ドルーア帝国の支配下のタリス王国は今やこの世の地獄と化していた。
専制国家による過酷な支配下では自国民を搾取する買弁的な奴隷貴族が生まれるものだが、
タリス王国も例外ではなかった。密告は日常茶飯事となり、
反乱分子と目されたものは次々と捕えられ、拷問そして処刑された。
タリス王家の者も次々と処刑されていき、残るは王女シーダのみとなった。
ドルーアにとっての眼の上のこぶである反逆者マルスを捕らえるべく、
ドルーアは卑劣な手段に出た。
「シーダ王女の処刑が始まるぞーーー!」
タリス王国の街中に王女シーダの公開処刑の報が知れ渡った。街の中心にある
公開処刑場に市民達は集まった。そして、そこでみたものは変わり果てた
王女シーダの姿だった。シーダはこれ以上ないと言うくらいに縄で雁字搦めに
芋虫のように縛り上げられ、処刑台に逆吊りに固定されていた。身体中には
鞭で拷問を受けた痕があちこちにあり、拷問の凄惨さを物語っていた。
ドルーア兵士「よく聞け、愚民ども!これより神聖なるドルーア帝国への反逆を行った
大罪人シーダ王女の公開処刑を行う。ここに醜く縛り上げられている女は
わがドルーア帝国に深刻なる損害を与え、淫らな姿で人心を惑わせた。その罪不届き至極、
万死に値する。よって、反逆者シーダ王女を逆串刺しの刑に処する。刑の執行は
明後日の正午。それまでの間、この場に晒しものとする。以上だ」
市民からはところどころすすり泣きの声が聞こえてくる以外、ざわめき一つなかった。
シーダのあまりにも酷い姿に皆、言うべき言葉を失っていた。
ドルーア兵士「見たか、王女よ。これがお前が命を描けて守ろうとした市民達の姿だ。
こんな姿になったお前を助けようともしない、情けないやつらよ。
嘆け!悲しめ!絶望にうちひしがれるがいい!」
朦朧とする意識の中でシーダは、ただマルスのことだけを考えていた。
シーダ(マルス様...私の処刑は...罠です....来ては駄目.....)
シーダの処刑まであと二日。果たしてマルスは間に合うのか??
お待たせ、シーダ三角木馬拷問の続きのシーダ公開処刑です。かなりベタベタで
赤面ものですがどうでしたでしょうか?それにしてもオレ文才ないわ.....
しかし逆さ吊りで2日って多分もたんだろうなぁ。昔の拷問で穴吊りってのがありまして、
汚物で満たした穴に囚人を逆さに吊るして入れるのですが、その際に頭に血がのぼって
気絶および死んでしまわないように、こめかみや耳に切れ目を入れて血を抜くそうです。
江戸幕府のキリシタンへの拷問によく使われたそうですが(遠藤周作先生の「沈黙」でも
登場する拷問です)これで転ばなかった信者や宣教師はそうそういなかったそうです。
ですからシーダを殺さないようにするには、こめかみとかに切り傷入れる必要あるのですが
個人的に却下しました。