毘沙門さま

多聞天・子供押合い祭り 4月3日。あいにくの小雨混じりの中、陣場下の毘沙門さまで春の押し合い祭が行われた。今年は雪が少なく雪室に苦心した様子が伺えた。

 20数年前から中学生の部は無く(学校が始まっているので)、小学生の部のみ。少子化を反映してか昔ほど子供達は多くない。

 「まくぞ」「サンヨ」の掛け声のもと、木札をまく厄年の人。五色の幟が印象的。また、最近は木札を押合っての取合いはあまりせず、最初に取った人に優先権が有るような暗黙のルールが感じられた。私達ですら恵まれた現代っ子と呼ばれていたが、この子達はそれ以上で、ハングリー精神などは見る事が出来なかった。人が取るとすぐに諦めてしまうのだ。

多聞天祭 あの頃は子供もいっぱいいたし、たやすく室の外に出るのは至難の技だった。それに加え、意地の悪い消防の若い衆も鬼の様に立ち塞がっており、一本でも取ったものなら、それはもう鬼の首でも取った様なものであった。

※毘沙門天:ヒンズーの神、クベーラ。別名多聞天。ムカデが使いとされている。