土地家屋調査士 佐原事務所
  不動産の調査・測量・境界問題・登記

自分でできる建物調査
 
 ここでは、ご家庭にあるものを利用して、購入希望の建物を自分の目で確認する方法を
 ご紹介します。
 用意するもの・・・
 ・ビー玉、パチンコ玉のような球状又は、円柱状の容易に転がるもの。
 ・糸と糸に結びつける事ができるオモリ
 ・メジャー
 ・懐中電灯

 建物の調べ方
1.現場に着いたらまず、建物の外観を見ます。
 屋根・壁・基礎と上から順番に見ると良いでしょう。
  屋根・・・・瓦などが欠損していないか
  壁 ・・・・ひび割れ、錆び、塗装の状態など
        ひび割れに関しては、目地部分が割れているのは、欠陥ではありません。
  基礎・・・・ひび割れ、染みなど
        表面のひび割れ・・深刻な場合と、単なる表面のセメントの縮みの割れがあります
        染みがある場合には、水はけの悪さ、水漏れの可能性が考えられます。
  外周・・・・持参したメジャーで、建築図面等と現場の照合をします。
        建築図面は、柱心、壁心で作成されており、現地は外周から図るため
        当然誤差は出てきます。
        図面の内容をよくご確認ください。
        下地材、断熱材、壁材にもよりますが、15センチ位の誤差は問題ないと思います。
  換気口・・持参した懐中電灯を照らして基礎部分の換気口から覗き込みます。
        地面の湿気の状態、シロアリの発生の確認、
        土台の確認(腐食の確認、材木と基礎、材木どうしの継ぎ手に不備はないか)

2.建物内部に入ります。
 ・玄関を初めとする建具の取り付けの確認
  枠と建具の隙間を上から下、下から上へと見ます。
  上のすき間と下のすき間と同じ幅か?
  建具がどこかにあたったり、床にすったりしていないか?
  怪しいと思ったら、持参した糸とオモリを上からぶら下げて、枠の上と糸の幅、
  枠の下と糸の幅を計ります。
  垂直であれば、上と下は同じ数値になります。

 ・床の確認
  歩いて床が鳴ったら問題あり。(うぐいす張りではないですもんね)
  フローリングなどの床(絨毯、畳では転がりません)に持参したビー玉を置きます。
  l転がるという事は、床は傾いていますね。

 ・壁の確認
  建具と同じように垂直を所々測ります。
  雨漏り等の染みがないか見ます。
  クロスのはがれの確認

 ・天井の確認
  雨漏り等の染みの確認
  クロスのはがれの確認
 
 簡単にできる調査l項目を例示させていただきました。
 他には、床下、屋根裏、押入れ内部、水周り色々な確認事項があります。

 上記の調査については、必ず不動産屋さん、家主さんなどの了解を得てから行ってください。
 無断で行うとトラブルの原因となりますのでご注意ください。
   


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