筒美京平ハント(00年4月)
[ 4月2日]
(CD)「She・See・Sea」 鈴木雅之 ('94/EPIC・SONY) レンタル落ち200円
M-8 "何も言わずに"
作詞 安藤秀樹 作曲 筒美京平 編曲 有賀啓雄
アダルトオリエンテッドなバラード・ナンバーで、またかーと一瞬思わせますが予測不可能な展開
を見せるアレンジと定型を外れた曲構成がなかなか面白いです。これは隠れた傑作ですね。
[ 4月10日]
(CD)「IMMIGRATION」 SHOW-YA('88/東芝EMI) 中古300円
M-2 "水の中の逃亡者(U.S.A.バージョン)"
作詞 秋元康 作曲 筒美京平 編曲 松下誠 SHOW-YA
アルバム・バージョンはオープニングがかなり劇的になってます。このグループのレパートリーの
なかではやはりこの曲がズバ抜けてキャッチーですね。
M-4 "嘘だと言ってよMoon Light"
作詞 秋元康 作曲 筒美京平 編曲 松下誠
"孤独の迷路"B面曲。重心の低いリズムアレンジでドスの効いたハードロックサウンドを展開して
います。という以外とくに感想はなし。
M-5 "3度目のクリスマス"
作詞 秋元康 作曲 筒美京平 編曲 松下誠 SHOW-YA
歌詞も含めてニューミュージック系女性シンガーが歌ってそうなポップス路線で、このバンドにしては
珍しくキャッチーなコーラスアレンジが施されていますが、パワフルなドラムとヴォーカルは相変わら
ずドスが効いているのが面白いです。これでメロディにもう少し耳に残るフックがあればなあ。
M-6 "孤独の迷路"
作詞 秋元康 作曲 筒美京平 編曲 松下誠 SHOW-YA
シングル曲にもかかわらず全体に印象に残るメロディがないのと平坦なアレンジのせいかアルバム
に埋もれてしまってる感じです。
M-10 "2000マイルの恋"
作詞 秋元康 作曲 筒美京平 編曲 松下誠 SHOW-YA
疾走系のハードロックアレンジが格好いいです。ギターソロも弾きまくっていて割と印象に残る曲で
はありますが手放しでイイ曲!とは言いにくいかな。
[ 4月13日]
(LP)「愛への出発」 郷ひろみ('72/CBS・SONY) 中古300円
A-1 "愛への出発"
作詞 岩谷時子 作曲・編曲 筒美京平
シングル曲。久し振りに聞きましたがこの時期のプラスティックヴォイス振りはやはり強烈。
イントロのワウギターや間奏のハモンドがさりげなく格好良いですね。これは文句なしの名曲。
A-2 "はじめての感情"
作詞 岩谷時子 作曲 筒美京平 編曲 高田弘
シングル曲に比べて全く遜色ないクオリティの名曲。どことなくティファナ・ブラスなタッチの
ブラスアレンジと疾走するリズム隊のコンビネーションが最高です。
A-3 "不安なとしごろ"
作詞 岩谷時子 作曲 筒美京平 編曲 高田弘
ジャジーなAメロが最高にクール!サビで思い切り歌謡曲になるのが惜しい。歌謡曲
なんだから仕方ありませんが。
A-4 "不思議な子"
作詞 岩谷時子 作曲・編曲 筒美京平
"愛への出発"B面曲。シンガーズ・スリーのパヤパヤコーラスをフィーチャーしたお茶の間路線です。
この系統は70年代の筒美サウンドを語るうえでは欠かせませんね。
A-5 "小さな体験"
作詞 岩谷時子 作曲・編曲 筒美京平
大傑作シングル。"他人の関係"風の出だしが疾走感溢れるメロディに突入するAメロからヴィブラ
ートが全開のサビまで全てのパートが圧倒的な完成度を誇る名曲。危険なムードの歌詞も刺激的
です。
A-6 "卒業"
作詞 岩谷時子 作曲・編曲 筒美京平
サビでヴィブラートが炸裂する、この時期の定番パターンを踏襲したやたらとドラマティックな卒業
ソング。これも良い曲です。やはり郷ひろみと南沙織はアルバム曲も全部チェックしとかないとマズ
そうですね。
[ 4月16日]
(LP)「Thank 愛 You」 近藤真彦('81/RCA) 中古3枚100円
A-1 "スニーカーぶる〜す"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲馬飼野康二
大ヒット曲にして大名曲。イントロのギターがカッコイイ!"ピーターガン”風のホーンのリフがカッコ
イイ!女声コーラスがカッコイイ!曲によっては下手にしか聞えない破れかぶれなヴォーカルも
この曲にはぴったりハマっています。
A-3 "哀しきハイスクール"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲戸塚修
学園物のロッカバラード歌謡。アルバムにありがちな可もなく不可もないという感じの地味な曲。
A-4 "ホンモク・ラット"
作詞 伊達歩 作曲 筒美京平 編曲戸塚修
「ジェニー!ジェニー!」というフレーズが独特な余韻を残す無国籍ハードボイルド歌謡。
"スニーカーぶる〜す"B面曲。
B-1 "ためいき倶楽部"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲戸塚修
”スニーカー"路線のロック歌謡。イントロでカーレースの爆音が炸裂。サービス満点の曲展開は
筒美京平ならではという感じ。
B-2 "サマーウェーブ"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲戸塚修
爽快なポップチューン。Aメロがややマイナー展開ですがビーチ感満点なコーラスワークが力いっぱい
に夏を演出。これは名曲。
B-3 "さよならスウィング"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲戸塚修
ベースボールネタのこれも爽快なラブソング。前曲とメドレーになっています。弾むビートに甘いメロディーが
印象的な曲でこのアルバムでは個人的に一番気に入りました。
(LP)「ギンギラギンにさりげなく」 近藤真彦('81/RCA) 中古3枚100円
A-2 "ルイのバラード"
作詞 伊達歩 作曲・編曲 筒美京平
ロシア歌謡(?)かと思うようなエキゾテイックなメロディが印象的な異色作。死んだ暴走仲間を追悼
する典型的なツッパリ歌謡ですが曲調のせいかどこか無国籍な雰囲気が漂っています。
A-3 "ワイルド・キャンサー"
作詞 康珍化 作曲・編曲 筒美京平
前曲とは打って変わって能天気な曲調。イントロのジャングルビートが時代を感じさせます。
A-4 "今夜はおまえと・・・"
作詞 伊達歩 作曲 筒美京平 編曲 大村雅朗
80年代の女性アイドルへの提供曲に通じる(というかそのもの)超ポップ作。ピコピコしたアレンジも
モロにソレ風です。名曲だと思いますがやはり違和感があるなあ。イントロは何かのパクリっぽい。
B-1 "ギンギラギンにさりげなく"
作詞 伊達歩 作曲 筒美京平 編曲 馬飼野康二
伊達歩の無国籍ハードボイルドな歌詞と京平ディスコサウンドが合体した傑作シングル。さりげなく
ミュンヘンディスコ調なリズムアレンジもイカス。
B-2 "KOでOK"
作詞 松本隆 作曲・編曲 筒美京平
少しブルージーなギターがフィーチャーされたやさぐれロック歌謡で、後の"愚か者"に通じる井上尭之テイ
ストが心地よいです。
B-3 "ひとりぼっちのバースデー"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲戸塚修
哀愁漂うハーモニカをフィーチャーして70年代のフォーク歌謡を思わせるアレンジが異色。死んだ恋人を
追悼しています。
B-5 "傷だらけのアヴェニュー"
作詞 伊達歩 作曲・編曲 筒美京平
"スニーカー"路線の佳曲。まさにマッチの王道という感じの安定した歌唱を聞かせてくれます。少しニュー
ウェイブっぽい疾走感のあるアレンジがカッコイイ。
(LP)「BANZAI」 近藤真彦('82/RCA) 中古3枚100円
A-1 "ふられてBANZAI"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲 後藤次利
"ギンギラギン"と同じタイプの曲調のせいか、ヒットしてた頃はそれほど印象が強くなかったのですが、
改めて聴くとキャッチーなメロディーが次々に切れ目なく出てくる神業のような作品ですね。往年の
京平ディスコ歌謡を思わせる後藤次利のアレンジも秀逸。
A-4 "チャイナ・タウン"
作詞 斉門はし羅 作曲・編曲 筒美京平
ハードボイルド・ディスコ歌謡という感じの独特なムードを持った曲ですが、いろいろな要素を詰め込み
過ぎてかなり散漫な印象を受けます。といっても京平ファンはこういう曲に弱いのですが(笑)
B-2 "カリブの嵐"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲 後藤次利
レゲエのリズムを導入。松本隆の歌詞もこの頃は伊達歩に通じる無国籍ハードボイルドな作風に
シフトしていますね。日活アクション映画風のセリフ入り。
B-3 "ラストチャンスは俺にくれ"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲 後藤次利
ニューウェイブなタテノリ・ロックンロール路線ですがサビで美味しいメロディが炸裂するあたり
歌謡曲ファンにはたまりません。
B-4 "ブルー・ライト・ヨコハマ"
作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 編曲 戸塚修
いしだあゆみの大ヒット曲の歌謡ロック調カバー。後年の哀愁歌謡路線を予見したような(笑)
雰囲気もありますが、さすがにこのアルバムの中ではかなり浮き上がって聞えます。
B-5 "憧れのリゾート・クイーン"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲 後藤次利
これはなかなか面白い曲で、アンビエントAORとでも言いたくなるような独特のアレンジが印象的。
一瞬、太田裕美への提供曲みたいなメロディが現れてニヤリとさせてくれます。
(LP)「Rising」 近藤真彦('83/RCA) 中古3枚100円
B-2 "あの手この手はイマノウチ"
作詞 伊達歩 作曲 筒美京平 編曲 佐久間正英
"情熱・熱風・せれなーで"以来のオリエンタル・ディスコ路線。これは良いなあ。一時期の小沢健二
にも通じる軽妙な味わいのナンバーです。
B-5 "ハート・クラッシュ"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲 馬飼野康二
こちらはお約束の"スニーカー"路線です。一体どこがサビなのか一聴しただけでは判断できない
くらいツギハギされたメロディと勢いのあるアレンジが一体となったなかなかの名曲。
B-6 "See You Again"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲 馬飼野康二
よくあるタイプの「アルバム・ラストのバラード曲」ですが、あっさりと終わる短い曲なのでそれほど退屈
せずに聴けます。割とイイ曲かも。
[ 4月22日]
(EP)「JOY」 石井明美('87/CBS・SONY) 中古30円
A "JOY"
作詞 ちあき哲也 作曲 筒美京平 編曲 戸塚修
明るくてせつないニューミュージック歌謡。全く破綻のない曲構成が個人的には今いちキャッチーではない
んですが、隠れた名曲として一部ではとても評価の高い曲。
B "やさしい人"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲 戸塚修
ちょっと火曜サスペンス風なアダルト・オリエンテッド歌謡。出だしのメロディがイイです。
(EP)「ラブ・シュプール」 田原俊彦('82/CBS・SONY) 中古30円
A "ラブ・シュプール"
作詞 三浦徳子 作曲 筒美京平 編曲 大谷和夫
問答無用の名曲。華麗なオーケストレイションに伸びやかなメロディが炸裂。何回聴いてもこの曲構成の
素晴らしさとメロディの魅力にはタメイキが出ます。
B "双子座の恋人達"
作詞 三浦徳子 作曲 筒美京平 編曲 大谷和夫
良い!これは本当に死ねます。A面曲のような野心的な実験はない代わりにこちらはオーソドックスな
ポップスのフォーマットに則って素晴らしいメロディを展開。特に胸を締め付けられるようなサビは天才
的です。
(EP)「きらめき」 野口五郎('76/POLYDOR) 中古30円
A "きらめき"
作詞 山上路夫 作曲・編曲 筒美京平
爽快なニューミュージック歌謡。AOR的にうねるリズムアレンジの隠し味がイイ感じ。この時期の
ゴローのシングル曲は本当に安定したクオリティを維持していますね。
B "熱い砂"
作詞 山上路夫 作曲・編曲 筒美京平
メチャクチャ良い!超名作アルバム「雨のガラス窓」にシビれた僕のような人なら聴いた瞬間、感涙に
むせぶこと間違いなしのプログレッシヴ歌謡。最後の最後まで予想を裏切りつづけるメロディ展開
がスバラしすぎます。
(EP)「センチメンタル」 岩崎宏美('75/VICTOR) 中古30円
A "センチメンタル"
作詞 阿久悠 作曲・編曲 筒美京平
久し振りに聞きましたがモロにオリエンタル・エクスプレスな曲調でビックリ。ウルトラ・ベスト・トラックスの
ビクター・ソウル&ディスコ編に収録されていたのがスゴク納得できます。
B "そうなのよ"
作詞 阿久悠 作曲・編曲 筒美京平
これもゴローの「雨のガラス窓」路線で、"幸せな家族"とまるで双子のような曲調に感激しました。
ここらへんのヒットシングルはB面曲目当てで買っているんで今日みたいにナイスなB面曲が続くと
とても幸せです。
→これまでのハント(3月/2月/1月/99年12月/11月)
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