突然ながら、今世紀中に見たい映画ベスト3というのをやってみたくなったので、やる。これまで見た映画の中から勝手に選びました。基本的に世界の映画をごっちゃ混ぜにして選んでいるけど、邦画だけは分が悪いので、特別枠を設けた。ホントは設けたくないけど、ごっちゃ混ぜにしたら邦画は小粒感が否めないので・・・。
・アクション部門
アクション映画はあんまりにも多いので苦労した。
1位:トゥルー・ライズ
シュワちゃんのアクション超大作。アクション映画は世に数多くあれど、お笑いあり、アクションありで本当に最初から最後まで楽しめるのはこの映画が一番じゃないか、と思ってナンバー1に推した。前半のコメディっぽい作りと、後半の本格的なアクションの切り替えがいい。エンディングもうまくまとまっていてカッコいい。思わず拍手。やはり大画面で見たい。
2位:一連の「ダイ・ハード」シリーズ
ブルース・ウィリスを一流の俳優にした一連の作品。これも「トゥルー・ライズ」と同じく、アクションあり、ユーモアありで、老若男女楽しめる。こんなに情けなくて頼りないけど、こんなに必死なヒーローもいないんじゃないか。ちゅうわけでナンバー2。
3位:ジャッキー・チェンの一連の作品
ジャッキーのカンフー映画はどれも大好きなんだけれど、どれか一つを選ぶとなると難しい。「スパルタンX」もよかったし、「プロジェクト・イーグル」だって好きだ。「蛇拳」や「酔拳」などの古典作品も好き。どれと選べないので、こういう風にした。個人的には「笑拳」が好きだ。あんな馬鹿馬鹿しい拳法があるかい!(笑
特別賞:ストリートファイター
いつまで経ってもB級俳優のジャン・クロード・ヴァンダムの主演作。カプコンの大ヒットゲーム「ストリートファイター2」の映画化だが、あまりの馬鹿馬鹿しさに大笑いしてしまう。「アダムス・ファミリー」で人気者になったラウル・ジュリアはこれが遺作だ。あまりにも可哀想すぎる。
・SF部門
SFも多いぞ。個人的にSF好きなので迷った。
1位:E・T
私はスピルバーグという監督の映像はどこかノッペリしていて好きじゃないんだけど、この映画は別。俺内では永遠の名作。今にしてみればストーリーも特撮も見るべきところはない映画だが、空飛ぶ自転車、エンディングでの壮大な宇宙船の降下シーンは胸に焼き付いて離れない。ちなみにテレビで放映されるときには、E・Tの声が子供っぽくて嫌だ。オリジナルは爬虫類みたいな声を出しているのだが、原作によればE・Tは非常に高齢だということになっているので、それ相応の声を出してやって欲しい。
2位:ターミネーター#1
#2の方が特撮ではすごいが、ドラマの部分も含めればこちらの方が歴史に残るべき映画だと思う。
シュワちゃんの出世作。これ以前に「コナン・ザ・グレート」という時代劇をやっているけど、その時は筋肉美だけを評価されていた。本当に映画俳優として評価されたのはこれが初めてでは?無表情に銃をぶっ放し、殺戮を繰り返すサイボーグは存在感があった。片手でウージーをぶっ放すという芸当をやったのはこの映画が初めてだし、未来の世界から、未来を変えるためにタイムスリップしてやってくるというのを本格的にやったのも、この映画が初めてのような気がする(スタートレックでは前からやってるけど)。
とにかく、SFという視点で見れば歴史に残る名作だ。必見。
3位:スタートレック「ファースト・コンタクト」
この映画は、トレックファン以外の人には全然、意味がない。分からないと思う。私はスタートレックのファンだが、カーク船長時代から見ても、特撮やストーリー展開が一番おもしろいのはこれだと思う。例によっての二重ストーリー、危機一髪感がたまらん!「ジェネレーションズ」にはちと及ばないが、宇宙船の巨大さはやはり映画館で見てこそだ。テレビシリーズを見ていて、ストーリーやキャラクターを知っていれば、これほど面白いSF映画はない。
・サスペンス部門
この部門に関しては1、2位はともかく3位は迷った。
1位:スティング
これは最高に面白い映画だ!なにも説明しないから見てない人はすぐ見なさい!
見ずに死んだら後悔しますよ!!
2位:ゲーム
デビッド・フィンチャーという監督は、非常に絵を作るのがうまい人だ。「セブン」の映像には衝撃を受けた。この映画でも映像の美しさは存分に活かされている。現代版クリスマス・キャロルといった趣。この前、テレビで見た(ビデオも含めればもう4回くらい見てる)けど、やっぱり面白い。
3位:ハートブルー
この映画はどこに入れるのか迷った。刑事モノなので、ドラマかもしれない。まあいいや。
「スピード」や最近では「マトリックス」で名をあげたキアヌ・リーブスの出世作。カリスマ的な魅力を持つ強盗と、キアヌ扮するどこか頼りないFIB捜査官の友情にも似た駆け引きが何ともいえない。パラシュートなしでスカイダイブするシーンは手に汗握るぞ!サーフィンのシーンもカッコいい!必見!
番外編:時計じかけのオレンジ
鬼才スタンリー・キューブリックの作った映画。理解不能な映画が多い中、この映画は比較的わかりやすい。悪の限りを尽くした主人公が一度は更生するが、今度は権力の犬になっていくという「人間って本当にちっぽけなもんだね」というのをしみじみ感じさせる映画。衣装や家具、家屋などデザインが非常に凝っていた。セリフも凝っていて面白かった。キューブリック作品では「シャイニング」と同じくらい好き。いや、それ以上かも。
・ドラマ部門
これも迷うなあ。
1位:ロッキー#1
エ〜ッ!と言わないで欲しい。パート1はすばらしいドラマだと思うのだよ。
シルベスター・スタローンの出世作。無名のボクサーがチャンスをつかみ、アメリカンドリームに向かってひた走るの。その過程で恋あり、努力ありとスポ根を地で行くようなストーリー。しかし、ロッキーが後の妻エイドリアンに寄せる一途な愛情や、おせっかいで口は悪いが人情味あふれる脇役たちには、見ていて胸に迫るものがある。何よりもいいのはエンディングだ。試合に負けたロッキーは悔しがったりしない。大声で愛する人の名を呼ぶのだ。
これで終わっていれば映画「ロッキー」はまぎれもない名作だった。しかし、#2が作られて、ロッキーは本当にチャンピオンになってしまった。ロッキーはエイドリアンや周囲の人々だけのチャンピオンであったからこそ、#1のエンディングは胸を熱くしたのに。#2以降は駄作。特に#3以降は、今なら見ていられない。
2位:グラン・ブルー
ベッソン作品はちまっとまとまっているのが多いのだが、これはその「ちまっと」さをあまり感じない。3時間近い長編映画で、見るだけでも結構しんどい。潜水の世界選手権のお話なのだが、海や海辺、俳優のお洒落な衣装の美しさが絶品である。そして主役を食うジャン・レノの存在感。私のジャン・レノのイメージは、「レオン」よりもこちらや「おかしなおかしな訪問者」の方なのだ。主人公の孤独を上手に描いた。ドラマとしては逸品。エンディングは気にくわないが・・・。
3位:ショーンシャンクの空に
キングファンとしてはどこかにキング作品を入れたかった。「ミザリー」はホラーとしてもサスペンスとしてもいまいちだし、「スタンド・バイ・ミー」はあまりにも当たり前すぎて面白くない。この映画は、どこかで見たような気がするけど、実はどこでも見ていないような気もする不思議な映画。エンディングの美しさがランク入りの決め手になった。主人公のティム・ロビンスよりも、脇役のモーガン・フリーマンの枯れた演技がいい。
特別賞:タイタニック
ドラマ部門にはどうかと思ったのだが・・・。
ストーリーは滅茶苦茶陳腐なんだが、それを陳腐と思わせないストーリー構成にやられました。現代と過去の話しをクロスさせて、生ぬるくなりそうなところをきちんと締めている。ただ、この映画はストーリー云々以前に、その映像のすごさを見て欲しい。再現されたタイタニックの内部の豪華さ、衣装のきらびやかさ、そして沈没シーンのド迫力。映画館で見なかった人は御愁傷様。32インチで見ても大きさ足りないよ。
・ホラー部門
ホラーは同時に最高のコメディでなくてはならない・・・というのが持論です。
1位:一連の「13日の金曜日」シリーズ
似たようなので「エルム街の悪夢」シリーズがあるけど、こっちの方が断然おもしろいもんね!おバカな若者がザクザク殺されるというのを最初にやったのもこれだし、ホラーは最高のコメディだ!というのを思い知らされたのもこれ。シリーズ後半はコメディ色が強くなってしまったけど、殺されても殺されても死なないジェイソンには脱帽だ。
2位:スキャナーズ
デビッド・クローネンバーグと言えば「ザ・フライ」や「ビデオドローム」など、暴力やセックスをからめた恐怖を描くのがうまい人だけど、一番恐いのはこの映画だと思う。特撮やストーリーには古くささを感じずにはいられないが、初めて見たときの衝撃は忘れられないものがある。最近では、Xファイルがこの映画に近いかな?
3位:イベント・ホライゾン
う〜む。これは恐い。よくよく見ればコメディ色もあるんだけど、それを感じさせる前に恐い。まず、映像が恐い。この監督も映像を作るのがうまい。血が出るとかそういうのよりも、ただ単に宇宙空間に浮かぶ宇宙船や、宇宙船の中の廊下が恐い。見ろ!
特別栄誉賞:シャイニング
なにが「栄誉」なのか、名付けた本人もよく分からんが、この映画もいいホラーです。原作者のキングは出来に非常に不満で、自前で「シャイニング」を撮り直してしまった。確かに原作と比べて「シャイニング」そのものの描き方が全く違うけど、鬼才スタンリー・キューブリックに「原作通りやれ」って言うほうが無理。
特別賞:バタリアン#1
「死霊シリーズ」とどちらにしようかと思ったけど、コメディという点ではこちらに軍配が上がる。ゲーム「バイオハザード」のネタ元?なかなか笑えます。
・コメディ部門
やはりコメディはハリウッドが強い。
1位:キヤノンボール#1#2
アクション部門に入れてもいいのではと思ったけど、この映画はやはりこっちだろう。今にして思えば、豪華な配役だった。主人公はバート・レイノルズ、脇役にジャッキー・チェンやサミー・デイビス・Jrがいた。車やバイクもゴージャスで、いかにもアメリカ!的な映画だった。#1も#2も面白い。老若男女だれがいつ見ても楽しめるだろうという点から、ナンバー1にした。
2位:ポリス・ストーリー#1〜3
#4は含みません(笑。アメリカの警察学校を舞台に、一癖も二癖もあるダメ生徒達が繰り広げるドタバタナンセンス映画。#3までは面白かった。お色気や下ネタが結構あるので、そういう意味で2位にしたけど、ナンセンスという意味では1位にしてもおかしくない。でもドラマ性は全くないので、やはり2位か。
3位:裸の銃を持つ男#1
最近では「オースティン・パワーズ」よりもやっぱりこれだな。全編ナンセンス下ネタギャグのオンパレード。ゴルビーのそっくりさんや、他の映画のパロディもふんだんに含まれていて、テンションも最後まで高い。「笑える」という意味ではナンバー1だが、あまりにも下品なネタ(楽しいけど)や、映画を見ない人には分からないネタもあるので、ナンバー3にした。#2はパワーダウンした。
特別賞:ストリートファイター
あまりのバカ映画さに涙が出てしまう。がんばれ、ヴァンダム!!(笑
・邦画部門
黒澤を越える映画はなかなか出ないなあ。
1位:七人の侍
文句なしの1位です。テンポのよさやアクションのカッコよさ、見た後の爽快感など、娯楽という点で、この映画を越える邦画はまだ出ていない。各国でリメイクされているように、世界的に通用する面白さがある。
2位:大誘拐
「ドラマ」という視点で見れば、邦画も決して洋画に負けていない。この映画は「七人の侍」がなければトップに推してもいいくらい面白い。見ていない人はすぐ見よう。なんだかストーリーの先が読めてしまうけど、それはそれでまあいいじゃないか。オバアチャンがいい味出してます。
3位:戦場のメリークリスマス
「一連の寅さんシリーズ」とどちらを3位にしようか迷ったけど、完結した一作で、私に邦画に対する「新鮮さ」をもたらした点でこの映画を推す。戦場における同性愛がテーマの映画で、大島監督の最新作「御法度」は、これの時代劇版?と今から斜に構えて見ているのだが、どうだろうか。「世界のキタノ」もこの時はただの暴力軍人だった。それでもエンディングのセリフにはコメディアン「ビートたけし」らしからぬ存在感があるあたり、のちの才能開花を垣間見せていたのかも知れない。
・アニメ部門
やはりアニメは日本が強いな。
1位:オネアミスの翼
今をときめく?「ガイナックス」の出世作。とある王国のとある窓際軍人らが、ただ単に宇宙船を打ち上げるというだけの話しだけれども、アニメならではの「虚構の世界」が非常に上手に作られている。町並み、衣類、貨幣に至るまで丁寧に作ってある。大人が見ても面白い。音楽は坂本龍一。豪華です。必見。
2位:機動戦士ガンダム#1〜3
ガンダム世代としては入れざるを得ません。#3は名作だと思います。ロボットアニメでこれを越えるのは俺内ではもうないでしょう。
3位:機動警察パトレイバー#1
押井作品(笑。「うる星」とどちらを入れようかと思ったが、こっちでいいや。「AKIRA」よりも面白いと思うのだがどうだろうか?原作のファンだったので、そういう贔屓目もあるのかも知れない。