抗議

つばさくんのつめが伸びてきた。
うしろの指のつめが前にひっかかり、かるくびっこを
ひいていたので、そっとつばさくんを捕まえて元に戻した。

いよいよつめきりをすることになった。
つばさくんはつめ切りがきらいなのだ。
何よりさわられるのが大嫌いなのだ。

抵抗するつばさくんを手のなかに包み込み、目かくして
つめ切りを行った。
その後、飛び回るつばさくんの様子がおかしかった。
「きゃきゃきゃっ」鳴きながら、なにかに襲われているかの
ように、顔を左右に振り続けて、変な飛び方をしている。
・・・その時、私は思いだしたのだ。

以前もこの飛び方をしばらくしていて、かなり心配したことがある。
そういえばそれも、つめ切りした後だった。
その時は、「翼を痛めているのだろうか? 何か神経に
異常が発生したのか?」と、色々心配していたのだが・・。

つばさくん、私に抗議していたのね?!
目かくしされてつめ切りされるのが、よっぽど怖かったのね。
怖くてしばらくトラウマになっていたんだろうか?
いつもと違う、悲鳴のような鳴き声は
「さわるな!近づくな! よくも怖い目にあわせてくれたわねー!」
という、つばさくんの訴えだったのかもしれない・・・。

でもつばさくん、つめが伸びたらまたするからね。ごめんね(^^;;



「むん。」