暖かくなってくると、つばめや他の鳥たちの鳴き声が、よく聞こえてくる。 つばさくんはそわそわそわそわ気になって、一生懸命窓の外をのぞいてる。 ぴちゅぴちゅと鳴きだした。一生懸命歌ってる。 「空へ帰りたいのかな...?」 そう思うと、なんだか少し哀しくなった。 つばさくんは歌ってる。なにかに反応するように。 その時、鳥が飛んできた。 窓ガラスに着地して、そのあとすぐに飛び去った。 一瞬の出来事だった。
つばさくんの尾の両端が、長く2本のびていた。これが燕尾というやつかな。 つばさくん、おとなになったのね。本当はパートナーが欲しいだろうな。 でもつばさくんは、雄雌どっちなの? ある日、燕尾が一本ぽっきり折れていた。 う〜ん、いったいどこにぶつけたの? またもや、一本無くなっていた。 あらら、子どもに逆戻り??
時々小さくフィーフィーなく。少し哀しげな鳴き声だ。「さみしいのかな?」 この鳴き声がとても切なげでかわいいので、側によってしばらくじっと聞いていた。