25号@沖ノ鳥島氏による台風の解析値の検証

※ 台風0116号 (Nari) ※

717 :名無しSUN :03/02/20 08:09
危象庁のpoor解析は問題ですが、さればとて「最も信頼出来る」と
断言できるような予想もやはりないように思えます。

結局、実観測にするしかないんじゃないでしょうかねえ?

745 :25号@沖ノ鳥島 ◆HIT930hPa. :03/02/21 23:25
またも長文レスの予感ですが、今回は0116(Nari)について検証してみまつ。
この台風は沖縄近海で(藤原の効果により)迷走し、久米島には3回も来襲,
その後、東シナ海南部を西進し、台湾北部に上陸しました。台湾では大きな
被害が出ています。

気象庁のベストトラックに載っているのは事後解析値なので、
ttp://australiasevereweather.com/cyclones/2002/trak0109.txt あるいは
ttp://thetyphoon.uhome.net/track/20w.gif を使って
解析値を追ってみましょう。この台風の最盛期は11日頃、955/40です。ただ、
この最盛期の勢力は、久米島に接近して急に強まったようにも見えます。その
前に沖縄本島近海を通過したときはそれほど強くなかったので、本当に急発達
したのかも知れませんが…
9月16日には台湾の東で970-980/30という勢力です。これについては
ttp://mpittweather.com/txt/sep01sum.txt のNari 16th Septemberの項に
気象庁だけが風速を65kt以上に解析しなかった、という記述が見られます。
ttp://www.gptaiwan.org.tw/~ayo/1today/NariTyp.html を見ると、16日に
なって解析値が960/40となっています。この中の衛星画像や↓
ttp://www.met-office.gov.uk/sec2/sec2cyclone/tcimages/nhem01/nari1609.gif
なんかを見ると、少なくとも980/30には見えないような気がします。
事後解析では気象庁は16日の勢力を960/40に訂正し、11日の勢力と同じだったと
しています。台風が上陸した場所にしてみれば、後から勢力を訂正されてもねえ。

台風が発表されている解析値よりも強かったとき、直撃を受けた場所ではカナーリ
あわてることになるのではないでしょうか。まあ、このときの台湾は台風の速度が
遅く、降水量が極端に多くなって被害が拡がったと言うことらしいですが…。
なお、このあと中央山脈にぶつかった0116は衰弱して中心が不明瞭になり、18日
0時にはJTWCと気象庁で中心位置が実に200km違っていました。

746 :25号@沖ノ鳥島 ◆HIT930hPa. :03/02/21 23:26
同様のことが起こると、沖縄・九州・四国あたりでは解析値よりもはるかに強い
台風の直撃を受ける可能性があります。
9313は、一歩間違えるとそういった事態が起こりかねなかったのではないか
と思うので、次回は9313をやりまつ。

>>717
もちろん気象庁だけが信頼できないわけではありません。現在の方法では、誤差が
必ず存在し、気象庁の方が正しいことだって無いわけではないでしょう。
しかし、T=8.0でも888hPaにしか解析しない分析は現実離れしているとしか(ry

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