたち-峠-」 
足柄峠・乙女峠・籠坂峠・大御神峠(ズナ峠)・ハシタ峠・田代峠・徳間峠・樽峠・安倍峠・刈安峠・南ア越え

雑誌 『伊那』
伊那史学会
1976.02通巻573号「峠・乢・垰・越(ゴエ)定義」(杉本壽著)
峠間連の言葉を探る

1985.06通巻685号「ガシドヤ峠」物語(小沢寛一著)
ガシドヤの言葉の由来を探る

1985.06通巻685号「小川路峠を思う」(山口儀高著)
峠道が廃道同様になる迄のこと・峠ばなしのいろいろ・峠の新道・峠の岐れ小道・峠の地名考
1985.08通巻687号「小川路峠を思う(1)」
峠の茶屋十八年の想出・山の一軒家のくらし・おそろしかった事・修験道くずれの事・乞食と風来坊
追手と間違えられる事・学者の土方風来坊の事・可哀相な事・昔の選挙の事・村八分になった選挙
偉い人のお通り・飯田の花火見物・御真影御出迎えと「まい茸」めしの事・今でも思い出す人々・
遠州通いの行商六十年の人
1985.09通巻688号「小川路峠を思う(2)」
行商人ボロ勝の大儲話・小川路峠の炭焼き・板へぎ仕事・峠のスズ切り・峠道の魔性を除ける三峯様
つぐみとあとり取り・峠越えの製糸工女の里帰り
1986.02通巻693号「小川路峠を思う(3)」
馬と蹄鉄・小川路越の荷馬の運行は・追付馬・馬追・峠越の行商人・馬喰と牛馬地主・遠州通いの仕送り人
1987.04通巻707号「小川路峠を思う(4)」
付け人知らずの山火事・墨書き道祖神・峠繁盛記
1988.08通巻723号「小川路峠を思う(5)」
峠の博打・改心した峠茶屋の負けバクチ・馬二頭を質に取られて夜逃げした人の話

平成10年3月から掲載されていた久保田賀津男著の「峠道で継ぐ駅の旅」は秀逸であった。
JR飯田線温田駅から水窪駅の間は、各々の駅が峠道で継がっている。
これは天竜川の渡船場であった所に駅ができたとされるからだという。
つまり峠道は元々駅ではなく渡船場に通じていた・・・
天竜川の左岸、飯田線に並行した山中に残る峠の古道を探索されたレポートの数々。
詳細な地図も素晴らしい。

平成10年03「峠道で継ぐ駅の旅(1)」 (久保田賀津男著) 旅のはじまり
      07「峠道で継ぐ駅の旅(2)」 万古峠・為栗から温田駅
      08「峠道で継ぐ駅の旅(3)」 万古峠(2)
      09「峠道で継ぐ駅の旅(4)」 為栗駅から平岡駅へ 焼尾峠(1)
      11「峠道で継ぐ駅の旅(5)」 為栗駅から平岡駅へ 焼尾峠(2)為栗道
      12「峠道で継ぐ駅の旅(6)」 為栗駅から平岡駅へ 焼尾峠(3)平岡道
平成11年02「峠道で継ぐ駅の旅(7)」 為栗駅から平岡駅へ 焼尾峠(4)飯島道
      03「峠道で継ぐ駅の旅(8)」 焼尾峠(5) 名田熊道
      07「峠道で継ぐ駅の旅(9)」 焼尾峠(6) 焼尾峠の石造物
      08「峠道で継ぐ駅の旅(10)」 伊那小沢駅〜平岡駅 菖蒲の窪
      09「峠道で継ぐ駅の旅(11)」 平岡駅〜伊那小沢駅 平松のたわ(1)
      11「峠道で継ぐ駅の旅(12)」 平岡駅〜伊那小沢駅 平松のたわ(2)
      12「峠道で継ぐ駅の旅(13)」 伊那小沢駅〜小和田駅 萩の坂峠(1)
平成12年02「峠道で継ぐ駅の旅(14)」 小和田駅〜伊那小沢駅 萩の坂峠(2)
      03「峠道で継ぐ駅の旅(15)」 県境の集落 引の田線
      05「峠道で継ぐ駅の旅(16)」 小和田駅〜水窪駅 ブナ峠(1)
      06「峠道で継ぐ駅の旅(17)」 小和田駅〜水窪駅 ブナ峠(2)
      07「峠道で継ぐ駅の旅(18)」 小和田駅〜水窪駅 塩沢峠
      09「峠道で継ぐ駅の旅(19)」 小和田駅〜水窪駅 大峠
      11「峠道で継ぐ駅の旅(20)」 小和田駅〜水窪駅 大津峠
      12「峠道で継ぐ駅の旅(21)」 大嵐駅〜小和田駅 西之山越え
平成13年05「峠道で継ぐ駅の旅(22)」 大嵐駅〜白神駅 夏焼峠(1)
      07「峠道で継ぐ駅の旅(23)」 大嵐駅〜白神駅 夏焼峠(2)
      09「峠道で継ぐ駅の旅(24)」 白神駅〜向市場駅 池の平峠(1)
      09「峠道で継ぐ駅の旅(25)」 大嵐駅〜白神駅 池の平峠(2)
      09「峠道で継ぐ駅の旅(最終回)」 旅の終わり 

同人誌『ベルク』 31号「峠考」(荒井銀次著)
峠という言葉について

35号 -峠特集-
「京への峠路・京見峠」(島本茂男著)・「思い出の峠ABC」(桜井幸子著)
「埋蔵金伝説・乙女峠」(清水克悦著)・「いろいろの天城峠」(津波克明著)
「峠の小屋で 上日川峠・大菩薩峠」(中原伸平著)・「野麦峠へ」(藤津滋生著)

22号「野麦峠をゆく」(清水克悦著)、13号「高畑峠」(木村幸正著)
19号「ヤビツ峠に餓鬼が住む」(清水克悦著)、5号「小瀬峠考」(中葉利男著)・「徳本越之」(谷有二著) 

『アルプ』 1959.01通巻11号  「峠への想い」(山北哲雄著)
1965.01通巻83号  「茂来山と栂峠」(望月達夫著)
1982.07通巻293号 「小川路峠」(清水栄一著)
1982.10通巻296号 「臨幸峠」(川崎精雄著) 
テレビ番組
NHKハイビジョン
「熱中時間」
2007.01.26放送「知られざる分水嶺の魅力」を見る。
『日本の分水嶺』(山と渓谷社)の著者、掘公俊氏が出演していた。
ペットボトルの水をこぼして傾斜を見るというのは、ちょっと非科学的なような気もするが・・・
『作州のみち
 -峠- 木地師の道』

津山朝日新聞社
昭和60年

岡山県北の美作の峠についてまとめる。
昭和40年代に津山朝日新聞に掲載されたものをまとめる。

川上坂(内海乢・下蚊屋峠・沓掛峠)、人形峠、万能乢、田代峠、黒尾峠、辰巳峠、物見峠、
四十曲峠、志戸坂峠、杉坂峠、鎌坂、犬挟峠 が集録されている。

月刊 『地図中心』
通巻410号
2006年11月

(財)日本地図センター

「飛騨「峠」の変遷 -地域を開く道づくり-」(佐々木政彦)

安房峠、小鳥峠、宮峠 の峠道の変遷を地図を通して見る。
文末に高山国道事務所のHP『飛騨の峠』も宣伝している。

『鳥取now』vol.70
2006年夏

鳥取県広報連絡会

「遥かなる垂直分布の世界へ -表情豊かに物語る峠を行く-」(壇上俊雄)

「中央分水嶺の峠を想う」「蒲生峠-守られ引き継がれる道-」
「人形峠-伝説と木地師の道-」「四十曲峠-出雲街道随一の険しい道-」
「鳥取の峠アラカルト」
「鳥取県内の主な峠」の一覧表があり、以下の名前が挙げられている。
明地峠、穴ヶ乢、犬挟峠、内海峠、右手峠、榎峠、大木峠、小代峠、大菅峠、大道峠、大休峠、鍵掛峠
鍵掛峠、蒲生峠、川上峠、伐株峠、黒尾峠、鍬平峠、五輪乢、佐谷越、四十曲峠、地蔵峠、駟馳山峠
志戸坂峠、十王峠、新小屋峠、大師峠、田代峠、立見峠、辰巳峠、谷田峠、寺谷坂、戸倉峠、永江乢
七坂八峠、波関峠、西坂、人形峠、万才峠、東坂、一息坂峠、氷ノ山越、福本峠、槙ヶ乢、間地峠
俣野峠、三坂峠、物見峠、矢倉峠、竜の駒

『よものまち』
vol.52 通巻9号
平成8年12月

日本トランスシティ(株)

特集「-峠- 境界のネットワーキング」
三重県の峠について。

「山の県 三重」、「峠の分布」、「鈴鹿山系の峠(1)」、「鈴鹿山系の峠(2)」、「熊野街道の峠」
「峠の変質」(佐佐木幸綱)

茨城キリスト教短期大学
研究紀要23  1983年
「「峠」の成立」(猿田知之)

「峠」という言葉の成立過程を探る論文。

季刊 『信濃路』
64   1981年春
特集「信州の峠を往く」

「信州の風土と峠」(市川健夫)、「佐久の峠に近代の夜明けを」(上原邦一)
「杖突峠を越えて石工の故里高遠へ」(柿木憲二)、「峠と名物」、「針ノ木峠のこちら側から」(橋本広)

隔月刊 『群馬風土記』

群馬出版センター

29号(平成4年) 「群馬の峠と峠神」(大槻時彦)
63・64号(平成13年) 「暮坂峠を越えた文人・墨客」(唐沢邦武)
65号(平成13年) 「道陸神峠開削物語」(唐沢邦武)
『上州路』
あさを社
243号 「ふるさと上州の峠(1)」(清水寥人)
245号 「(2)余地峠」
246号 「(3)余地峠」
247号 「(4)余地峠」
『袈裟丸山
 -自然と歴史・民俗-』
増田宏
七月堂  2002年
「家の串越」と「六林班峠」の記述が参考になった。
『若狭の山々』
小浜山の会ガイドブック
編集委員会
2001年
昭和57年『若狭の山、谷、峠』の再編。 峠は以下の峠などを紹介している。
尼来峠、棚野坂、五波峠、杉尾峠、三国峠、野田畑峠、クチクボ峠、根来坂、木地山峠、粟柄越、
黒河峠、山中峠、木ノ芽峠、知井坂、近江坂
『大阪の50山』
大阪府山岳連盟
摂津の峠を19箇所、河内、和泉の峠を9箇所ほど紹介している。
雑誌 『山』 187号
昭和26年10月号
「秋の峠特集」
「感傷の峠」(中山真)、「日本の三大峠」(小林伊三郎) ←三伏峠・徳本峠・針ノ木峠だとしている!
数十箇所の峠ガイドを紹介している。

136号(昭和22年5月) 「峠の地理」(辻村太郎)
140号(昭和22年9月) 「信玄と峠」(平賀文男)

『群馬歴史散歩』 66号(1984年9月) 「小梨峠の石仏を訪ねて」(塚越篤江)
79号(1986年11月) 「中世の道「木根宿峠越え」について」(唐沢定市)
『りんく』 28号
福島県広報広聴課
2000年9月
「うつくしまの峠」 記事は少ない・・・
白布峠、比曽峠、美女峠、甲子峠、母成峠、御斎所峠、旧滝沢峠、東松峠、土湯峠

 

古本屋さんで購入した本
山と高原地図
昭文社
以前古本屋の店頭で見た『北山の峠』(上・1000円)を買いに足を運んだが、すでに売却済みであった、残念。
帰路、ブックオフに立ち寄ったら山と高原地図の『京都北山1・2000年版』、『比良山系2000年版』が
あったので迷わず購入。 各105円のお買得であった。

2007年03・04月

図書館でコピーした本・パラパラ見た本
月刊郷土文化誌
『上州路』
あさを社
47号 「特集 奥多野 峠の旅」
    神流川流域今昔、
    村ざかいの峠道をあるく、日野谷十里をゆく、投石峠、塩の沢峠、土坂峠と志賀坂峠、
    塩沢峠へ、十石峠界隈昔がたり、三国峠、武道峠と十石峠界隈

96号 「特集 西上州・東信濃へのみち」
    奥多野の峠-峠の道を歩いて-、十石峠-生活出需品の道-、ぶどう峠から北相木村へ、
    荒船信仰の道-星尾峠-、十石峠から大上峠へ-山越え難渋の記-、
    戦国の夢を秘めて-余地峠-、下仁田から和美峠へ、内山峠を越えて内山・志賀へ、
    峠を下って信濃へ

328号 「峠神信仰を詮索する」(浅見喜義)

もちろん最近の出版号である以下もコピーしてきました。
393号 「峠と古道を歩く 六林班峠と阿世潟峠」
394号 「峠と古道を歩く 入山峠と、東山道の碓氷坂」

『武田信玄と余地峠』
余地峠懐古碑建立記念誌
南牧郷土史研究会 1990
「佐久と南牧谷の峠」(市川太平)
武田軍の棒道余地峠、東国の入り口星尾峠、隠し牧の道田口峠、
『利根村誌』
昭和48
家のぐし峠、山坂峠、数坂峠、五輪峠、新坂峠、一本木峠・・・など、ちょっとした情報を拾う。
『中里村の民俗』
平成7年
八倉小峠、住居附峠、八倉峠、大福峠、屋久峠、志賀坂峠、オバン峠、野栗峠、播磨峠、
魚尾峠、杖植峠 などについてささやかな記述あり。
『上野村の民俗』
平成12年
赤岩峠、雁掛峠、播磨峠(野栗峠)、十石峠、ぶどう峠、栂峠、桧沢峠、塩ノ沢峠、など記述あり。
『甘楽町誌』
昭和54年
藤田峠、峰峠、大日峠、小峠、焙烙峠について詳しい説明あり。
『甘楽町の地名』
甘楽町地名調査会
平成11年
中峠、塩入峠、峯峠、焙烙峠、名無村峠、小峠、大日峠、藤田峠、横目峠、榎峠、
奈良山峠、亀穴峠、牛返峠が紹介されている。
『西上州の山』
野口冬人
朋文堂
名著的ガイド本。 しっかりコピーしました。
「木々岩峠」「大遠見峠越え」「余地峠」「三国峠から浜平鉱泉へ」「赤岩峠から神流川へ」
「雨降山と無南沢峠」「稲含山から杖植峠へ」など興味深いガイドあり。
『上毛文化』 18号 「峠」(杉田謙作)
58〜60号「峠雑記」(一)〜(三) (萩原進)
『伊豆東浦路の
        下田街道』
加藤清志
サガミヤ
東浦路の小さな峠を幾つか紹介している。

文中に登場する峠・・・礼拝峠・礼拝堂峠・柏峠・網代峠・一杯水峠・大石上峠・天城越え
大網坂・熱海峠・白浜峠・縄地の峠・はっつけ坂(峠)・城山近くの峠・河津から稲取への峠
カナクソ坂・拝みの坂・白田峠・北川の峠・北川と大川の間の峠・此処峠・椎木坂峠(地蔵峠)
亀石峠・山伏峠・宇佐美峠

『比叡山1000年の
         道を歩く』
竹内康之
ナカニシヤ 2006年
「古道と峠道」という項あり。
山越えの道として、伊香立越、仰木越(篠峯越)、白鳥越(青山越、古路越)
志賀越(志賀の山越、今路越)、如意越、藤木越、小関越、逢坂越(大関越)
日ノ岡越、渋谷越、滑石越 等を紹介。
『ニューサイクリング』
ベロ出版
1986.10.267南会津の峠ガイド 268南会津の峠(下)
1995  .372信州百峠
1986.03.260栂峠敗退(大前仁)
1987.04.273八倉小峠から住居附峠(当麻千秋)
1987.07.276戸蓋峠(当麻千秋)
1987.07.276小梨峠と焙烙峠
1991.01.319尾頭峠(糟谷武彦)
1991.06.324足尾六林班峠(糟谷武彦)
1996.05.383延間峠(糟谷武彦)
1996.  384榛名山周辺の峠(糟谷武彦)

などをコピーする。サイクリングの専門誌だけど結構奥の深い峠の考察紀行文がある。

2007年05・06月

『やさしいみんなの秩父学』
監修:千嶋壽
編集:秩父商工会議所
さきたま出版会 2007年
第一章 風土に「道と峠」という項あり。
・分水嶺の峠 十文字峠、仙元峠、矢久峠、出牛峠、定峰峠
・巡礼道の峠
・秩父の峠道 志賀坂峠、土坂峠、正丸峠、雁坂峠
・コラム 峠の花嫁
『奥多摩登山考』
金邦夫
財団法人東京都公園協会
古本屋で315円で購入。

2007年07・08月

『奥秩父回帰』
原全教
河出書房新社
定価1200円を古本屋で500円で購入。
『ドキュメント気象遭難』
羽根田治
山と渓谷社
定価1600円をブックオフで100円で購入。
『金大考古 第51号』
2005.12.10
金沢大学考古学研究室
「峠祭祀・雑感」桜井秀雄著

2007年09・10月


『峠の歴史学』
服部英雄
朝日新聞社

檜峠・祠峠・番所越を通る鎌倉街道の話や
二つのザラ峠の話が興味深い。

2007年11・12月

『尾花沢風土記』
尾花沢市史編纂委員会
峠路今昔という項目がある。
軽井沢峠、背中炙峠、鍋越峠
『奥多摩町異聞』
瓜生卓造
東京書籍
定価1339円を古書即売会で300円で購入。
『川上村史』 蟻が峠、大椹峠、三国峠、大弛峠、朝日峠、かちごえ峠、大門峠、信州峠(小尾峠)、大倉峠
馬越峠、十文字峠 など川上村の峠について記述がある。
『ふるさとの山河:道標』
財団法人香川県健康長寿財団
香川県長寿社会センター
さぬきの山脈を歩く
東讃の山と峠・・・大坂峠、一本松峠、大山越
中讃の山と峠・・・清水越(中山越)、苫尾峠、相栗峠、寒風越、三頭峠
中・西讃の山と峠・・・真鈴峠、東山越、猪鼻峠、六地蔵峠、曼陀峠
『宮城・山形間の峠の交通』
長井政太郎
東北学院大学東北文化研究紀要
関山峠、軽井沢峠、山刀切峠、堺田越など
『山形県地誌』の著者。
『地理』1968年11月 「峠の地形」式正英
『遠山物語』
後藤総一郎
信濃毎日新聞社
峠の記述はほとんどありませんが、小川路峠を越える日のために勉強しときましょうと
古本屋の特価台にて100円で購入。
『上州の諸街道』
みやま文庫
古本屋にて300円で購入。
群馬の古街道の本。数坂峠、尾瀬峠、三国峠、暮坂峠、道陸神峠、渋峠、十石峠など