ポップスエヴリデイ(00年8月)
00/08/29
「トロピカル・ミステリー/青春共和国」
先日久しぶりに「メインテーマ」を観て以来80年代のアイドル系プログラム・
ピクチャーにハマりつつある今日このごろですが、今日は赤川次郎原作の
青春ミステリー映画「青春共和国」を鑑賞。所々ショボイ演出が出てきて
ガックリさせられますが、この手の映画にしては主演の安田成美の演技が
意外と安定しているせいか結構最後まで楽しめました。いや、ホント、この
映画の安田成美は輝いてますよ。
ところでこの映画、安田成美以外にも竹本孝之、矢野有美、武田久美子
といった80年代アイドルが顔を揃えているんですが、このキャスティング
はポップスファンにとってはかなりツボにきますね。なにしろ主演が"蝶を
ちぎった少女"の安田成美(一般的には"風の谷のナウシカ"かもしれませ
んがあくまでも個人的な思い入れでは圧倒的に"蝶")で、おまけに相手役
が"とっておきの君"や"てれてZINZIN"の竹本孝之!さらには"夏への手紙"
の矢野有美(「ガラスの国境」も素晴らしいアルバム)!武田久美子は実は
よく知らないんですがこのメンツ見てるとこの人もスゲー良い曲を吹き込ん
でいて当然という気がして仕方がないんで今度音源を見掛けたらちょっと
聴いてみようかなと思ってます。この人のレコードは100円アイテムだし。
しかし映画のエンディングで安田成美の"トロピカル・ミステリー"を久々に
聴きましたが、この人の唄はヤッパリ凄いですよ。きっと他の誰もこんな
風には歌えない。早々に歌手を廃業してしまったのが実に惜しまれる才
能の持ち主です。
♪「Affection」 Lisa Stansfield
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00/08/27
「題名のない音楽会」
同名のテレビ番組をもとに書き下ろされた黛敏郎の随筆集ですが第2章の
「題名のない音楽史」がやたらと面白いんです。バッハ、モーツァルト、ベー
トーベン、ワーグナー、ストラヴィンスキー、ジョン・ケージという超有名作曲
家について語っているのですが、もうメチャクチャ聴きたくなる文章なんです
よ。中学くらいでこの本見てたら絶対に音楽の趣味が今とは違っていた気が
します。特にモーツァルトの章なんて、コレ昭和56年に出た本なんですが既
に映画「アマデウス」を先取りしたような人物像が描かれていて驚きです。
「弦楽四重奏とホルンのためのミュージカル・ジョーク」とか「いとしのウンコ
とオシッコ」とか死ぬほど気になる!聴いてみたい!
この本、他の章にも前衛芸術界のヒロイン的存在だった頃のヨーコ・オノにつ
いて書かれた「ザ・ビートルズはなぜ解散したか」なんていう興味深い文章が
あり、古本屋や図書館で見掛けたらゼヒ一読されてみることをお勧めします。
♪「ザ・タイガース・アゲイン」ザ・タイガース
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00/08/26
「たのしい人生」
レコード・コレクターズ誌のレコスケ君でお馴染みの(連載は終わっちゃい
ましたが)本秀康の作品集。青林工芸舎刊。この人ガロ系の漫画家だった
んですね。ミュージック・マガジンに連載されていた頃の「さすらいのレコス
ケ」も収録されてますが、基本的にはかなり毒気の強い作品集でほのぼの
した「レコスケ」は逆に浮いています。
中学男子マインド溢れるノスタルジックな作風にいかにもガロっていう感じの
(蛭子ヨシカズ以降というか)ブラックで不条理な笑いをトッピングした世界。
でも「かわいいハシヅメ君」とか中学モノ以外の作品の方が個人的には
好きかな。そしてなんと言ってもレコスケ。ポップスファンなら誰もが思い当
たる中古レコードにまつわる小ネタの連続につい苦笑してしまいます。
本当に愛すべき作品。
ちなみに杉浦茂が帯に推薦文を書いてます。うーん、なるほど。
♪「Django」 Modern Jazz Quartet
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00/08/19
「陰謀のセオリー」
リチャード・ドナー監督の97年作を観ました。「暗殺者」や「マーヴェリック」に
比べるとダレ場が多いようにも感じましたがそれなりに楽しめる映画でした。
ってこれじゃまるでシネマ日記です。でも全編に「君の瞳に恋してる」をフィー
チャーした、ゴーディオ=クルー・ファン必見の映画ですよこれは。ローリン・
ヒルのカヴァー・バージョンって初めて聴きましたけどあれは極上ですね。
感激しました。映画のエンドロールって最後まで観ることなんてまずないん
ですが、(それでデ・パルマ映画とか後悔することもあるんですけど)ローリ
ン版「君恋」があんまり素晴らしいんで画面が真っ暗になって曲だけ聞える
状態になっても観ていました。
それにしても誰彼かまわずフリーメーソンやらCIAといったトンデモ系な陰
謀論を吹聴して回るタクシーの運転手(メル・ギブソン)がメチャクチャ良い
味出してて、「グレイトフル・デッドがあんなにツアーばかりしているのは
実は英国のスパイだからで、その証拠にガルシアっていうのは00(ダブル
・オー)を意味するんだ」というポップスファン必聴(笑)の説に「彼はもう死
んだでしょ」とジュリア・ロバーツに突っ込まれて「表向きはね」と応える
くだりなど爆笑してしまいました。
♪「Sweetheart Of The Rodeo」 The Byrds
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00/08/18
「スクリーム」
ウェス・クレイヴンの超人気シリーズではなく89年作のホラー・オムニバス
映画で、「ミステリー・ゾーン」とか「世にも奇妙な物語」とかあの辺の50年代
ミステリ短編テイストを満喫させてくれます。監督はウォルター・ヒル、ロバー
ト・ゼメキス、リチャード・ドナーの三人。意表をつかれる意外なオチってのは
ないんだけど(とはいえドナーのは最高のオチがついてますけど)やはりこう
いうのは嫌いになれないなー。
ナヴィゲーターを務めるのがガレージ系コンピ等でポップスファンにお馴染み
のガイコツ野郎というのが何ともウレシイですね。原題がTales From The Crypt
というんですがそう言われるとピンとくる人も多いのでないでしょうか。似たよう
なタイトルの人気コンピシリーズがありますよね。(詳しいことはクランプスとか
好きな友達にでも聞いてみて下さい)
3作の中ではゼメキスの突出したストーリーテリングの絶妙さ加減に痺れる
「サンタクロースのプレゼント」(各短編に邦題が付いてないので勝手に付け
ました)が一番好きかな。ウォルター・ヒルの「死刑執行人もまた死す」はライ
・クーダーのブルージーなサウンドトラックが死ぬほどカッコイイので要チェッ
ク。ドナーの「九回死んだ男」のオチはホント気が利いてる。ショート・ショート
マニアは観ずには死ねませんよ!
♪「リサイクル・ヒッツ」 ゴーバンズ
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00/08/17
「メインテーマ」
森田芳光監督、薬師丸ひろ子主演のカドカワ映画ですけど。中学生の頃
劇場で観て(笑)以来、久し振りに観たら意外に面白かったです。当時は
意味不明だった(で、全然ストーリーに感情移入出来なかった)過剰な演出
の数々も今観るとメチャクチャ楽しい!登場人物のほとんどがセリフを棒読
みしてるのも当時はとても辛かったんですが、今観ると結構味わえるなあ、
という感じで。財津和夫に渡辺真知子、太田裕美、戸川純、ひさうちみちお
という訳の分からないキャスティングには個性派女優の桃井かおりもさすが
に苦戦してるようで面白いです。
ところで映画の中でサーファーの聴く音楽の筆頭みたいな感じでビーチボー
イズの名前が出てくるのが興味深いというか、やっぱりまだこの頃はビーチ
ボーイズといえばペットサウンズ〜スマイルではなくてサーフミュージック
だったんだな再確認する思いがしたりもしますが、でもこれは原作が片岡
義男だからであって本当に80年代のサーファーがビーチボーイズ聴いて
いたのかなーという気も少ししてポップスファンにはなかなか複雑な感情を
抱かせる作品ですね。って文章ヘタだとどうも大げさな言い方になってしま
うな。
それと松本隆−南佳孝作の主題歌も久々に聴いたけど実にイイ曲ですね。
♪「The Age Of Plastic」 Buggles
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00/08/16
「ビフ・ローズ」
が「名盤探検隊」シリーズで再発されたなんていう誤った情報を訂正する
こともなく気が付けば5ヶ月も経っていました。ウーム。恥ずかしい。
帯をよく見るとBMGファンハウスの「ROCK名盤COLLECTION」という
再発シリーズの1枚のようですのでCDショップで問い合わせる時には
くれぐれも間違えないで下さいね。申し訳ありませんでした。
♪「Biff Rose」 Biff Rose
※新たな試みとしてコレを書いてる最中のBGMを書いてみることにしました。
文章の内容とは基本的に関係ないことをご了承下さい。
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