ー前世の記憶ー


ある日、夜11時くらいでしたか、半分眠ったような…うとうとした感じだったんですけどいきなりインスピレーションが頭の中に飛び込んできました。
その衝撃で完全に目は覚めてたんですけど、まぶたは閉じていました。
すると頭の中にぼんやりとイメージがわいてきました。

ロンドンとか、とにかく西欧の街、欧米風の家に住んでいる自分。
今は冬で、夜も結構遅かったので、かなり冷え込んでいました。
これから出かけなければならない。
そう思って黒いコートをはおり、玄関を出ようというところでした。
「じゃあ行ってくるよ。」
「いってらっしゃい、あなた。」
そんな会話を妻と交わし、厳しい寒さの外へ出ました。
その時正面のドアのガラスに自分の姿が映りました。
身長180くらいで、黒いコートとシルクハットを着た白人が立っていました。
白いヒゲも生えていました。
『おいおい、俺は日本人だから』と、思った瞬間、現実に戻されました。

部屋のベッドで横になってました。
寝てたなら『夢か…』ってなるんですけど、起きてましたから、確実に。
イメージ…回想、フラッシュバックって言えば伝わるでしょうか。
普段の想像妄想とは違って、感覚が研ぎすまされていました。
外に出た瞬間の寒さと、一抹の寂しさ、家が恋しいっていう感覚が強くあって、強烈なイメージに引き込まれ、すぐに現実に戻れませんでしたし、何より五感がありました。
すごく懐かしい感じで、昔の思い出のような気がしました。
映画のワンシーンってことも考えられますが、そんなシーン、見覚えがありませんし、第一主人公が自分って、ありえない。主役は普通スクリーンの中に入ってるもんです。

前世の記憶…だったんじゃないかな〜と、思います。

それからしばらくして、TVで前世の話を聞きました。
やけに懐かしい感じのする夢は、前世の記憶である確率が高いそうです。
「やっぱアレは前世の記憶だったんだ!!」って確信しました。