筒美京平ハント(01年01月)
[ 1月5日]
(CDS)「ハッピーエンド」 Silva('00/BOOGALOO) レンタル落ち100円
M-1 "ハッピーエンド(Single Version)"
作詞 SILVA 作曲 筒美京平 編曲 松井寛
朝本浩文が作りそうなR&B歌謡ナンバー。イントロのシャープなストリングスがカッコイイです。
しかし中盤の女声コーラスとの絡みなんかはやはり筒美京平タッチ。
M-2 "ハッピーエンド(Album Version)"
作詞 SILVA 作曲 筒美京平 編曲 鈴木俊介
こちらはテンポがゆったりめで、メロディの凝り具合がよりハッキリ分かりますが、シングル・バー
ジョンの方がやはりカッコイイです。
M-3 "ハッピーエンド(Nao's R&B Sxxt)"
作詞 SILVA 作曲 筒美京平 編曲 Nao
最近のR&Bの潮流を意識したようなギクシャクしたリズム・アレンジ。こういうのって何て呼ぶん
だろう。デスティニーズ・チャイルドのグラミー・ソング"Say My Name"とか、このリズム、個人的
にかなり好きなんですけどね。
[ 1月11日]
(EP)「あの場所から」 柏原よしえ('82/PHILIPS) 中古30円
A "あの場所から"
作詞 山上路夫 作曲 筒美京平 編曲 高田弘
朝倉理恵のカバー。都倉俊一の青春歌謡路線を思わせる曲調で、リアルタイムで聴いた当時でも
相当古臭く聞こえたものでした。「愛をはじめたいの〜」の部分のメロディが好き。
B "あした・・・恋"
作詞 大津あきら 作曲 筒美京平 編曲 船山基紀
太田裕美のアルバム(「手作りの画集」とか)に収められても違和感がなさそうな郷愁フォーク歌謡。
胸が締め付けられるような名曲。
(EP)「20才になれば」 桜田淳子('78/VICTOR) 中古30円
B "サマータイム・ブルース"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲 萩田光雄
ムーグ・シンセがイイ味出してるディスコ歌謡。"リップスティック"ほどのインパクトはありませんが、
それでもB面にはもったいないような力作です。
(EP)「汚れなき悪戯」 豊川誕('75/CBS・SONY) 中古30円
A "汚れなき悪戯"
作詞 安井かずみ 作曲 筒美京平 編曲 森岡賢一郎
ビッグバンド風のブラスアレンジとパヤパヤしたコーラスをフィーチャーしたジャニーズ系とは思えない
ようなスナック歌謡。メロディもあんまりひねってない感じ。
B "なぐさめがほしい"
作詞 安井かずみ 作曲 筒美京平 編曲 森岡賢一郎
こちらも水商売っぽいけど、若干ブラスロック的な勢いがあって好ましいですね。これはまた時間を
置いて聴くと好きになりそうな気もします。
(EP)「魅力のマーチ」 郷ひろみ('73/CBS・SONY) 中古30円
A "魅力のマーチ"
作詞 岩谷時子 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
去年の9月にアルバム「ひろみの部屋」でハント済。何度聴いても溜息が出るような名曲。
B "逢いたい君"
作詞 岩谷時子 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
ほのぼのとしたフォーク歌謡に「ヘイヘイヘイ」というバックコーラスが不釣り合いな感じ。
(EP)「オレンジの雨」 野口五郎('73/POLYDOR) 中古30円
A "オレンジの雨"
作詞 吉田栄子・大日方俊子 作曲 筒美京平 編曲 高田弘
イントロからファズギターが唸る粘っこいノリのリズム・アンド・ブルース歌謡。若者の火遊び
を扱った性典路線の歌詞を熱っぽく歌う五郎の歌声がまた輪をかけてネチッこいです。傑作。
B "君を求めて"
作詞 千家和也 作曲 筒美京平 編曲 高田弘
A面曲よりはあっさりとした歌唱ですが、それでも恨み節っぽい印象は拭えないフォーク歌謡。
初期の五郎のこの恨みがましい歌唱は本当に惚れ惚れします。
(EP)「だからわたしは北国へ」 チェリッシュ('72/VICTOR) 中古30円
A "だからわたしは北国へ"
作詞 林春生 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
"他人の関係"テイストをまぶした哀愁フォーク歌謡。筒美京平はこの手のフォーク歌謡路線の
曲を本当にいろんな歌手に歌わせていますが、やはりこういうフォーク声の歌手に歌われると
ハマりますね。
B "こわれた想い出"
作詞 林春生 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
こちらはグッと歌謡色が強まった感じ。このサビの開放感にはソフトロック的な快感を覚えます。
(EP)「東京−パリ」 橋幸夫('69/VICTOR) 中古30円
A "東京−パリ"
作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
トランペットがイントロで鳴り響き、ブルース歌謡かと思わせますが、歌が始まると途端に洒脱な
雰囲気に。筒美京平が時々バカラック云々で語られるのはこのへんの曲に対してなんだろうな。
B "哀愁の花びら"
作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
奥村チヨが歌う筈の曲だったんでは、と思わず推理が冴えてしまう色っぽい節回しが
イイ感じにナヨッとしてるムード歌謡。
(EP)「京都、神戸、銀座」 橋幸夫('69/VICTOR) 中古30円
A "京都、神戸、銀座"
作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
ブリブリと野太いサックスの音色に哀愁が漂う、"東京ナイトクラブ"系のクラブ歌謡。クラバー必聴。
映画で流れてくる時くらいしかこの手の曲は聞きませんがたまにはこういうのもイイですね。エンデ
ィングがカッコイイ!
B "北国の連絡船"
作詞 橋本淳 作曲 筒美京平 編曲 近藤進
北島三郎っぽい?この辺になってくると素養がないのでコメントが思い浮かびませんが、どこか
洗練された雰囲気は"くれないホテル"なんかと地続きという気はします。しかし、これもエンディ
ングが突然カッコイイな。
[ 1月19日]
(CD)「KUMIKO MEMORY BOX1986-1988」 後藤久美子('88/COLUMBIA) 中古500円
M-8 "teardrop"('87)
作詞 来生えつこ 作曲 筒美京平 編曲 武部聡志
シングル曲。80年代後半のアイドル・ポップによくあった曲調で、スケバン刑事以降というかガゼボと
いうかそんな感じのエレポップ歌謡。囁き唱法にグッときます。ウルトラ・ベスト・トラックスシリーズに
収録。
M-14 "若葉のイリュージョン"('87)
作詞 来生えつこ 作曲 筒美京平 編曲 武部聡志
"teardrop"B面。これもA面同様のエレポップ歌謡。どこか来生たかおの曲に通じるように思える("セー
ラー服と機関銃"とか)のは気のせいでしょうか。サビは"チェックポイント"みたいですね。
M-22 "制服の天使"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲 武部聡志
武部聡志らしいフワフワしたアレンジ。松本隆の詞も含めてまんま斉藤由貴の"卒業"を思わせる世界
です。これもウルトラ・ベスト・トラックスシリーズに収録されてました。胸がキュンとなる名曲。
M-23 "タータンチェックの手紙"
作詞 松本隆 作曲 筒美京平 編曲 武部聡志
「期末試験」なんていうフレーズが出てくるところがいかにもという感じの、これも斉藤由貴路線。
2コーラス後に出てくるメロディが素晴らしいです。イイ曲だけど筒美作品としては並かな、などと
考えているとフッとこういうフレーズが出てくるので油断出来ません。
[ 1月26日]
(LP)「トップ・シークレット」 三原順子('81/KING) 中古100円
A-1 "素顔ブルース"
作詞 三浦徳子 作曲 筒美京平 編曲 船山基紀
ドラマティックなツッパリ歌謡。時代を感じさせます。割と脈絡のない感じでブラスロック風のというかチェイス
の「黒い炎」のフレーズがサビで挿入されるんですが、それがニューウェイヴっぽくて格好良いです。
A-2 "真っすぐララバイ"
作詞 三浦徳子 作曲 筒美京平 編曲 船山基紀
シングル曲。僕はあまりパクリネタに敏感ではないんですが、たまたま同じ時期にシェールの"Dark Lady"を
聴いていたので、これはさすがにピンと来ました。元ネタから予想もつかないメロディに繋げていく手腕が相変
わらず冴え渡っています。
A-3 "朝がえり"
作詞 三浦徳子 作曲 筒美京平 編曲 船山基紀
ニューウェイヴなレゲエ歌謡。当時の定番ですね。レゲエっぽい節回しがどんどん歌謡曲的に変形していき、
最後に元に戻る構成が面白い曲。
A-4 "愛ってなんなの"
作詞 三浦徳子 作曲 筒美京平 編曲 船山基紀
"真っすぐララバイ"B面曲。EW&F的なディスコ〜ソウル・サウンドをベースに哀愁メロが炸裂するスナック歌謡。
さりげなく挿入されるヨーロピアンなピアノが無国籍感を醸し出しています。
A-5 "Swinger"
作詞 三浦徳子 作曲 筒美京平 編曲 船山基紀
シャッフルビートに哀愁メロディ。コレは格好良い!かなり好きなタイプの曲。良質な歌詞とメロディ、アレンジの曲が
ぴったりの声で歌われる幸福。こういう曲に出会うとやっぱり歌謡曲って素晴らしいと思います。
(LP)「ミスター・ベースマン」 後藤次利('79/VICTOR) 中古100円
A-2 "STRANGE CREW"
作詞 Vinyl 作曲 筒美京平 編曲 後藤次利
バックの演奏がやたらとダイナミックなAOR歌謡。ちょっとレゲエも混じっています。良い曲なんですがちょっとヴォーカルが
弱いのが残念。桑名晴子のバック・ヴォーカルに大分助けられている感じ。
B-2 "THE POWER LOOK"
作曲 筒美京平 編曲 後藤次利
京平ディスコ・ミーツ・サディスティックス!キメまくりの演奏とオリエンタルなストリングスとの組み合わせが楽しいインスト
ナンバー。馬鹿テクなベース・ソロが聴けます。
B-2 "THE STRINGS FOR OLD LOVE"
作曲 筒美京平 編曲 後藤次利
こちらはCTI〜KUDU系のメロウなフュージョン・ナンバー。印象的なフレーズが常に登場して、この手の曲にしては珍しく
飽きずにずっとメロディが追えるのはさすが。
(LP)「人恋しくて」 南沙織('75/CBS・SONY) 中古100円
A-2 "ひとねむり"
作詞 落合恵子 作曲 筒美京平 編曲 林哲司
シングル曲。プログレ風のダイナミックなリズム・アレンジに子守歌風のメロディが乗った大陸的なムードの曲。
ジワジワ沁みてくる感じ。これも一応フォーク歌謡なのかしら。
A-5 "想い出のかけら"
作詞 落合恵子 作曲 筒美京平 編曲 林哲司
都倉俊一を思わせる青春フォーク歌謡。妙に歯切れのいい出だしのメロディが印象に残ります。
B-2 "ひさしぶりね"
作詞 落合恵子 作曲 筒美京平 編曲 林哲司
上記の曲をもうちょっとアダルト歌謡寄りにしたような曲調ですがこれも青春歌謡。しかし林哲司ってこのアルバム
みたいなアレンジやってた時期もあったんですねえ。
(LP)「メルヘンの旅/チェリッシュ・オリジナル5」 チェリッシュ('74/VICTOR) 中古100円
A-1 "恋の風車"
作詞 林春生 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
シングル曲。チェリッシュ・スタイルが完全に確立されてる感じの哀愁フォーク歌謡。フルートやガット・ギターが
いかにもな雰囲気を演出しています。
A-2 "愛のペンダント"
作詞 林春生 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
シングル"ふたりの急行列車"B面曲。ドライヴするベースのフレーズやワウギターが印象的ですがこれも基本的に
はマイナー系青春フォーク歌謡。
A-3 "砂時計"
作詞 林春生 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
"恋の風車"B面曲。哀愁フォーク歌謡路線まっしぐらという感じ。A面曲とどこが違うんだ!とか言い出す人が出てきそう。
僕は言いませんけどね。でも好きな人には堪らないんだろうなあ。
A-4 "遊園地"
作詞 林春生 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
「空中観覧車」「回転木馬」「ジェットコースター」の三部構成。「空中観覧車」は静謐なアレンジの牧歌的フォーク。
ちょっとフェアリー系。「回転木馬」は60年代っぽいオルガンがフィーチャーされて、"Happy Together"とかカウ
シルズとかのああいう雰囲気。「ジェットコースター」はシングル曲同様の哀愁フォーク歌謡。
B-1 "ふたりの急行列車"
作詞 林春生 作曲 筒美京平 編曲 高田弘
シングル曲。いわゆる和製ソフトロックですね。"ビートでジャンプ"してます。最近は基本的にこういうのが嫌いな人って
あまりいないのではないでしょうか。もちろん僕も大好き。
B-2 "レンゲの咲く頃"
作詞 林春生 作曲 筒美京平 編曲 高田弘
もうちょっと湿っぽい声で歌われたら完全にアダルト歌謡化しそうな曲。"ハチのムサシ"とか、あの時代の音ですね。
B-3 "花指輪"
作詞 林春生 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
チャペルの鐘の音が聞こえてきそうなこれも哀愁の青春フォーク歌謡。全体にアップテンポでサビも開放感があって
この路線では割とイイ感じ。
B-4 "恋の紙飛行機"
作詞 林春生 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
ちょっと映画音楽風の起伏に富んだアレンジで聞かせる曲。男性ヴォーカルのフレーズがそこはかとなくヨーロッパ風。
B-5 "たんぽぽの丘"
作詞 林春生 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
哀愁ナンバーばかりが続くので、こういうメジャー系の曲が出てくるとホッとします。口笛や子供が遊んでいる声の
SEなんかを織り交ぜた楽しいアレンジのアップテンポ・ナンバー。このアルバムの中では"ふたりの急行列車"と
並んで好きな曲。
B-6 "ふたりのベンチ"
作詞 林春生 作曲 筒美京平 編曲 筒美京平
ラストにダメ押しのように登場するドラマティックな哀愁ナンバー。ピアノのフレーズなど全体にヨーロピアン映画な
テイスト。ワウ・ギターが若干新機軸を感じさせます。
[ 1月30日]
(CD)「PINUP GIRL」 市川実和子('99/EPIC) 新品980円
M-9 "愛の干物"
作詞 小野小福 作曲 筒美京平 編曲 井上鑑
大滝詠一プロデュースの"ポップスター"で唐突にシーンに登場した女の子ですがこのファーストアルバムは
予想以上にハイクオリティなポップアルバムで驚きました。この曲、一見70年代ソウル歌謡風ですが、派手な
大サビがないあっさりした構成は90年代っぽいですね。DOUBLEでの仕事にも通じる雰囲気。爽快なフルート
と軽いギターカッテイングもフリー・ソウル的。
→これまでのハント
(00年12月/11月/10月/9月/8月/7月/6月/5月/4月/3月/2月/1月/99年12月/11月)
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