のらねこ

実家で飼ったはじめてのネコ。
高校の時、学校から帰ってくると玄関先でくつろいで寝ていた。
その場所に自転車を置こうとしたが、どこうとしない。野良なのに、
毛並みもきれいで顔も柔和だ。きっと飼い猫だったんだろう。
玄関先で餌をやっていたら、母にしかられ、飼うことを反対された。

それから黙ってももと名付け、餌を与えつづけていた。
冬の寒い夜、外でももがないている。母は「かわいそうだから、家に
いれてあげなさい」といってくれた。それから一番世話をして、ももが
なついていたのは母だった。ももがきて、家の雰囲気もだいぶ変わった。
ペットがいるだけでとても和んだ。

一年一緒に暮らしていて、ある日突然ももがいなくなった。探してみたが
みつからない。母は、いなくなる前少し様子が変だったといっていた。
何か別れのあいさつをしていたのかもしれない・・・。