踏む
ある日考え事をしながら、ごろっと軽くクッションに寝ころんだ。
「ピ...」何やら遠くでかすかなうめき声が...?

「あっ!!」思わず振り返ると、つばさくんを踏んでいた!!
ああ、危ない。知らない間に近くにきていたのね。
ごめんね〜。本当にごめんね〜。

パニック

夏も終わりに近い頃、つばさくんは部屋を軽く飛び回り、ステレオの上において
あるモービルの木に止まろうとした。しかしモービルなので沈み込み、あわてて
隣にあった、はに丸くんの置物に飛び移った。

けれど、はに丸くんの頭は小さく丸いので、つるつるすべって乗れなかった。
落ちたつばさはパニックを起こし、一直線に台所へ向かって飛び出した。
台所には火がついている。「危ない!つばさーーー!!」

つばさくんは時々パニックを起こすと、ものすごいスピードで
台所の方へ飛んでいく。ふだんは決して六畳間から出ようとしないのに。

もう大丈夫だよ。びっくりしたね。恐かったね。

「よし、今度はうまくいったぞ」

「もうひとまわりして..。」

「馬にものれたよ。」