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じゃまくら石の由来 昔、まだこの地に人が住む以前、この場所は沼地であった。その頃この沼に大蛇が住んでおり、大きな石をまくらにして寝て暮していた。しかし今の結東集落ができ、家の数もだんだんと増えてくると沼の水が汚れてきた。ついに大蛇はこの沼に住めなくなり、信濃の国に移ってしまった。その時の石が今も残り、じゃまくら石と名付けられ語り継がれてきたという。 その問題の石だが、造成時の演出が過ぎて興ざめしてしまった。30近い大きな石が、人工的に大蛇の姿に並べられているのである。本来、中央の大石がその石なのだろうが、もっと他に表現出来なかったのだろうか。ヘビの目まで丸い石をコンクリートで接着しているありさま。ほとんどの石が何処かから掘出してきたような、例えばトンネル工事で掘出されたような石の印象を受けた。重機の爪痕がよけいそう思わせた。すぐ脇の七社権現の石碑が良い感じなだけに惜しまれる。今後、風雪にさらされ風景に馴染んで欲しいものだ。人為的に大蛇を示す事より、単なる平板の石の中にも、大蛇伝説を見る想像力を養う事こそ重要である。 この公園の特徴は、バッタリ小屋が設置されている。バッタリは水車と同じ使用目的で、構造が簡単でありシーソーの原理を用いたモノ。しかし、いつ行っても動いていないのが残念。またこの公園が地域住民の為の公園なのか、観光客目当てなのか、誰の為に造られた公園か見えて来ないのも気になった。演出過剰が秋山の良さを壊してはいまいか。大蛇が信州側へ逃げたのも、そんなところにあったのかも知れない。今度は伝説も逃げていかない事を望みたいものだ。 |