2001年 春の出来事 

窓の外
暖かくなってくると、つばめや他の鳥たちの鳴き声が、よく聞こえてくる。
つばさくんはそわそわそわそわ気になって、一生懸命窓の外をのぞいてる。
ぴちゅぴちゅと鳴きだした。一生懸命歌ってる。
「空へ帰りたいのかな...?」
そう思うと、なんだか少し哀しくなった。

つばさくんは歌ってる。なにかに反応するように。
その時、鳥が飛んできた。
窓ガラスに着地して、そのあとすぐに飛び去った。
一瞬の出来事だった。
おとな

つばさくんの尾の両端が、長く2本のびていた。これが燕尾というやつかな。
つばさくん、おとなになったのね。本当はパートナーが欲しいだろうな。
でもつばさくんは、雄雌どっちなの?

ある日、燕尾が一本ぽっきり折れていた。
う〜ん、いったいどこにぶつけたの?

またもや、一本無くなっていた。
あらら、子どもに逆戻り??

さみしい
時々小さくフィーフィーなく。少し哀しげな鳴き声だ。「さみしいのかな?」
この鳴き声がとても切なげでかわいいので、側によってしばらくじっと聞いていた。

「春だね。」