OM−1のバリエーション

小型軽量一眼レフカメラの代表機種であるOM−1は、皆さんもご存知のカメラと思います。以前の私はアンチOMだったのですが、ほんの気まぐれで購入したOM−1に付いていた50mmF1.4レンズの描写に魅了されてしまい、複数のOMボディやレンズを所有するに至りました。パソコン通信NIFTY−Serveの写真フォーラムオリンパス会議室において、会員の皆様所有のOM−1について調査させていただく機会があり、下記のバリエーションがあることが確認できましたので、ここにまとめました。なお、前期/後期の分類は私が個人的に行ったものです。また製造番号の対応は、限られたサンプル(約40台)の調査によるものであることを、おことわりしておきます。このページが皆様のOM−1購入時の参考になれば幸いです。
** OM推進員独立愚連隊 ** つんつん
1.OM−1(前期型) 1973年M−1から改称
標準ではモードラ非対応のため、モードラ取付にはメーカーにて改造を必要としました。初期の機体は、アイピースの構造が異なり接眼レンズが手前の方にあるなど、さらに細かなバリエーションがあります。なお、OM−1MD発売後も、モードラ非対応のOM−1はしばらく並売されていました。
(製造番号:20万〜50万、70万、80万番台)
2.OM−1(前期型モードラ改造機)
モードラ非対応のOM−1の底カバーを交換、モードラ用電気接点を追加し、モードラ対応としたものです。底カバー交換に伴い、製造番号も変更になりました。
(改造後の製造番号:213万番台?の改造機専用番号があったらしいのですが、OM−1N用の底カバーを流用して改造されたケースもあり、一定ではないようです。)
この前期型モードラ改造タイプは数が少なく、中古で見かけるモードラ対応のOM−1は、ほとんどが後期型OM−1またはOM−1MDです。
3.OM−1MD 1974年発売
標準でモードラ対応となり、カメラ名称が変更になりました。「MD」エンブレムが、シャッターボタン前方に取付られています。但し、「MD」エンブレムは薄い金属板のシールであるため、剥がれてしまった機体もあるようです。(製造番号:60万〜90万番台)

MDエンブレム
4.OM−1(後期型) 1975〜6年?改称
OM−1MDからMD名称を廃したもので、標準でモードラに対応しています。マウント内側のローラーの有無により、前期型/後期型の識別ができます。 (製造番号:90万、110万〜140万番台)

マウント内側のローラー有無(左:前期型、右:後期型)
このマウント内側のローラー有無の変更はOM−1MDの時代に行われたようで、OM−1MDにはローラー有り/無しそれぞれの機体が確認されています。後期型は、ローラー無しとなっています。
5.OM−1N 1979年発売
ストロボレディランプとデータバック直結接点を追加、巻き上げレバー形状が変更され、カメラ名称もOM−1Nとなった。トップカバーのカメラ名称刻印に「N」が付けられているので、識別は容易です。