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オートポリスのメインゲートをくぐると、まず見えてくるのが1コーナー。ここで思わず車を止め、サーキットを疾走する車を観戦したことのある人も多いでしょう。
1コーナーの観戦ポイントは他にもあって、場内の周回道路を通って1コーナーをイン側から見たり、メインスタンドからブレーキングポイントと1コーナーの進入を見たりすると楽しめます。
ちなみに、私の一番のお勧めはメインスタンド。競り合うドライバー達の、熱いブレーキング競争を間近で見ることができますよ。
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では、私なりのコース攻略です。
右の図はオートポリスの1コーナー。900mあまりのメインストレートの最後、一気にブレーキングで車速を落とし、40Rをクリアしなくてはいけません。
しかも、3.9%の下り勾配のせいでテールスライドしやすく、気付いたら真横を向いてた、なんてことにもなりかねないコーナーです。
1コーナーで飛び出してしまう車がよくいますので、コースマーシャルのいるポストは毎周必ず確認してください。
「次の緩い2コーナー(240R)と300mのストレートを意識して、スムーズに立ち上がること」
これが1コーナーの戦略です。
アクセルを全開にするタイミングをできるだけ早くしてコーナー脱出速度を高くすることにより、1コーナー脱出から3コーナーの進入までの区間でタイムを削ります。
もちろん、1コーナーを高い速度で抜けてさらに加速するのがベストです。しかし、まずはコーナー立ち上がりをスムーズにこなすことを意識してください。
コーナー後半で姿勢を乱すと、アクセル全開にするタイミングが遅れます。そうなるとコーナー脱出速度が落ち、ストレート区間で大きくタイムロスします。コーナーで無理して稼いだタイムなど、簡単に失ってしまうでしょう。
くれぐれもコーナー進入時に無理しすぎたり、立ち上がりでアクセル踏みすぎたりしないように注意してください。
立ち上がりで失敗するよりは、1コーナーを少し抑えた方がタイムにつながります。1コーナーの抜け方1つでコンマ5秒以上も差を付けることさえできるでしょう。
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次に、各区間ごとに詳細な解説です。
ブレーキング
オートポリスのストレートは速度が出ます。2リッターNAクラスでも200km/h前後、GT-Rクラスだとノーマルでも楽に200km/hを超えてきます。そこから、半分以下の速度に減速し、コーナリングに備えるというハードなコーナーです。
それぞれの車の仕様によってブレーキングポイントは全然違います。コーナーまでの距離を示した看板がありますから、まずはそれを目安にするとよいでしょう。
最初は探りながら走るので、減速しすぎてしまうと思います。減速を開始した距離を頭に入れておき、徐々にブレーキングポイントを詰めていくようにしてください。
下りコーナーの1コーナーは、進入で突っ込みすぎるとオーバーステアを出してしまいます。あまり無理をしないのがコツです。
最終的には、クリッピングポイントでちょうどブレーキペダルから足を離すような走りを目指してください。クリッピングポイントまでブレーキで減速しないと曲がりきれない、というイメージです。
視線を先に先に移すように意識すると少しやりやすくなると思います。
クリッピングポイント前にブレーキペダルから足を離してしまうようでは、まだブレーキングが甘いです。もっとブレーキを遅らせることができるはず。がんばって走り込んでください。
それから、ブレーキングの前に左側縁石いっぱいに寄せておくのも大事です。コース左端をずっと走るのではなく、縁石まで50cmほどのところからブレーキングポイントまでにジワジワ寄せていくと良いでしょう。
一番寄り切ったところでブレーキングを開始するようなイメージです。
ターンイン
ブレーキを緩めつつ、ステアリングを切り込んでコーナーに入っていきます。このとき、ステアリング操作に注意してください。意識してゆっくり操作しないと姿勢を乱します。ゆっくり操作するぶん、ステアリングを切り始めるタイミングは早くしてください。
減速したとはいえ、時速80kmほどのスピード。そんな速度でスパッと切り込むのは自殺行為でしかありません。
慣れないうちは、峠と同じ感覚でブレーキペダルから足を離すと同時にスパッと切り込むなんて操作をしがちなので注意してください。
ステアリング操作を始めたら、いつでもカウンターステアを当てられるように心の準備をしておいてください。あらかじめ予想していれば、反応速度も上がります。
カウンターステアは、当てた後すぐにステアリングを戻します。90度切ったらすぐ戻すという操作を0.5秒でやるようなイメージです。これでまだテールスライドが収まらないようなら、もう一度カウンターステアを当てます。
慣れてくれば、適切な量を適切なタイミングで操作できるようになります。
クリッピングポイント
立ち上がり加速を重視し、クリッピングポイントは少し奥にとります。イン側の縁石を軽く踏むくらいがベストです。
プロのドライバーは、イン側の縁石をまたぐほどのラインを取ります。でも、私たちは車をいたわるため、軽く踏む程度にしましょう。
縁石につけないようでは突っ込みすぎ。もう少し進入速度を抑えてください。何度も言いますが、コーナリング速度よりも立ち上がりでしっかり加速することが大事です。
アクセルワーク
クリッピングポイント以降はアクセルペダルに足を移します。
タイヤのグリップと相談しつつ、徐々にアクセルを踏んでいってください。切り込んだステアリングを戻すのに合わせてアクセルを踏むイメージです。
まだ横Gが残っていますから、アクセルの踏みすぎに注意してください。踏みすぎると、立ち上がりでフルカウンターあてるか、アンダーステアでコース外に飛び出すことになります。
アウト側の縁石めがけて立ち上がっていきますが、アクセルを全開近くまで踏んでいきつつ、縁石を少し踏むくらいはらんでいくのが理想です。
アクセル全開で縁石まで届かないのなら、まだ進入スピードに余裕があります。
コースから飛び出しそうに思えてアクセルを緩めてしまう場合は、無理しすぎです。
1コーナーを抜けた後、シフトアップするタイミングでコーナリングがうまくいったかどうか判断できます。いつもより早くシフトアップできたら、良いコーナーリングをしている証拠です。
目標物を見つけるか、ビデオで確認するとよくわかるでしょう。
2コーナー
次の2コーナーは240R。できるだけステアリングを切らずに抜けるようにしてください。
3コーナーのブレーキングポイントを目指して最短距離を走ると、240Rのイン側の縁石にはあまり寄りません。
ゼロワンの車載映像をチェックしてみる 355kbps 812KB
※今回は音がありません。映像のみです。